JPH0556680U - 車両用ドアロック制御装置 - Google Patents

車両用ドアロック制御装置

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JPH0556680U
JPH0556680U JP11276691U JP11276691U JPH0556680U JP H0556680 U JPH0556680 U JP H0556680U JP 11276691 U JP11276691 U JP 11276691U JP 11276691 U JP11276691 U JP 11276691U JP H0556680 U JPH0556680 U JP H0556680U
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JP
Japan
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door
lock control
unlocking
actuator
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP11276691U
Other languages
English (en)
Inventor
史男 田中
正人 橋本
秀幸 木村
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアーバッグ装置のエアーバッグ点火信号が
出力されてから所定時間経過後にアクチュエータを駆動
してドアの解錠を自動的かつ強制的に行う。 【構成】 ドアロック制御回路と、ドアロック制御回路
の出力を基に駆動されるアクチュエータと、アクチュエ
ータによりドアの旋錠あるいは解錠を行うドア旋錠/解
錠機構とから構成される車両用ドアロック制御装置にお
いて、車体に加わる衝撃加速度の検出出力を基に生成し
たエアーバッグ装置におけるエアーバッグ点火信号が出
力されてから、所定時間経過後前記アクチュエータを駆
動しドアの解錠を行うドア解錠手段を備える。 【効果】 車両衝突時にドアが旋錠されていることなが
く、車両内部にとじこめられた人を容易に救出できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用ドアロック制御装置に関し、さらに詳しくは、安全性を向 上させた車両用ドアロック制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ドアロック制御装置としては、例えば図3に示すようなものがあ る。
【0003】 この図において、操作スイッチ51は、運転者により操作される。ドアロック 制御回路52は、操作スイッチ51のオン/オフの状態に応じてドアを旋錠ある いは解錠するアクチュエータ駆動信号を出力する。 ドア旋錠/解錠アクチュエータ53は、アクチュエータ駆動信号により駆動さ れる。 ドア旋錠/解錠機構54は、ドア旋錠/解錠アクチュエータ53により、ドア を旋錠し、あるいは、解錠する。
【0004】 また、エアーバッグシステムとしては、図4に示すようなものがある。
【0005】 この図において、加速度センサ55は、車体に加わる衝撃加速度を検出し、そ の大きさに応じた電気信号を出力する。 エアーバッグ作動制御回路56は、加速度センサ55から出力された電気信号 を処理し、エアーバッグ点火信号を出力する。 エアーバッグ駆動点火装置57は、供給されたエアーバッグ点火信号によりエ アーバッグを膨張させる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用ドアロック制御装置およびエアーバッ グシステムは、夫々独立した装置システムであるため、ドアのロック機構が旋錠 された状態で車両衝突事故が発生すると、エアーバッグシステムを作動するがド アのロック機構が旋錠されたままとなり、車両内にとじ込められた者を救出する のに時間がかかってしまうという問題点があった。
【0007】 この考案は、このような従来の問題点を着目してなされたもので、エアーバッ グ装置のエアーバッグ点火信号を基に所定時間経過後ドア解錠手段によりアクチ ュエータを駆動してドアの解錠を自動的かつ強制的に行うことにより、上記問題 点を解決することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る車両用ドアロック制御装置は、ドアロック制御回路と、ドアロ ック制御回路の出力を基に駆動されるアクチュエータと、アクチュエータにより ドアの旋錠あるいは解錠を行うドア旋錠/解錠機構とから構成される車両用ドア ロック制御装置において、車体に加わる衝撃加速度の検出出力を基に生成したエ アーバッグ点火信号が出力されてから、所定時間経過後前記アクチュエータを駆 動しドアの解錠を行うドア解錠手段を備えることにより上記問題点を解決する。
【0009】
【作用】
この考案における車両用ドアロック制御装置は、エアーバッグ装置のエアーバ ッグ点火信号を基にエアーバッグ点火信号が出力されてから所定時間経過後にド アの解錠を強制的に行うので、エアーバッグ点火信号が出力される車両衝突事故 において、ドアがロックされたままとなり人が車両内にとじ込められることがな くなり、外部から素速くドアを開けて救出することが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0011】 まず構成を説明すると、加速度センサ1は、車体に加わる衝撃加速度を検出し 、その大きさに応じた電気信号を出力する。 エアーバッグ作動制御回路2は、加速度センサ1から出力された電気信号を処 理し、エアーバッグ点火信号を出力する。 エアーバッグ駆動点火装置3は、供給されたエアーバッグ点火信号によりエア ーバッグを膨張させる。 これら加速度センサ1,エアーバッグ作動制御回路2,エアーバッグ駆動点火 装置3によりエアーバッグシステム4が構成されている。
【0012】 次に、5はドアロック制御システムであり、タイマ回路6、タイマセット時間 設定部7,アクチュエータ駆動回路8,操作スイッチ9,ドアロック制御回路1 0により構成されている。
【0013】 タイマ回路6は、前記エアーバッグ作動制御回路2から出力されるエアーバッ グ点火信号によりトリガされ、タイマセット時間設定部7により設定された時間 経過後にアクチュエータ駆動信号を出力する。 アクチュエータ駆動回路8は、アクチュエータ駆動信号を増幅し出力する。 操作スイッチ9は、ドアロック制御回路10に接続されている。ドアロック制 御回路10は、操作スイッチ9のオン/オフの状態に応じてドアを旋錠あるいは 解錠するためのアクチュエータ駆動信号を出力する。 ドア旋錠/解錠アクチュエータ11は、アクチュエータ駆動信号により駆動さ れる。 ドア旋錠/解錠機構12は、ドア旋錠/解錠アクチュエータ11により、それ まで旋錠されていたドアを解錠し、あるいは、解錠されていたドアを旋錠する。
【0014】 この実施例では、衝突事故が発生し、エアーバッグ作動制御回路2がエアーバ ッグ点火信号を出力すると、タイマ回路6がエアーバッグ点火信号によりトリガ され、タイマセット時間設定部7により設定された時間経過後にアクチュエータ 駆動信号を出力する。このアクチュエータ駆動信号は増幅され、ドア旋錠/解錠 アクチュエータ11に供給される。この結果、ドア旋錠/解錠機構12は、それ まで旋錠されていたドアを強制的に解錠する。
【0015】 すなわち、車両が衝突すると、衝突した時点からタイマ回路6におけるタイマ セット時間経過後にドアのロック機構は強制的に解錠されるので、車両内にとじ 込められた者が自力で、あるいは外部からの救助者が容易にドアを開けることが でき、車内に閉じ込められた者は容易に脱出することが出来る。
【0016】 さらに、衝突と同時にドアは解錠されることはないので、衝突のショックによ りドアが開き、車内の人が外に放り出されることがない。
【0017】 図2は、この考案の他の実施例を示すブロック図である。
【0018】 この実施例では、アクチュエータ駆動回路8で増幅されたアクチュエータ駆動 信号は、ドアロック制御回路10に出力され、ドアロック制御回路10を介して ドア旋錠/解錠アクチュエータ11に供給される。
【0019】 この実施例においても、車両が衝突し、エアーバッグ点火信号が出力されると 、その時点からタイマセット時間経過後にドアは強制的に解錠され、車両内にと じ込められた者が自力で、あるいは外部からの救助者が容易にドアを開放するこ とができ、車内に閉じ込められた者は容易に脱出することが出来る。
【0020】 さらに、衝突と同時にドアが解錠されることはないので、衝突のショックによ りドアが開き、車内の人が外に放り出されることがない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成をエアーバッグ装置の エアーバッグ点火信号が出力されてから、所定時間経過後アクチュエータを駆動 しドアの解錠を行うようにしたので、車両衝突事故で車両内部に閉じ込められた 人の救出の際にドアを容易に開けることが出来るので、安全性の高い車両用ドア ロック制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この考案の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の車両用ドアロック制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図4】従来のエアーバッグシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
3 エアーバッグ駆動点火装置 4 エアーバッグシステム 5 ドアロック制御システム 6 タイマ回路(ドア解錠手段) 7 タイマセット時間設定部(ドア解錠手段) 8 アクチュエータ駆動回路(ドア解錠手段) 10 ドアロック制御回路(ドア解錠手段) 11 ドア旋錠/解錠アクチュエータ(ドア解錠手段) 12 ドア旋錠/解錠機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック制御回路と、ドアロック制御
    回路の出力を基に駆動されるアクチュエータと、アクチ
    ュエータによりドアの旋錠あるいは解錠を行うドア旋錠
    /解錠機構とから構成される車両用ドアロック制御装置
    において、車体に加わる衝撃加速度の検出出力を基に生
    成したエアーバッグ点火信号が出力されてから、所定時
    間経過後前記アクチュエータを駆動しドアの解錠を行う
    ドア解錠手段を備えたことを特徴とする車両用ドアロッ
    ク制御装置。
JP11276691U 1991-12-27 1991-12-27 車両用ドアロック制御装置 Pending JPH0556680U (ja)

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JP11276691U JPH0556680U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 車両用ドアロック制御装置

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JP11276691U JPH0556680U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 車両用ドアロック制御装置

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JPH0556680U true JPH0556680U (ja) 1993-07-27

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ID=14594983

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JP11276691U Pending JPH0556680U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 車両用ドアロック制御装置

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