JPH085126Y2 - コンテナ移載装置 - Google Patents

コンテナ移載装置

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JPH085126Y2
JPH085126Y2 JP1990042394U JP4239490U JPH085126Y2 JP H085126 Y2 JPH085126 Y2 JP H085126Y2 JP 1990042394 U JP1990042394 U JP 1990042394U JP 4239490 U JP4239490 U JP 4239490U JP H085126 Y2 JPH085126 Y2 JP H085126Y2
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JP
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container
frame
transfer device
fork
slide
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JP1990042394U
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JPH041808U (ja
Inventor
晃 川瀬
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、コンテナ立体倉庫における入出庫等に用い
られるコンテナ移載装置に係わり、特に上下方向のコン
テナの配置密度を高くでき、立体倉庫における設置面積
当たりのコンテナ入庫許容量を向上させることができる
コンテナ移載装置に関する。
「従来の技術」 従来、JR貨物用コンテナ等のクレーン吊りが容易でな
いコンテナの移載にはフォークが用いられている。そし
て、このようなコンテナの倉庫における入出庫等に使用
される移載装置としては、第6図に示すように上下動す
る昇降台1を有しコンテナCが配置される場所に沿って
水平移動する走行クレーン2を備え、この走行クレーン
2の昇降台1に設けられたスライド機構SのフォークF
をコンテナC側に水平移動させてコンテナCの下面側の
隙間D1あるいは隙間D2に挿入してコンテナCを支持し移
載するものが知られている。
ここで、スライド機構Sは、積層された複数のフレー
ム3,4,5,6,7を有し、昇降台1に固定された最下段のフ
レーム3に対して他のフレーム4,5,6,7のすべてが連動
して階段状に両側にスライドすることにより、フォーク
Fとされたフレーム7をコンテナC側に向かって進退さ
せるもので、フレーム3あるいは昇降台1に設けられた
ひとつのモータにより駆動されるようになっている。
また、コンテナC上下間の隙間D1,D2は、コンテナC
自身の脚あるいはコンテナC上下間に介装させられる枠
体等により形成されるものであるが、いずれにしても前
記フォークFが挿入自在になるように開口している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の移載装置は、スライド機構Sが伸縮するよ
うにして走行クレーンの両側にフォークFを水平移動さ
せることができ、単に一方向にフォークが進退する移載
装置に比べれば、走行クレーンの両側に近接させてコン
テナCの配置場所を設けることができるので、設置スペ
ースの少ないコンテナ倉庫が実現できるというものであ
るが、以下のようなさらなる改善をすべき点を有してい
た。
すなわち、第6図に示す従来例の場合のように、スラ
イド機構Sのフレームを相当数設けてそのストロークを
長くし、走行クレーン2の走行軌道に沿って複数列にわ
たって立体的に配置されたコンテナCを取り扱うことが
できるようにした場合には、走行クレーン2に近い列に
なればなる程コンテナCの上下間の隙間を大きくしなけ
ればならないので、上下方向においてコンテナCの配置
密度の高い立体倉庫を実現することができなかった。
つまり、第6図に示すようなスライド機構Sによる
と、2列目のコンテナCの下面側にフォークF(フレー
ム7)を挿入する際にはフレーム6だけがフォークFと
ともにコンテナC下面側に位置することになるので、2
列目における隙間D1は二つのフレーム6,7が挿入できる
大きさでよい。ところが、1列目のコンテナCの下面側
にフォークFを挿入する際には二つのフレーム4,5,6も
コンテナC下面側に位置することになるので、1列目に
おける隙間D2は四つのフレーム4,5,6,7が挿入できる大
きさでなければならない。
本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、上下方向のコンテナの配置密度を高くでき、立体倉
庫の容積当たりのコンテナ入庫許容量を向上させること
ができるコンテナ移載装置を提供することを目的として
いる。
「課題を解決するための手段」 本考案のコンテナ移載装置は、上下動する昇降台を有
しコンテナが立体的に配置される場所に沿って水平移動
する走行クレーンと、該走行クレーンの昇降台に設けら
れコンテナの下面側に挿入させられてコンテナを支持す
るフォークとを備え、しかも、前記コンテナが立体的に
配置される場所が、前記走行クレーンの少なくとも片側
に複数列設けられたコンテナ移載装置であって、 積層された複数のフレームを有し最下段のフレーム及
び特定の中間フレームに対して他のフレームが階段状に
スライドする複数のスライド機構を、スライド方向が前
記昇降台からコンテナに向かうようにして、前記昇降台
に順次互いに独立して作動するように設け、これらスラ
イド機構の最上段のフレームを前記フォークとし、前記
複数のスライド機構のうち最上部のものを含んでそれか
ら下方へ所定数のものを作動させるように構成したこと
を特徴としている。
「作用」 本考案のコンテナ移載装置は、複数のスライダ機構を
順次昇降台上に連設し最上段のフレームをフォークとし
たものであるため、フォークの移動ストロークに応じて
特定の中間フレームより上段側のスライド機構だけを作
動させるようにすれば、常にコンテナの下面側に挿入さ
れるフレームの数を最小限に留どめて、走行クレーンの
走行軌道に沿って立体的に配置された各位置のコンテナ
の移載が可能になる。このため、これらコンテナの下面
側の隙間の大きさはすべての位置において最小値に統一
できる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図により説明
する。
第3図,第4図は、それぞれ本考案の移載装置を適用
したコンテナ立体倉庫の平面図及び側面図である。
図において符号10で示すものは、基礎11上に設けられ
た直方体状の防風壁であり、この防風壁10の短辺側の一
側面は開口可能になっていて、コンテナ運搬用のトッラ
ックTのシャーシTSをこの一側面から内部に入れること
ができるようになっている。
また、符号12で示すものは、基礎11に形成されたピッ
トで、防風壁10内の中央に位置してその長手方向全長に
わたって形成されており、前記一側面側を除くこのピッ
ト12の両側がコンテナを立体的に積み重ねて配置し貯蔵
する場所になっている。なお、前記一側面側のピット12
の両側にそれぞれ前述のようにシャーシTSが入るように
なっている。
そして、このピット12上に移載装置15が設けられてい
る。移載装置15は、上下動する昇降台16を有しピット12
上を長手方向に水平移動する走行クレーン17と、この走
行クレーン17の昇降台16上に第1図に示すように順次連
設された複数のスライド機構S1,S2とよりなるもので、
これらスライド機構S1,S2を構成するフレーム21,22,2
3,24,25の中で最上段のフレーム25がフォークFとされ
たものである。
ここで、スライド機構S1は、第1図に示すように、フ
レーム21(最下層のフレーム)と、このフレーム21上に
水平移動自在に順次取り付けられたフレーム22,23とを
備え、フレーム21に対してフレーム22,23がコンテナC
に向かって両方向に階段状にスライドするものである。
すなわち、このスライド機構S1には、フレーム21とフ
レーム22との前後端部にそれぞれ取り付けられたスプロ
ケット26,27,28,29と、フレーム21の前後端部に両端を
固定されスプロケット26,27に巻回されたローラチェー
ン30と、フレーム21の前端部とフレーム23の前端部とに
両端が固定されたスプロケット29に巻回されたローラチ
ェーン40と、フレーム21の後端部とフレーム23の後端部
とに両端が固定されスプロケット28に巻回されたローラ
チェーン41とが設けられ、スプロケット27が昇降台16に
設けられたモータ42により正逆回転させられることによ
ってフレーム22,23が階段状にスライドするようになっ
ている。
また、スライド機構S2は、特定の中間フレームである
フレーム23を最下層のフレームとし、このフレーム23上
に水平移動自在に順次取り付けられたフレーム24,25と
を備え、フレーム23に対してフレーム24,25がコンテナ
Cに向かって両方向に階段状にスライドするものであ
る。
すなわち、このスライド機構S2には、フレーム23とフ
レーム24との前後端部にそれぞれ取り付けられたスプロ
ケット43,44,45,46と、フレーム23の前後端部に両端を
固定されスプロケット43,44に巻回されたローラチェー
ン47と、フレーム23の前端部とフレーム25の前端部とに
両端が固定されスプロケット46に巻回されたローラチェ
ーン48と、フレーム23の後端部とフレーム25の後端部と
に両端が固定されスプロケット45に巻回されたローラチ
ェーン49とが設けられ、スプロケット44がフレーム23に
設けられたモータ50により正逆回転させられることによ
ってフレーム24,25がフレーム23に対して階段状にスラ
イドするようになっている。
以上のように構成された立体倉庫において、コンテナ
Cの出庫を行う場合には、走行クレーン17を走行させる
とともに昇降台16を昇降させて、取り出したいコンテナ
Cの下方の隙間DにフォークFが対向するようにフォー
クFを位置決めした後、スライド機構S1あるいはスライ
ド機構S2を作動させることによりフォークFを移動させ
て前記隙間Dに挿入し、昇降台16を若干上昇させること
によりフォークFでコンテナCの下面を支持して持ち上
げる。そして、必要に応じてスライド機構S1あるいはS2
を縮めて他のコンテナCとの干渉を避けながら走行クレ
ーン17を作動させることにより、コンテナCを防風壁の
開口側に移動させ、スライド機構S1,S2あるいは昇降台
の動きによってトラックTのシャーシTS上にコンテナC
を載置すればよい。
また、コンテナCの入庫は、上記出庫の場合と逆の手
順で行うことができる。
そして本実施例の移載装置15によれば、フォークFの
必要ストローク(すなわち、どの列のコンテナCを扱う
か)に応じて上段側のスライド機構S2だけを作動させる
ようにすれば、常にコンテナCの下面側の隙間Dに挿入
されるフレームの数を最小限(本実施例の場合、フレー
ム24,25の二枚)に留どめて各列のコンテナの入出庫が
可能になる。
すなわち、2列目のコンテナCを扱う場合には、第1
図に示すように、スライド機構S1及びスライド機構S2
両方を作動させてフォークFを移動させるわけである
が、1列目のコンテナCを扱う場合には、第2図に示す
ようにスライド機構S2だけを作動させてフォークFを移
動させれば、常に隙間Dに挿入されるフレームをフレー
ム25とフレーム24の二枚だけにすることができる。
したがって、本実施例の移載装置15によれば、どの列
の隙間Dもフレーム25とフレーム24が挿入できる大きさ
であればよい。
このため、移載装置側のコンテナCの上下間の隙間D
の大きさを従来よりも格段に低減してコンテナCの配置
密度を向上させることができるので、立体倉庫の高さあ
るいは設置面積当たりのコンテナ入庫許容量を向上させ
ることができるという効果がある。
また、各列の隙間Dの大きさを統一できるので、隙間
Dを形成するための部材を一種類に統一できるという効
果もある。
なお、上記実施例の場合、スライド機構S1の最上段の
フレームとスライド機構S2の最下層のフレームとが共通
のフレーム23により構成されているが、別部材とされこ
れらが積層状に固定されていてもよい。
また、上記実施例は、スライド機構を二つ設けた場合
であるが、コンテナCの列数に応じてさらに複数設ける
ようにしてもよい。
「考案の効果」 本考案のコンテナ移載装置によれば、走行クレーンの
走行軌道に沿って複数列にわたって積み重ねられたコン
テナを取り扱うことができるのであって、コンテナの下
面側の隙間の大きさは最小値に統一できる。
このため、走行クレーンに近い側のコンテナの上下間
の隙間の大きさを従来よりも格段に低減してコンテナの
配置密度を向上させることができるので、立体倉庫の容
積当たりのコンテナ入庫許容量を向上させることができ
るという効果がある。
また、前記隙間を形成するための部材を一種類に統一
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を説明するための図
であって、第1図,第2図はそれぞれスライド機構の構
成と作用を示す図、第3図はコンテナ立体倉庫の平面
図、第4図はコンテナ立体倉庫の側面図、第5図は第3
図のV−V矢視図 第6図,第7図は従来の移載装置を示す図である。 15……移載装置、16……昇降台、17……走行クレーン、
21,22,23,24,25……フレーム(21……最下層のフレー
ム,23……中間フレーム)、C……コンテナ、F……フ
ォーク、S1,S2……スライド機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動する昇降台を有しコンテナが立体的
    に配置される場所に沿って水平移動する走行クレーン
    と、該走行クレーンの昇降台に設けられコンテナの下面
    側に挿入させられてコンテナを支持するフォークとを備
    え、しかも、前記コンテナが立体的に配置される場所
    が、前記走行クレーンの少なくとも片側に複数列設けら
    れたコンテナ移載装置であって、 積層された複数のフレームを有し最下段のフレーム及び
    特定の中間フレームに対して他のフレームが階段状にス
    ライドする複数のスライド機構を、スライド方向が前記
    昇降台からコンテナに向かうようにして、前記昇降台上
    に順次互いに独立して作動するように設け、これらスラ
    イド機構の最上段のフレームを前記フォークとし、前記
    複数のスライド機構のうち最上部のものを含んでそれか
    ら下方へ所定数のものを作動させるように構成したこと
    を特徴とするコンテナ移載装置。
JP1990042394U 1990-04-20 1990-04-20 コンテナ移載装置 Expired - Lifetime JPH085126Y2 (ja)

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JP1990042394U JPH085126Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 コンテナ移載装置

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JPH041808U JPH041808U (ja) 1992-01-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180107739A (ko) * 2017-03-22 2018-10-02 가부시키가이샤 다이후쿠 참배 대상물의 보관 설비

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102185U (ja) * 1975-02-14 1976-08-17
JPS5777199A (en) * 1980-10-28 1982-05-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Slide fork

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