JPH0557030B2 - - Google Patents

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JPH0557030B2
JPH0557030B2 JP61280084A JP28008486A JPH0557030B2 JP H0557030 B2 JPH0557030 B2 JP H0557030B2 JP 61280084 A JP61280084 A JP 61280084A JP 28008486 A JP28008486 A JP 28008486A JP H0557030 B2 JPH0557030 B2 JP H0557030B2
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JP
Japan
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furnace
hot air
gas
path
temperature
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JP61280084A
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JPS63134079A (ja
Inventor
Mamoru Nakamura
Kiminori Sakaguchi
Nobuyoshi Rokusha
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イナートエアー式塗装焼付炉におけ
る塗装鋼板の塗装焼付方法に関する。
〔従来の技術〕
イナートエアー式塗装焼付炉による塗装鋼板の
塗装焼付けを第2図により説明すると、1は塗装
焼付炉であり、所定温度(通常、約200〜280℃)
に保持された炉内を塗装鋼板sが所定速度で送通
することにより、塗装焼付けが行われる。塗装鋼
板sの送通により炉内には揮発溶剤が発生し、そ
の一部は炉内で燃焼する。2は塗装焼付炉内に発
生した揮発溶剤を炉外で燃焼させるためのリツチ
ヒユームインシネレータである。塗装焼付炉1内
での揮発溶剤の濃度増大を放置すると、炉内ガス
の爆発の危険を生じ、また溶剤の燃焼に伴う炉内
温度の異常上昇をきたすので、揮発溶剤を含む炉
内ガスをブロアーB1により排気路L1を介して
インシネレータ2内に送り込み、これに燃料(例
えばば、天然ガス)および燃焼空気を混合してイ
ンシネレータ2内で燃焼処理するのである。すな
わち、インシネレータ2による塗装焼付け炉内ガ
スの揮発溶剤の燃焼処理は、塗装鋼板の塗装焼付
け操業を安全円滑に遂行するための不可欠の処理
工程である。その燃焼処理により発生した熱風
(約800℃)は、塗装焼付炉1の炉内温度を保持す
るための熱源として熱風送給路L2を介して再び
塗装焼付炉1に送給される。その熱風は、塗装焼
付温度に比し高温であるので、そのまま炉内に吹
き込む代わりに、炉内に配設されている熱風導管
L2を介して、下記の炉内ガス回流路L4に導
き、ガス温度に応じて冷却したうえ、塗装焼付炉
1に循環するようにしている。なお、インシネレ
ータ2から塗装焼付炉1への熱風循環流量が過剰
になる場合には、その余剰分を廃熱回路L3に分
流し、廃熱ボイラー3においてその余剰熱エネル
ギを蒸気として回収したうえ、その余剰風量を系
外に放出している。
T1は、炉内ガス回流路L4に設けられた炉内
ガス温度検出計(例えば、熱電対)である。その
炉内ガス回流路L4には、クーラー4を備えたバ
イパス経路L5が設けられており、ガス温度検出
計T1により検出される炉内ガス温度が設定値を
越えている場合には、熱風流量コントローラ5に
よるダンパーD1,D2の開閉または開度調節に
より、炉内ガスと前記リツチヒユームインシネレ
ータ2から送り込まれる熱風との混合ガスの一部
または全量をバイパス経路L5のクーラー4に通
して冷却したうえ、塗装焼付炉1に返戻するよう
になつている。
上記バイパス経路L5のクーラー4には熱媒体
として熱水(約140〜150℃)を循環させている。
これは、クーラー4内を流通する炉内ガス中の揮
発溶剤に由来するタール分等が沈着しないよう
に、クーラー4内を一定の温度に保持するためで
ある。クーラー4を通る熱水は炉内ガスとの熱交
換により、約160〜180℃に加熱される。その熱水
は熱交換器8で所定温度に冷却されてクーラー4
に循環する。熱交換器8で得られた加熱水は、例
えば鋼帯sの前処理に利用され、余剰分は塩水
(約80℃)として廃棄されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来の塗装焼付操業において
は、炉内ガス回流路L4のバイパス経路L5に設
けられたクーラー4で炉内ガスを冷却することに
より、塗装焼付炉1内の温度を制御しているが、
インシネレータ2内から塗装焼付炉1内に返戻さ
れる熱風の熱量に比し、クーラー4の冷却力が十
分でないために、炉内温度が設定値よりも高くな
る傾向がある。特に、炉内の揮発溶剤濃度が増加
する場合には、溶剤濃度の増加に伴つて、インシ
ネレータ2からの熱風の熱量が増大するために、
炉内温度の制御が一層困難となる。余剰の熱風を
系外に廃棄すれば、炉温の異常上昇を回避するこ
とはできるが、熱エネルギの多大の損失を免れな
い。
この対策として、クーラー4の冷却能力を大き
くすることにより炉内温度の上昇を防止すると共
に、クーラー4で吸収された多量の熱エネルギを
熱交換器8で回収することが考えられる。しか
し、その方法では、炉内温度の調節は可能となつ
ても、熱交換器8においては、例えば60℃の水を
約80℃の温水として回収できるにとどまり、熱エ
ネルギの有効利用は期し難い。
本発明は、従来の塗装焼付における上記問題を
解決するためになされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の塗装焼付方法は、炉内温度を調節する
ための炉内ガス回流路L4を備えた塗装焼付炉1
内に塗装鋼板を送通しながら、塗装鋼板から生じ
る揮発溶剤を含む炉内ガスを排気路L1を介して
リツチヒユームインシネレータ2に送給して揮発
溶剤を燃焼させ、その燃焼生成ガス(熱風)を熱
風送給路L2を介して前記炉内ガス回流路L4に
導入して該回流路L4内を流通する炉内ガスと合
流させ、その混合ガスをそのガス温度に応じて、
該回流路L4に設けられているバイパス経路L5
のクーラ4に流通させ熱水との熱交換により所定
のガス温度に冷却して塗装焼付炉1に導入する炉
内ガスの循環流通下に、塗装鋼板の塗装焼付けを
行う方法において、リツチヒユームインシネレー
タ2から導出される熱風を、そのガス温度に応じ
て、熱風送給路L2に付設された廃熱ボイラー6
を有するバイパス経路L6に流入させて廃熱ボイ
ラー6で熱交換させることにより該熱風を所定の
ガス温度に冷却したうえ、前記炉内ガス回流路L
4に導入することを特徴としている。
本発明について、第1図を参照して説明する
と、L6は、熱風送給路L2に設けられたバイパ
ス経路であり、そのバイパス経路L6には、熱交
換装置である廃熱ボイラー6と熱風流量コントロ
ーラ7が設けられている。リツチヒユームインシ
ネレータ2から導出される高温の熱風(約800℃)
の一部は、ブロアーB3によりバイパス経路L6
に導入され、残部はそのまま熱風送給路L2を流
通する。バイパス経路L6に導入された熱風は廃
熱ボイラー6で熱交換されて所定の温度に冷却さ
れたのち、熱風送給路L2内を流通する残部の熱
風と合流して熱風導管L2′を通り炉内ガス回流
路L4に導入される。
上記バイパス経路L6に導入されて廃熱ボイラ
ー6で冷却される熱風量は、熱風流量コントロー
ラ7によるダンパーD3の開度調節により行われ
る。また、廃熱ボイラー6を通る熱風の熱エネル
ギは蒸気Eとして回収される。
T2はガス温度検出計(例えば、熱電対)であ
り、熱風送給路L2の熱風と、バイパス経路L6
の廃熱ボイラー6で冷却された熱風との混合ガス
の温度を検出する。前記熱風流量コントローラ7
は、混合ガスが所定の温度(例えば約500℃)に
なるように、バイパス経路L6の廃熱ボイラー6
により冷却される熱風の流量を調節する。
上記のように廃熱ボイラー6と熱風流量コント
ローラ7を備えたバイパス経路L6がインシネレ
ータ2と塗装焼付炉1を結ぶ熱風送給路L2に設
けられている点を除いて、その他の部分の構成
は、従来の装置と異ならず、塗装焼付炉1内の揮
発溶剤を含む炉内ガスは、炉内の揮発溶剤の発生
量に応じた排気流量で塗装焼付炉1からインシネ
レータ2に導入され、燃料および燃焼空気の供給
をうけて燃焼処理される。他方、炉内ガス回流路
L4においては、塗装焼付炉1から導入される炉
内ガスと熱風導管L2′を介して導入される熱風
との混合ガスはガス温度検出計T1により温度を
検出され、炉内ガス設定温度を越えている場合
は、そのガス温度に応じて該回流路L4からその
一部または全量がバイパス経路L5に送給され、
クーラー4での熱水との熱交換により所定温度に
冷却される。すなわち塗装焼付炉1に返戻される
ガス流は、クーラー4を有するバイパス経路L5
を備えた炉内ガス回流路L4でガス温度の最終調
節が行われて炉内に循環される。
〔作用〕
塗装焼付炉1内の揮発溶剤濃度の増加等の炉況
の変動や、既設クーラー4の冷却能力に応じて、
インシネレータ2から塗装焼付炉1に循環される
熱風の一部をバイパス経路L6の熱交換装置6に
通し、その熱風の冷却量を調節することにより、
塗装焼付炉1内に導入される熱量が適宜抑制さ
れ、既設のクーラー4による塗装焼付炉1内温度
の正確な制御が可能となる。また、塗装焼付炉1
に導入される熱風の余剰熱エネルギは熱交換装置
6において蒸気Eとして回収される。
なお、インシネレータ2から導出される熱風流
量が著しく増大し、その熱量の増加が、バイパス
経路L6の熱交換装置6による冷却能力を越える
ような場合には、インシネレータ2からの熱風の
一部を既設の廃熱回路L3に分流して廃熱ボイラ
ー3により過剰の熱量を蒸気として回収すればよ
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、インシネレータから塗装焼付
炉に循環される熱風を廃熱ボイラーにおける熱交
換により冷却したうえ、炉内ガス回流路に導入し
クーラーによる熱水との熱交換により最終的なガ
ス温度調節を施して塗装焼付炉内に返戻すること
としたので、塗装焼付炉内への過剰の熱量の流入
が回避され、既設のクーラーによる正確な炉内温
度の制御が可能となり、炉内の揮発溶剤濃度が増
大した場合にも、炉内温度の異常上昇を防止し、
適切な塗装焼付操業を遂行することができる。
また、塗装焼付炉に返戻される熱風の余剰熱エ
ネルギは前記廃熱ボイラーにより蒸気として回収
され、その蒸気は既設の蒸気設備と結びつけて他
の設備に利用することにより、余剰エネルギの有
効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す装置系統図、第
2図は従来の装置系統図である。 1:塗装焼付炉、2:リツチヒユームインシネ
レータ、3:廃熱ボイラー、4:クーラー、6:
熱交換装置、5,7:熱風流量コントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炉内温度を調節するための炉内ガス回流路L
    4を備えた塗装焼付炉1内に塗装鋼板を送通しな
    がら、塗装鋼板から生じる揮発溶剤を含む炉内ガ
    スを排気路L1を介してリツチヒユームインシネ
    レータ2に送給して揮発溶剤を燃焼させ、その燃
    焼生成ガス(熱風)を熱風送給路L2を介して前
    記炉内ガス回流路L4に導入して該回流路L4内
    を流通する炉内ガスと合流させ、その混合ガス流
    をそのガス温度に応じて、該回流路L4に設けら
    れているバイパス経路L5のクーラ4に流通させ
    熱水との熱交換により所定のガス温度に冷却して
    塗装焼付炉1に導入する炉内ガスの循環流通下
    に、塗装鋼板の塗装焼付けを行う方法において、 リツチヒユームインシネレータ2から導出され
    る熱風を、そのガス温度に応じて、熱風送給路L
    2に付設された廃熱ボイラー6を有するバイパス
    経路L6に流入させて廃熱ボイラー6で熱交換さ
    せることにより該熱風を所定のガス温度に冷却し
    たうえ、前記炉内ガス回流路L4に導入すること
    を特徴とする塗装鋼板の塗装焼付け方法。
JP61280084A 1986-11-25 1986-11-25 塗装鋼板の塗装焼付け方法 Granted JPS63134079A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117836A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 Daido Steel Co Ltd 熱風循環式熱処理炉の温度制御方法および装置

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