JPH0556725U - 台 車 - Google Patents

台 車

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JPH0556725U
JPH0556725U JP10786991U JP10786991U JPH0556725U JP H0556725 U JPH0556725 U JP H0556725U JP 10786991 U JP10786991 U JP 10786991U JP 10786991 U JP10786991 U JP 10786991U JP H0556725 U JPH0556725 U JP H0556725U
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JP
Japan
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wheels
traveling direction
rear ends
wheel
direction orthogonal
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Pending
Application number
JP10786991U
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English (en)
Inventor
克巳 松下
Original Assignee
克巳 松下
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 台車(10)の台板(12)下面には、進行
方向前後両端にそれぞれ配した車輪(14,16)の他
に、進行方向の中間部において追加的な車輪(18)が
設けられている。これにより、積載荷重が各車輪(1
4,16,18)に分散されるので、前端の車輪(1
4)にかかる荷重が相対的に減少し、床面に障害物があ
る場合にも台車はこれを容易に乗り越えることができ
る。また、台板(12)に適当な可撓性を与えておけ
ば、台車は床面の凹凸面に追従しながら円滑に走行する
ことができる。 【効果】 台車の円滑な走行が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、台車の改良に関し、特に、工事現場などで工事用資材を搬送する ための台車の改良に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来、たとえば、建物内部の床面にタイル状のカーペットを付設する場合には 、多数枚のタイル状カーペットを台車に乗せて、カーペット敷設前の床面を走行 させる必要がある。しかし、このような床面には桟、電気コードなどの種々の障 害物が存在するため、台車の進行方向前端の車輪がこれら障害物に衝突して、こ れを乗り越えることができず、また、その衝撃によって台車上のカーペットが荷 崩れを起こして台車から外にこぼれ落ちることが多い。
【0003】 同様の問題は、カーペット以外の工事用資材を搬送する場合にも生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】
この考案においては、前記の課題を解決するために、台車の進行方向の中央部 に追加的な車輪を設けたものである。詳細には、この考案の台車は、次の4つの いずれかの態様を取り得る。
【0005】 進行方向の前後両端の各々において、進行方向に直交する方向に間隔をおいて 2つの車輪を配し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交する方向に間 隔をおいて2つの車輪を配してなる台車。
【0006】 進行方向の前後両端の各々において、進行方向に直交する方向に間隔をおいて 2つの車輪を配し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交する方向にお いて前記各2輪の中間に1つの車輪を配してなる台車。
【0007】 進行方向の前後両端の一方において、進行方向に直交する方向に間隔をおいて 2つの車輪を配し、他方において、進行方向に直交する方向において前記2つの 車輪の間に1つの車輪を配し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交す る方向に間隔をおいて2つの車輪を配してなる台車。
【0008】 進行方向の前後両端の一方において、進行方向に直交する方向に間隔をおいて 2つの車輪を配し、他方において、進行方向に直交する方向において前記2つの 車輪の間に1つの車輪を配し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交す る方向において前記最初の2輪の中間に1つの車輪を配してなる台車。
【0009】 以上のいずれの場合においても、台車の進行方向前後両端の他に、進行方向の 中央部においても追加的な車輪を配しており、そのために、台車上の荷重がこれ ら車輪の全てに均一に分散される。したがって、進行方向前端に位置する車輪が 担当する荷重は相対的に小さくなる。すなわち、進行方向前端の車輪が床面に押 しつけられる力は相対的に小さくなり、そのため、台車は障害物を比較的容易に 乗り越えることができる。
【0010】 前記台車の台板に若干の可撓性をもたせることができる。このようにすれば、 進行方向前後両端および中間部に配した車輪の全てが、床面の凹凸に柔軟に追従 することが可能となる。すなわち、床面に凹凸がある場合にも、台車の全ての車 輪が床面に接しているので、台車の円滑な走行が可能となる。なお、このような 台板の可撓性は、台板に多数の透孔を散在させることにより容易に得ることがで きる。
【0011】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示し、台板12の下面には台車10の進行方向前 後両端において、進行方向に直交する方向すなわち幅方向に間隔をおいて一対の 車輪14,14が配され、後端においても同様に一対の車輪16,16が配され ている。さらに、台板12の進行方向前後両端の中間部においても、同様に一対 の車輪18,18が幅方向に間隔をおいて設けられている。これら車輪14,1 6,18は、図示のようにキャスターであってよい。
【0012】 図2の変更例においては、進行方向の中間部において、1つの車輪18が幅方 向の中央部に設けられている。
【0013】 図3の実施例においては、進行方向前端側において、1つの車輪14が幅方向 の中央部に設けられている。図示を省略するが、後端側の車輪16を幅方向にお いて1つのみ設けてもよい。
【0014】 図4に示すように、前記の台板12の上に多数枚のタイルカーペット11を乗 せて、床面20の上を走行させる。前端の車輪14に相対的に小さな荷重がかか っているので、この車輪14が障害物22に当接した場合に、車輪14および後 続の車輪18,16は障害物22を容易に乗り越えることができる。
【0015】 また、床面20に大きな段部21が形成されている場合に、前端の車輪14が 低い側の床面20′から浮いた状態にある場合にも、後続の車輪18,16は依 然として床面20に当接した状態を保つので、台車10の急激な前のめりと、そ れによる荷崩れを防止することができる。図示の状態から台車10がさらに前進 して、中間の車輪18が床面20を離れるときに、作業者が台板12の前端を把 持して車輪14を静かに床面20′上に乗せる。その後、台板12の後端を把持 しながら、台車10を円滑に床面20′上へ移行させることができる。
【0016】 図6の実施例においては、台板12に、相当な広がりを有する多数の透孔13 が形成されている。このため、台板12は若干の可撓性を与えられる。したがっ て、図7に示すように、床面20に障害物22による凹凸があっても、台板12 が少ししなることにより、この凹凸に追従することができる。すなわち、この場 合、全ての車輪14,16,18は、いずれも床面20ないし障害物22の上面 に当接する。したがって、障害物が床面に存在するにもかかわらず、台車はがた つかず円滑な走行が可能である。台板12に可撓性を与える手段は、以上の他、 可撓性のある材料を用いるなど、適宜選択することができる。
【0017】 この台車には、台板に押し手、棚など必要な付属品をつけることができる。
【0018】
【考案の効果】
進行方向中間部において追加的な車輪を設けることにより、各車輪に与えられ る荷重を相対的に少なくすることができるので、車輪が床面上の障害物を容易に 乗り越えることができる。
【0019】 また、台板が適度の可撓性を有している場合には、床面の凹凸に追従して屈曲 することが可能であり、そのため、台車の全ての車輪が常に床面のいずれかの個 所に当接するので、台車の円滑な走行が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す下側から見た斜視
図。
【図2】他の実施例を示す前図同様の斜視図。
【図3】さらに他の実施例を示す前図同様の斜視図。
【図4】前記台車の作用を示す概略側面図。
【図5】前記台車の他の作用を示す前図同様の図。
【図6】他の実施例にかかる台板の平面図。
【図7】前図に示す台車の作用を示す概略側面図。
【符号の説明】
10……台車 12……台板 13……透孔 14,16,18……車輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向の前後両端の各々において、進
    行方向に直交する方向に間隔をおいて2つの車輪を配
    し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交する
    方向に間隔をおいて2つの車輪を配してなる台車。
  2. 【請求項2】 進行方向の前後両端の各々において、進
    行方向に直交する方向に間隔をおいて2つの車輪を配
    し、前記前後両端の中間において、進行方向に直交する
    方向において前記各2輪の中間に1つの車輪を配してな
    る台車。
  3. 【請求項3】 進行方向の前後両端の一方において、進
    行方向に直交する方向に間隔をおいて2つの車輪を配
    し、他方において、進行方向に直交する方向において前
    記2つの車輪の間に1つの車輪を配し、前記前後両端の
    中間において、進行方向に直交する方向に間隔をおいて
    2つの車輪を配してなる台車。
  4. 【請求項4】 進行方向の前後両端の一方において、進
    行方向に直交する方向に間隔をおいて2つの車輪を配
    し、他方において、進行方向に直交する方向において前
    記2つの車輪の間に1つの車輪を配し、前記前後両端の
    中間において、進行方向に直交する方向において前記最
    初の2輪の中間に1つの車輪を配してなる台車。
  5. 【請求項5】 前記台車の台板が若干可撓性を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の台
    車。
  6. 【請求項6】 前記台板に透孔を散在させて可撓性を与
    えたことを特徴とする請求項5に記載の台車。
JP10786991U 1991-12-27 1991-12-27 台 車 Pending JPH0556725U (ja)

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JP10786991U JPH0556725U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 台 車

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JP10786991U JPH0556725U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 台 車

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JPH0556725U true JPH0556725U (ja) 1993-07-27

Family

ID=14470151

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JP10786991U Pending JPH0556725U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 台 車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109904A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Sakagami Kogyo Kk 玉箱運搬台車

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