JPH055741U - 連続アンローダ - Google Patents

連続アンローダ

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JPH055741U
JPH055741U JP5292391U JP5292391U JPH055741U JP H055741 U JPH055741 U JP H055741U JP 5292391 U JP5292391 U JP 5292391U JP 5292391 U JP5292391 U JP 5292391U JP H055741 U JPH055741 U JP H055741U
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casing
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swing
rod
cylinder
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JP5292391U
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勲 宮澤
正義 原田
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掻取部を簡易に水平移動させることを可能と
する。 【構成】 上下に分割されると共に支軸41を介して互
いに連結され、上下方向に周回移動するバケットコンベ
ア25のエレベータ部26を収容するケーシング24
と、そのケーシング24の下部ケーシング43に沿って
昇降自在に案内される昇降ロッド46と、そのロッド4
6の下端部に揺動自在に支持され、下部ケーシング43
の下部に露出されるバケットコンベア25の掻取部27
を拡縮する伸縮フレーム49と、上記下部ケーシング4
3を上記上部ケーシング42を固定側として上記支軸4
1を中心に揺動させるケーシング揺動シリンダ61と、
互いに給排油路65で結ばれ、上記下部ケーシング43
の揺動に追従して上記伸縮フレーム49を水平方向に保
持すべく揺動させる一対のフレーム揺動シリンダ62,
63と、互いに給排油路76で結ばれ、上記下部ケーシ
ング43の揺動に追従して昇降ロッド46を昇降させる
一対の昇降シリンダ77,78とから構成したことを特
徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は連続アンローダに係り、特に、バケットコンベアの掻取部を水平方向 に移動させることのできる連続アンローダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、船舶に積荷される石炭などのバラ物を荷役する連続アンローダは図7 に示す如き構成が採用されている。
【0003】 図示するように、アンローダ1には埠頭2を走行する走行部3が設けられ、こ の走行部3には旋回自在にブーム4が設けられると共に、そのブーム4の先端部 にはトップ支持フレーム5が設けられている。このトップ支持フレーム5にはケ ーシング6が鉛直方向に支持されている。このケーシング6にはバラ物を掻き取 って移送するバケットコンベア7のエレベータ部8が収容されている。ケーシン グ6の上部にはバケットコンベア7を周回移動させる駆動装置9が設けられ、ケ ーシング6の下端部にはバケットエレベータ5の掻取部11が露出されている。 掻取部11内にはこれを拡縮する伸縮自在な伸縮フレーム12が設けられている 。13はコンベアである。
【0004】 したがって、埠頭2に接岸される船舶14から荷役するにあってはハッチ15 内にバケットコンベア7を挿入して掻取部11でバラ物16を連続的に掻き取り 、その掻き取ったバラ物16をケーシング6に沿って上昇移送させてコンベア1 3に沿って搬出することになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、掻取部11による荷役範囲を拡大するためには掻取部11を水平方 向に移動させることが有効である。この場合に、ケーシング6の下端部と掻取部 11との間に平行リンクを介在させることも考えられるが、アンローダ1の大型 化に伴ってリンク機構も大型化し、重量の増大化コストアップを招く問題があっ た。また、リンク機構を採用すると、掻取部11の揺動が不可能になり、船底が 傾斜している場合には掻残し量が増大する問題があった。
【0006】 これを解決するために本出願人は先に実願平3−25602号において「連続 アンローダ」を提案しており、本考案はこれを更に改良するものである。
【0007】 本考案は掻取部を簡易に水平移動させることのできる連続アンローダを提供す ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上下に分割されると共に支軸を介して互いに連結され、上下方向に周 回移動するバケットコンベアのエレベータ部を収容するケーシングと、そのケー シングの下部ケーシングに沿って昇降自在に案内される昇降ロッドと、そのロッ ドの下端部に上下方向に揺動自在に支持され、下部ケーシングの下部に露出され るバケットコンベアの掻取部を拡縮する伸縮フレームと、上記下部ケーシングを 上記上部ケーシングを固定側として上記支軸を中心に揺動させるケーシング揺動 シリンダと、互いに給排油路で結ばれ、上記下部ケーシングの揺動に追従して上 記伸縮フレームを揺動させる一対のフレーム揺動シリンダと、互いに給排油路で 結ばれ、上記下部ケーシングの揺動に追従して昇降ロッドを昇降させる一対のロ ッド昇降シリンダとから構成したものである。
【0009】
【作用】
このように掻取部を水平方向に揺動させると共にその揺動に追従させて掻取部 を昇降させるので、掻取部を同一の高さに保持しながら水平移動させることがで きる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0011】 図2に示すように、アンローダ21には図示されない走行部側から延出される 旋回かつ起伏自在なブーム22が設けられ、このブーム22の先端部にはトップ 支持フレーム23が設けられ、このトップ支持触フレーム23には鉛直方向にケ ーシング24が支持されている。このケーシング24には上下方向に周回移動す るバケットコンベア25のエレベータ部26が収容されている。ケーシング24 の下方にはバケットコンベア25の掻取部27が露出され、ケーシング24の頂 部にはバケットコンベア25を駆動する駆動装置28が設けられている。
【0012】 バケットコンベア25は駆動チェーン29にバケット31を等間隔に取り付け たものであり、このバケットコンベア25を駆動するために、ケーシング24の 頂部には駆動装置28を収容する機械室32が設けられている。この機械室内3 2には駆動チェーン29を移動させる駆動スプロケット33,駆動モータ34が 収容されている。スプロケット33の下方にはバケット31を反転させるバケッ ト反転装置35が設けられている。機械室32とケーシング24との間にはバケ ット31から荷を受けて排出するテーブルフィーダ36がケーシング24の回り に旋回自在に設けられている。テーブルフィーダ36には荷を搬出する搬送コン ベア37が接続されている。
【0013】 ケーシング24は上下方向に2分割されて互いに支軸41を介して連結される 上部ケーシング42と下部ケーシング43とから構成されており、上部ケーシン グ42の下部には下部ケーシング43の上端部を覆って収容する連結部44が形 成され、下部ケーシング43の連結部45は上部ケーシング42の連結部44内 に支軸41を介して挿入されている。
【0014】 下部ケーシング43にはこれに沿って昇降自在に昇降ロッド46が設けられ、 図1および図3に示すように、この昇降ロッド46は下部ケーシング43に取り 付けられたガイドフレーム47に沿って案内され、このガイドフレーム47には 昇降ロッド46の昇降を案内するガイドローラ48が取り付けられている。昇降 ロッド46の下端部には図1および図2に示すように掻取部27を拡縮する伸縮 フレーム49が支軸51を介して上下方向に揺動自在に支持される。伸縮フレー ム49の両端部には掻取部27の駆動チェーン26に係合する従動スプロケット 52,53が取り付けられている。
【0015】 ケーシング24の連結部44,45には下部ケーシング43を水平方向に揺動 させるケーシング揺動シリンダ61が設けられている。図2に示すように、この ケーシング揺動シリンダ61は上端部が上部ケーシング42に固定されて下端部 が下部ケーシング43に固定されている。したがって、ケーシング揺動シリンダ 61の伸縮により下部ケーシング43が上部ケーシング42を固定側として支軸 41を中心に水平方向に揺動するように構成されている。
【0016】 また、伸縮フレーム49を支軸51を中心に揺動させるために、一対のフレー ム揺動シリンダ62,63が設けられる。このフレーム揺動シリンダ62,63 は互いに給排油路64で連結された上部シリンダ62と下部シリンダ63とから 構成されている。上部シリンダ62は上部ケーシング42の連結部44に上端部 が固定されて下部ケーシング43に下端部が固定されている。下部シリンダ63 は支持部65を介して昇降ロッド46と伸縮フレーム49とを連結する。具体的 には図4に示すように、上部シリンダ62のピストン室66と下部シリンダ63 のピストン室67とが配管64aで互いに接続され、上部シリンダ62のロッド 室68と下部シリンダ63のロッド室69とが配管64bで互いに接続されてい る。各配管64a,64bには下部シリンダ43のみを作動させるべく開閉弁7 1,72が介設されると共に配管73,74を介して油圧源75が接続されてい る。
【0017】 したがって、下部ケーシング43の揺動量に応じて双方のシリンダ62,63 間において給排油され、上部シリンダ62の伸縮と反対方向に下部シリンダ63 が伸縮移動することになる。また、開閉弁71,72が閉成し給油源75を作動 させると、上部シリンダ62の伸縮作動とは無関係に下部シリンダ63を伸縮移 動させることが可能である。
【0018】 また、図1および図5に示すように、下部ケーシング43の揺動に追従して昇 降ロッド46を昇降させるべく、互いに給排油路76で接続された一対のロッド 昇降シリンダ77,78が設けられている。このロッド昇降シリンダ77,78 は下部ケーシング43の揺動に追従して給排油する上部シリンダ77と、昇降ロ ッド46を昇降させる下部シリンダ78とから構成されており、上部シリンダ7 7は下端部が下部ケーシング43に枢支され、上端部が支軸41から延出される スイングレバー79に支軸81を介して連結されている。スイングレバー79は 下部ケーシング43と一体的に同一方向に支軸41を中心に揺動するようになっ ている。下部シリンダ78は下部ケーシング43に上端部が固定されると共に、 昇降ロッド46に把持部82を介して下端部が固定されている。
【0019】 すなわち、図5に示すように、上部シリンダ77のピストン室83と下部シリ ンダ78のロッド室84とが互いに配管76aで接続され、上部シリンダ77の ロッド室85と下部シリンダ78のピストン室86とが配管76bで接続されて いる。配管76bにはこれを通過する油量を増幅するための給油源87が介設さ れている。したがって、これらのシリンダ77,78間において下部ケーシング 43の揺動量に見合った倍率の作動油の給排がなされ、上部シリンダ77の伸縮 と同じ方向に下部シリンダ78が伸縮移動することになる。
【0020】 次に上記実施例の作用について説明する。
【0021】 図2に示すように、船艙内に挿入された掻取部27を舷側部側に水平移動する にはケーシング揺動シリンダ61を短縮させると、支軸41を中心に下部ケーシ ング43が所定角度に揺動する。この下部ケーシング43の揺動に伴ってフレー ム揺動シリンダ62,63のうちの上部シリンダ62が伸長して下部シリンダ6 3が短縮するため、伸縮フレーム49は下部ケーシング43の揺動量と等しい角 度αで揺動し水平の姿勢に保持されることになる。
【0022】 また、下部ケーシング43の揺動に伴ってロッド昇降シリンダ77,78のう ちの上部シリンダ77が伸長して下部シリンダ78も伸長するため、ロッド46 は下部ケーシング43に沿って下方に引き出されることになる。すなわち、図6 に示すように、下部ケーシング43の揺動に追従させて昇降ロッド49をLだけ 降下させて伸縮フレーム49の水平状態を保持しつつ水平移動させることになる 。したがって、バラ物は平坦に掻き取られることになる。
【0023】 なお、駆動チェーン29のチェーン長が不変なので、昇降ロッド46の昇降移 動量に追従させて伸縮フレーム49の伸縮量を調整する。つまり、伸縮フレーム 49は掻取部27が鉛直方向下方に位置するときは最大限に伸長され、これより 水平方向に移動するに従ってその移動量に応じて短縮されることになる。
【0024】 また、伸縮フレーム49を任意な角度に保持することも可能でり、図4に示す ように、給油源75からフレーム揺動シリンダ62,63のうちの下部シリンダ 63のみに給油することにより、傾斜した船底に沿って掻取部27を移動させる ことができる。
【0025】 このように本考案にあっては一対のシリンダ62,63で掻取部27を水平に 保持すると共に一対のシリンダ77,78で掻取部27を昇降させるので、簡単 な構成で船底に沿ってバラ物を掻き取ることができると共に、平行リンクを採用 することに比べ、アンローダの軽量化を達成できる。
【0026】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、一対のシリンダで掻取部を水平に保持すると共 に一対のシリンダで掻取部を昇降させるので、簡単な構成で船底に沿って移動さ せることができと共に、アンローダの軽量化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアンローダを示す図である。
【図2】本考案のアンローダを示す図である。
【図3】図1の要部を示す平面図である。
【図4】フレーム揺動シリンダの油圧回路を示す図であ
る。
【図5】ロッド昇降シリンダを示す油圧回路を示す図で
ある。
【図6】揺動状態を示す図である。
【図7】従来のアンローダを示す図である。
【符号の説明】
24 ケーシング 25 バケットコンベア 26 エレベータ部 27 掻取部 41 支軸 42 上部ケーシング 43 下部ケーシング 46 昇降ロッド 49 伸縮フレーム 61 ケーシング揺動シリンダ 62,63 フレーム揺動シリンダ 64 給排油路 76 給排油路 77,78 ロッド昇降シリンダ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 上下に分割されると共に支軸を介して互
    いに連結され、上下方向に周回移動するバケットコンベ
    アのエレベータ部を収容するケーシングと、該ケーシン
    グの下部ケーシングに沿って昇降自在に案内される昇降
    ロッドと、該ロッドの下端部に上下方向に揺動自在に支
    持され、下部ケーシングの下部に露出されるバケットコ
    ンベアの掻取部を拡縮する伸縮フレームと、上記下部ケ
    ーシングを上記上部ケーシングを固定側として上記支軸
    を中心に揺動させるケーシング揺動シリンダと、互いに
    給排油路で結ばれ、上記下部ケーシングの揺動に追従し
    て上記伸縮フレームを揺動させる一対のフレーム揺動シ
    リンダと、互いに給排油路で結ばれ、上記下部ケーシン
    グの揺動に追従して昇降ロッドを昇降させる一対のロッ
    ド昇降シリンダとを備えたことを特徴とする連続アンロ
    ーダ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568064B2 (en) 2000-03-30 2003-05-27 Asmo Co., Ltd. Method of manufacturing motor yoke

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6568064B2 (en) 2000-03-30 2003-05-27 Asmo Co., Ltd. Method of manufacturing motor yoke

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JP2501926Y2 (ja) 1996-06-19

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