JPH055714U - 物品保管装置の塵埃落下防止構造 - Google Patents

物品保管装置の塵埃落下防止構造

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JPH055714U
JPH055714U JP6246091U JP6246091U JPH055714U JP H055714 U JPH055714 U JP H055714U JP 6246091 U JP6246091 U JP 6246091U JP 6246091 U JP6246091 U JP 6246091U JP H055714 U JPH055714 U JP H055714U
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JP
Japan
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article
shelf
rail
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Application number
JP6246091U
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English (en)
Inventor
勝彦 松下
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 物品保管装置において、物品を移載する際、
搬送・移載車と棚との間から下方の棚に塵埃が落下しな
いようにするための構造を提供する。 【構成】 物品を保管する複数段の棚を有する保管棚4
2に沿って敷設されたレール上を走行する搬送・移載車
の物品積載板65と棚41との間で物品の移載が行なわ
れる物品保管装置において、レールRを棚の上面より下
方に敷設し、レールR上面の少なくとも一部を覆うよう
に物品積載板65の開放端を延長し、さらに、レールに
カバーの先端より搬送・移載車側にレールの長手方向に
沿って凸条部72又は凹条部を具えている。物品の底部
に付着した塵埃は、物品の移載にともなって、カバーの
先端と棚の間から、凸条部又は凹条部と棚との間のレー
ル上面に落下し、さらに搬送・移載車側の開放されたレ
ールの側部から下段の棚へ落下しようとしても、凸条部
又は凹条部によって落下が阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数段の棚を有する保管棚に沿って敷設されたレール上を走行する 搬送・移載車と棚との間で物品の移載を行い保管棚に物品を保管する物品保管装 置において、物品を移載する際、搬送・移載車と棚との間から下方の棚に塵埃が 落下しないようにするための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の物品保管装置として実開平1−140307号公報に記載のも のがある。 この物品保管装置は、図11、図12に示すように、保管棚21の各棚22, 22に対応して搬送・移載車23が具えられている。この搬送・移載車23は、 棚22の所望の保管位置まで、車輪24によってレールR上を走行するようにな っている。 そして、搬送・移載車23と棚22との間での物品Wの移載は、レールR上面 を横切る摺動移載によって行なわれる。
【0003】 このため、搬送・移載車23と棚22との間は、搬送・移載車23の物品積載 面25と、レールRの上面と、棚21の物品載置面26との高さを揃え、各面同 士を面一にした構造になっているか、或いは、図13に示すように、棚32の物 品載置面36と物品積載板38の物品載置面35とを面一にするとともにレール Rを棚32の物品載置面36より下方に敷設し、レールRの上面を覆うカバー3 9を物品積載板38と面一に物品積載板38の延長上に具えた構造になっている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような構造は、物品Wの底部に付着している塵埃が、物品Wの 移載時に、レールRに落下した後、レールRと搬送・移載車23、33の隙間S 1(図12参照)、隙間S2(図13参照)から下段の棚や、下段の物品W上に 落下するという問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、物品を保管する複数段の棚を有する保管棚に沿って敷設されたレー ル上を走行する搬送・移載車の物品積載板と前記棚との間で前記物品の移載が行 なわれる物品保管装置において、前記レールは前記棚の上面より下方に敷設され 、前記物品積載板の開放端は前記レール上面の少なくとも一部を覆うように延び ており、さらに、前記レールに前記開放端より前記搬送・移載車側に前記レール の長手方向に沿って凸条部又は凹条部を、設けた塵埃落下防止構造により、前記 の課題を解決したものである。
【0006】
【作用】
積載板は凸条部又は凹条部を覆っている。このため、物品の底部に付着してい る塵埃は、物品の移載にともなって、積載板の先端と棚の間から、凸条部又は凹 条部と棚との間のレール上面に落下する。 レール上に落下した塵埃は、さらに、搬送・移載車側の開放されたレールの側 部から下段の棚へ落下しようとする。 しかし、この塵埃は、凸条部又は凹条部によって落下が阻止される。 これによって、下段への塵埃の落下が防止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 物品保管装置40(図4、図5参照)は、物品W(例えば、コンテナ)を保管 する複数段の棚41を有する保管棚42と、この保管棚42に沿って敷設された レールR上を走行する搬送・移載車43とを有している。 保管棚42,42は、2台平行に設置されており、図4、図5において左側に は、保管棚42の各棚41と外部との間で物品Wの搬入搬出を行なう入出庫コン ベヤ44、昇降搬出入機47、複数台の移動テーブル48が設置されている。移 動テーブル48は各棚毎に設置されている。
【0008】 搬送・移載車43(図4参照)は各棚41毎のレールR上に配置されている。 搬送・移載車43は、物品Wを積載してレールR上を自走し、且つ各保管枠45 との間で物品Wの搬出搬入を行なう一種の台車である。搬送・移載車43(図2 参照)は、走行モータ51によって回転させられる一対の駆動輪52,52と、 一対の従動輪53,53と、移載モータ55によって搬送・移載車43のフレー ム56上を移動させられるピッカー57とを具えている。
【0009】 ピッカー57(図2参照)は、長尺の一対の移動体61,61と、この一対の 移動体61,61の内側に出没する一対のピッキングピン62,62とを具えて いる。一対の移動体61,61は図2において上下端の方向に移動し、端部が棚 41内に出没するようになっている。一対のピッキングピン62,62は物品W の凹部W1に係合するようになっている。 搬送・移載車43のフレーム56には、一対の移動体61,61の内側に断面 コ字状の物品積載板65が開口部を上にして設けられている。物品積載板65は 、一対の移動体61,61間の空間を覆い、物品の底部に付着した塵埃が下段の 棚に落下しないように防止するとともに、物品Wの底部全体を支え物品底部の変 形を防止している。
【0010】 物品積載板65の立上り部分は、案内板64,64になっている。この案内板 64,64は物品Wの両側を案内するものであり、両端がレールRの上面まで延 長し「ハ」の字状に開いている。案内板64は、図3に示すように移動体61の 下方にある。このため、図2に示されている案内板64は移動体61と重なり、 板厚は示されず、線状になっている。 物品積載板の底部は、平坦になっているが、図9に示す物品積載板165の様 に、移動体61と平行に複数本の凸条部81、或いは、図10に示す物品積載板 265の様に、複数本の凹条部82を形成してもよい。このように、表面に凸条 部81、凹条部82が形成されていると、物品積載板165,265の補強と、 物品Wの摺動抵抗の低減に役立つ。
【0011】 搬送・移載車43(図1参照)と棚41との間は、搬送・移載車43と保管棚 42との間で物品Wの移載を行なうとき、レールRの上方を横切って物品Wを摺 動させるため、物品の物品移載案内構造70が具えられている。 物品移載案内構造70は、物品積載板65の上面651と棚41の上面411 とを面一にするとともに、レールRの高さを物品積載板65の上面651より低 くし、且つ、物品積載板65の延長上に設けた開放端652(物品の移載を円滑 にするため、若干下向きに傾斜させられている。)でレールRの上面を覆う構造 になっている。さらに、レールRの搬送・移載車側には、長手方向に沿って、折 曲部(凸条部)72が形成されている。又、棚41に設けた案内板46(図4参 照)も物品移載案内構造50を構成している。
【0012】 なお、折曲部72の替わりに、図6に示す凸条部172、或いは、図7に示す 凹条部272を形成してもよい。又は、図8に示すようにレールRの縁に沿って 断面半円状のゴムからなる凸状体(凸状部)372を貼り付けてもよい。この場 合の凸状体372は、物品保管装置40(図4、図5参照)の保守点検時に作業 員がレールRに足を掛けたときの滑り止めになる。 レールRに形成された折曲部72、凸状部172、凹状部272、凸状体37 2は、カバー652とともに、塵埃落下防止構造80,180,280を構成し ている。
【0013】 次に動作を説明する。 外部から運ばれてきた物品Wは、入出庫コンベヤ44(図4参照)から昇降搬 出入機47に移され、昇降搬出入機47によって所望の保管枠45がある棚41 まで上昇させられる。そして、物品Wは移動テーブル48を経て、待機している 搬送・移載車43に移載される。移載は、搬送・移載車43の移載モータ55( 図2参照)によって移動させられる移動体61,61を移動テーブル48(図4 参照)内に進入させることによって行なわれる。 物品Wを受け取った搬送・移載車43(図2参照)は、移動体61をフレーム 56上に引き戻し、所望の保管枠45の正面まで移動して停止する。
【0014】 その後、移載モータ55によって一対の移動体61,61が保管枠45(図4 参照)内に進入し、一対の移動体61,61(図2参照)から突出したピッキン グピン62,62に係合している物品Wを搬送・移載車43から棚41に移載す る。 棚41に物品Wを移載した搬送・移載車43は、ピッキングピン62を引っ込 め、物品Wとの係合を解除した後、移動体61をフレーム56上に引き戻す。 棚41から物品Wを搬出するときは、移動体61を棚内に進入させ、物品Wに ピッキングピン62を係合させる。移動体61は、その後、フレーム56上に戻 すことによって、物品Wが搬送・移載車43に積載される。その後、搬送・移載 車43はその物品Wを他の保管枠45、或いは、移動テーブル48の所へ走行し ていく。
【0015】 以上の一連の動作において、搬送・移載車43と棚41との間で移載されると きの物品Wは、搬送・移載車23上の案内板64,64と棚42上の案内板46 ,46(図4参照)とに案内されて移載される。又、この時、物品Wは、レール Rの上方を通過するが、レールRが開放端652で覆われているため、レールR の上面に接触することなく移動させられる。このことによって、レールRの上面 と物品Wの底面に傷が付くようなことがない。
【0016】 又、物品の底部に付着した塵埃は、開放端652と棚42との隙間S3からレ ールRに落下し、レールRによって受け止められる。さらに、レールRと搬送・ 移載車43との隙間S4から下段の棚へ落下しようとする塵埃は、折曲部72、 凸条部172、凹条部272、凸条体372によってその落下が阻止される。 これによって、下段の棚に塵埃が落下するようなことが殆どない。
【0017】
【考案の効果】 本考案の塵埃落下防止構造によると、凸状部又は凹状部によって、物品に付着 した塵埃が下段の棚に落下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の塵埃落下防止構造を示す図であり、図
2中1−1矢視断面図である。
【図2】図1の塵埃落下防止構造を有する物品保管装置
の平面図である。
【図3】図2を手前側から見た図である。
【図4】物品保管装置全体の概略平面図である。
【図5】図4を手前側から見た図である。
【図6】他の実施例の塵埃落下防止構造の正面図であ
る。
【図7】他の実施例の塵埃落下防止構造の正面図であ
る。
【図8】他の実施例の塵埃落下防止構造の正面図であ
る。
【図9】他の実施例の物品積載板の断面図である。
【図10】他の実施例の物品積載板の断面図である。
【図11】塵埃落下防止構造を具えていない従来の物品
保管装置の平面図である。
【図12】図11の左側面図であり、一部分省略した図
である。
【図13】図12に相当する他の従来例の側面図であ
る。
【符号の説明】
W 物品 R レール 40 物品保管装置 41 棚 42 保管棚 43 搬送・移載車 65,165,265 物品積載板 72 折曲部(凸条部) 80,180,280,280 塵埃落下防止構造。 172 凸条部 272 凹条部 372 凸条体(凸条部) 652 開放端

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 物品を保管する複数段の棚を有する保管
    棚に沿って敷設されたレール上を走行する搬送・移載車
    の物品積載板と前記棚との間で前記物品の移載が行なわ
    れる物品保管装置において、前記レールは前記棚の上面
    より下方に敷設され、前記物品積載板の開放端は前記レ
    ール上面の少なくとも一部を覆うように延びており、さ
    らに、前記レールに前記開放端より前記搬送・移載車側
    に前記レールの長手方向に沿って凸条部又は凹条部を設
    けたことを特徴とする、物品保管装置の塵埃落下防止構
    造。
JP6246091U 1991-07-15 1991-07-15 物品保管装置の塵埃落下防止構造 Pending JPH055714U (ja)

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JP6246091U JPH055714U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 物品保管装置の塵埃落下防止構造

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JP6246091U JPH055714U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 物品保管装置の塵埃落下防止構造

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JPH055714U true JPH055714U (ja) 1993-01-26

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ID=13200843

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140017092A (ko) * 2012-07-30 2014-02-11 주식회사 원익아이피에스 셔틀 및 그를 가지는 기판처리장치
KR101877340B1 (ko) * 2012-12-28 2018-07-11 주식회사 원익아이피에스 기판처리장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140017092A (ko) * 2012-07-30 2014-02-11 주식회사 원익아이피에스 셔틀 및 그를 가지는 기판처리장치
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