JPH0556274U - 処理槽のロール昇降装置 - Google Patents

処理槽のロール昇降装置

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Publication number
JPH0556274U
JPH0556274U JP442192U JP442192U JPH0556274U JP H0556274 U JPH0556274 U JP H0556274U JP 442192 U JP442192 U JP 442192U JP 442192 U JP442192 U JP 442192U JP H0556274 U JPH0556274 U JP H0556274U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing tank
roll
shaped
pair
lifting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP442192U
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English (en)
Inventor
俊夫 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0556274U publication Critical patent/JPH0556274U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、線状物、あるいは、シート
状物のロールへの掛渡し操作が容易に、かつ迅速に行な
うことができるようにすること、および、ロール昇降装
置の高さ寸法を低くすることである。 【構成】 一対の略V字状の支持枠体7、8を所定の間
隔をもって配設し、そのV字部の上部の一方を処理槽1
の両側部に設置された支持台2、3に軸受4、5によっ
て回動自在に装着すると共に、前記V字部の上部の他方
に突設した軸体15、16を、処理槽1の外に設置され
た一対の流体シリンダー11、12に装着せしめ、前記
支持枠体7、8のV字部の底部2cに両持ちの状態で回
転自在に装着されたロール19を処理槽1内において昇
降せしめる構成にしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋼線、合成繊維糸条等の線条物、あるいは、合成樹脂発泡体、紙、布 帛等のシート状物を処理液内を通過させて処理する処理槽のロール昇降装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鋼線、合成繊維糸条等の線条物、あるいは、合成樹脂発泡体、紙、布 帛等のシート状物を処理槽内の液体中に位置させた状態で走行させて処理する場 合は、ロールを昇降させる装置を処理槽に設置している。該ロール昇降装置は、 例えば、図5、図6に示すように処理槽31の外側に設置された枠体32に一対 の流体シリンダー33を水平方向に所定の間隔をもって垂直な状態で設置すると 共に、各流体シリンダー33のピストンロッド33aには支持体34が取付けら れている。該支持体34の下端部にロール35が、上端部に軸体36が夫々回転 自在に取付けられている。また、軸体36の両端部にはピニオン37が取付けら れ、枠体32に取付けられた各ラック38に噛合わせた構成になっている。該ピ ニオン37とラック38は、二つの流体シリンダー33のピストンロッド33a の動きに差があってもロール35が傾いたりせず、平行な状態で昇降させるため のものである。
【0003】 そして、流体シリンダー33に圧力流体を供給してピストンロッド33aを引 込めてロール35が液面より上方の位置に上昇すると、線条物、あるいは、シー ト状物をロール35の下方を通して掛渡し操作を行なう。次いで、圧力流体供給 用管路を切替えて圧力流体を流体シリンダー33に供給してピストンロッド33 aを突出してロール35が液体中に下降すると、線条物、あるいは、シート状物 を走行させて液体による処理を行なう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の第1の課題は、ロールを昇降させるための機構がロールの側部を覆う ように設置されているため、線条物、あるいは、シート状物の掛渡し操作が困難 であると言う点である。
【0005】 第2の課題は、ロールの昇降用の流体シリンダーが処理槽の上部に設置されて いるため、ロール昇降装置の高さ寸法が高くなると言う点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1と第2の課題を解決するために本考案の処理槽のロール昇降装置は、一対 の略V字状の支持枠体を所定の間隔をもって配設し、そのV字部の上部の一方を 処理槽の両側部に設置された支持台に夫々回動自在に装着すると共に、前記V字 部の上部の他方を処理槽外に設置された一対の流体シリンダーに夫々装着せしめ 、前記支持枠体のV字部の底部に両持ちの状態で回転自在に装着されたロールを 処理槽部において昇降せしめる構成にしてある。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の処理槽のロール昇降装置の1実施例を示す概略正面図、図2は 図1におけるX−X矢視図、図3は図1におけるY−Y矢視図であって、図中、 処理槽1には液体の供給、排出用管(図示せず)が連結されていると共に、槽内 の図1における前後方向に支持台2、3が取付けられている。そして、支持台2 、3には軸受4、5によって軸体6が回転自在に取付けられており、該軸体6の 両端部には略V字状の支持枠体7、8のV字部の上部の一方(図1における右側 )が一体的に取付けられている。また、支持枠体7のV字部の上部の他方(図1 における左側)には軸体15が、支持枠体8のV字部の上部の他方(軸体15と 同一軸心)には軸体16が夫々処理槽1より外側に向って突出するように取付け られている。
【0008】 上述の処理槽1の外側の両側部には支持体9、10が設置されており、流体シ リンダー11、12が軸13、14を支点にして回動するように取付けられてい る。そして、流体シリンダー11のピストンロッド11aは支持枠体7に取付け られた軸体15に連結具17によって連結され、流体シリンダー12のピストン ロッド12aは支持枠体7に取付けられた軸体16に連結具18によって連結さ れている。また、支持枠体7、8のV字部の底部には両持ちの状態でロール19 が回転自在に取付けられていると共に、その近接位置に螺子体20、21が螺着 されている。該螺子体20、21は処理槽1内に突設されたストッパー1a、1 bに当接してロール19の下降を規制するようにしてある。
【0009】 上述の流体シリンダー11、12には圧力調節弁、管路切替弁を有する圧力流 体供給用管(図示せず)が連結されており、手動操作、あるいは、制御装置(図 示せず)からの動作指令信号によって管路を切替えて圧力流体を流体シリンダー 11、12に供給してピストンロッド11a、12aを突出させるか、あるいは 、引込める。
【0010】 上述の支持枠体7、8と軸体6は一つの部材で形成することもでき、V字状の 形状、寸法、および、ロール19の取付位置は処理槽1の形状、ロール19の昇 降寸法等によって適宜設定する。
【0011】 上述の処理槽1に設置されたロール19に対して線状物、あるいは、シート状 物の掛渡し操作を行なう場合は、流体シリンダー11、12に圧力流体を供給し てピストンロッド11a、12aを突出させ、支持枠体7、8を軸体6を支点に して時計方向に回動させると、図4に示すように支持枠体7、8のV字部の底部 に取付けられたロール19が処理槽1の液面より上方に上昇する。この時、支持 枠体7、8、および、流体シリンダー11、12のピストンロッド11a、12 aがロール19の軸心より右側に移動して該ロール19の下部をこれ等の部材に よって塞がない状態になる。該状態で作業者が線状物、あるいは、シート状物を ロール19の下方を通して処理槽1の外に設置された案内ロール(図示せず)に 掛渡すと、流体シリンダー11、12に対する圧力流体の供給路を切替えてピス トンロッド11a、12aを引込めて支持枠体7、8を反時計方向に回動させ、 図1に示すようにロール19を処理槽1の液体中に下降させ、螺子体20、21 が処理槽1のストッパー1a、1bに当接してロール19が所定の処理位置にセ ットされると、線状物、あるいは、シート状物を走行させて液体による処理を行 なう。
【0012】
【考案の効果】
本考案の処理槽のロール昇降装置は、一対の略V字状の支持枠体を所定の間隔 をもって配設し、そのV字部の上部の一方を処理槽の両側部に設置された支持台 に夫々回動自在に装着すると共に、前記V字部の上部の他方を処理槽外に設置さ れた一対の流体シリンダーに夫々装着せしめ、前記支持枠体のV字部の底部に両 持ちの状態で回転自在に装着されたロールを処理槽部において昇降せしめるよう に構成されているため、ロールが液面上に位置した時に支持枠体、流体シリンダ ー等がロールの下部を塞がない状態になり、線状物、あるいは、シート状物の掛 渡し操作を容易に、かつ迅速に行なうことができる。また、流体シリンダーを処 理槽の上部に設置しないため、ロールの昇降装置の高さ寸法を低くすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の処理槽のロール昇降装置の1実施例を
示す概略正面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】図1におけるY−Y矢視図である。
【図4】本考案の処理槽のロール昇降装置のロールを上
昇させた状態を示す概略図である。
【図5】従来の処理槽のロール昇降装置の1実施例を示
す概略図である。
【図6】図5におけるZ−Z矢視図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2、3 支持台 4、5 軸受 6、15、16 軸体 7、8 支持枠体 9、10: 支持体 11、12 流体シリンダー 13、14 軸 17、18 連結具 19 ロール 20、21 螺子体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の略V字状の支持枠体を所定の間隔
    をもって配設し、そのV字部の上部の一方を処理槽の両
    側部に設置された支持台に夫々回動自在に装着すると共
    に、前記V字部の上部の他方を処理槽外に設置された一
    対の流体シリンダーに夫々装着せしめ、前記支持枠体の
    V字部の底部に両持ちの状態で回転自在に装着されたロ
    ールを処理槽部において昇降せしめるようにしたことを
    特徴とする処理槽のロール昇降装置。
JP442192U 1992-01-10 1992-01-10 処理槽のロール昇降装置 Pending JPH0556274U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP442192U JPH0556274U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 処理槽のロール昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP442192U JPH0556274U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 処理槽のロール昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556274U true JPH0556274U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11583812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP442192U Pending JPH0556274U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 処理槽のロール昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0556274U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049062A1 (ja) * 2004-11-01 2006-05-11 Nitto Denko Corporation 光学フィルムの製造方法、及びそれに用いる製造装置

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