JPH0558226A - イルミネーシヨンコントロール回路 - Google Patents
イルミネーシヨンコントロール回路Info
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- JPH0558226A JPH0558226A JP3219647A JP21964791A JPH0558226A JP H0558226 A JPH0558226 A JP H0558226A JP 3219647 A JP3219647 A JP 3219647A JP 21964791 A JP21964791 A JP 21964791A JP H0558226 A JPH0558226 A JP H0558226A
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- signal
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- illumination
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/80—Circuits; Control arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】赤外線式リモートコントロール装置を備えた車
載用機器におけるイルミネーションコントロール回路に
関し、車両本体側からのイルミネーションコントロール
のための信号を不要とするとともに、車載用機器の省ス
ペースを図りながら周囲の明るさに応じたイルミネーシ
ョンコントロールを行うことを目的とする。 【構成】赤外線式リモートコントロール装置を備えた車
載用機器１において、該車載用機器１に設けられたリモ
ートコントロール用受光部７の出力信号を入力とし、該
信号中から直流を含む所定の周波数以下の低周波成分の
みを通過させるローパスフィルタ１２と、該ローパスフ
ィルタ１２の出力を用いて前記車載用機器１のイルミネ
ーションコントロールを行う制御手段１３とを備えるこ
とにより構成する。
載用機器におけるイルミネーションコントロール回路に
関し、車両本体側からのイルミネーションコントロール
のための信号を不要とするとともに、車載用機器の省ス
ペースを図りながら周囲の明るさに応じたイルミネーシ
ョンコントロールを行うことを目的とする。 【構成】赤外線式リモートコントロール装置を備えた車
載用機器１において、該車載用機器１に設けられたリモ
ートコントロール用受光部７の出力信号を入力とし、該
信号中から直流を含む所定の周波数以下の低周波成分の
みを通過させるローパスフィルタ１２と、該ローパスフ
ィルタ１２の出力を用いて前記車載用機器１のイルミネ
ーションコントロールを行う制御手段１３とを備えるこ
とにより構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線式リモートコン
トロール装置（以下「リモコン」という）を備えた車載
用機器、例えばリモコン式カーステレオ装置などにおけ
るイルミネーションコントロール回路に関する。
トロール装置（以下「リモコン」という）を備えた車載
用機器、例えばリモコン式カーステレオ装置などにおけ
るイルミネーションコントロール回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カーステレオ装置などの車載用機
器では、操作性の向上およびデザイン上の要請から、操
作パネル面に配置された操作ボタン、スイッチ、表示部
などをイルミネーション表示しているのが普通である。
器では、操作性の向上およびデザイン上の要請から、操
作パネル面に配置された操作ボタン、スイッチ、表示部
などをイルミネーション表示しているのが普通である。
【０００３】図１１は、従来のカーステレオ装置におけ
るイルミネーションコントロール回路の例を示す。この
例は、イルミネーションコントロール用の信号として車
両本体側から計器盤照明用のディマ信号を貰い、このデ
ィマ信号によってカーステレオ装置１のイルミネーショ
ンスイッチ２をＯＮ／ＯＦＦ制御し、イルミネーション
ランプ３を点灯するようにしたものである。
るイルミネーションコントロール回路の例を示す。この
例は、イルミネーションコントロール用の信号として車
両本体側から計器盤照明用のディマ信号を貰い、このデ
ィマ信号によってカーステレオ装置１のイルミネーショ
ンスイッチ２をＯＮ／ＯＦＦ制御し、イルミネーション
ランプ３を点灯するようにしたものである。
【０００４】図１２に他の例を示す。この例は、イルミ
ネーションコントロール回路部分を車両本体側から独立
させたもので、カーステレオ装置１の操作パネル面の適
宜位置に周囲の明るさを検知するための受光部５を設
け、この受光部５の出力によって電流制御部６を可変制
御し、イルミネーションランプ３の点灯状態を周囲の明
るさに応じて変えるようにしたものである。
ネーションコントロール回路部分を車両本体側から独立
させたもので、カーステレオ装置１の操作パネル面の適
宜位置に周囲の明るさを検知するための受光部５を設
け、この受光部５の出力によって電流制御部６を可変制
御し、イルミネーションランプ３の点灯状態を周囲の明
るさに応じて変えるようにしたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図１１の例の場合、車
両本体側の計器盤照明に連動させてイルミネーションラ
ンプ３のＯＮ／ＯＦＦ制御を行っているため、車両本体
側のディマスイッチとカーステレオ装置１の間を結ぶ信
号用の接続コードを必要とし、車載用機器の実装工数が
増えてしまうという問題があった。さらに、この接続コ
ードを通じて外部ノイズを拾うおそれがあるため、図示
するように、ノイズフィルタ４を設けるなどの対策を施
す必要があった。
両本体側の計器盤照明に連動させてイルミネーションラ
ンプ３のＯＮ／ＯＦＦ制御を行っているため、車両本体
側のディマスイッチとカーステレオ装置１の間を結ぶ信
号用の接続コードを必要とし、車載用機器の実装工数が
増えてしまうという問題があった。さらに、この接続コ
ードを通じて外部ノイズを拾うおそれがあるため、図示
するように、ノイズフィルタ４を設けるなどの対策を施
す必要があった。
【０００６】また、図１２の例の場合、イルミネーショ
ンコントロールのための受光部５を操作ボタンやスイッ
チなどとともにカーステレオ装置１の操作パネル面に配
備する必要がある。一般に、カーステレオ装置などの車
載用機器では、車内スペースとの関係から装置をできる
だけ小型化することが望まれるが、前記受光部５の取り
付けスペースを確保しなければならないため、それだけ
装置の小型化の妨げとなり、さらに、フロントパネルの
面積が限られているために、操作ボタンやスイッチ類の
配置デザインなどにも影響を与えるという問題があっ
た。
ンコントロールのための受光部５を操作ボタンやスイッ
チなどとともにカーステレオ装置１の操作パネル面に配
備する必要がある。一般に、カーステレオ装置などの車
載用機器では、車内スペースとの関係から装置をできる
だけ小型化することが望まれるが、前記受光部５の取り
付けスペースを確保しなければならないため、それだけ
装置の小型化の妨げとなり、さらに、フロントパネルの
面積が限られているために、操作ボタンやスイッチ類の
配置デザインなどにも影響を与えるという問題があっ
た。
【０００７】本発明は、前記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、車両本体側からのイルミ
ネーションコントロールのための信号を不要とするとと
もに、車載用機器の省スペースを図りながら、周囲の明
るさに応じたイルミネーションコントロールを行うこと
のできるイルミネーションコントロール回路を提供する
ことである。
で、その目的とするところは、車両本体側からのイルミ
ネーションコントロールのための信号を不要とするとと
もに、車載用機器の省スペースを図りながら、周囲の明
るさに応じたイルミネーションコントロールを行うこと
のできるイルミネーションコントロール回路を提供する
ことである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のイルミネーションコントロール回路は、赤
外線式リモートコントロール装置を備えた車載用機器に
おいて、該車載用機器に設けられたリモートコントロー
ル用受光部の出力信号を入力とし、該信号中から直流を
含む所定の周波数以下の低周波成分のみを通過させるロ
ーパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力を用いて
前記車載用機器のイルミネーションコントロールを行う
制御手段とを備えることにより構成したものである。
め、本発明のイルミネーションコントロール回路は、赤
外線式リモートコントロール装置を備えた車載用機器に
おいて、該車載用機器に設けられたリモートコントロー
ル用受光部の出力信号を入力とし、該信号中から直流を
含む所定の周波数以下の低周波成分のみを通過させるロ
ーパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力を用いて
前記車載用機器のイルミネーションコントロールを行う
制御手段とを備えることにより構成したものである。
【０００９】
【作 用】カーステレオ装置などの車載用の機器では、
狭い車室内における操作性向上のため、遠隔操作のでき
るリモコンが広く用いられているが、本発明はこのリモ
コン用の受光部を利用することにより所期の目的を達成
したものである。
狭い車室内における操作性向上のため、遠隔操作のでき
るリモコンが広く用いられているが、本発明はこのリモ
コン用の受光部を利用することにより所期の目的を達成
したものである。
【００１０】すなわち、車載用機器におけるリモコン用
受光部は、リモコン送信機から送られてくる赤外線を正
確かつ効率よく受光するため、操作パネル前面に位置し
て設けられている。したがって、リモコン用受光部は、
原理的にその周囲の光（外光）を常時受光できる状態に
置かれている。
受光部は、リモコン送信機から送られてくる赤外線を正
確かつ効率よく受光するため、操作パネル前面に位置し
て設けられている。したがって、リモコン用受光部は、
原理的にその周囲の光（外光）を常時受光できる状態に
置かれている。
【００１１】リモコン用受光部の受光感度特性は、赤外
線を用いている関係上、赤外線領域に最大感度を有する
ように設定されているが、車内を照らす自然光の中には
可視領域を中心に赤外領域から紫外領域に亘る広い範囲
の光が含まれており、赤外領域に最大感度を持つリモコ
ン用受光部によっても外光の明るさの状態を知ることが
可能である。
線を用いている関係上、赤外線領域に最大感度を有する
ように設定されているが、車内を照らす自然光の中には
可視領域を中心に赤外領域から紫外領域に亘る広い範囲
の光が含まれており、赤外領域に最大感度を持つリモコ
ン用受光部によっても外光の明るさの状態を知ることが
可能である。
【００１２】そこで、リモコン用受光部の出力信号中か
ら外光による受光信号のみを分離抽出し、この信号を利
用して車載用機器のイルミネーションコントロールを行
うようにすれば、車両本体側からイルミネーションコン
トロール用の信号をなんら貰うことなく、しかも車載用
機器にイルミネーションコントロールのための専用の受
光部をなんら設ける必要なしに、外光の明るさに応じた
イルミネーションコントロールを行うことができる。
ら外光による受光信号のみを分離抽出し、この信号を利
用して車載用機器のイルミネーションコントロールを行
うようにすれば、車両本体側からイルミネーションコン
トロール用の信号をなんら貰うことなく、しかも車載用
機器にイルミネーションコントロールのための専用の受
光部をなんら設ける必要なしに、外光の明るさに応じた
イルミネーションコントロールを行うことができる。
【００１３】この場合において、リモコン送信機から送
られてくるリモコン用の赤外線信号によるイルミネーシ
ョンコントロールの誤動作が問題となるが、リモコン用
の赤外線信号は、リモコン送信機以外の光による誤動作
を防ぐため、数１０ＫHz以上という高い周波数のパルス
（例えば３８ＫHz程度）を用いて送信赤外線をＰＣＭ変
調し、操作指令を“１”“０”のディジタル信号として
送信するようにしている。したがって、リモコン用の赤
外線信号の周波数スペクトルは数１０ＫHz以上という高
い周波数領域に存在する。
られてくるリモコン用の赤外線信号によるイルミネーシ
ョンコントロールの誤動作が問題となるが、リモコン用
の赤外線信号は、リモコン送信機以外の光による誤動作
を防ぐため、数１０ＫHz以上という高い周波数のパルス
（例えば３８ＫHz程度）を用いて送信赤外線をＰＣＭ変
調し、操作指令を“１”“０”のディジタル信号として
送信するようにしている。したがって、リモコン用の赤
外線信号の周波数スペクトルは数１０ＫHz以上という高
い周波数領域に存在する。
【００１４】一方、本発明の実現に必要な外光（自然
光）による受光信号は、太陽の動きにつれて数１０分〜
数時間という長いスパンでゆっくりとその明るさが変化
する信号である。このため、外光による受光信号の周波
数スペクトルは、直流成分を中心とした低域に存在す
る。したがって、この直流を含む低域成分（例えば１Hz
以下）のみを通すローパスフィルタを用いれば、リモコ
ン用受光部の出力信号中から外光による受光信号成分の
みを分離抽出することができる。
光）による受光信号は、太陽の動きにつれて数１０分〜
数時間という長いスパンでゆっくりとその明るさが変化
する信号である。このため、外光による受光信号の周波
数スペクトルは、直流成分を中心とした低域に存在す
る。したがって、この直流を含む低域成分（例えば１Hz
以下）のみを通すローパスフィルタを用いれば、リモコ
ン用受光部の出力信号中から外光による受光信号成分の
みを分離抽出することができる。
【００１５】本発明は、以上の考えに基づいてなされた
もので、リモコン用受光部に接続されたローパスフィル
タは、リモコン用受光部の出力信号中から外光による受
光信号成分、すなわち直流成分を含む低域成分（例えば
１Hz以下）のみを抽出して制御手段へ送る。
もので、リモコン用受光部に接続されたローパスフィル
タは、リモコン用受光部の出力信号中から外光による受
光信号成分、すなわち直流成分を含む低域成分（例えば
１Hz以下）のみを抽出して制御手段へ送る。
【００１６】制御手段は、この外光による受光信号成分
の大小に応じて、予め定めた制御形式に従い、車載用機
器のイルミネーションコントロールを行う。これによ
り、車載用機器に既に備わっているリモコン用受光部の
出力信号を利用して、外光の明るさの変化に応じたイル
ミネーションのコントロールを行うことができる。
の大小に応じて、予め定めた制御形式に従い、車載用機
器のイルミネーションコントロールを行う。これによ
り、車載用機器に既に備わっているリモコン用受光部の
出力信号を利用して、外光の明るさの変化に応じたイル
ミネーションのコントロールを行うことができる。
【００１７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図１に本発明の第１の実施例を示す。図中、
１はリモコン式のカーステレオ装置、３は操作ボタン、
スイッチなどを照明するイルミネーションランプであ
る。
説明する。図１に本発明の第１の実施例を示す。図中、
１はリモコン式のカーステレオ装置、３は操作ボタン、
スイッチなどを照明するイルミネーションランプであ
る。
【００１８】７はリモコン送信機８からの赤外線信号を
受信するためのリモコン用受光部である。このリモコン
用受光部７は、カーステレオ装置１の操作パネルの所定
の位置に配備されている。
受信するためのリモコン用受光部である。このリモコン
用受光部７は、カーステレオ装置１の操作パネルの所定
の位置に配備されている。
【００１９】９はリモコン送信機８から送られてくるリ
モコン用信号のみを通すハイパスフィルタ（ＨＰＦ）で
あって、図２に示すように、リモコン信号の周波数スペ
クトルに対応した高域成分のみを通過させるものであ
る。１０はハイパスフィルタ９から送られてくるリモコ
ン信号を矩形パルスに整形する波形整形回路、１１はリ
モコン信号を解読して所定のリモコン制御を行うマイク
ロコンピュータである。
モコン用信号のみを通すハイパスフィルタ（ＨＰＦ）で
あって、図２に示すように、リモコン信号の周波数スペ
クトルに対応した高域成分のみを通過させるものであ
る。１０はハイパスフィルタ９から送られてくるリモコ
ン信号を矩形パルスに整形する波形整形回路、１１はリ
モコン信号を解読して所定のリモコン制御を行うマイク
ロコンピュータである。
【００２０】前記符号７〜１１で示される回路部分は従
来公知のリモコン部である。このリモコン部は、前述し
たように、従来からカーステレオ装置に装備されている
ものである。
来公知のリモコン部である。このリモコン部は、前述し
たように、従来からカーステレオ装置に装備されている
ものである。
【００２１】第１の実施例は、このようなリモコンを備
えたカーステレオ装置１において、リモコン用受光部７
の出力端に、外光による受光信号のみを分離抽出するた
めのローパスフィルタ（ＬＰＦ）１２を接続配置すると
ともに、このローパスフィルタ１２の出力信号によって
イルミネーションランプ３の点灯輝度を制御する電流制
御部１３を付設したものである。
えたカーステレオ装置１において、リモコン用受光部７
の出力端に、外光による受光信号のみを分離抽出するた
めのローパスフィルタ（ＬＰＦ）１２を接続配置すると
ともに、このローパスフィルタ１２の出力信号によって
イルミネーションランプ３の点灯輝度を制御する電流制
御部１３を付設したものである。
【００２２】前記ローパスフィルタ１２は、図２に示す
ように、外光による受光信号成分に相当する直流を中心
とした所定の低域成分（例えば１Hz以下）のみを通すフ
ィルタである。
ように、外光による受光信号成分に相当する直流を中心
とした所定の低域成分（例えば１Hz以下）のみを通すフ
ィルタである。
【００２３】前記第１実施例の動作を説明する。いま、
リモコン送信機８からリモコン用受光部７に向けて所定
のリモコン信号を送信すると、リモコン用受光部７がこ
れを受光し、その受信出力をハイパスフィルタ９とロー
パスフィルタ１２に送る。
リモコン送信機８からリモコン用受光部７に向けて所定
のリモコン信号を送信すると、リモコン用受光部７がこ
れを受光し、その受信出力をハイパスフィルタ９とロー
パスフィルタ１２に送る。
【００２４】リモコン信号は、前述したように高域成分
によって構成されているため、ハイパスフィルタ９のみ
を通過し、波形整形回路１０へ送られる。そして、波形
整形回路１２は、受信したリモコン信号を波形整形して
きれいな矩形パルスに戻した後、マイコン１１へ送る。
マイコン１１は、このリモコン信号を解読し、その指令
に従ってカーステレオ装置１の所定のリモコン動作（例
えば、音量増減、チューナ／ＣＤ切換え、ＦＭ／ＡＭ切
換え、受信局切換えなど）を行う。
によって構成されているため、ハイパスフィルタ９のみ
を通過し、波形整形回路１０へ送られる。そして、波形
整形回路１２は、受信したリモコン信号を波形整形して
きれいな矩形パルスに戻した後、マイコン１１へ送る。
マイコン１１は、このリモコン信号を解読し、その指令
に従ってカーステレオ装置１の所定のリモコン動作（例
えば、音量増減、チューナ／ＣＤ切換え、ＦＭ／ＡＭ切
換え、受信局切換えなど）を行う。
【００２５】一方、リモコン用受光部７は、前記リモコ
ン信号とは別に、外光を常時受光している。この外光に
よる受光信号は、前述したようにほぼ直流成分からなる
信号である。したがって、この外光による受光信号はロ
ーパスフィルタ１２のみを通過し、電流制御部１３へ送
られる。
ン信号とは別に、外光を常時受光している。この外光に
よる受光信号は、前述したようにほぼ直流成分からなる
信号である。したがって、この外光による受光信号はロ
ーパスフィルタ１２のみを通過し、電流制御部１３へ送
られる。
【００２６】外光による受光信号を受信した電流制御部
１３は、車載のバッテリー１４からイルミネーションラ
ンプ３へ供給されるランプ電流を制御し、例えば、図３
中に実線でに示すように、周囲が暗くなるにつれてイル
ミネーションランプ３が段々と明るくなるように点灯制
御する。なお、イルミネーションランプ３の明るさを連
続的に変える代わりに、図３中に点線で示すように、あ
るしきい値を境にしてＯＮ／ＯＦＦ点灯制御するように
してもよい。
１３は、車載のバッテリー１４からイルミネーションラ
ンプ３へ供給されるランプ電流を制御し、例えば、図３
中に実線でに示すように、周囲が暗くなるにつれてイル
ミネーションランプ３が段々と明るくなるように点灯制
御する。なお、イルミネーションランプ３の明るさを連
続的に変える代わりに、図３中に点線で示すように、あ
るしきい値を境にしてＯＮ／ＯＦＦ点灯制御するように
してもよい。
【００２７】図４に、前記第１実施例中の電流制御部１
３の具体的な回路例を示す。この図４の例は、イルミネ
ーションランプ３の明るさを連続的に変えるようにした
場合の例である。すなわち、昼間などの外光が強い場
合、ローパスフィルタ１２から送られてくる外光による
受光信号もそれに比例して大きく、トランジスタ１５は
完全な導通状態となっている。したがって、トランジス
タ１５のコレクタ電位は殆ど０電位となり、電流制御用
のトランジスタ１６のベースもほぼ０電位となる。この
結果、トランジスタ１６は不導通状態となるので、イル
ミネーションランプ３は点灯しない。
３の具体的な回路例を示す。この図４の例は、イルミネ
ーションランプ３の明るさを連続的に変えるようにした
場合の例である。すなわち、昼間などの外光が強い場
合、ローパスフィルタ１２から送られてくる外光による
受光信号もそれに比例して大きく、トランジスタ１５は
完全な導通状態となっている。したがって、トランジス
タ１５のコレクタ電位は殆ど０電位となり、電流制御用
のトランジスタ１６のベースもほぼ０電位となる。この
結果、トランジスタ１６は不導通状態となるので、イル
ミネーションランプ３は点灯しない。
【００２８】一方、夕方などになって外光が段々弱くな
ると、ローパスフィルタ１２から送られてくる外光によ
る受光信号もそれにつれて段々と小さくなる。外光によ
る受光信号が小さくなると、それに応じてトランジスタ
１５のコレクタ電流が小さくなり、コレクタ電位はそれ
だけ高くなる。
ると、ローパスフィルタ１２から送られてくる外光によ
る受光信号もそれにつれて段々と小さくなる。外光によ
る受光信号が小さくなると、それに応じてトランジスタ
１５のコレクタ電流が小さくなり、コレクタ電位はそれ
だけ高くなる。
【００２９】この結果、電流制御用のトランジスタ１６
のベース電位が高くなり、トランジスタ１６がそれに応
じて導通し、イルミネーションランプ３が自動的に点灯
される。このイルミネーションランプ３に流れるランプ
電流（トランジスタ１６のコレクタ電流）は、トランジ
スタ１６のベース電位、すなわち外光の強さに反比例し
て増減するので、周囲が暗くなるにつれてイルミネーシ
ョンランプ３は段々と明るく点灯される。
のベース電位が高くなり、トランジスタ１６がそれに応
じて導通し、イルミネーションランプ３が自動的に点灯
される。このイルミネーションランプ３に流れるランプ
電流（トランジスタ１６のコレクタ電流）は、トランジ
スタ１６のベース電位、すなわち外光の強さに反比例し
て増減するので、周囲が暗くなるにつれてイルミネーシ
ョンランプ３は段々と明るく点灯される。
【００３０】図５に、本発明の第２実施例を示す。この
第２実施例は、前記した第１実施例（図１）のものに感
度切換部１７と感度切換キー１８とを付設し、イルミネ
ーションランプ３の輝度変化の傾きを図６に示すように
自在に変えることができるようにしたものである。
第２実施例は、前記した第１実施例（図１）のものに感
度切換部１７と感度切換キー１８とを付設し、イルミネ
ーションランプ３の輝度変化の傾きを図６に示すように
自在に変えることができるようにしたものである。
【００３１】前記第２実施例における電流制御部１３と
感度切換部１７の具体的な回路例を図７に示す。感度切
換部１７は、電流制御部１３のトランジスタ１５のベー
ス入力端に接続した抵抗１８とトランジスタ１９により
構成されており、このトランジスタ１９のベース電流を
外部から制御することによりトランジスタ１５の入力イ
ンピーダンスを変え、図６に示すようにイルミネーショ
ンランプの輝度変化の傾きを自在に変えるようにしたも
のである。なお、輝度変化の傾きは、感度切換キー１８
から指定すればよい。
感度切換部１７の具体的な回路例を図７に示す。感度切
換部１７は、電流制御部１３のトランジスタ１５のベー
ス入力端に接続した抵抗１８とトランジスタ１９により
構成されており、このトランジスタ１９のベース電流を
外部から制御することによりトランジスタ１５の入力イ
ンピーダンスを変え、図６に示すようにイルミネーショ
ンランプの輝度変化の傾きを自在に変えるようにしたも
のである。なお、輝度変化の傾きは、感度切換キー１８
から指定すればよい。
【００３２】図８に、本発明の第３実施例を示す。この
第３実施例は、前記した第１実施例（図１）のものに電
圧可変制御部２０と感度切換キー２１とを付設し、イル
ミネーションランプ３に印加する最大印加電圧Ｅi を可
変制御することにより、イルミネーションランプ３の最
大輝度を図９に示すように自在に変えることができるよ
うにしたものである。なお、最大輝度は、輝度切換キー
２１から指定すればよい。
第３実施例は、前記した第１実施例（図１）のものに電
圧可変制御部２０と感度切換キー２１とを付設し、イル
ミネーションランプ３に印加する最大印加電圧Ｅi を可
変制御することにより、イルミネーションランプ３の最
大輝度を図９に示すように自在に変えることができるよ
うにしたものである。なお、最大輝度は、輝度切換キー
２１から指定すればよい。
【００３３】図１０に、本発明の第４実施例を示す。こ
の第４実施例は、前記した第２実施例の感度切換部１７
と感度切換キー１８および第３実施例の電圧可変制御部
２０と輝度切換えキー２１をそれぞれ付設することによ
り、イルミネーションランプ３の感度（輝度変化の傾
斜）と最大輝度（印加電圧Ｅi ）を自在に変えることが
できるようにしたものである。
の第４実施例は、前記した第２実施例の感度切換部１７
と感度切換キー１８および第３実施例の電圧可変制御部
２０と輝度切換えキー２１をそれぞれ付設することによ
り、イルミネーションランプ３の感度（輝度変化の傾
斜）と最大輝度（印加電圧Ｅi ）を自在に変えることが
できるようにしたものである。
【００３４】なお、前記実施例は、いずれも、周囲が暗
くなるにつれてイルミネーションランプ３を段々と明る
く点灯し、操作ボタンやスイッチ類を周囲の暗さに応じ
て明るく照らし出すようにしたが、イルミネーションラ
ンプ３がＬＣＤ（液晶）表示器などのバックライトの場
合には、前記とは逆に、周囲が明るいほどイルミネーシ
ョンランプを明るく点灯して周囲とのコントラストを確
保し、周囲が暗くなるにつれて段々と点灯輝度を下げる
ように制御すればよい。
くなるにつれてイルミネーションランプ３を段々と明る
く点灯し、操作ボタンやスイッチ類を周囲の暗さに応じ
て明るく照らし出すようにしたが、イルミネーションラ
ンプ３がＬＣＤ（液晶）表示器などのバックライトの場
合には、前記とは逆に、周囲が明るいほどイルミネーシ
ョンランプを明るく点灯して周囲とのコントラストを確
保し、周囲が暗くなるにつれて段々と点灯輝度を下げる
ように制御すればよい。
【００３５】また、前記実施例は、照明用光源として白
熱電球形式のイルミネーションランプ３の場合を示した
が、ＬＥＤ，ＦＬ，ＥＬなど、他の光源を用い得ること
は勿論である。
熱電球形式のイルミネーションランプ３の場合を示した
が、ＬＥＤ，ＦＬ，ＥＬなど、他の光源を用い得ること
は勿論である。
【００３６】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によるときは、従来より車載用機器に配備されて
いるリモコン用受光部の受光出力を利用してイルミネー
ションコントロールを行うようにしたので、イルミネー
ションコントロールのための特別の受光部を新たに設け
る必要がなくなり、車載用機器の省スペースを図りなが
ら、周囲の明るさに応じたイルミネーションコントロー
ルを行うことができる。
本発明によるときは、従来より車載用機器に配備されて
いるリモコン用受光部の受光出力を利用してイルミネー
ションコントロールを行うようにしたので、イルミネー
ションコントロールのための特別の受光部を新たに設け
る必要がなくなり、車載用機器の省スペースを図りなが
ら、周囲の明るさに応じたイルミネーションコントロー
ルを行うことができる。
【００３７】また、車両本体側と車載用機器とを結ぶイ
ルミネーションコントロールのための接続コードを不要
とし、車載用機器の実装コストを低減できるとともに、
この接続コードを通じて外部ノイズを拾うおそれもなく
なり、ノイズフィルタなどの雑音対策を不要とすること
ができる。
ルミネーションコントロールのための接続コードを不要
とし、車載用機器の実装コストを低減できるとともに、
この接続コードを通じて外部ノイズを拾うおそれもなく
なり、ノイズフィルタなどの雑音対策を不要とすること
ができる。
【図１】本発明の第１実施例のブロック図である。
【図２】ローパスフィルタとハイパスフィルタの周波数
特性図である。
特性図である。
【図３】第１実施例の外光強度−イルミネーション輝度
特性図である。
特性図である。
【図４】第１実施例中の電流制御部の具体的な回路例を
示す図である。
示す図である。
【図５】本発明の第２実施例のブロック図である。
【図６】第２実施例の外光強度−イルミネーション輝度
特性図である。
特性図である。
【図７】第２実施例中の電流制御部と感度切換部の具体
的な回路例を示す図である。
的な回路例を示す図である。
【図８】本発明の第３実施例のブロック図である。
【図９】第３実施例の外光強度−イルミネーション輝度
特性図である。
特性図である。
【図１０】本発明の第４実施例のブロック図である。
【図１１】第１の従来例のブロック図である。
【図１２】第２の従来例のブロック図である。
１ カーステレオ装置 ３ イルミネーションランプ ７ リモコン用受光部 ８ リモコン送信機 ９ ハイパスフィルタ １２ ローパスフィルタ １３ 電流制御部 １４ 車載バッテリー １７ 感度切換部 ２０ 電圧可変制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｒ 1/00 ３１０ Ｅ 8946−5Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】 赤外線式リモートコントロール装置を備
えた車載用機器において、 該車載用機器に設けられたリモートコントロール用受光
部の出力信号中から直流を含む所定の周波数以下の低周
波成分のみを通過させるローパスフィルタと、 該ローパスフィルタの出力を用いて前記車載用機器のイ
ルミネーションコントロールを行う制御手段とを備えた
ことを特徴とするイルミネーションコントロール回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219647A JPH0558226A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | イルミネーシヨンコントロール回路 |
| US07/862,183 US5210467A (en) | 1991-08-30 | 1992-04-02 | Illumination control circuit using a photoreceptor built-in a remote control device |
| DE4212361A DE4212361C2 (de) | 1991-08-30 | 1992-04-13 | Helligkeitssteuerung für ein fahrzeugseitig angeordnetes Gerät |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219647A JPH0558226A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | イルミネーシヨンコントロール回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558226A true JPH0558226A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16738798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3219647A Pending JPH0558226A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | イルミネーシヨンコントロール回路 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5210467A (ja) |
| JP (1) | JPH0558226A (ja) |
| DE (1) | DE4212361C2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4330721C1 (de) * | 1993-09-10 | 1994-08-04 | Daimler Benz Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Fahrzeuginnenraumbeleuchtung |
| DE4439547A1 (de) * | 1994-11-05 | 1996-05-09 | Hella Kg Hueck & Co | Lichtsystem für den Innenraum eines Kraftfahrzeuges |
| DE29580863U1 (de) * | 1995-09-08 | 1997-11-13 | Philips Electronics N.V., Eindhoven | Meßsystem |
| US5740961A (en) * | 1996-03-08 | 1998-04-21 | Bruning; William E. | Railway crossing installation |
| DE19956113A1 (de) * | 1999-11-22 | 2001-05-23 | Mannesmann Vdo Ag | Beleuchtbare Anzeigevorrichtung |
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| US7825890B2 (en) * | 2006-01-19 | 2010-11-02 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system and method of providing auto-dimming and state transition signal functionality to telephone systems |
| US8275144B2 (en) * | 2006-03-28 | 2012-09-25 | Stmicroelectronics, Inc. | Intelligent audio speakers |
| SG139570A1 (en) * | 2006-07-13 | 2008-02-29 | Avago Technologies General Ip | A miniature composite assembly that incorporates multiple devices that use different wavelengths of light and a method for making the composite assembly |
| SG139569A1 (en) * | 2006-07-13 | 2008-02-29 | Avago Technologies General Ip | A composite assembly that incorporate multiple devices that use different wavelengths of light and method for making same |
| SG139568A1 (en) * | 2006-07-13 | 2008-02-29 | Avago Technologies General Ip | Remote control receiver device and ambient light photosensor device incoporated into a single composite assembly |
| US7677465B1 (en) | 2007-02-26 | 2010-03-16 | Bruning William E | Railway crossing installation |
| US9320112B2 (en) | 2012-04-02 | 2016-04-19 | Kent Tabor | Control system for lighting assembly |
| DE102012014351B4 (de) | 2012-07-20 | 2019-02-28 | Audi Ag | Anzeigevorrichtung eines Kraftwagens sowie Verfahren zum Betreiben einer solchen Anzeigevorrichtung und Kraftwagen mit einer solchen Anzeigevorrichtung |
| US9704387B1 (en) | 2012-10-31 | 2017-07-11 | Robert C. Goodman | Self-illuminating remote controller |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3042586A1 (de) * | 1980-11-12 | 1982-06-16 | SWF-Spezialfabrik für Autozubehör Gustav Rau GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen | Anzeigeeinrichtung fuer kraftfahrzeuge |
| JPS59763B2 (ja) * | 1980-11-20 | 1984-01-09 | 株式会社デンソー | 自動車用電子メ−タ |
| US4368406A (en) * | 1980-12-29 | 1983-01-11 | Ford Motor Company | Lamp dimmer control with integral ambient sensor |
| DE3245299A1 (de) * | 1982-12-08 | 1984-06-14 | Bosch Gmbh Robert | Anzeigevorrichtung in kraftfahrzeugen |
| DE3303259A1 (de) * | 1983-02-01 | 1984-08-02 | Grundig E.M.V. Elektro-Mechanische Versuchsanstalt Max Grundig & Co KG, 8510 Fürth | Schaltungsanordnung fuer eine beleuchtungseinrichtung in autoradios |
| JPH02144241A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用表示装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3219647A patent/JPH0558226A/ja active Pending
-
1992
- 1992-04-02 US US07/862,183 patent/US5210467A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-13 DE DE4212361A patent/DE4212361C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5210467A (en) | 1993-05-11 |
| DE4212361C2 (de) | 1996-08-01 |
| DE4212361A1 (de) | 1993-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001219 |