JP3756569B2 - 連続アンローダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶等に荷積みされたバラ物を掻き取って揚荷するための連続アンローダ及び連続アンローダの掻取方法に係り、特に、その掻取部の船倉底板に対する接触圧を調節するようにした連続アンローダ及び連続アンローダの掻取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続アンローダは、図1に示すように、鉛直方向に配設されたエレベータ部1とその下端より水平方向に延出された掻取部2との間に無端状のバケットコンベヤ3を巻き掛け、これを循環駆動させて掻取部2で掻き取った船倉4内のバラ物5(石炭、鉄鋼石等)をエレベータ部1にて上方に搬送して揚荷するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、船倉4内のバラ物5を残荷なしに底浚い(クリーンアップ)する場合、掻取部2のバケットを船倉底板6に軽く接触させる必要がある。この場合、波や積み荷の重量変化等によって船が揺動するため、掻取部2を船倉底板6の揺動にしなやかに追従させるように弾性的に保持する必要がある。他方、通常の掻取時(クリーンアップ以外のとき)には、掻取部2を固定的に保持する必要がある。
【0004】
従って、これらを切り換えられる連続アンローダ及び連続アンローダの掻取方法の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、船倉内に上方から挿入されるエレベータ部と、該エレベータ部の下端に接続された掻取部と、該掻取部及び上記エレベータ部に巻き掛けられた無端状のバケットコンベヤとを備え、上記船倉内のバラ物を上記掻取部の部分のバケットコンベヤにより掻き取って上記エレベータ部を介して連続的に荷揚げする連続アンローダであって、上記エレベータ部と上記掻取部との間に介設され上記掻取部を昇降自在に支持するリンク機構と、該リンク機構を作動させて上記掻取部を所定の高さに保持する保持手段と、該保持手段の保持力を通常の掻取時には高めて上記掻取部を上記エレベータ部に対して固定保持すると共に、上記船倉の底浚い時には上記保持力を弱めて上記掻取部を上記エレベータ部に対して弾性保持するように切り替えるための制御手段とを備えて構成されている。
また、第二の発明は、船倉内に上方から挿入されるエレベータ部と、該エレベータ部の下端に接続された掻取部と、該掻取部及び上記エレベータ部に巻き掛けられた無端状のバケットコンベヤと、上記エレベータ部と上記掻取部との間に介設され上記掻取部を昇降自在に支持するリンク機構と、該リンク機構を作動させて上記掻取部を所定の高さに保持する保持手段とを備え、上記船倉内のバラ物を上記掻取部の部分のバケットコンベヤにより掻き取って上記エレベータ部を介して連続的に荷揚げする連続アンローダの掻取方法であって、通常の掻取時には上記保持手段の保持力を高めて上記エレベータ部に対する上記掻取部の高さを固定することで安定した掻き取りを行い、上記船倉の底浚い時には上記保持手段の保持力を弱めて上記エレベータ部に対する上記掻取部の高さを船倉底板の揺動にしなやかに追従させるようにしたものである。
【0006】
上記発明によれば、掻取部を船倉底板に接触させる底浚い時には、制御手段によって保持手段の保持力を弱め、掻取部を弾性的に保持するので、波等によって船倉底板が揺動しても、掻取部はかかる揺動にしなやかに追従する。これにより、掻取部の部分のバケットコンベヤが船倉底壁に衝突することを回避できる。また、通常運転時には、制御手段により保持手段の保持力を高めて掻取部を固定的に保持する。これにより、安定した掻き取りが行える。
【0007】
上記保持手段が、上記リンク機構に接続された伸縮シリンダからなり、上記制御手段が、その伸縮シリンダへの油圧を制御する油圧回路からなり、該油圧回路が、上記弾性保持するときには上記伸縮シリンダに接続されると共に上記固定保持するときには切り離されるアキュームレータを備えていてもよい。
【0008】
ここで、掻取部の船倉底板に対する接触圧をできるだけ小さくするには、アキュームレータによる掻取部の保持力を、掻取部の自重より僅かに小さく設定すればよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。
【0010】
連続アンローダの全体構成を図1に示す。図示するように、連続アンローダ7は、埠頭8を岸壁に沿って走行する走行部9に旋回自在且つ起伏自在に支持されたブーム10と、ブーム10の先端部にトップ支持フレーム11を介して鉛直軸廻りに回転自在に垂下されたエレベータ部1と、エレベータ部1の下端部から水平方向に延出された掻取部2と、掻取部2とエレベータ部1との間を循環するチェーン式バケットコンベヤ3とを備えている。船倉4内のバラ物5(石炭、鉄鋼石等)は、バケットコンベヤ3の掻取部2で掻き取られ、エレベータ部1で上方に搬送されて上部スプロケット12で反転され、ガーダ13内に設けられた図示しないコンベヤに移されて埠頭8に揚荷される。図中14はカウンタウェイトである。
【0011】
エレベータ部1は、その外郭がエレベータケーシング15で覆われている。エレベータケーシング15内の上部には、上部スプロケット12と反転スプロケット16とが設けられている。エレベータケーシング15の下端部には、図2にも示すように掻取部2を吊下するための固定フレーム17が設けられている。掻取部2は、上部スプロケット12の略真下に配置された根元スプロケット18と、根元スプロケット18から水平方向に所定距離離間させて配置された先端スプロケット19とを有している。上記バケットコンベヤ3のチェーン20は、これら先端スプロケット19と根元スプロケット18と上部スプロケット12とに無端状に巻き掛けられる。
【0012】
掻取部2の先端スプロケット19と根元スプロケット18とは、図2に示すように、外筒21と内筒22とがスライド自在に挿入されたテレスコピック状の伸縮フレーム23の両端部にそれぞれ取り付けられており、近接離間移動自在となっている。外筒21の長さLは、図3に破線で示すように、先端スプロケット19と根元スプロケット18との間隔を最も狭めたときに、根元スプロケット18と干渉しない範囲でできるだけ長く設定されている。その外筒21の下部には、スプロケット18,19間のバケットコンベヤ3の移動を案内するガイドレール24が設けられている。ガイドレール24は、スプロケット18,19間のバケットコンベヤ3の弛みを防止するものである。
【0013】
掻取部2の伸縮フレーム23とエレベータ部1の固定フレーム17との間には、図3に示すように先端及び根元スプロケット18,19を水平に保ちつつその間隔を広げながら上昇させ、狭めながら下降させるリンク機構25が設けられている。リンク機構25は、図2にも示すように一端が固定フレーム17に接続され他端が外筒21のブラケット26に接続された第1リンク27と、一端が第1リンク27の中間部に接続され他端が内筒22のブラケット28に接続された第2リンク29と、一端が第2リンク29の中間部に接続され他端が固定フレーム17に接続された第3リンク30とを備えている。
【0014】
第3リンク30の固定フレーム17側の取付点31と第1リンク27の固定フレーム17側の取付点32とは、所定距離離間されている。第1リンク27と固定フレーム17との間には、上記リンク機構25を作動させて掻取部2を所望の高さに保持する保持手段としての伸縮シリンダ33が設けられている。伸縮シリンダ33は、その一端が第1リンク27の固定フレーム取付点32と第2リンク取付点34との間のブラケット35に取り付けられ、他端が固定フレーム17の第1リンク取付点32と第3リンク取付点31との間のブラケット36に取り付けられている。
【0015】
伸縮シリンダ33は、自然状態では、図3に破線で示すように重力により掻取部2(先端および根元スプロケット18,19、伸縮フレーム23)が下降して第1リンク27が逆時計方向に回動されるため、収縮される。よって、伸縮シリンダ33を伸長させるときには、その重力による付勢力に打ち勝つ油圧を供給する必要がある。そして、油圧の供給を止めれば、掻取部2が重力により下降し、伸縮シリンダ33が自然に収縮する。また、伸縮シリンダ33への油圧をロックすれば、掻取部2が所定の高さに固定保持される。また、伸縮シリンダ2にアキュームレータ37を接続し、アキュームレータ37の圧力によって掻取部2の自重の一部を保持するようにすれば、掻取部2の保持力が弱まる。
【0016】
伸縮シリンダ33には、かかる油圧の切り換えを行い、掻取部2の保持力を調節する制御手段としての油圧回路38が接続されている。油圧回路38には、伸縮シリンダ33に所定圧力を供給して掻取部2の自重の一部を保持するアキュームレータ37が設けられている。アキュームレータ37による掻取部2の保持力は、掻取部2の自重より僅かに小さく設定されている。油圧回路38の概要を図4〜図6を用いて説明する。
【0017】
図4に示すように、伸縮シリンダ33のピストン側の部屋39には、第1配管40を介してアキュームレータ37が接続されている。アキュームレータ37の圧力は、掻取部2(先端スプロケット19、根元スプロケット18、伸縮フレーム23等)の自重を持ち上げるには、僅かに足りない圧力に設定されている。例えば、掻取部2の重量が10トンなら、アキュームレータ37の圧力は 8トン分を持ち上げる程度の圧力となっている。
【0018】
上記第1配管40には、リリーフ弁41、第1切換式逆止弁42、加圧ポンプ43、固定式逆止弁44、逆止弁ユニット45、リリーフ弁46が設けられている。リリーフ弁41と第1切換式逆止弁42との間の部分と、固定式逆止弁44と逆止弁ユニット45との間の部分とは、第2配管47によって接続されている。第2配管47には、第2切換式逆止弁48が設けられている。また、リリーフ弁41と第1切換式逆止弁42との間の部分と、リリーフ弁46と伸縮シリンダ33との間の部分とは、第3配管49によって接続されている。第3配管49には、第3切換式逆止弁50が設けられている。
【0019】
上記第1〜第3切換式逆止弁42,48,50は、それぞれ第1〜第3切換弁51,52,53に接続されており、これらによって一方向のみ通過させる逆止機能と両方向に自由に通過させるフリー機能とに、切り換えられるようになっている。第1〜第3切換弁51,52,53には、作動流体としてのオイルがポンプ54から第4配管55を介して供給されるようになっており、それぞれソレノイド56,57,58によって切り換えられるようになっている。第4配管55には、リリーフ弁59が設けられている。
【0020】
第4配管55のリリーフ弁59とポンプ54との間の部分と、第1配管40のアキュームレータ37とリリーフ弁41との間の部分とは、第5配管60によって接続されている。第5配管60には、固定式逆止弁61、圧力スイッチ62が設けられている。圧力スイッチ62は、アキュームレータ37内の圧力が設定圧力より低下した場合に作動し、ポンプ54に接続されたモータ63を起動させてアキュームレータ37内の圧力を回復させるものである。但し、通常は、アキュームレータ37の圧力が逃げないように逆止弁等が配置されているため、上記圧力スイッチ62が働くことはない。
【0021】
また、上記第1配管40のポンプ43と固定式逆止弁44との間の部分には、第6配管64が接続されており、第6配管64にはリリーフ弁65が設けられている。また、伸縮シリンダ33のロッド側の部屋66は、第7配管67を介してオイルタンク68に接続されている。また、逆止弁ユニット45は、4個の固定式逆止弁69,70,71,72と、1個の可変式絞り73とを有している。かかる油圧回路38によれば、次のようにして伸縮シリンダ33の伸長、収縮、固定保持、弾性保持を切り換える。
【0022】
伸縮シリンダ33を伸長させるときには、図4に示すように第1切換弁51のソレノイド56に通電して第1切換式逆止弁42をフリーにし、モータ63によりポンプ43を作動させる。すると、アキュームレータ37内のオイルは、第1切換式逆止弁42、ポンプ43、固定式逆止弁44、逆止弁72、絞り73、逆止弁70を通り、第1配管40を介してポンプ43で加圧されて伸縮シリンダ33のピストン側の部屋39に導かれ、伸縮シリンダ33が伸長する。
【0023】
このとき、ポンプ43は、その吸込口側にアキュームレータ37が接続され、吐出口側に伸縮シリンダ33が接続されているので、アキュームレータ37内の圧力を基準にして加圧仕事を行う。よって、ポンプ43の仕事量は、アキュームレータ37無しのものと比較すると、アキュームレータ37の圧力分だけ軽減される。伸縮シリンダ33が伸長すると、図3に示すように掻取部2がリンク機構25を介して上昇する。なお、伸縮シリンダ33のロッド側の部屋66のオイルは、第7配管67を介してオイルタンク68に排出される。
【0024】
伸縮シリンダ33を固定保持するときには、ポンプ43を停止させればよい。これにより、掻取部2の上昇が止まり、掻取部2が所望の高さに保持される。何故なら、このとき伸縮シリンダ33のピストン側の部屋39内の油圧は、図5に示すように、逆止弁69、絞り73、逆止弁71、逆止弁44、第2切換式逆止弁48、第3切換式逆止弁50によって保持されるからである。このとき、第2および第3切換式逆止弁44,50は、逆止機能が発揮されるようになっていることは勿論である。
【0025】
伸縮シリンダ33を収縮させるときには、図5に示すように第2切換弁52のソレノイド57に通電して第2切換式逆止弁48をフリーにし、ポンプ43を停止する。すると、図3に示すように伸縮シリンダ33が掻取部2の重量に押されて収縮されるため、図5に示すように伸縮シリンダ33のピストン側の部屋39内のオイルが、逆止弁69、絞り73、逆止弁71、第2切換式逆止弁48を通って第2配管47を介してアキュームレータ37に導かれる。伸縮シリンダ33が収縮すると、図3に示すように掻取部2が下降する。なお、伸縮シリンダ33のロッド側の部屋66は、オイルタンク68から第7配管67を介してオイルを吸い込む。その後、第2切換式逆止弁48を作動させて逆止機能を発揮させれば、伸縮シリンダ33は前述したようにその位置に保持固定される。
【0026】
伸縮シリンダ33を弾性的に保持するときには、図6に示すように第3切換弁53のソレノイド58に通電して第3切換式逆止弁50をフリーにする。すると、伸縮シリンダ33のピストン側の部屋39とアキュームレータ37とが第3配管49を介して接続され、上記部屋39にアキュームレータ37内の油圧が加わる。すると、アキュームレータ37の圧力によって掻取部2(先端スプロケット19、根元スプロケット18、伸縮フレーム23等)の自重の一部が持ち上げられる。よって、底浚い時に掻取部2のバケットを船倉底板6に接触させたときの接触圧が小さくなる。
【0027】
たとえば、掻取部2の重量が10トンの場合にアキュームレータ37の持上力を 8トンに設定しておけば、接触圧は 2トンとなる。よって、船倉底板6が波の作用や荷揚げによる重量バランスの変化等に起因して上下に揺動しても、掻取部2が所定の接触圧( 2トン)を保ったままその揺動にしなやかに追従することになる。これにより、掻取部2のバケットが船倉底板6に激しく衝突することを回避でき、バケットおよび船倉底板6の損傷を防止できる。また、通常の荷揚作業時には、前述のように油圧をロックして伸縮シリンダ33を保持固定しておく。これにより安定した掻き取りが行える。
【0028】
なお、図6中のリリーフ弁41のリリーフ圧力を可変とし、これを適宜調節すれば上記接触圧を調節できる。例えば、リリーフ弁41のリリーフ圧力を高めると接触圧が小さくなり、リリーフ圧力を低めると接触圧が大きくなる。
【0029】
本発明の別の実施形態を図7に示す。
【0030】
図示するように、このものは、第3リンク30を伸縮シリンダ30aから構成し、この伸縮シリンダ30aを伸縮させることにより掻取部2の角度(先端スプロケット19と根元スプロケット18とを結んだ直線の角度)を傾動させるようにし、この伸縮シリンダ30aに前述した図4〜図6に示すような油圧回路38を接続したものである。こうすれば、底浚い時に掻取部2は船倉底板6の傾動に対してもしなやかに追従できる。
【0031】
なお、図7に示す掻取部2の傾動を制御する伸縮シリンダ30aと、図3に示す掻取部2の昇降を制御する伸縮シリンダ33との双方に、図4〜図6に示すような油圧回路38をそれぞれ接続し、底浚い時に掻取部を船倉底板6の昇降と傾動とに同時に追従させるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、通常の掻取時には保持手段の保持力を高めて掻取部を固定的に保持することで安定した掻き取りが行え、底浚い時には保持手段の保持力を弱めて掻取部を船倉底板の揺動にしなやかに追従させることで掻取部の部分のバケットコンベヤが船倉底壁に衝突することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す連続アンローダの全体図である。
【図2】上記連続アンローダの掻取部の側面図である。
【図3】上記掻取部の昇降の様子を示す図である。
【図4】制御手段としても油圧回路を示す図である(伸長時)。
【図5】制御手段としても油圧回路を示す図である(収縮時)。
【図6】制御手段としても油圧回路を示す図である(弾性保持時)。
【図7】上記掻取部の傾動の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 エレベータ部
2 掻取部
3 バケットコンベヤ
25 リンク機構
33 保持手段としての伸縮シリンダ
37 アキュームレータ
38 制御手段としての油圧回路

Claims (4)

  1. 船倉内に上方から挿入されるエレベータ部と、該エレベータ部の下端に接続された掻取部と、該掻取部及び上記エレベータ部に巻き掛けられた無端状のバケットコンベヤとを備え、上記船倉内のバラ物を上記掻取部の部分のバケットコンベヤにより掻き取って上記エレベータ部を介して連続的に荷揚げする連続アンローダであって、上記エレベータ部と上記掻取部との間に介設され上記掻取部を昇降自在に支持するリンク機構と、該リンク機構を作動させて上記掻取部を所定の高さに保持する保持手段と、該保持手段の保持力を通常の掻取時には高めて上記掻取部を上記エレベータ部に対して固定保持すると共に、上記船倉の底浚い時には上記保持力を弱めて上記掻取部を上記エレベータ部に対して弾性保持するように切り替えるための制御手段とを備えたことを特徴とする連続アンローダ。
  2. 上記保持手段が、上記リンク機構に接続された伸縮シリンダからなり、上記制御手段が、その伸縮シリンダへの油圧を制御する油圧回路からなり、該油圧回路が、上記弾性保持するときには上記伸縮シリンダに接続されると共に上記固定保持するときには切り離されるアキュームレータを備えた請求項1記載の連続アンローダ。
  3. 上記アキュームレータによる上記掻取部の保持力が、上記掻取部の自重より僅かに小さく設定された請求項2記載の連続アンローダ。
  4. 船倉内に上方から挿入されるエレベータ部と、該エレベータ部の下端に接続された掻取部と、該掻取部及び上記エレベータ部に巻き掛けられた無端状のバケットコンベヤと、上記エレベータ部と上記掻取部との間に介設され上記掻取部を昇降自在に支持するリンク機構と、該リンク機構を作動させて上記掻取部を所定の高さに保持する保持手段とを備え、上記船倉内のバラ物を上記掻取部の部分のバケットコンベヤにより掻き取って上記エレベータ部を介して連続的に荷揚げする連続アンローダの掻取方法であって、通常の掻取時には上記保持手段の保持力を高めて上記エレベータ部に対する上記掻取部の高さを固定することで安定した掻き取りを行い、上記船倉の底浚い時には上記保持手段の保持力を弱めて上記エレベータ部に対する上記掻取部の高さを船倉底板の揺動にしなやかに追従させるようにしたことを特徴とする連続アンローダの掻取方法。
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