JPH0556804A - 光輝性の有る異形糸織物調スラツシユ靴 - Google Patents

光輝性の有る異形糸織物調スラツシユ靴

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JPH0556804A
JPH0556804A JP3244498A JP24449891A JPH0556804A JP H0556804 A JPH0556804 A JP H0556804A JP 3244498 A JP3244498 A JP 3244498A JP 24449891 A JP24449891 A JP 24449891A JP H0556804 A JPH0556804 A JP H0556804A
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metallic
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pearl
layer
pigment
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JP3244498A
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Hirohiko Kubota
裕彦 久保田
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BAAKO KK
Achilles Corp
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BAAKO KK
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スラッシュ靴のベースを生地調とし、該ベース
にパール調又はメタリック調の塗装を施した光輝性の有
る異形糸織物調のスラッシュ靴を提供する。 【構成】スラッシュ靴の少なくとも本体部の少なくとも
一部が生地調成形部1をなし、該生地調成形部に設けら
れた塗装層の少なくとも最上層に色塗料層3を有し、少
なくともその下層にパール又はメタリック塗料層2を有
する。また、上記塗装層の少なくとも最上層にパール又
はメタリック調塗料と色塗料との混合塗料層4を有す
る。更に、これらの最上層の更にその上にパール又はメ
タリック塗料層を有していてもよい。パール又はメタリ
ック塗料層2、混合塗料層4中のパール顔料又はメタリ
ック顔料の多くが成形部1の凸部に付着し、少量が凹部
に付着して、これら顔料に複雑な度(多重の光性)
を付与し、光性を有する異形断面糸による織物で胛被
部を調製したような錯覚を観る者に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光輝性の有る異形糸織
物調スラッシュ靴に関し、詳しくは、スラッシュ製法に
より成形されるスラッシュ靴のベースを生地調とし、該
ベースにパール調又はメタリック調の塗装を施した光輝
性の有る異形糸織物調のスラッシュ靴に関する。
【0002】
【従来の技術】靴は、履き心地,耐水性,あるいは耐久
性が良好であればある程、その商品価値が向上する。ま
た、デザインが多様であったり、ファッション性が優れ
ていれば、商品価値が向上する。ところで、型内にプラ
スチックを流し込んで成形するスラッシュ製法により底
部と本体部とが一体に成形されるスラッシュ靴は、上記
の耐水性が極めて優れる上、履き心地,耐久性も良好で
あることから、豪雪地帯はもとより、最近では都市部に
おいても需要が増大している。
【0003】以上のような事情の下に、スラッシュ靴に
おいては、デザインの多様化やファッション性の向上の
要請に応えるべく、種々の装飾を施す技術が各種開発さ
れている。この1つに、スラッシュ靴のベースを生地調
あるいは布目調に表現する技術がある。すなわち、成形
型に予め生地調あるいは布目調の意匠を付与しておき、
ベース自体の表面を生地調あるいは布目調に成形し、こ
れに色塗料や艶出し等を目的としたクリア塗料等を塗装
したり、あるいは通常のベースを成形した後、フロック
加工(静電植毛加工)により該ベース表面に繊維を付着
させる等して、生地調あるいは布目調に表現する技術で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の成形型
による生地調あるいは布目調の表現技術の場合、生地あ
るいは布目の表現が必ずしも充分とは言い難い上、高級
感や品位にも欠ける。また、上記のフロック加工による
生地調あるいは布目調の表現技術の場合、生地あるいは
布目の表現は充分で、ある程度の高級感もあるが、次の
ような問題がある。 静電植毛のための設備に要するコストが膨大である。 スラッシュ成形工程の後に、ベースへの接着剤の塗布
工程,静電植毛工程,仕上げ工程等を必要とし、工程数
が多くなる。 接着剤が乾いていたり、塗布量が多過ぎる場合等にお
いて、植毛不良が発生し易く、発生した場合には、修理
が不可能であり、歩留りが低い。 起毛生地の表現しかできない。 これらのことから、前述のように、耐水性,履き心地,
耐久性等に優れると言う特性故に、豪雪地帯はもとより
都市部においても需要が増大しつつあるスラッシュ靴に
おいて、商品価値を向上させるための要請であるデザイ
ンの多様化やファッション性の向上に応えるべく開発さ
れた従来の生地調あるいは布目調の表現技術は、未だ充
分とは言えない。
【0005】本発明は、以上の諸点を考慮し、従来とは
異なる手段により、充分な生地あるいは布目の表現を有
し、製造コストも廉価であり、しかも高級感,高品位
感,高貴感にも富むスラッシュ靴を提案することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、検討を重ねた結果、生地調あるいは布
目調の意匠を付与した成形型を使用してベース自体の表
面を生地調あるいは布目調に成形し、このベースにパー
ル調又はメタリック調塗料による塗装層を形成し、更に
この上に重ねて通常の色塗料による塗装層を形成する
か、あるいは上記のベースにこれらのパール調又はメタ
リック調塗料と通常の色塗料との混合塗料による塗装層
を形成することにより、光輝性の有る異形断面繊維
(三角形,十字形等の特殊な断面構造を持たせた繊維)
からなる異形断面糸による織物調(以下、異形糸織物調
と言う)の表現ができること、この異形糸織物調の表
現は、実際の異形断面糸を用いて調製した通常の生地に
充分近似していること、パール調又はメタリック調塗
料の塗装層の過度の光輝を適度に抑えることができるこ
と、しかもこの輝度が適度に抑えられたパール調又は
メタリック調塗料の塗装層は、意外にも、渋味あるいは
深味を有して、高級感,高品位感,高貴感に富むもので
あること、の知見を得た。
【0007】本発明のスラッシュ靴は、上記の知見に基
づくもので、 (1)スラッシュ製法により底部と本体部とが一体に成
形されたスラッシュ靴であって、少なくとも本体部の少
なくとも一部が生地調成形部をなし、該生地調成形部に
設けられた塗装層の少なくとも最上層に色塗料による塗
装層を有し、少なくともその下層にパール調又はメタリ
ック調塗料による塗装層を有してなることを特徴とし
(以下、第1発明と言う)、また (2)スラッシュ製法により底部と本体部とが一体に成
形されたスラッシュ靴であって、少なくとも本体部の少
なくとも一部が生地調成形部をなし、該生地調成形部に
設けられた塗装層の少なくとも最上層にパール調塗料又
はメタリック調塗料と色塗料との混合塗料による塗装層
を有してなることを特徴とする(以下、第2発明と言
う)。 また、第1,第2発明において、最上層の更にその上に
パール調又はメタリック調塗料による塗装層を有してな
ることをも特徴とする。
【0008】第1,第2発明において、スラッシュ靴の
少なくとも本体部の少なくとも一部の生地調成形部と
は、前述の成形型により成形される生地調あるいは布目
調の表現部分を言い、少なくとも胛被部がオックスフォ
ード織り,タフタ織り,ツイル織り,あるいは一般的な
平織り,綾織り等の織物製の靴を転写して調製される成
形型を使用して得ることができる。この生地調成形部に
設けられた塗装層の少なくとも最上層とは、装飾を目的
とする塗装層の最上層を言い、場合によっては最上層の
更に上層に、保護、あるいは艶出し、艶消し等を目的と
して、クリア層や艶消し層等の最外層を設けることもあ
る。
【0009】また、第1,第2発明におけるパール調又
はメタリック調塗料としては、真珠,貝,雲母等の微粉
末、魚類の鱗から抽出したグアニンの結晶等の天然材
料、又はオキシ塩化ビスマス,雲母と酸化チタンとの複
合材,この複合材に更に酸化鉄が加わった複合材等の合
成材料からなるパール様の外観を呈する顔料(以下、パ
ール顔料と言う)を、単独で又は混合して配合した言わ
ゆるパール調塗料、あるいは各種の金属粉末,合成樹脂
フィルム等に各種の金属を蒸着して微粉砕した蒸着材等
からなるメタリック顔料を、単独で又は混合して配合し
た言わゆるメタリック調塗料が使用できる。但し、パー
ル調,メタリック調塗料とも、顔料の粒径が大き過ぎる
と、顔料の比重が飛躍的に大きくなり、顔料が塗料中に
沈澱したり、塗装された直後の未乾燥の顔料が、低所に
流れ落ちてしまう等により、所期の光輝性の有る異形糸
織物調の塗装層の形成が極めて困難ないしは不可能とな
る。逆に、顔料の粒径が小さ過ぎると、顔料の比重が飛
躍的に小さくなり、これら顔料が塗料上に浮上したり、
通常の色塗料により隠蔽されてしまう可能性が高くなる
のみならず、ベースの生地調成形部の凹部に入り込み易
く、該成形部の凹凸が無くなってしまい、やはり所期の
光輝性の有る異形糸織物調の塗装層の形成が極めて困難
ないしは不可能となる。従って、第1,第2発明におけ
るパール顔料,メタリック顔料は、鱗片状の粒子形状に
おいて、10〜60μm程度の粒径範囲を有するものが
好ましく使用できる。
【0010】上記のパール調又はメタリック調塗料のビ
ヒクルとしての合成樹脂としては、ウレタン(一液型,
二液型を含む),アクリル,塩化ビニル−アクリル系等
を、単独で又は2種以上を混合して使用することができ
る。溶剤としては、メチルエチルケトン,トルエン,キ
シレン,シクロヘキサノン,ジメチルフォルムアミド,
テトラヒドロフラン等を、単独で又は2種以上を混合し
て使用することができる。必要に応じて、硬化剤,艶消
し剤等の各種の添加剤を、単独で又は2種以上を混合し
て配合することもできる。
【0011】更に、第1,第2発明における色塗料と
は、上記したパール顔料又はメタリック顔料を除き、ス
ラッシュ靴等の塗装用塗料として一般に使用されている
通常の各種の顔料を配合してなる塗料を言う。この色塗
料のビヒクルとしての合成樹脂,溶剤,各種の添加剤と
しては、上記のパール調又はメタリック調塗料と同様の
ものの他に、スラッシュ靴に通常使用されている色塗料
と同様のものが使用できる。
【0012】第1発明では、スラッシュ靴の少なくとも
本体部の少なくとも任意の一部が生地調成形部をなして
おり、該生地調成形部に設けられた塗装層の少なくとも
最上層に、パール顔料又はメタリック顔料を除く上記の
通常の各種顔料を配合してなる色塗料による塗装層(以
下、色塗料層と言う)を有し、該塗料層の少なくとも下
層にパール顔料又はメタリック顔料を配合してなるパー
ル調又はメタリック調塗料による塗装層(以下、パール
又はメタリック塗料層と言う)を有している。このパー
ル又はメタリック塗料層に使用されるパール顔料又はメ
タリック顔料は、同一材料,同一色相のものを使用して
もよいし、異なる材料,異なる色相のものを混合して使
用することもできる。なお、異なる色相のものを混合使
用する場合は、上記した通常の顔料の色相の異なるもの
同士を混合する場合と同様の色相混合効果が生じる。
【0013】このとき、パール又はメタリック塗料層に
おけるパール顔料又はメタリック顔料の密度は、小さ過
ぎると、最上層の色塗料層によりこれらの顔料がほぼ完
全に隠蔽されて、所期の光輝性を得ることができず、逆
に大き過ぎると、輝度が高くなり過ぎて、高級感,高品
位感,高貴感に欠けたものとなるのみならず、ビヒクル
である合成樹脂の量が相対的に減少してパール,メタリ
ック顔料の接着強度上の問題も生じて来る。従って、パ
ール又はメタリック塗料層におけるパール顔料又はメタ
リック顔料の密度は、30〜170個/mm程度とす
ることが好ましい。
【0014】また、このパール又はメタリック塗料層の
厚みは、薄過ぎると、該パール又はメタリック塗料層を
直接あるいは後述するプライマー塗料層を介してスラッ
シュ靴のベース上に設ける場合、該ベース色の隠蔽効果
が低下して該ベース色の影響が強く出ることがあり、所
期の色調の光輝性を得ることができなくなり、逆に厚過
ぎると、パール,メタリック顔料の量も多くなり、輝度
が高くなり過ぎて高級感,高品位感,高貴感に欠けたも
のとなる。従って、パール又はメタリック塗料層の厚み
は、ウエット状態において、5〜20μm程度の範囲内
とすることが好ましい。更に、上記のパール又はメタリ
ック塗料層を設けるのに使用されるパール調又はメタリ
ック調塗料のパール顔料又はメタリック顔料の濃度は、
0.5〜1.0wt%程度の範囲内とすることが好まし
い。
【0015】そして、上記のパール又はメタリック塗料
層上に設けられる最上層の色塗料層の色相(顔料の色
相)は、特に限定はしないが、パール又はメタリック塗
料層の色相(パール顔料又はメタリック顔料の色相)と
補色関係にある色相に近い色相程、色相の立体感や深味
が生じ、高級感,高品位感,高貴感に富むものとなり、
好ましい。また、色塗料層は、艶消しタイプのものとす
ることが、全体的に過度な輝きが防げるので、高級感,
高品位感,高貴感に富むものとする上で好ましい。
【0016】色塗料層の厚みは、薄過ぎると、その下層
にあるパール又はメタリック塗料層の隠蔽効果(輝度抑
え効果)が低下して、製品に渋味あるいは深味を付与す
ることができず、高級感,高品位感,高貴感に欠けたも
のとなり、逆に厚過ぎると、パール又はメタリック塗料
層を完全に隠蔽してしまう場合があり、所期の光輝性を
得ることができなくなる。従って、最上層の色塗料層の
厚みは、ウエット状態において、5〜10μm程度の範
囲内とすることが好ましい。また、上記の色塗料層を設
けるのに使用される通常の顔料の濃度は、3〜7wt%
程度の範囲内とすることが好ましい。
【0017】なお、第1発明においては、必要に応じ
て、上記のパール又はメタリック塗料層の下層に、更
に、色塗料層及びパール又はメタリック塗料層を、それ
ぞれ単層で又は複数層で有していてもよく、それぞれ複
数層で有する場合には、それぞれの層を交互に配置する
ようにしてもよい。また、スラッシュ靴のベース上に直
接パール又はメタリック塗料層を設ける場合は、該パー
ル又はメタリック調塗料のビヒクルとして使用する合成
樹脂の種類によっては、該パール又はメタリック塗料層
とベースとの接着性に欠けることがあるため、予めベー
スにプライマー塗料層を設けておくことができる。更
に、スラッシュ靴のベースの色は、濃色とすることが、
渋味あるいは深味が増し、高級感,高品位感,高貴感に
富む製品とする上で好ましい。しかも、第1発明におい
て、上記の各塗装層は、本体部の任意の一部に設けても
よいし、本体部の全部あるいは底部の側面部等にも設け
てもよい。
【0018】第2発明では、スラッシュ靴の少なくとも
本体部の少なくとも任意の一部が生地調成形部をなして
おり、該生地調成形部に設けられた塗装層の少なくとも
最上層に、上記のパール調又はメタリック調塗料と上記
の色塗料との混合塗料による塗装層(以下、混合塗料層
と言う)を有している。このとき、混合する色塗料の色
相(顔料の色相)とパール調又はメタリック調塗料の色
相(パール顔料又はメタリック顔料の色相)との組合せ
は、第1発明の場合と同様に、特に限定はしないが、互
いに補色関係にある色相に近い色相同士の組合せ程、高
級感,高品位感,高貴感に富むものとなり、好ましい。
また、パール顔料又はメタリック顔料は、第1発明の場
合と同様、同一材料,同一色相のものを使用してもよい
し、異なる材料,異なる色相のものを混合して使用する
こともできる。
【0019】また、混合塗料層におけるパール顔料又は
メタリック顔料の密度は、小さ過ぎると、混合されてい
る色塗料によりこれらの顔料がほぼ完全に隠蔽されて、
所期の光輝性を得ることができず、逆に大き過ぎると、
輝度が高くなり過ぎて、高級感,高品位感,高貴感に欠
けたものとなる。従って、混合塗料層におけるパール顔
料又はメタリック顔料の密度は、30〜170個/mm
程度とすることが好ましい。そして、この顔料密度を
目安として、色塗料とパール調又はメタリック調塗料と
の混合割合を適宜選定すればよい。なお、第2発明にお
ける混合塗料は、色塗料とパール調又はメタリック調塗
料とをそれぞれ別途調製しておいたものを混合して調製
してもよいし、色塗料に使用する顔料,ビヒクルとして
の合成樹脂,溶剤,その他の添加剤と、パール調又はメ
タリック調塗料に使用するパール顔料又はメタリック顔
料,ビヒクルとしての合成樹脂,溶剤,その他の添加剤
を一緒に混合して調製することもできる。
【0020】混合塗料層の厚みは、薄過ぎると、該混合
塗料層を直接あるいは上記の第1発明と同様のプライマ
ー塗料層を介してスラッシュ靴のベース上に設ける場
合、該ベース色の隠蔽効果が低下して該ベース色の影響
が強く出ることがあり、所期の色調の光輝性を得ること
ができなくなり、逆に厚過ぎると、パール,メタリック
顔料の量も多くなり、これら顔料の接着強度上の問題が
生じて来る。従って、混合塗料層の厚みは、ウエット状
態において、10〜30μm程度の範囲内とすることが
好ましい。また、上記の混合塗料層を設けるのに使用さ
れる混合塗料中のパール顔料又はメタリック顔料の濃度
は0.5〜1.0wt%程度の範囲内とし、通常の顔料
の濃度は3〜7wt%程度の範囲内とすることが好まし
い。
【0021】なお、第2発明においても、第1発明の場
合と同様に、必要に応じて、上記の混合塗料層の下層
に、更に、第1発明と同様の色塗料層及びパール又はメ
タリック塗料層、あるいは混合塗料層を、それぞれ単層
で又は複数層で有していてもよく、それぞれ複数層で設
ける場合には、それぞれの層を交互に配置するようにし
てもよい。また、スラッシュ靴のベース上に直接混合塗
料層を設ける場合は、該混合塗料のビヒクルとして使用
する合成樹脂の種類(色塗料のビヒクルとパール調又は
メタリック調塗料のビヒクルが異なる場合は2種類の合
成樹脂、同一の場合は1種類の合成樹脂)によっては、
該混合塗料層とベースとの接着性に欠けることがあるた
め、予めベースにプライマー塗料層を設けておくことが
できる。更に、スラッシュ靴のベースの色は、第1発明
の場合と同様、濃色とすることが、渋味あるいは深味を
増し、高級感,高品位感,高貴感に富む製品とする上で
好ましい。しかも、第2発明においても、第1発明の場
合と同様に、上記の各塗装層は、本体部の少なくとも任
意の一部に設けてもよいし、本体部の全部あるいは底部
の側面部等にも設けてもよい。
【0022】以上の第1,第2発明において、それぞれ
の最上層(第1発明では色塗料層、第2発明では混合塗
料層)の更にその上にパール又はメタリック塗料層(以
下、上パール又はメタリック塗料層と言う)を有してい
てもよい。この上パール又はメタリック塗料層は、第1
発明では色塗料層の下層にあるパール又はメタリック塗
料層(説明の便宜上、下パール又はメタリック塗料層と
言う)、第2発明では混合塗料層のパール顔料又はメタ
リック顔料と、互いに同一材料,同一色相のものを使用
してもよいし、異なる材料,異なる色相のもの同士を使
用してもよい。なお、互いに異なる色相のもの同士を使
用する場合の、上記した色塗料の色相との補色関係は、
これら互いに異なる色相のパール顔料又はメタリック顔
料同士を混合した場合の色相に対して補色関係にあるこ
とを意味するため、この混合色相を考慮して色塗料の色
相を選択すればよい。また、上パール又はメタリック塗
料層は、パール顔料又はメタリック顔料の密度及び厚み
とも、第1発明の下パール又はメタリック塗料層、第2
発明の混合塗料層より小さくてよいが、密度が小さ過ぎ
ると、輝度が少なくなり過ぎて、所期のパール,メタリ
ック調の装飾性を得ることができず、逆に大き過ぎる
と、輝度が高くなり過ぎて、高級感,高品位感,高貴感
を欠く。また、厚みが薄過ぎても、輝度が少なくなり、
逆に厚過ぎると、第1発明の下パール又はメタリック塗
料層及び色塗料層、第2発明の混合塗料層の隠蔽効果が
高くなり過ぎて、これらの層との相乗作用が減殺される
ばかりか、パール,メタリック顔料の量も多くなり、輝
度が高くなり過ぎる。従って、上パール又はメタリック
塗料層におけるパール顔料又はメタリック顔料の密度
は、10〜60個/mm程度とし、厚みは、ウエット
状態において、5〜10μm程度の範囲内とすることが
好ましい。更に、上記の上パール又はメタリック塗料層
を設けるのに使用されるパール調又はメタリック調塗料
のパール顔料又はメタリック顔料の濃度は、0.3〜
0.5wt%程度の範囲内とすることが好ましい。
【0023】以上の第1,第2発明の各塗料層は、スプ
レー法,刷毛塗り法,ディップ法,静電塗装法等のスラ
ッシュ靴の通常の塗装手段によって塗装した後、通常の
乾燥手段により乾燥して形成することができる。このよ
うな手段により形成されるパール又はメタリック塗料層
のパール顔料又はメタリック顔料は、主として、ベース
の生地調成形部の凸部に付着し、凹部には少量が付着す
る。なお、上記の塗装手段のうちのディップ法の場合
は、パール調又はメタリック調塗料や混合塗料の粘度が
低過ぎると、ディップ槽から引き上げた直後に、パール
顔料又はメタリック顔料が流れ落ちたり、この流れ落ち
の跡が塗装面に筋状に形成される等して、所望のパール
顔料又はメタリック顔料密度で、かつ良好な塗装状態
で、これらの塗料層を形成することができなくなること
があるため、これらの事態が生じない程度の粘度に調整
した各塗料を使用する。また、第1発明の最上層の色塗
料層、あるいは第1,第2発明の上パール又はメタリッ
ク塗料層は、後述するように、該塗料層の微細な隙間を
通して、その下層のパール又はメタリック塗料層、ある
いは混合塗料層のパール顔料又はメタリック顔料が一部
見えるようにする必要があり、このためには色塗料層あ
るいは上パール又はメタリック塗料層が微細なドットの
集合層として形成され易い塗装手段、例えばスプレー法
等を採用して形成することが好ましい。
【0024】
【作用】第1発明では、本体部の生地調成形部に設けら
れたパール又はメタリック塗料層中のパール顔料又はメ
タリック顔料の多くが、該成形部の凸部に付着し、少量
が凹部に付着する。このようなパール顔料又はメタリッ
ク顔料の偏在的な付着が、これら顔料に複雑な輝度(多
重の光輝性)を付与して、あたかも、金糸,銀糸,その
他パール調糸等の光輝性を有する異形断面糸による織物
(この織物は、詳細に観察すると、凸部が鈍く光ってい
る)で、胛被部を調製したような錯覚を観る者に与える
作用をなす。
【0025】そして、最上層の色塗料層が、このパール
又はメタリック塗料層中のパール顔料又はメタリック顔
料の一部を隠蔽して、これらの顔料が有する輝度を抑制
する作用をなす。すなわち、第1発明の靴を拡大鏡や顕
微鏡等を使用して観た場合、色塗料層の微細な隙間を通
して、その下層のパール又はメタリック塗料層中に散在
するパール顔料又はメタリック顔料が一部散見される。
この外部から散見されるパール顔料又はメタリック顔料
により、上記の異形糸織物調の装飾効果が生じる一方、
該パール顔料又はメタリック顔料の一部を覆っている色
塗料により、これら顔料の反射面積が減少したり、ある
いは反射率が変化されたり等して、これら顔料の輝度が
抑制される。しかも、最上層の色塗料層が、パール又は
メタリック塗料層中のパール顔料又はメタリック顔料の
光輝を、塗装層のかなり深い所から発生させるような作
用をなし、異形糸織物調の装飾効果を深味あるいは渋味
の有るものとする。
【0026】これらの作用により、第1発明の靴を肉眼
で観た場合に、鈍い光りを放つ、渋味あるいは深味の有
る、高級感,高品質感,高貴感に富んだ、光輝性の有る
異形糸織物調の靴として認識される。
【0027】また、色塗料層の色相とパール又はメタリ
ック塗料層の色相が、補色関係又はこれに近い色相同士
である場合、上記のパール顔料又はメタリック顔料の反
射率の変化効果等がより一層良好となって、これら顔料
の輝度の抑制効果が向上し、高級感,高品位感,高貴感
に富むものとなる。しかも、ベース色が濃色の場合、該
濃色が上記の色塗料層とパール又はメタリック塗料層と
の相乗作用に更に相乗して、光輝性の有る異形糸織物調
の装飾効果に一層の深味あるいは渋味を付与し、更に高
級感,高品位感,高貴感に富むものとなる。
【0028】第2発明では、本体部の生地調成形部に設
けられた混合塗料中のパール顔料又はメタリック顔料の
多くが、第1発明の場合と同様に、該生地調成形部の凸
部に付着し、少量が凹部に付着して、これら顔料に複雑
な輝度(多重の光輝性)を付与し、光輝性を有する異形
断面糸による織物で胛被部を調製したような錯覚を観る
者に与える作用をなす。
【0029】そして、混合塗料層中に、パール顔料又は
メタリック顔料と、通常の顔料及び該通常の顔料で着色
された合成樹脂粒子(以下、着色粒子)とが混在し、通
常の顔料及び着色粒子がパール顔料又はメタリック顔料
の一部を隠蔽して、パール顔料又はメタリック顔料が有
する輝度を抑制する作用をなす。すなわち、第2発明の
靴を拡大鏡や顕微鏡等を使用して観た場合、通常の顔料
及び着色粒子の間の微細な隙間に、パール顔料又はメタ
リック顔料が一部散見され、該パール顔料又はメタリッ
ク顔料により、異形糸織物調の装飾効果が生じる一方、
該パール顔料又はメタリック顔料の一部を覆っている通
常の顔料及び着色粒子により、これら顔料の反射面積が
減少したり、あるいは反射率が変化されたり等して、こ
れら顔料の輝度が抑制される。しかも、パール顔料又は
メタリック顔料は、混合塗料層の上方(浅い所)から下
方(深い所)に至るまで存在しており、下方に存在して
いるパール顔料又はメタリック顔料の輝度と、上方に存
在しているこれら顔料の輝度とが、微妙に異なり、上記
の複雑な輝度を更に複雑化して、第1発明とは異なる深
味あるいは渋味の有る異形糸織物調の装飾効果を発現す
る。
【0030】これらの作用により、第2発明の靴におい
ても、肉眼で観た場合には、第1発明の場合と同様に、
鈍い光りを放つ、渋味あるいは深味の有る、高級感,高
品質感,高貴感に富んだ光輝性の有る異形糸織物調の靴
として認識される。
【0031】また、通常の顔料の色相とパール顔料又は
メタリック顔料の色相が、補色関係又はこれに近い色相
同士である場合、上記の第1発明の場合と同様に、パー
ル顔料又はメタリック顔料の反射率の変化効果等がより
一層良好となって、輝度の抑制効果が向上し、高級感,
高品位感,高貴感に富むものとなる。しかも、ベース色
が濃色の場合、該濃色が混合塗装層中に存在する通常の
顔料とパール顔料又はメタリック顔料との相乗作用に更
に相乗して、上記の第1発明の場合と同様に、光輝性の
有る異形糸織物調の装飾効果に一層の深味あるいは渋味
を付与し、更に高級感,高品位感,高貴感に富むものと
なる。
【0032】更に、第1,第2発明において、上パール
又はメタリック塗料層を設ける場合は、第1発明では色
塗料層、第2発明では混合塗料層による輝度抑制作用に
より減殺される光輝性を有する異形糸織物調の感覚を、
上パール又はメタリック塗料層が、渋味あるいは深味の
有る高級感,高品質感,高貴感をそのまま保持して、高
める作用をなす。
【0033】
【実施例】
実施例1 ベース本体の全面がナイロン210Dオックスフォード
織り調に形成される成形型に、黒色の軟質塩化ビニル樹
脂を注入してスラッシュ製法により成形したスラッシュ
靴の本体部の全面に、粒径が10〜60μmの範囲にあ
る燐片状のパール顔料(色相ゴールド、ドイツのイー・
メルク社製商品名イリオジン302)1wt%とアクリ
ル系クリア塗料(特殊色料社製商品名VL−0341)
99wt%とからなるパール調塗料をウエット状態で厚
さ10μmとなるようにスプレー塗装し、更にこの上に
通常のアクリル系色塗料(色相グリーン、特殊色料社製
商品名VLT−2600)をウエット状態で厚さ15μ
mとなるようにスプレー塗装して第1発明の光輝性の有
る異形糸織物調スラッシュ靴を調製した。なお、上記配
合のパール調塗料によれば、パール塗料層のパール顔料
の密度を平均で80個/mm程度とすることができ
る。
【0034】上記の異形糸織物調スラッシュ靴の構成を
図1及び図2(A)により説明する。図1は塗装靴Sの
全体を示す斜視図であり、図2(A)は図1のα部の断
面を模式的に示した図である。図2(A)において、1
が黒色軟質塩化ビニル樹脂製のスラッシュ靴ベース本体
で、全面にオックスフォード織り調の凹凸部が形成され
ている。この内側に裏布10が設けられ、反対側に先ず
パール塗料層2が形成され、最上層に色塗料層3が形成
されている。パール塗料層2は、図示するように、パー
ル顔料の多くがベース1の凸部に付着し、少量が凹部に
付着している。
【0035】この異形糸織物調スラッシュ靴を倍率39
で顕微鏡写真を撮ったところ、最上層の色塗料層3の微
細な隙間を介して、その下層のパール塗料層2中に散在
している複雑な輝度で光輝性を放っているパール顔料の
一部が散見された。そして、肉眼で観たところ、鈍い光
りを発して、かなりの渋味と深味とを有する、高級感,
高品質感,高貴感に富む、光輝性の有る異形糸織物調靴
として認識された。
【0036】実施例2 実施例1で使用したパール調塗料と色塗料とを1:1の
割合で混合した混合塗料を、実施例1と同じ黒色軟質塩
化ビニル樹脂製スラッシュ靴に、実施例1と同様にし
て、ウエット状態で厚さ20μmとなるようにスプレー
塗装して第2発明の光輝性の有る異形糸織物調靴を調製
した。なお、上記配合の混合塗料によれば、混合塗料層
のパール顔料の密度を平均で85個/mm程度とする
ことができる。
【0037】上記の異形糸織物調スラッシュ靴の構成を
図2(B)により説明する。図2(B)は図1のα部の
断面を模式的に示した図である。図2(B)において、
図2(A)と同一符号は、図2(A)と同一部を示し、
4が最上層に形成された混合塗料層である。
【0038】この異形糸織物調靴を倍率39で顕微鏡写
真を撮ったところ、混合塗料層4中に散在している通常
の顔料及び着色粒子間の微細な隙間に、やはり該混合塗
料層4中に散在している光輝性を放つパール顔料の一部
が散見された。そして、肉眼で観たところ、実施例1で
得られた異形糸織物調靴と同様、鈍い光りを発して、か
なりの渋味と深味とを有する、高級感,高品質感,高貴
感に富む、光輝性の有る異形糸織物調靴として認識され
た。
【0039】実施例3 実施例1,2で得られた光輝性の有る異形糸織物調靴の
各々の表面に更に、パール顔料の含有量を0.3wt%
とする以外は実施例1の同様のパール調塗料を、ウエッ
ト状態で厚さ5μmとなるようにスプレー塗装して上パ
ール塗料層を形成した。なお、上記配合のパール調塗料
によれば、上パール塗料層のパール顔料の密度を平均で
90個/mm程度とすることができる。このようにし
て得られた異形糸織物調靴はいずれも、実施例1,実施
例2で得られた異形糸織物調靴よりも更に優れた光輝性
を有すると共に、実施例1,実施例2で得られた異形糸
織物調靴が有する渋味,深味、高級感,高品質感,高貴
感をそのまま保持したものであった。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、第1,第2発明に
よれば、光輝性の有る異形糸織物調の表現が充分で、し
かもこの光輝性を表現するために使用するパール顔料又
はメタリック顔料が有する輝度が適度に抑制されて、鈍
い光りを放つ、しかも渋味あるいは深味を有する、高級
感,高品質感,高貴感に富んだ靴を得ることができる。
また、第1,第2発明では、織物調の成形ができる成形
型と通常の塗装設備のみがあればよく、設備に要するコ
ストが廉価である上、工程数も多くなく、また塗装不良
が発生しても、溶剤による除去が可能であるため、修理
が容易であり、歩留りが高く、製造コストが廉価にな
る。更に、第1,第2発明では、このような高級感,高
品質感,高貴感に富む光輝性の有る異形糸織物調の装飾
部を、靴の全面に限らず、適宜の任意の箇所にのみ設け
ることができるため、斬新な意匠の異形糸織物調靴を得
ることができる。しかも、第2発明においては、パール
顔料又はメタリック顔料を混合塗料層の上方から下方に
至るまで存在させるため、下方のパール顔料又はメタリ
ック顔料の輝度と、上方のこれら顔料の輝度とが微妙に
異なり、第1発明とは異なる味わいの有る異形糸織物調
靴を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2発明の塗装靴の全体を示す説明図で
ある。
【図2】図1のα部の断面を模式的に示す図で、(A)
が第1発明の塗装靴を、(B)が第2発明の塗装靴を示
している。
【符号の説明】
1 スラッシュ靴のベース 2 パール又はメタリック塗料層 3 色塗料層 4 混合塗料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 33/00 7141−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラッシュ製法により底部と本体部とが
    一体に成形されたスラッシュ靴であって、少なくとも本
    体部の少なくとも一部が生地調成形部をなし、該生地調
    成形部に設けられた塗装層の少なくとも最上層に色塗料
    による塗装層を有し、少なくともその下層にパール調又
    はメタリック調塗料による塗装層を有してなることを特
    徴とする光輝性の有る異形糸織物調スラッシュ靴。
  2. 【請求項2】 スラッシュ製法により底部と本体部とが
    一体に成形されたスラッシュ靴であって、少なくとも本
    体部の少なくとも一部が生地調成形部をなし、該生地調
    成形部に設けられた塗装層の少なくとも最上層にパール
    調塗料又はメタリック調塗料と色塗料との混合塗料によ
    る塗装層を有してなることを特徴とする光輝性の有る異
    形糸織物調スラッシュ靴。
  3. 【請求項3】 最上層の更にその上にパール調又はメタ
    リック調塗料による塗装層を有してなることを特徴とす
    る請求項1,2に記載の光輝性の有る異形糸織物調スラ
    ッシュ靴。
JP3244498A 1991-08-29 1991-08-29 光輝性の有る異形糸織物調スラツシユ靴 Pending JPH0556804A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028005A (ja) * 2000-07-13 2002-01-29 Achilles Corp 光輝性スラッシュ成形靴およびその製造方法

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