JPH0556705U - 補助ジャッキベース - Google Patents

補助ジャッキベース

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JPH0556705U
JPH0556705U JP10319191U JP10319191U JPH0556705U JP H0556705 U JPH0556705 U JP H0556705U JP 10319191 U JP10319191 U JP 10319191U JP 10319191 U JP10319191 U JP 10319191U JP H0556705 U JPH0556705 U JP H0556705U
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JP
Japan
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jack base
auxiliary jack
ground
base
auxiliary
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JP10319191U
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English (en)
Inventor
楽 裕 也 設
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、作業車等の作業時において、車体を
地面に固定させるジャッキの下面に敷設する補助ジャッ
キベースの改良に係り、特に軽量、かつセットが容易
で、しかも軟弱地や雨天等において車体を確実かつ安全
に水平に保持することのできる補助ジャッキベースを提
供することを目的とする。 【構成】そのために、地面と作業車の装備したジャッキ
との間に敷設して車体の水平状態を保持させる補助ジャ
ッキベースにおいて、補助ジャッキベースをゴム等の弾
性材で構成し、かつ接地面に上面に貫通する貫通孔ある
いは凹部を形成するとともに、該補助ジャッキベースの
接地面に補助ジャッキベースに形成した前記貫通孔ある
いは凹部に嵌合する突起を設けた支持プレートを着脱自
在に装着するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業車等の作業時において、車体を地面に固定させるジャッキの下 面に敷設する補助ジャッキベースの改良に係り、特に軽量、かつセットが容易で 、しかも軟弱地や雨天等において車体を確実かつ安全に水平に保持することので きる補助ジャッキベースに関するものである。
【0002】
【従来技術】
高所での各種作業、例えば電力線あるいは通信線等の架線工事を効率良く行う ため、図1に示すような高所作業車1が開発されている。この高所作業車1は、 車体1aを安定に保持するために車体1aの前後左右にアウトリガ装置2を備え ている。このアウトリガ装置2は、車体1aに取り付けたアウタビーム内に伸縮 自在に嵌挿されたインナビーム2aと、このインナビーム2a先端に垂直に取り 付けられたジャッキ3とより構成されている。ジャッキ3はインナビーム2a先 端に取り付けられたジャッキボックス3aと、このジャッキボックス3a内に伸 縮自在に嵌挿されたジャッキポスト3bと、このジャッキポスト3bの下端に取 り付けたベース3cとより構成されている。これにより、作業時にはインナビー ム2aを伸長させてジャッキ3を張り出すとともに、ジャッキポスト3bを伸長 させてベース3cを地面に接地させ、車体1aを安定に保持する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の高所作業車1が備えているアウトリガ装置2のジャッキ3を 伸長し、ジャッキポスト3bの下端に装着したベース3cを地面に接地させて車 体1aを安定に保持するに当たって接地現場が、例えばアスファルト舗装等のよ うに柔らかい地面である場合はベース3cを直接地面に当接すると地面を損傷し たり、充分に安定した保持ができない恐れがあり、また接地現場がコンクリート のように硬い地面である場合はベース3cを直接地面に当接する場合はスリップ する等してやはり安定な保持が不可能であった。
【0004】 そのため、上述した現場ではベース3cと地面との間に補助ジャッキベース1 0を敷設して車体1aを安定に保持する工夫がなされている。しかし、従来の補 助ジャッキベース10は、図3に示した如く、補助ジャッキベース10自体が通 常木材により構成され、周囲に補強用の巻鉄11を取り付けたものであったから 、重量が非常に重く持ち運びが大変で、装着が極めて困難であり、また、地面へ の当接面もベース3cを載置する面も平らに仕上げられていたため、作業時にお ける車体の揺動、車体1aの荷重等によって補助ジャッキベース10が地面上を 滑ったり或いはベース3cが補助ジャッキベース10よりずれ易く、そのために 車体1aの安定な保持が損なわれたり、作業の安全性が阻害される等の問題点を 有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ ろは、作業車等の作業時において、車体を地面に固定させるジャッキの下面に敷 設する補助ジャッキベースの改良に係り、特に軽量、かつセットが容易で、しか も軟弱地や雨天等において車体を確実かつ安全に水平に保持することのできる補 助ジャッキベースを提供することにあり、そのために、地面と作業車の装備した ジャッキとの間に敷設して車体の水平状態を保持させる補助ジャッキベースにお いて、補助ジャッキベースをゴム等の弾性材で構成し、かつ接地面に上面に貫通 する貫通孔あるいは凹部を形成するとともに、該補助ジャッキベースの接地面に 補助ジャッキベースに形成した前記貫通孔あるいは凹部に嵌合する突起を設けた 支持プレートを着脱自在に装着するように構成する。
【0006】
【作用】
本考案は上記の構成を採用したので、成形加工が容易であり、軽量であるから 装着作業が容易である。また、補助ジャッキベースは弾性材で構成するとともに 、補助ジャッキベースの接地面に貫通孔あるいは凹部を設けたから、ベース及び 地面との摩擦係数が非常に高くなり、スリップを防止できる。殊に、雨天時には 、補助ジャッキベースの接地面に浸み込む雨水は、貫通孔の場合は貫通孔を通っ て補助ジャッキベースの上面に排出され、また、凹部の場合は凹部の周囲が雨水 により密封状態となるから、凹部自体が吸盤の役目をなすので充分な摩擦が得ら れ、従って安定した車体の保持ができる。また、軟弱地等では支持プレートを補 助ジャッキベースの接地面に装着することにより、補助ジャッキベースの剛性を 高くでき、軟弱地でも安定して車体の保持ができる。
【0007】
【実施例】
以下、図1及び図2(a)、(b)に基づいて本考案に係る補助ジャッキベー スの一実施例を詳細に説明する。 高所作業車1は、図1に示した如く、車体1a上に旋回自在に載置したターン テーブルと、このターンテーブル上部に基端を起伏自在に枢着した伸縮自在なブ ームと、このブーム先端に取り付けたバケットとより構成され、車体1aの前後 左右には、作業時に車体1aを安定に保持するためにアウトリガ装置2を備えて いる。このアウトリガ装置2は、車体1a前後に車体1aの幅方向に取り付けら れたアウタビームと、このアウタビーム内に伸縮自在に嵌挿され、伸長すること により車体1aの外側方に突出するインナビーム2aと、このインナビーム2a の先端に垂直に取り付けられたジャッキ3とより構成されている。ジャッキ3は インナビーム2a先端に取り付けられたジャッキボックス3aと、このジャッキ ボックス3a内に下方に伸縮自在に嵌挿されたジャッキポスト3bと、このジャ ッキポスト3bの下端に取り付けたられ、ジャッキポスト3bを伸長することに より地面に接地されるベース3cとより構成されている。これにより、作業時に はインナビーム2aを伸長させてジャッキ3を張り出すとともに、ジャッキポス ト3bを伸長させてベース3cを地面に接地させることにより、車体1aを安定 に保持することができる。
【0008】 ところで、上記の高所作業車1に備えたアウトリガ装置2のジャッキ3を伸長 し、ジャッキポスト3bの下端に装着したベース3cを地面に接地させて車体1 aを安定に保持するに当たって接地現場が、例えばアスファルト舗装等のように 柔らかい地面である場合はベース3cを直接地面に当接すると地面を損傷したり 、充分に安定した保持ができない恐れがあり、また接地現場がコンクリートのよ うに硬い地面である場合はベース3cを直接地面に当接する場合はスリップする 等してやはり安定な保持が不可能である。そこで、本考案では、図2に示した如 く、地面とジャッキ3のベース3cとの間に敷設して車体1aを水平状態に保持 するため、補助ジャッキベース4を提供する。即ち、本考案が提供する補助ジャ ッキベース4は、全体をゴム等の弾性材4aで構成し、かつ接地面に上面に貫通 する貫通孔4bあるいは凹部(図では省略)等を形成するとともに、軟弱地でジ ャッキ3を伸長させてベース3cを接地する等、補助ジャッキベース4の剛性を 高める必要がある場合に、補助ジャッキベース4の接地面に補助ジャッキベース 4に形成した前記貫通孔4bあるいは凹部に嵌合する突起4cを設けた金属製の 支持プレート4dを着脱自在に装着するように構成する。
【0009】 図中、4eは持ち運び等に便利なように補助ジャッキベース4及び支持プレー ト4dの一側部に設けた把手である。 尚、図2(a)及び(b)に示した補助ジャッキベース4の支持プレート4e の接地面はフラットなもので説明したが、例えば摩擦係数を高くするため鋸歯状 に成形しても良く、また傾斜地に対応するよう一側を厚く、他側を薄く成形して も良く特に上記の実施例にのみ限定するものではない。
【0010】 以下、上記の実施例に基づいて本考案に係る補助ジャッキベースの作用を説明 する。 高所作業車1に備えたアウトリガ装置2のジャッキ3を伸長し、ジャッキポス ト3bの下端に装着したベース3cを地面に接地させて車体1aを安定に保持す る場合は、ベース3cが伸長して当接する地面上の補助ジャッキベース4を置く 。この場合、補助ジャッキベース4を置く現場が、安定した現場である場合は、 補助ジャッキベース4のみの敷設で車体1aの安定した支持が可能であるが、例 えば軟弱な地面とか、アスファルト舗装等の地面であってベース3cを直接地面 に当接するだけでは、車体1aを安定に保持することができない場合は、補助ジ ャッキベース4を敷設し、さらに補助ジャッキベース4の剛性を高める必要があ る場合は、補助ジャッキベース4の接地面に補助ジャッキベース4に形成した前 記貫通孔4bあるいは凹部に嵌合する突起4cを設けた金属製の支持プレート4 dを装着し、補助ジャッキベース4の剛性を高くして車体1aの安定な保持を行 う。また接地現場がコンクリートのように硬い地面である場合はベース3cを直 接地面に当接するとスリップ等の危険性がある場合は、補助ジャッキベース4の みを敷設し、補助ジャッキベース4で摩擦係数を高くして車体1aの安定な支持 を行う。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、以上詳細に説明した如く、地面と作業車の装備したジャッキとの間 に敷設して車体の水平状態を保持させる補助ジャッキベースにおいて、補助ジャ ッキベースをゴム等の弾性材で構成し、かつ接地面に上面に貫通する貫通孔ある いは凹部を形成するとともに、該補助ジャッキベースの接地面に補助ジャッキベ ースに形成した前記貫通孔あるいは凹部に嵌合する突起を設けた支持プレートを 着脱自在に装着するように構成したので、成形加工が容易であり、軽量であるか ら装着作業が容易である。また、補助ジャッキベースは弾性材で構成するととも に、補助ジャッキベースの接地面に貫通孔あるいは凹部を設けたから、ベース及 び地面との摩擦係数が非常に高くなり、スリップを防止できる。殊に、雨天時に は、補助ジャッキベースの接地面に浸み込む雨水は、貫通孔の場合は貫通孔を通 って補助ジャッキベースの上面に排出され、また、凹部の場合は凹部の周囲が雨 水により密封状態となるから、凹部自体が吸盤の役目をなすので充分な摩擦が得 られ、従って安定した車体の保持ができる。また、軟弱地等では支持プレートを 補助ジャッキベースの接地面に装着することにより、補助ジャッキベースの剛性 を高くでき、軟弱地でも安定して車体の保持ができる等優れた効果を有するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る補助ジャッキベースを敷設した高
所作業車の一例を示す斜視図
【図2】(a)及び(b)は補助ジャッキベースの構造
を示す説明図
【図3】従来の補助ジャッキベースの構造を示す斜視図
【符号の説明】
4 補助ジャッキベース 4a 弾性材 4b 貫通孔 4c 突起 4d 支持プレート 4e 把手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面と作業車の装備したジャッキとの間に
    敷設して車体の水平状態を保持させる補助ジャッキベー
    スにおいて、補助ジャッキベースをゴム等の弾性材で構
    成し、かつ接地面に上面に貫通する貫通孔あるいは凹部
    を形成するとともに、該補助ジャッキベースの接地面に
    補助ジャッキベースに形成した前記貫通孔あるいは凹部
    に嵌合する突起を設けた支持プレートを着脱自在に装着
    するようにしたことを特徴とする補助ジャッキベース。
JP10319191U 1991-12-13 1991-12-13 補助ジャッキベース Pending JPH0556705U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206690A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Aichi Corp 高所作業車の制御装置
WO2014047813A1 (zh) * 2012-09-26 2014-04-03 中联重科股份有限公司 支脚盘和起重机
JP2019064731A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 株式会社ロッコーエンジニアリング コンテナ支持架台
CN114906719A (zh) * 2022-05-16 2022-08-16 南通佳景健康科技股份有限公司 一种无末端泳池用超长吸塑制品的吊装设备

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