JPH0242675Y2 - - Google Patents

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JPH0242675Y2
JPH0242675Y2 JP19526085U JP19526085U JPH0242675Y2 JP H0242675 Y2 JPH0242675 Y2 JP H0242675Y2 JP 19526085 U JP19526085 U JP 19526085U JP 19526085 U JP19526085 U JP 19526085U JP H0242675 Y2 JPH0242675 Y2 JP H0242675Y2
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boom
elevator
frame
excavation
pin
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JP19526085U
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (関連技術分野) 本考案は船内荷役用のバケツトエレベータ式連
続アンローダの掘削装置に関するものである。特
に上記アンローダの掘削部を改良し、船倉の奥ま
つたところにある鉱石や石炭等のばら物を効率良
くバケツトエレベータでかき揚げうるようにした
掘削装置に関するものである。
(従来技術) この種掘削装置の一つが特公昭46−3007号公報
に開示されている。これはブームの先端部に懸吊
されたバケツトコンベヤのフレームを上下に分割
し、上部フレームを固定、下部フレームを可動式
平行四辺形リンクにより構成してスイング可能に
したものである。
(考案の解決しようとする問題点) 上記従来のものは掘削装置がスイングするが、
スイングしたとき、掘削面が上下動するので、掘
削部の荷くずれの問題があつた。本考案は船内荷
役で広い範囲をスイングしても同一水平面で掘削
可能とし、船荷の荷くずれを防止し、安全性の高
い掘削装置を提供しようとするものである。
さらに掘削部を伸縮可能にして船倉の奥まつた
ところのかき取りをより効率的に行えるようにし
ようとするものである。
(考案の解決手段) ブーム先端に支持されたエレベータポストに上
端がピン結合され、かつ油圧シリンダによつて上
下動可能な平行リンク機構の下端にピン結合さ
れ、そのフレーム長手方向に伸縮可能な水平フレ
ームと、該水平フレームの両端に枢着したスプロ
ケツトホイール及び両スプロケツトホイールとエ
レベータポスト上部の駆動スプロケツトホイール
間に巻回されるバケツトチエンとでバケツトエレ
ベータのL字状掘削部を構成し、前記平行リンク
機構のリンク枢着ピンに角度検出器を取付け、こ
の角度検出器の検出信号に対応してバケツトエレ
ベータを昇降制御するブーム起伏シリンダが作動
するようにした。
(実施例) 1,2は掘削部の両側に設けたスプロケツトホ
イールで夫々軸3と軸4のまわりに回転可能に支
持されている。軸3と軸4は後述する構成の伸縮
可能な水平フレーム5の両端に支持されている。
6はチエーンで、これにバケツト7が一定ピツチ
でとりつけられている。チエーン6はエレベータ
ポスト8の上部にある図示されない駆動スプロケ
ツトホイールでエンドレスに駆動される。
水平フレーム5は平行リンク機構の平行2辺を
構成するリンク9,10の下端にピン結合されて
おり、リンク9,10の他端はピン11とピン1
2でシヤツトルフレーム13に結合されている。
ピン12上には角度検出器19が取付けられてい
る(第4図参照)。シヤツトルフレーム13はエ
レベーターポスト8に設けられたローラ14で案
内されて上下動する。
水平フレーム5はリンク10とシヤツトルフレ
ーム13を連結している油圧シリンダ15を作動
させることにより、平行リンク機構を介し常に平
行移動する。油圧シリンダ15を操作するとリン
ク9,10が回動し、掘削面が上下することにな
るが、リンク10の回動角度が角度検出器19
(第4図)で検出され、この検出信号に対応して
起伏シリンダ21(バケツトエレベータ全体を支
持するブームを起伏させる油圧シリンダ)(第6
図参照)を作動させ、常に同一レベルでの掘削を
行えるようになつている。最大スイング角度はバ
ケツト上昇側で約30゜である。船底が上動し掘削
部に衝撃を受けたときは、伸縮シリンダ16が異
常荷重を検出し、伸縮シリンダ16が収縮し退避
するようになつている。
水平フレーム5は第3図に示す如く、摺動可能
な2個の部材から構成されている。即ちスプロケ
ツトホイール1を軸支する軸3を支持するフレー
ム部材5aと、該フレーム部材5aが摺動可能に
嵌挿されるフレーム部材5bからなつている。フ
レーム部材5aはフレーム部材5bに設けた案内
ローラ17で案内されて伸縮する。18は伸縮シ
リンダで、一端がフレーム部材5a側に、又他端
がフレーム部材5b側に枢着され、水平方向に伸
縮可能である。
バケツトエレベータが船底に接触する恐れがあ
るような船底部の払出し、つまり底ざらいのよう
な払い出しを行なう場合は、伸縮シリンダ16を
縮めて水平フレーム5を引上げ、自重でバケツト
エレベータをカテナリー(懸垂)の状態にしてお
くと、船の上動によつて衝撃を受けることもなく
底荷を払い出すことができる。
(作用) 油圧シリンダ15を作動させると、平行リンク
機構9,10により、掘削部のスプロケツトホイ
ール1と2が平行に移動し、かつ掘削部が上下す
るが、同時に平行リンク機構を構成するリンク1
0の回動角度が角度検出器19で検出され、この
検出信号に対応して、バケツトエレベータ装置全
体を支持するブーム22を起伏させる起伏シリン
ダ21(第6図)を作動させて掘削面を同一レベ
ルにさせて作業を行う。
すなわち第4図に示す如く、掘削部を支持する
平行リンクのリンク10の枢着部にとりつけられ
ている角度検出器19で掘削部の角度(スイング
角θ)を常に検知しており、又第5図の如く、ブ
ーム22の枢着部にも角度検出器20が設けられ
ており、この角度検出器20でブーム22の角度
を常に検知している。両角度検出器19と20の
検知信号は制御装置(図示せず)にに入力されて
いる。
第6図において、スイング角θがθ1の時(第6
図a)の掘削部のレベルをH1とする。油圧シリ
ンダ15(第1図)により、スイング角θをθ1
らθ2に変更させた時(第6図b)に、掘削部のレ
ベルがH1から上にあがりH2になる。このときの
垂直上昇量はh。
掘削部レベルをH2よりH1に自動的に戻す(掘
削部レベルを当初の状態に戻す)ために、制御装
置では、垂直上昇量hがh=Oとなるブーム起伏
角度αが算出され、そのα信号を起伏シリンダ2
1の作動装置に入力してブーム22(第6図)を
倒伏させる。ブームの倒伏角度が算出された前記
ブーム起伏角度αと等しくなつたところでブーム
は停止される。その結果、掘削部はhに相当する
量だけ下がり、当初のH1のレベルに戻る。この
時、掘削部の位置は当初の位置より所定量前方に
変位する。
平行リンク機構でスイングさせて船内の奥まで
スプロケツトホイール1を届かせるが、なお到達
不足の時は伸縮シリンダ18(第3図)を伸長さ
せ、かつ伸縮シリンダ16を縮めてチエーン調整
をなし、さらに奥までの荷役をする。
(効果) 水平のフレームの両端に回転可能に取付けたス
プロケツトホイールに巻掛け、一定ピツチのバケ
ツトを具えたチエーンよりなる掘削部が平行リン
ク機構でスイング可能にし、かつ平行リンク機構
のリンクの回動角度が検出され、この検出信号に
対応して作動する起伏シリンダでブームを起伏さ
せ、バケツトエレベータを昇降制御するようにし
たので常に同一レベルに保持でき、荷くずれのな
い安全な状態で作業することが可能となつた。
さらにスプロケツトホイール1,2を支持する
水平フレーム5が、内蔵された伸縮シリンダ18
にて伸縮可能にしたので、平行リンク機構と相埃
つて船内のさらに奥まつたところまで荷役可能と
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る掘削装置を示す。第2図
は水平状態にある掘削装置を示す。第3図は第1
図の矢視図。第4図、第5図は角度検出器の取
付位置を示す図。第6図は掘削部の変位説明図で
ある。 図において、1,2……スプロケツトホイー
ル、3,4……軸、5……水平フレーム、5a…
…(スプロケツトホイール3側の)フレーム部
材、5b……(スプロケツトホイール4側の)フ
レーム部材、6……チエーン、7……バケツト、
8……エレベータポスト、9,10……リンク、
11……ピン、12……ピン、13……シヤツト
ルフレーム、14……ローラ、15……油圧シリ
ンダ、16……伸縮シリンダ、17……案内ロー
ラ、18……伸縮シリンダ、19,20……角度
検出器、21……ブーム起伏シリンダ、22……
ブーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブーム先端に支持されたエレベータポスト8に
    上端がピン結合され、かつ油圧シリンダ15によ
    つて上下動可能な平行リンク機構の下端にピン結
    合され、そのフレーム長手方向に伸縮可能な水平
    フレーム5と、該水平フレーム5の両端に枢着し
    たスプロケツトホイール及び両スプロケツトホイ
    ールとエレベータポスト上部の駆動スプロケツト
    ホイール間に巻回されるバケツトチエンとでバケ
    ツトエレベータのL字状掘削部を構成し、前記平
    行リンク機構のリンク枢着ピン上に角度検出器1
    9を取付け、この角度検出器19の検出信号に対
    応してバケツトエレベータを昇降制御するブーム
    起伏シリンダ21が作動するようにしたことを特
    徴とするバケツトエレベータ式連続アンローダの
    掘削装置。
JP19526085U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0242675Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19526085U JPH0242675Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JP19526085U JPH0242675Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62103541U JPS62103541U (ja) 1987-07-01
JPH0242675Y2 true JPH0242675Y2 (ja) 1990-11-14

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ID=31152987

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JP19526085U Expired JPH0242675Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62103541U (ja) 1987-07-01

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