JPS6330306Y2 - - Google Patents

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JPS6330306Y2
JPS6330306Y2 JP1983117287U JP11728783U JPS6330306Y2 JP S6330306 Y2 JPS6330306 Y2 JP S6330306Y2 JP 1983117287 U JP1983117287 U JP 1983117287U JP 11728783 U JP11728783 U JP 11728783U JP S6330306 Y2 JPS6330306 Y2 JP S6330306Y2
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JP
Japan
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sewn
heat insulating
intermediate member
laminated
reflective sheet
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JP1983117287U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はシユラフの改良に関するものである。
従来の技術 裏地と中布との間に保温材を介層して内部保温
体を構成し、この内部保温体の中布2の側に、ア
ルミシート又はアルミ蒸着フイルム或はアルミ蒸
着不織布等に多数の細孔を設け、綿等の綿状の保
温材層を上記絡孔に略着してなる介層材を介層
し、その外面に表布を被覆してなるシユラフ構成
材は実用新案出願公告昭57−40863号公報におい
て公知である。上記公知のシユラフ構成材の介層
材は、綿状の保温材層がアルミシート、アルミ蒸
着フイルム、アルミ蒸着不織布等の細孔に絡着し
ているためその表裏に綿状の保温材層が現われ、
寒気、体温による熱の反射作用が劣化するのみな
らず、絡着された保温材層はフエルト状に固化
し、クツシヨン性、風合(感触)が悪くなり、従
つて充分な保温効果を期待することはできなかつ
た。又アルミシート又はアルミ蒸着フイルム、或
はアルミ蒸着不織布等はシユラフを構成するに際
し、キルテイングを施すことにより裂損し、定位
置に保持することは困難であつた。更に又、綿状
の保温材層を、前記アルミニユームシート、又は
アルミニユーム蒸着フイルム或はアルミニユーム
蒸着不織布の細孔に絡着固定する手段としては、
パンチングによつたのであるが、パンチングによ
る止め強度を大にするためには、絡着すべき保温
材の肉厚を厚くせごるを得ず、従つてシユラフは
嵩張り重くならざるを得なかつたのである。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、メツシユ材と反射シートを積層縫着
して積層縫着体を形成し、そのメツシユ材側に保
温材を当てて中間部材を構成し、前記中間部材を
シユラフの表地と裏地との間に介在させることに
より、前記の公知例のごとく、アルミ蒸着フイル
ム等に綿状の保温材層の絡着を必要としないか
ら、上記絡着保温材層のフエルト状固化現象、絡
着保温材層によるアルミニユーム素材の熱反射作
用の阻害が生ずる余地がなく、反射シートと、シ
ユラフの表地及び又は裏地との間に介在させた保
温材15との間にメツシユ材による空気層が形成
され、反射シートによる熱反射が充分おこなわれ
而もメツシユ材により、むれることなく、風合
(感触)、保温効果共に良好であり、又前記空気層
の存在によりシユラフの圧縮強度をまし、而も中
間部材の肉厚を可及的に薄くして小嵩にたゝみ込
むことができ軽量なシユラフを提供すると共に、
シユラフの形成の際におこなうキルテイングに際
してはメツシユ材により反射シートを保護し、反
射シートの裂損を防止し、定位置に保持すること
を可能とするシユラフを提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 本考案は前述の目的を達成するためメツシユ材
と反射シートとを積層縫着して積層縫着体を形成
し、上記積層縫着体のメツシユ材側に保温材を当
てて、中間部材を構成し、前記中間部材をシユラ
フの表地Aと裏地Bとの間に介在させてなるシユ
ラフなる構成を有するものである。
実施例 図面に示す実施例について本考案の前記構成を
説明すれば次の通りである。
第2図、第3図に示す実施例は、反射シート1
2の上面にメツシユ材11を当て、反射シート1
2の下面にもメツシユ材11を当てて積層縫着1
3して積層縫着体を形成し、上記積層縫着体の表
裏のメツシユ材11,11の外面に夫々保温材1
5,15を当てて中間部材14を構成し、上記中
間部材14を、シユラフの表地Aと裏地Bとの間
に介在させ、表地Aとメツシユ材11との間、及
び裏地Bと他のメツシユ材11との間に保温材1
5,15を介在させて表地A、中間部材14、裏
地Bを貫通してキルテイング17をほどこす。保
温材15,15には綿、合繊綿、羽毛その他の保
温材として適する表材から選ばれた素材を用い
る。第1図において符号16は反射シート12に
設けた通気孔を示すものである。
第4図に示す実施例は、メツシユ材11と反射
シート12とを積層縫着13して1組の積層縫着
体とし、これを複数枚重ねて上下両面にメツシユ
材11,11が現われるようにし、このメツシユ
材11,11の外面に、夫々前記第2図の実施例
において示した素材の保温材15,15を当てて
複数組重ねた積層縫着体と保温材15,15とに
より中間部材14を構成し、上記中間部材14
を、シユラフ表地Aと裏地Bとの間に介在させる
ことにより、表地Aとメツシユ材11との間、及
び裏地Bと他のメツシユ材11との間に保温材1
5,15を介在させて表地A、中間部材14、裏
地Bとにキルテイング17をほどこした実施例を
示したものである。
以上第2図、第3図、第4図に示す実施例は、
いずれも中間部材14の保温材15が表地Aと積
層縫着体のメツシユ材11との間、及び他の保温
材15が裏地Bと積層体との間に介在した中間部
材14の実施例を示したものであるが、中間部材
14は第5図に示す実施例のように、第2図、第
3図に示した実施例に用いたシユラフの積層縫着
体の上面メツシユ材11と、表地Aとの間のみに
保温材14を介在させて前記積層縫着体と保温材
15とにより中間部材14を形成する場合もある
し、第6図に示す実施例のように、第2図、第3
図に示した実施例に用いたシユラフの積層縫着体
の下面メツシユ材11と、裏地Bとの間のみに保
温材15を介在させて前記積層縫着体と保温材1
5とにより中間部材14を形成する場合もある。
第7図に示す実施例は第4図に示した実施例に用
いたシユラフの1組、積層縫着体を複数組重ねて
上下両面にメツシユ材11,11が現われるよう
にし、上記表地A側のメツシユ材11と表地Aと
の間のみに保温材15を介在させて、複数組の積
層縫着体と上記保温材15とにより中間部材14
を形成した場合を示し、第8図は第7図に示す、
1組の積層縫着体を複数組重ねて上下両面にメツ
シユ材11,11が現われるようにし、上記裏地
B側のメツシユ材11と裏地Bとの間のみに保温
材15を介在させて、複数組の積層縫着体と上記
保温材とにより、中間部材14を形成した場合を
示すものである。
尚図示はしていないが、第4図に示す、メツシ
ユ材11と反射シート12とを積層縫着して形成
した1組の積層縫着体のメツシユ材11の側のみ
に保温材15を当てゝ中間部材14を形成し、上
記中間部材14の保温材15側をシユラフの表地
A又は裏地B側に位置させてキルテイング17を
ほどこしシユラフを形成してもよい。第6図乃至
第7図において符号16は反射シート12に設け
た通気孔である。
作 用 本考案のシユラフにおいては表地Aを透過した
寒気は、反射シート12において反射され裏地B
側に透過されることなく、又人体の体温による暖
気は裏地Bを透過して反射シート12において反
射され、保温材15と反射シート12の間におけ
るメツシユ材11の部分において暖気の層を形成
する。従つて表地A側から侵入する寒気は反射シ
ート12により裏地B側に透過することを阻止さ
れ、裏地B側からの暖気は反射シート12により
表地A側に透過することを阻止され暖気層を形成
する。又反射シート12はメツシユ材11を介し
て保温材15により押えられているから、シユラ
フに形成する際の縫製或はキルテイングを施す際
の縫糸が反射シート12を貫通しても千切れるこ
とを防止し、又千切れた反射シートがシユラフ内
において移動することを防止する。
考案の効果 本考案は、以上述べたごとく、メツシユ材と反
射シートを積層縫着して積層縫着体を成し、その
メツシユ材側に保温材を当てることにより中間部
材を構成したゝめに、従来のごとく、アルミ蒸着
フイルム等に細孔を設け綿状の保温材層の絡着を
必要としないから、上記絡着保温材層のフエルト
状固化現象、絡着保温材層によるアルミニユーム
素材の熱反射作用の阻害を生ずる余地がなく、本
考案においては反射シートとシユラフの表地及び
又は裏地との間に介在させた保温材15との間に
メツシユ材による空気層が形成され、反射シート
による熱反射が充分おこなわれ、而もメツシユ材
の存在によりむれることなく、風合、保温効果共
に良好であり、又前記空気層の存在によりシユラ
フの圧縮強度を増し、而も中間部材の肉厚を可及
的に薄くして小嵩にたゝみ込むことができ軽量な
シユラフを提供すると共にシユラフの形成の際に
おこなうキルテイングに際しては反射シートに積
層縫着したメツシユ材により反射シートを保護
し、反射シートの裂損を防止し、定位置に保持す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によつて形成されシユラフの
1実施例の一部を切り欠いた斜視図、第2図は本
考案の他の実施例の一部の斜視図、第3図は第2
図の一部の縦断面図、第4図乃至第8図は夫々異
なる実施例のシユラフの一部の縦断面図である。 A……表地、B……裏地、11……メツシユ
材、12……反射シート、13……縫着線、14
……中間部材、15……保温材、16……通気
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 メツシユ材と反射シートとを積層縫着して積
    層縫着体を形成し、上記積層縫着体のメツシユ
    材側に保温材を当てて、中間部材を構成し、前
    記中間部材をシユラフの表地と裏地との間に介
    在させてなるシユラフ。 中間部材は反射シートの両面にメツシユ材を
    積層し上記三者を縫着して積層縫着体を形成
    し、上記積層縫着体の両面に保温材を当てて構
    成してなる実用新案登録請求の範囲第項記載
    のシユラフ。 中間部材は、メツシユ材と反射シートとを重
    ねたものを一組とし、これを複数組積層し、両
    面にメツシユ材が現われるようにして共に縫着
    して、積層縫着体を形成し、メツシユ材に保温
    材を当てて構成してなる実用新案登録請求の範
    囲第項記載のシユラフ。 中間部材の保温材は、表地と積層縫着体のメ
    ツシユ材との間のみに介在させてなる実用新案
    登録請求の範囲第項記載のシユラフ。 中間部材の保温材は、裏地と積層縫着体のメ
    ツシユ材との間のみに介在させてなる実用新案
    登録請求の範囲第項記載のシユラフ。
JP11728783U 1983-07-29 1983-07-29 シユラフ Granted JPS6025477U (ja)

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JPS6025477U JPS6025477U (ja) 1985-02-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740863U (ja) * 1980-08-20 1982-03-05

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