JPH08507999A - 自動すくい上げ式バケットコンベア - Google Patents

自動すくい上げ式バケットコンベア

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JPH08507999A
JPH08507999A JP7518817A JP51881795A JPH08507999A JP H08507999 A JPH08507999 A JP H08507999A JP 7518817 A JP7518817 A JP 7518817A JP 51881795 A JP51881795 A JP 51881795A JP H08507999 A JPH08507999 A JP H08507999A
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ヤダ ファン,
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ペー ヴェー ハー アンラーゲン ウント ジステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に船舶用アンローダとして構成されたL字形バケットコンベア、それも、直立する長鼻状部と、この長鼻状部に対して直角方向に運動するバケットコンベア基部とを備えており、この基部がほぼ垂直に延びる部分と、ほぼ水平に延びる部分とを有している形式のものに関する。船の運動に適応するためには、垂直液圧シリンダと、場合によっては傾斜シリンダも役立っている。引っ張り部材の緊締及び又は補償のためには、水平シリンダが備えられている。本発明によれば、チェーンの緊締及びすくい上げ力の調達は、それぞれ水平シリンダと、垂直シリンダ及び傾斜シリンダとにより、別個に、かつまた前調節可能に達成され、また水平部分と垂直部分との間のチェーン長さの補償は、水平シリンダと垂直シリンダとの間の液圧連通等の措置や、蓄圧器により達せられる。したがって、スプロケットは、水平方向に浮動し、水平部分は垂直部分と水平部分との間のリンクを中心として旋回し、バケットコンベア基部全体は、垂直方向に運動する。ばら荷とバケットコンベア基部との間のチェーン緊締力とすくい上げ力とは、したがって、作業中は一定不変である。バケットコンベア基部は、自動的に船の運動に適応するので、バケットコンベアは最適の搬送効率を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】 自動すくい上げ式バケットコンベア 本発明は、特に船舶用アンローダとして用いられるL字形バケットコンベア、 それも、バケットが取り付けられたエンドレスの引っ張り部材と、コンベア基部 とを有し、このコンベア基部が、ほぼ垂直に延びる部分及びほぼ水平に延びる部 分と、引っ張り部材の緊締及び又は補償のための少なくとも1つの水平シリンダ と、コンベア基部を保持する少なくとも1つの垂直シリンダとを有する形式のバ ケットコンベアに関するものである。 この種の、特に船舶の荷下ろし用の立型コンベアは、ヨーロッパ特許公開第0 236845号明細書により公知である。この立型コンベアは、垂直軸を中心と して旋回可能な部分を有し、この部分の下端が、外方へ旋回可能な部分とリンク 結合されている。バケットコンベアの調車間の両側ベルト部分は、リンクの区域 で外方旋回する側が案内によって支えられ、下端のところで変向ローラにより案 内されていることにより、いわゆるディープカットで作業できる。動作範囲を十 分に拡大するために、外方へ旋回可能な部分は、下端に外方への旋回方向に突出 したリンク結合基部を有しており、この基部が下部と結合していることにより、 旋回可能部分は、どの外方旋回位置でも水平方向に維持、ないし調節される。こ の外方旋回部分は、特に、一緒に平行四辺形リンクを形成する2つのバーから形 成され、このリンクに上部と結合された液圧シリンダが作用している。引っ張り 部材を緊締するには、たとえば、同じように液圧シリンダからなる緊締装置を用 いる。この装置は調整装置によって操作可能である。バケットコンベアの高さ位 置と、水平の突出部分の位置とに応じて、引っ張り部材の緊締度が測定され、調 整回路の枠内で後調整される。その場合に生じる時間的な遅れにより、バケット コンベアが損傷する恐れがある。 ドイツ連邦共和国特許公開第4100852号明細書に記載されている船舶用 アンローダは、突出部分のところを移動可能な、事実上垂直に延びる部分を有し ている。この部分の下端は、事実上水平に延びる部分と協働する。バケットコン ベアのチェーンは、垂直、水平いずれの部分でも変向部材を介して案内される。 垂直部分より水平部分を高くするには、垂直部分のところに備えられた昇降装置 を用いる。その場合のチェーン長さの変化は、水平部分の補償装置により補償さ れる。この目的のためには、特定のセンサが用いられる。これらのセンサは、間 隔報知器、圧力計、歪み計等の形式のものである。これらのセンサは、制御装置 又は調整回路を介して、たとえばチェーン緊締用の相 応の液圧シリンダを起動する。 このシステムも欠点を有している。すなわち、新たに調節された状態の測定と 反応(チエーン緊締後調整)との間の時間的な遅れが、不可避的に発生するから である。加えて、必要な制御は、極めて高額の費用がかかり、実現が難しい。船 舶の荷下ろしの場合、このシステムにはバケットコンベア基部に対して、垂直運 動と傾斜運動が生じる。これらの運動のため、ばら荷に対するバケットコンベア 基部の姿勢を、出来る限り時間的遅れなしに調整する必要がある。その場合には 、また、バケットコンベアのすくい上げ力と、引っ張り部材の引張力とをできる だけ一定に維持して、最適搬送効率が達せられるように配慮する必要がある。 本発明の根底をなす課題は、立型コンベアを改良して、高額の技術面の費用を 要することなしに、バケットコンベア基部の運動を船の運動とコーディネートし 、しかも、目標緊締力及びすくい上げ力を下回ったり、上回ったりすることのな いようにすることにある。 この課題は、請求項1に記載のバケットコンベアにより解決された。このバケ ットコンベアは、本発明によれば、次の点を特徴としている。すなわち、垂直シ リンダと水平シリンダとを圧力導管を介して接続することにより、能動調整回路 なしに、バケットコンベア基部の降下と関連する垂直液圧シリンダ部分の走出が 、水平液圧シリンダ部分の相応の走入を生ぜしめ、ま た逆にバケットコンベア基部の上昇に関連する垂直液圧シリンダ部分の走入が、 水平液圧シリンダ部分の相応の走出を生ぜしめるようにした点である。こうする ことにより、本発明によれば、間隔及び又は圧力の測定や、調節部材の相応の操 作なしに、受動的な適応が可能になる。垂直方向の合力により、バケットコンベ ア基部は、船内のばら荷の下降に順応する。その場合、垂直シリンダのピストン ロッドが走出する。必要な長さ補償は、水平シリンダのピストンロッド、ないし は水平部分と接続されたシリンダのピストンロッドの走入により可能になる。逆 に、船が上昇運動するさいには、垂直シリンダのピストンロッドが引っ込められ 、これによる液圧媒体の排除により、水平シリンダのピストンロッドが走出され る。引っ張り部材の張力と、ばら荷・バケットコンベア基部間のすくい上げ力と は、作業中は一定不変である。バケットコンベア基部は自動的に船の運動に順応 する。これにより、バケットコンベアは最適搬送効率を達成する。原則として、 2つの独立システム間の運動経過をコーディネイトし、かつ当該システム間に作 用する力を一定に維持する前記原則は、次ぎの前提のもとに、任意のシステムに 転用可能である。すなわち、被制御システムの質量が、運動を発生させるシステ ムの質量と比較して極めて小さく、かつまた大きい方の質量の運動が、僅かの加 速ないし減速をもって行われる、という条件である。 本発明のこのほかの構成は、請求項2以下に記載されている。バケットコンベ ア基部を船の揺動にも自動的に適応可能にするために、有利には、次ぎのように 構成する。すなわち、垂直部分と水平部分とが、互いにリンクの周囲を少なくと も1つの傾斜シリンダを介して水平軸を中心として旋回可能であるようにするの である。有利には更に、チェーン長さ変更も水平部分の傾斜変更により補償可能 にする。 有利には、引っ張り部材としては、2つ以上のエンドレスチェーンを用いる。 本発明の別の構成によれば、カットイン可能のポンプを介して垂直液圧シリン ダ内へ追加供給可能な液圧媒体が、バケットコンベアの自重を補償するか、もし くは前記追加可能の液圧媒体が、追加圧力による圧力上昇を介して、バケットコ ンベア基部への作用を生ぜしめる。この措置では、3つの可能な前提条件を考慮 にいれてある。すなわち、バケットコンベア基部の自重が極めて大であること、 したがって、張力を調達することにより、バケットに不必要に著しい負荷をかけ たり、バケットを不必要に重く構成する必要がないようにすることである。バケ ットコンベア基部の自重が軽量すぎる場合には、目標すくい上げ力を調達せねば ならない。この調達は垂直シリンダピストンを介して行う。 ポンプは、また圧力に応じてカットイン又はカット オフ可能に構成できる。ポンプがカットオフ又はスイッチオフされた場合、垂直 シリンダ内の圧力が下降しないようにするためには、ポンプに逆止め弁を後置し ておく。 垂直液圧力シリンダには、有利には両側にピストン用の終位置ダンパを備えて おく。このダンパは、本発明の別の構成によれば、機械式または液圧式にするこ とができる。機械式の場合は、それぞれシリンダ端側に配置した皿ばねにより構 成できる。皿ばねは、シリンダの内部、外部のいずれに配置してもよい。 圧力導管の途中の各蓄圧器は、ピストンにより分離された垂直シリンダ中空室 と連通するようにするか、ないしは中空室に給圧するようにする。これにより、 すぐれた圧力安定化が達せられる。別の圧力安定化は圧力制限弁により可能にな る。これによって、特に引っ張り部材の張力、又はバケットのすくい上げ力を一 定に維持できる。この圧力制限弁は、たとえば、目標圧力が、前設定可能な値、 たとえば5%を上回るか、下回るかした場合に、遮断される。 本発明の別の構成によれば、垂直液圧シリンダは、前設定可能な最大衝突力の 検出用及び全バケットコンベアの昇程起動用のセンサを有している。最大衝突力 が検出されると、全バケットコンベアが上昇する。別の問題が生じるのは、いわ ゆる“クリーニングアップ”の場合である。これは、船の床に残っている荷を収 容する作業段階である。この作業段階では、すくい上げ力を落として作業せねば ならない。この目的のために、ヨーロッパ特許公開第0401406号明細書に 記載の装置によれば、鎖リンクを下側の案内から外すことにより、バケットを有 するチェーンが自由垂曲線の形でたるむようにされ、このたるませたチェーンの 融通性により、船の運動が補償されるようにされている。その場合、たるませた チェーンの垂直運動は、もはや能動運動ではなく、船の運動を補償するこのシス テムは、すくい上げ力が弱すぎるため、通常の作業には利用できない。更に、チ ェーンをたるませるには、通常のチェーン駆動装置より高価な駆動装置や案内が 必要になる。本発明は、別の構成により“クリーニングアップ”作業段階用にも 、より簡単な解決策を提供するものである。すなわち、通常の作業を“クリーニ ングアップ”作業に切り替える装置を備えるようにするのである。こために、別 の特性値をもつ別の圧力制限弁を装備するか、もしくは別の特性値をもつ付加圧 力制限弁を並列接続する。 水平部分の突出度がさまざまであることを考慮して、バケットコンベア基部の 突出度変更用に、別の付加垂直及び水平液圧シリンダを、ばら荷上へのバケット コンベア基部の保持用、及び引っ張り部材の緊締及び又は補償用の液圧シリンダ と並列配置しておく。 本発明の実施例を図示しておく。 図1及び図2は、それぞれ、異なる方向から見たバケットコンベアの部分図で ある。 図3〜図5は、それぞれ、液圧システムの基本回路図である。 図6は、“クリーニングアップ”切り替え装置を装備した図3の液圧システム の部分図である。 図7は、図4及び図5の回路の別の実施形式に“クリーニングアップ”切り替 え装置を装備した場合の、相応の部分図である。 図8は、別の“クリーニングアップ”切り替え装置の部分図である。 図9は、突出度を示す基本回路図である。 図10及び図11は、別の実施形式の側面図及び正面図である。 図12〜図14は、それぞれ、図10及び図11の実施形式用の液圧システム の基本回路図である。 図15〜図17は、それぞれ、異なる形式の“クリーニングアップ”切り替え 装置を装備した図12の液圧システムの回路図である。 図1及び図2に示したバケットコンベアは、走路を有する長鼻状部分10と、 垂直部分70及び水平部分11を有するバケットコンベア基部とを備えている。 バケット12は、略示されているにとどまるチェーン13を介して、水平部分1 1、垂直部分70、長鼻状部分10内を案内されている。水平部分11と垂直部 分70とには、鎖車14が変向部材として備えられている。長鼻状部分10に対 してバケットコンベア基部を保持するため、2つの垂直液圧シリンダ15,16 が備えられており、これらのシリンダは、一端が垂直部分70の支持部に、他端 が長鼻状部分の支持部18,19に支えられている。チェーン長さを適合させ、 かつ張力を一定に維持するためには、水平部分11に配置された液圧シリンダ2 0,21が役立っている。これらのシリンダは、一端が支持部22に、他端が鎖 車14に支えられている。この液圧回路は図3〜図5に示されている。 図1及び図2の実施形式の場合と同じ部材には同じ符号が付されている図10 及び図11の実施形式には、支持部18ないし19と水平部分11との間には、 それぞれリンク結合された傾斜シリンダ71,72が、付加的に備えられている 。これらのシリンダにより、リンク73を中心として水平部分11が垂直部分7 0に対して旋回可能となる。図3の場合は、バケットコンベア基部の自重が大で あることを前提としている。この自重を補償して、必要なすくい上げ力を得るた めには、バケットコンベア基部に張力を加えねばならない。つまり、垂直部分7 0下部の圧力p1が、この場合、複式に作用するシリンダの上方の室の圧力p0 より大でなければならない。この目的のため、相応の圧力を調達するポンプが必 要となる。このポンプは次 ぎのように制御される。すなわち、初期圧力が、前設定可能な値、たとえば0. 95p1まで降下したら、カットインされ、たとえば圧力が前設定圧力p1に達し たら、カットオフされるようにする。ポンプ出口のところの逆止め弁24は、ポ ンプのカットオフ中の圧力降下を防止する。圧力制限弁25,33,34は、圧 力p0及びp1の過圧又は圧力降下を防止する。シリンダ15,20は、それぞれ ピストン側が導管26を介して互いに接続されている。これにより、垂直部分7 0のチェーン長さの短縮(垂直シリンダ15の走入時)が、水平部分11の長さ が相応に延長されることにより補償される。蓄圧器27,28により、ほとんど 一定の液圧が保証される。ピストンの他方の側にある室は、圧力p2=0である 。矢印29は、基部がピストン15により可能な補償がなされた後には、過大な 負荷を受けるこがないことを示している。該当する衝突力に達するとバケットコ ンベアを保持しているリフトが信号を受け取り、バケットコンベアを上昇させ、 基部の負荷を除去する。この機能はリミットスイッチでも発揮できる。 図面の記号は次ぎの通りである: Fa 衝突力(−Fa1≦Fa≦Fa2) Fo 上部ばね力 F1 下部ばね力 Fsp チェーンの引っ張り力 Fc 垂直シリンダのピストンロッドの力 FH バケット上での水平すくい上げ抵抗 Fv バケットコンベアのすくい上げ力 W 基部の自重 P0,P1,P2 液圧 A0,A1 ピストン上の加圧面積 図4に示した別の液圧回路は、基部の自重が、ちょうど又はほとんど、必要な すくい上げ力を得るのに要するだけの値を有するバケットコンベア用のものであ る。この場合、シリンダ15の上部区域内の圧力p0は、圧力p1より大でなけれ ばならない。したがって、ポンプ23は、圧力p0を発生させるシリンダのピス トン側に配置されている。弁31,32は、既述のように、導管内圧力を制限す る。図3と等しい符号を付された部材には、図3で説明したことが妥当する。図 3及び図4の回路の場合、圧力p0は、事実上チェーンの張力Fspにより決定 されるのに対して、図5の回路は、バケットコンベア基部の自重が小さすぎて十 分なすくい上げ力が得られない場合に適している。この場合には、垂直シリンダ 15により付加圧力を生ぜしめて、基部の(小さすぎる)自重と協働してすくい 上げ力を得なければならない。この圧力は、シリンダ15のピストン側のポンプ 23の圧力p0により生ぜしめられる。チェーンの張力は、シリンダ20の両側 に作用する液圧力p00とp21との差から生 じる。この場合、A0,A1は、それぞれのピストン面積を表している。弁32, 31及び35、36により、圧力p1及びp2は、これらの値の上下5%だけ変動 せしめられる。更に、蓄圧器37〜39は、それぞれ導管内の圧力p0,p1,p2 の安定化に役立っている。図3〜図5に示した回路は、通常の作業に適してい る。しかし、“クリーニングアップ”作業には、より小さいすくい上げ力が必要 である。このより小さい力を得るためには、図3の回路の圧力p1を上昇させね ばならない。この圧力上昇は、より高い圧力p1を発生させる別の圧力制限弁4 8により可能になる。図6は、その場合の、方向制御弁40による切り替えを示 している。その場合、液圧システムは、付加圧力制限弁48により“クリーニン グアップ”作業時の不許容圧力から守られる。図4及び図5の弁31,32も、 相応の形式で、弁49,50を弁51,52に切り替える図7の部分回路に替え ることができる。その場合、そのつど注意せねばならない点は、p0>p1の条件 がp1′の変更調節によっても損なわれないようにすることである。変更圧力p1 ′が、図4及び図5の回路のp0より大でなければならない場合、図8の回路の 場合には、ポンプ23を最大液圧を有する液圧回路ないに配置するようにする。 図9には、液圧シリンダ42,43を突出させることによって、バケットコンベ ア基部の水平部分の長さを変更できることが示 されている。突出長さ変更の間のチェーン長さを補償するために、垂直シリンダ 15の両側に配置された2つの垂直シリンダ44,45が必要となる。付加水平 シリンダ42ないし43のピストン室は、導管53ないし54を介して付加垂直 シリンダ44ないし45のピストン室と連通している。 本発明の効果は、作業中、極めて大きい補償距離をもって、バケットコンベア 基部を船の運動に受動的に適応させ得ることにある。すくい上げ力は、運動補償 の間、事実上一定に保持でき、それにより、バケットの搬送効率が最適化される 。チェーンの張力を敏感に調節できる特徴を十分に活用することにより、より軽 量のチェーンのの利用が可能になる。液圧システムは、重量の異なるバケットコ ンベア基部を用いることにより、高額の出費なしに 種々変更可能である。たと えば、図3、図4、図5の液圧回路は、それぞれ切り替え装置を介して 種々の 状態の1つに調節できる。既述の回路拡張により、十分な量のばら荷からのすく い上げ作業と“クリーニングアップ”作業との切り替えが、簡単に可能になる。 これにより、従来、必要であったばら荷集め用のフロントローダは不要となる。 図12の回路は、実質的には図3の回路と同じである。しかし、付加的に傾斜 シリンダ71,72(図10、図11参照)に圧力p3を負荷する必要があるの で、別の蓄圧器75が備えられている。シリンダ71 の働きはシリンダ15のそれと似ている。異なる点は、とりわけチェーン長さ変 更の度合が、リンク73を中心とする水平部分11の伸びの場合に、比較的小さ い値のため、その変更は、蓄圧器により補償される。最大5%に圧力p3の変動 を制限するため、付加的な弁76,74が、相応の形式で備えられている。同じ ことは、図13及び図14の回路にも妥当する。これらの図に記載の部材で、図 4及び図5の部材と等しいものには等しい符号を付してある。 図15〜図17の回路は、いわゆる“クリーニングアップ”作業用の実施形式 を示したものである。より小さい力を得るために、圧力p1,p3を上昇させなけ ればならない。この圧力上昇は圧力制限弁48,78,80により可能となる。 図15の回路の場合、切り替えは3つの3方弁40,77,79を介して行われ る。その場合、3つの付加圧力制限弁は、すべて、液圧システムの上昇圧力p1 ,p3の過圧を防止する。 図16及び図17の回路の弁31,32及び弁74、76は、相応の形式で弁 49,50及び弁77、79を弁51、52及び弁78、80へ切り替えること で、代えることができる。その場合には、図16のp0>p1と図16のp0<p1 の条件を、それぞれ守らねばならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,CN,FI,J P,KR,NO,US 【要約の続き】 業中は一定不変である。バケットコンベア基部は、自動 的に船の運動に適応するので、バケットコンベアは最適 の搬送効率を達成する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に船舶用のアンローダとして構成されたL字形バケットコンベアであって 、バケットを取り付けたエンドレスの引っ張り部材(13)と、バケットコンベ ア基部とを有し、この基部が、ほぼ垂直に延びる部分(70)及びほぼ水平に延 びる部分(11)と、引っ張り部材(13)の緊締及び又は補償用の少なくとも 1つの水平シリンダ(20,21)と、バケットコンベア基部を保持する少なく とも1つの垂直シリンダ(15,16)とを有する形式のものにおいて、垂直シ リンダ及び水平シリンダ(15,16;20,21)が、圧力導管(26)を介 して相互に接続されることによって、能動調整回路なしで、バケットコンベア基 部(11)の降下に関連する垂直液圧シリンダ部分の走出が、水平液圧シリンダ 部分の相応の走入を生ぜしめ、また逆に、バケットコンベア基部の上昇に関連す る垂直液圧シリンダ部分の走入が、水平液圧シリンダ部分の相応の走出を生ぜし めることを特徴とするL字形バケットコンベア。 2.垂直部分(70)と水平部分(11)とが、互いにリンク(73)の周囲を 水平軸線を中心として少なくとも1つの傾斜シリンダ(71,72)を介して旋 回可能に配置されていることを特徴とする、請 求項1記載のバケットコンベア。 3.チェーン長さ変更も水平部分(11)の傾斜変更によって補償可能であるこ とを特徴とする、請求項2記載のバケットコンベア。 4.引っ張り部材が2個以上のエンドレスチェーン(13)からなることを特徴 とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 5.カットイン可能のポンプ(23)を介して垂直液圧シリンダ(15,16) 内へ付加的に供給可能な液圧媒体が、バケットコンベアの自重を補償するか、も しくは付加圧力p1をバケットコンベア基部(11)に作用させるかすることを 特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 6.カットイン可能なポンプ(23)に逆止め弁を後置すること、及び又はポン プ(23)を圧力に応じてカットイン又はカットオフすることを特徴とする、請 求項1から5までのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 7.垂直液圧シリンダ(15,16)が両側にピストン用の終位置ダンパ(46 ,47)を備えていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に 記載のバケットコンベア。 8.液圧式終位置ダンパ、又は機械式終位置ダンパ、有利には、それぞれシリン ダ(15,16)の端側 に配置された皿ばね(46,47)を特徴とする、請求項7記載のバケットコン ベア。 9.圧力導管途中に配置された各蓄圧器(27,28;37,38,39,75 )が、垂直液圧シリンダ(15,16)及び又は水平液圧シリンダ(20,21 )及び又は傾斜シリンダ(71,72)の、ピストンにより分離された中空室と 接続されているか、もしくは中空室に給圧することを特徴とする、請求項1から 8までのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 10.圧力安定化用の、すなわち引っ張り部材(13)の長さ補償用又はバケット のすくい上げ力調節用の各圧力制限弁(25,31〜36,48,51,52, 74,76,78,80)が備えられていることを特徴とする、請求項1から9 までのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 11.垂直液圧シリンダ(15,16)が、前設定可能の最大衝突力(29)及び 又はバケットコンベア基部高さ位置の検出用、及び又は全バケットコンベア昇程 起動用のセンサを有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1 項に記載のバケットコンベア。 12.床上に残されたばら荷の一掃(クリーニングアップ)用に、少なくとも1つ の別個の、又は付加的な圧力制限弁(48,51,52,78,80)が備 えられていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の バケットコンベア。 13.バケットコンベア基部11の突出長さ変更用の、別の垂直及び水平に配置さ れた液圧シリンダ(42〜45)が、バケットコンベア基部(11)を保持する ためと、引っ張り部材の補償のためとに備えられている液圧シリンダ(15,1 6,20,21)と並列配置されていることを特徴とする、請求項1から12ま でのいずれか1項に記載のバケットコンベア。 14.別の水平配置された液圧シリンダ(42,43)のピストン室が導管(53 ,54)を介して付加垂直シリンダ(44,45)のピストン室と連通せしめら れていることを特徴とする、請求項13記載のバケットコンベア。
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