JPH0558080U - シュラフ - Google Patents

シュラフ

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Publication number
JPH0558080U
JPH0558080U JP999292U JP999292U JPH0558080U JP H0558080 U JPH0558080 U JP H0558080U JP 999292 U JP999292 U JP 999292U JP 999292 U JP999292 U JP 999292U JP H0558080 U JPH0558080 U JP H0558080U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating material
heat insulating
material layer
shruff
front sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP999292U
Other languages
English (en)
Inventor
友美 佐藤
Original Assignee
日本用品株式会社
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Publication date
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Priority to JP999292U priority Critical patent/JPH0558080U/ja
Publication of JPH0558080U publication Critical patent/JPH0558080U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温暖地域又は酷暑地において用いるシュラフ
において一定の嵩高に圧縮して製作され、使用を繰返し
ても厚みに変化がなく、各層の移動もないシュラフを得
ること。 【構成】 表シートの裏面に保温材層、金属箔又は金属
蒸着フィルムを順次重ね、前記3層をニードリングによ
り一体に結合し、一体化積層体を表シートとメッシュの
裏地との間に介在させたこと。 【効果】 使用を繰返しても厚みに変化はなく、弱化し
ない。又各層の移動もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は温暖地或は酷暑地において用いるシュラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シュラフの従来例としては、表シートの裏に保温材と、不織布と、メッシュ状 の裏地素材とを重ね合せたものは存在するが、これは重ねてあるだけで、互に一 体化する手段が設けられていないため、各層が互に移動し、又保温材に合成繊維 綿を使用した場合には、完成したシュラフは嵩高となり、携行に不便であるばか りでなく、シュラフ使用中に保温材層は弱って所謂へたりを生ずるおそれがある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、前記従来のシュラフの欠点を解消し、新品でも一定の嵩高に 圧縮された状態で保たれ、使用を繰返しても厚みに変化がなく、各層の移動もな く、金属箔又は金属蒸着フィルムの強度が補強され、作業工程を省略することが できるばかりでなく、保温効果を保ちながらも、むれのないシュラフを提供する ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の課題を解決するための手段は、表シートの裏面に保温材層を当て、保 温材層の裏面に不織布を、その裏面にアルミ箔のごとき金属箔又は金属蒸着フィ ルムを重合し、重合した前記保温材層、不織布、金属箔又は金属蒸着フィルムか らなる積層体をニードリングにより一体に結合し、この一体化積層体を表シート とメッシュ状の裏地との間に介在させてなるシュラフにある。
【0005】
【作用】
保温材層と、不織布と、アルミ箔又は金属蒸着フィルムの層を重ねてニードリ ングによって一体化積層体を形成することにより、上記積層体を一定の嵩高に圧 縮してあるため、シュラフは適度の厚味を保ち、シュラフの使用中に綿厚に変化 を及ぼさず、各層の移動もない。又保温材として合成繊維を用いた場合には、長 期使用しても弱化しない。又湿気は裏地のメッシュを経てニードリングの孔から 排出されるため、むれることもない。
【0006】
【実施例】
図2に示すように、合成樹脂繊維糸により織成した織物、又はこれらの繊維と 他の繊維との混紡織物によって形成した表シート1の裏面に、綿又は合成樹脂繊 維綿或は羽毛等の保温材層2を重ね、その裏面に不織布3を重合し、更に不織布 3の裏面にアルミ箔等の金属箔又は金属蒸着フィルム4を重ね、保温材層2、不 織布3、アルミ箔等の金属箔又は金属蒸着フィルム4の3層からなる積層体をニ ードリングして一体化して一体化積層体を形成する。即ちニードリングとは、ニ ードリングパンチで全体を圧縮するとともに、前記積層体を貫通して孔をあけ、 その孔から保温材層2の綿又は合成樹脂繊維綿或羽毛を引き出し、上記孔内を貫 通する保温材により積層体を一体的に固定するものである。以上のようにして一 体的に構成された一体化積層体を表シート1とメッシュ状の裏地5の間に介在さ せてシュラフを構成する。
【0007】
【考案の効果】
本考案のシュラフは保温材層、不織布、金属箔又は金属蒸着フィルムの3層が ニードリングによって一定の嵩高に圧縮されて結合され一体化された積層体を形 成しているので、保温材はパンチングの孔を通じメッシュ状の裏地のメッシュを 貫通し、裏地に絡まって一体となっており、使用中に綿の厚みに変化をもたらす ことなく、比較的薄く、而も保温材の保温性を金属箔又は金属蒸着フィルムの熱 の乱反射が相侯って充分な保温効果をあげると共に従来のように保温材のへたり がない。又各層の移動がなく、各層がずれてシュラフ自体の変形もない等の効果 がある。
【0008】 そしてニードリングにより一体的に固定された積層体は、その不織布側の片面 にメッシュの裏地が当り、保温材層側の片面即ち表面側は表シートが当たり、金 属箔又は金属蒸着フィルムは風合が硬く、ニードリングマシンにより刺すと、繊 維層がないために引裂強度は弱くなるが、その反面凹凸部が多くでき、保温熱の 乱反射が多くなり、前記引裂強度の弱さは、長繊維の不織布とメッシュの裏地と の重合により補ってその強度を補強することができる。又保温材の保温作用はメ ッシュの透孔を通しておこなわれ、シュラフ内の人体から発せられる湿気はメッ シュの透孔を経てニードリングの孔から発散されてむれることなく、又接着、縫 着等を行わないので作業工程は省略され、而も積層体が一体に結合し、使用、洗 たく等によりシュラフとしての機能は低下しない等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシュラフの半部縦断斜視図。
【図2】一部の展開斜視図。
【図3】図2の一部の断面図。
【符号の説明】
1 表シート 2 保温材層 3 不織布 4 アルミ箔又は金属蒸着フィルム 5 メッシュの裏地

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表シート裏面に保温材層を当て、保温材
    層の裏面に不織布を、その裏面に金属箔又は金属蒸着フ
    ィルムを重合し、重合した前記保温材層、不織布、金属
    箔又は金属蒸着フィルムからなる積層体をニードリング
    により一体に結合し、この一体化積層体を表シートとメ
    ッシュ状の裏地との間に介在させてなるシュラフ。
JP999292U 1992-01-17 1992-01-17 シュラフ Pending JPH0558080U (ja)

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JP999292U JPH0558080U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 シュラフ

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ID=43735024

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983790B1 (ko) * 2008-04-24 2010-09-30 임찬희 개량형 다목적 침낭
JP2012526008A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 コロンビア・スポーツウェア・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド パターン化された熱管理材料
JP2020044036A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社 寝袋

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950606