JPH055620Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055620Y2 JPH055620Y2 JP1987083450U JP8345087U JPH055620Y2 JP H055620 Y2 JPH055620 Y2 JP H055620Y2 JP 1987083450 U JP1987083450 U JP 1987083450U JP 8345087 U JP8345087 U JP 8345087U JP H055620 Y2 JPH055620 Y2 JP H055620Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication line
- layer
- corrosion
- power cable
- corrosion layer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、光フアイバ等の通信線を内蔵せしめ
た通信線入りの電力ケーブルの提供に関する。
た通信線入りの電力ケーブルの提供に関する。
従来、電力ケーブルにおいて、光フアイバ等の
通信線を電力ケーブルコアの外側に添設する場合
には、第2図に示すように、導体1上に絶縁体2
及び金属シース3並びに必要に応じ補強層4を順
次設けて構成したケーブルコア5の周上に施され
ているゴム・プラスチツク防食層6に凹溝6aを
刻設し、この凹溝6aの中に光フアイバ等の通信
線7をを収納し、そして海底敷設用の場合にはか
かる防食層7の上にプラスチツクテープ等の押さ
え巻層8a、ジユート等の座床8bを介して鉄線
等のがい装9を施し、最後にジユート等によるサ
ービング10が施されている。(必要があれば実
開昭61−13414号公報を参照されたい。) 〔考案が解決しようとする問題点〕 かくの如き通信線入り電力ケーブルによれば、
ケーブル製造中、ふ設中及びその後にも受ける曲
げ、捩じり等の外力によつて、防食層の凹溝形成
箇所に応力が集中し、そしてかかる凹溝形成部分
は剛性の変曲点ともなつてクラツク発生の端緒と
なるおそれがあつた。
通信線を電力ケーブルコアの外側に添設する場合
には、第2図に示すように、導体1上に絶縁体2
及び金属シース3並びに必要に応じ補強層4を順
次設けて構成したケーブルコア5の周上に施され
ているゴム・プラスチツク防食層6に凹溝6aを
刻設し、この凹溝6aの中に光フアイバ等の通信
線7をを収納し、そして海底敷設用の場合にはか
かる防食層7の上にプラスチツクテープ等の押さ
え巻層8a、ジユート等の座床8bを介して鉄線
等のがい装9を施し、最後にジユート等によるサ
ービング10が施されている。(必要があれば実
開昭61−13414号公報を参照されたい。) 〔考案が解決しようとする問題点〕 かくの如き通信線入り電力ケーブルによれば、
ケーブル製造中、ふ設中及びその後にも受ける曲
げ、捩じり等の外力によつて、防食層の凹溝形成
箇所に応力が集中し、そしてかかる凹溝形成部分
は剛性の変曲点ともなつてクラツク発生の端緒と
なるおそれがあつた。
本考案は、上記した従来技術の問題点に鑑み、
通信線を内蔵させる防食層においての応力集中に
よる防食性能上の致命的な損傷を未然に防止する
ことのできるこの種通信線入り電力ケーブルの提
供を目的とする。
通信線を内蔵させる防食層においての応力集中に
よる防食性能上の致命的な損傷を未然に防止する
ことのできるこの種通信線入り電力ケーブルの提
供を目的とする。
上記目的を達成するために開発された本考案の
通信線入り電力ケーブルは、電力ケーブルコアの
上に第一防食層を平滑な表面となるように被覆形
成し、この第一防食層の平滑な表面上に通信線を
添設し、通信線を添設した当該第一防食層の上に
第二防食層を押出被覆形成し、当該第二防食層の
通信線を包む内部が緩やかな凹曲面としたことを
特徴とするものである。
通信線入り電力ケーブルは、電力ケーブルコアの
上に第一防食層を平滑な表面となるように被覆形
成し、この第一防食層の平滑な表面上に通信線を
添設し、通信線を添設した当該第一防食層の上に
第二防食層を押出被覆形成し、当該第二防食層の
通信線を包む内部が緩やかな凹曲面としたことを
特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を示す第1図により具
体的に説明する。
体的に説明する。
図示の電力ケーブルは海底敷設用油入り電力ケ
ーブルを例にしたもので、ケーブルコア11は、
油通路12を有する導体13の上に絶縁紙の纏巻
による絶縁体14、鉛被等の金属シース15及び
必要に応じ補強層16が順次施されているもので
ある。
ーブルを例にしたもので、ケーブルコア11は、
油通路12を有する導体13の上に絶縁紙の纏巻
による絶縁体14、鉛被等の金属シース15及び
必要に応じ補強層16が順次施されているもので
ある。
本考案は、かかるケーブルコア11に対して、
先ずゴム・プラスチツク材料の押出成型による第
一防食層17が平滑な表面となるように設けら
れ、その第一防食層17の上に光フアイバ等の通
信線18が縦添あるいはSZ巻き等により添設配
置され、そのようにして通信線18を添設した当
該第一防食層17の周上に直接もしくは座床を介
してゴム・プラスチツク材料の押出成型による第
二防食層19が設けられたものである。
先ずゴム・プラスチツク材料の押出成型による第
一防食層17が平滑な表面となるように設けら
れ、その第一防食層17の上に光フアイバ等の通
信線18が縦添あるいはSZ巻き等により添設配
置され、そのようにして通信線18を添設した当
該第一防食層17の周上に直接もしくは座床を介
してゴム・プラスチツク材料の押出成型による第
二防食層19が設けられたものである。
かかる第二防食層19の上にはジユート等によ
る座床20を介して鉄線等によるがい装21が施
され、さらにジユート等によるサービング22が
施される。
る座床20を介して鉄線等によるがい装21が施
され、さらにジユート等によるサービング22が
施される。
しかして、第二防食層19は、通信線18を完
全に覆うことができる厚みを持たせ、かつまた通
信線18の突設形状に応じて緩やかな曲率の内部
凹曲面19aを有するように押出被覆形成される
ものである。
全に覆うことができる厚みを持たせ、かつまた通
信線18の突設形状に応じて緩やかな曲率の内部
凹曲面19aを有するように押出被覆形成される
ものである。
このように、通信線を覆う第二防食層は、応力
の集中要因となる凹溝を形成することなく押出成
形によつて通信線上を覆い、かつ内部凹曲面によ
つて通信線を把握するように包んでいることから
凹溝を形成したときに見られたような応力の集中
を殆どなくすることができる。
の集中要因となる凹溝を形成することなく押出成
形によつて通信線上を覆い、かつ内部凹曲面によ
つて通信線を把握するように包んでいることから
凹溝を形成したときに見られたような応力の集中
を殆どなくすることができる。
以上説明して来たように、本考案の通信線入り
電力ケーブルは、電力ケーブルコアの上に施され
た平滑な表面の第一防食層の上に通信線を添設
し、その上から第二防食層を押出被覆形成しその
第二防食層の通信線を包む内部が緩やかな凹曲面
としてなることから、従来の凹溝を形成したとき
に見られたような防食層への応力の局部集中によ
る損傷の恐れが全く無くなり、万が一通信線を覆
う側の第二防食層の特に薄肉部分に破断やクラツ
クが生じ得てもその内側でケーブルコアを覆う第
一防食層が平滑な表面として応力集中要因のない
健全層として残るものであるため、ケーブル全体
としての防食効果が維持できるものであり、安全
性に富んだこの種通信線入り電力ケーブルを提供
し、実益は蓋し大きい。
電力ケーブルは、電力ケーブルコアの上に施され
た平滑な表面の第一防食層の上に通信線を添設
し、その上から第二防食層を押出被覆形成しその
第二防食層の通信線を包む内部が緩やかな凹曲面
としてなることから、従来の凹溝を形成したとき
に見られたような防食層への応力の局部集中によ
る損傷の恐れが全く無くなり、万が一通信線を覆
う側の第二防食層の特に薄肉部分に破断やクラツ
クが生じ得てもその内側でケーブルコアを覆う第
一防食層が平滑な表面として応力集中要因のない
健全層として残るものであるため、ケーブル全体
としての防食効果が維持できるものであり、安全
性に富んだこの種通信線入り電力ケーブルを提供
し、実益は蓋し大きい。
第1図は本考案にかかる通信線入り電力ケーブ
ルの一実施例を示す断面説明図、第2図は従来の
通信線入り電力ケーブルの例を示す断面説明図で
ある。 11……ケーブルコア、12……油通路、13
……導体、14……絶縁体、15……金属シー
ス、17……第一防食層、18……通信線、19
……第二防食層、20……座床、21……がい
装、22……サービング。
ルの一実施例を示す断面説明図、第2図は従来の
通信線入り電力ケーブルの例を示す断面説明図で
ある。 11……ケーブルコア、12……油通路、13
……導体、14……絶縁体、15……金属シー
ス、17……第一防食層、18……通信線、19
……第二防食層、20……座床、21……がい
装、22……サービング。
Claims (1)
- 電力ケーブルコアの上に第一防食層を平滑な表
面となるように被覆形成し、この第一防食層の平
滑な表面上に通信線を添設し、通信線を添設した
当該第一防食層の上に第二防食層を押出被覆形成
し、当該第二防食層の通信線を包む内部が緩やか
な凹曲面としたことを特徴とする通信線入り電力
ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987083450U JPH055620Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987083450U JPH055620Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63192612U JPS63192612U (ja) | 1988-12-12 |
JPH055620Y2 true JPH055620Y2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=30937048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987083450U Expired - Lifetime JPH055620Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055620Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885710U (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | 住友電気工業株式会社 | 光フアイバ入り電力ケ−ブル |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987083450U patent/JPH055620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63192612U (ja) | 1988-12-12 |
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