JPH055571Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055571Y2 JPH055571Y2 JP1985035823U JP3582385U JPH055571Y2 JP H055571 Y2 JPH055571 Y2 JP H055571Y2 JP 1985035823 U JP1985035823 U JP 1985035823U JP 3582385 U JP3582385 U JP 3582385U JP H055571 Y2 JPH055571 Y2 JP H055571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- plastic
- shaft body
- roller
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は例えば電子写真複写機の熱定着部に使
用される定着ローラのようなゴム、プラスチツク
被覆ローラに関する。
用される定着ローラのようなゴム、プラスチツク
被覆ローラに関する。
従来のゴム、プラスチツク被覆ローラは第5図
に示すように軸本体1aの両端にジヤーナル1b
を有する芯軸1と、軸本体外周上に設けられたゴ
ム、プラスチツク層2より成り、軸本体及びゴ
ム、プラスチツク層の各端面が平面であり、次に
示すような方法で製造される。すなわち同図にお
いて円筒型3の底部に下部側壁4を被嵌した後で
所定量の液状ゴム、プラスチツク材料を円筒型3
内に注入し、この後芯軸1を円筒型3内に挿入す
ると共に下部側壁4の盲孔4aに着脱自在に嵌入
することによつて円筒型3内に一時的に固定する
ようにする。また必要に応じて円筒型3上部に芯
軸1を押える上部側壁5を取付ける。
に示すように軸本体1aの両端にジヤーナル1b
を有する芯軸1と、軸本体外周上に設けられたゴ
ム、プラスチツク層2より成り、軸本体及びゴ
ム、プラスチツク層の各端面が平面であり、次に
示すような方法で製造される。すなわち同図にお
いて円筒型3の底部に下部側壁4を被嵌した後で
所定量の液状ゴム、プラスチツク材料を円筒型3
内に注入し、この後芯軸1を円筒型3内に挿入す
ると共に下部側壁4の盲孔4aに着脱自在に嵌入
することによつて円筒型3内に一時的に固定する
ようにする。また必要に応じて円筒型3上部に芯
軸1を押える上部側壁5を取付ける。
このようにしてゴム、プラスチツク層2が軸本
体1aの外周を覆うようにする。この状態でしば
しらく放置することにより液状ゴム、プラスチツ
ク材料を硬化させ、この後、芯軸1を円筒型3か
ら引き抜くことによつて製造されている。
体1aの外周を覆うようにする。この状態でしば
しらく放置することにより液状ゴム、プラスチツ
ク材料を硬化させ、この後、芯軸1を円筒型3か
ら引き抜くことによつて製造されている。
しかるに、このようなゴム、プラスチツク被覆
ローラは芯軸挿入時にゴム、プラスチツク材料内
の空気を巻き込み易く、この空気がゴム、プラス
チツク材料硬化進行時の粘度上昇により浮力を失
ない被覆層に気泡となつて残留し、ゴム、プラス
チツク被覆ローラの品質を著しく低下させること
となる。又、上部側壁5にはエアー抜部(図示せ
ず)が設けてあるが、このエアー抜部にバリが発
生し端部仕上げ工程が必要となるという難点もあ
つた。
ローラは芯軸挿入時にゴム、プラスチツク材料内
の空気を巻き込み易く、この空気がゴム、プラス
チツク材料硬化進行時の粘度上昇により浮力を失
ない被覆層に気泡となつて残留し、ゴム、プラス
チツク被覆ローラの品質を著しく低下させること
となる。又、上部側壁5にはエアー抜部(図示せ
ず)が設けてあるが、このエアー抜部にバリが発
生し端部仕上げ工程が必要となるという難点もあ
つた。
本考案はかかる従来のゴムローラの難点を解消
すべくなされたもので、空気まき込みの低減およ
び研削等の二次加工をほとんど必要とすることな
く高精度のゴム、プラスチツク被覆ローラを歩留
まりよく提供することを目的としている。
すべくなされたもので、空気まき込みの低減およ
び研削等の二次加工をほとんど必要とすることな
く高精度のゴム、プラスチツク被覆ローラを歩留
まりよく提供することを目的としている。
本考案のゴム、プラスチツク被覆ローラは軸本
体の両端にジヤーナルを有する芯軸と、軸本体外
周上に液状ゴム、プラスチツクの注型、硬化によ
り設けられたゴム、プラスチツク層とを備えたゴ
ム、プラスチツク被覆ローラにおいて、軸本体の
端面にテーパー面を設け、前記ゴム、プラスチツ
ク層の端面にテーパー面を設け、これらのテーパ
ー面が連結していることを特徴としている。
体の両端にジヤーナルを有する芯軸と、軸本体外
周上に液状ゴム、プラスチツクの注型、硬化によ
り設けられたゴム、プラスチツク層とを備えたゴ
ム、プラスチツク被覆ローラにおいて、軸本体の
端面にテーパー面を設け、前記ゴム、プラスチツ
ク層の端面にテーパー面を設け、これらのテーパ
ー面が連結していることを特徴としている。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第3図はそれぞれ本考案のゴム、プラ
スチツク被覆ローラの一部を示す縦断面図であ
る。第1図〜第3図において同一部分に同一符号
を付与してある。
スチツク被覆ローラの一部を示す縦断面図であ
る。第1図〜第3図において同一部分に同一符号
を付与してある。
第1図〜第3図において軸本体6aの両端にジ
ヤーナル6bを有する芯軸6と軸本体外周上に設
けられたゴム、プラスチツク層7から成るゴム、
プラスチツク被覆ローラにおいて、軸本体の端面
6cとゴム、プラスチツク層の端面7aにテーパ
ー面を設けてあり、これらのテーパー面が連結さ
れている。
ヤーナル6bを有する芯軸6と軸本体外周上に設
けられたゴム、プラスチツク層7から成るゴム、
プラスチツク被覆ローラにおいて、軸本体の端面
6cとゴム、プラスチツク層の端面7aにテーパ
ー面を設けてあり、これらのテーパー面が連結さ
れている。
第1図に示すようにこの2つのテーパー面6
c,7aを同一角とすることも、第2図に示すよ
うに2つのテーパー面6c,7aを同一角とし
て、かつ軸本体の端面には平面を設けることも、
第3図に示すように2つのテーパー面6c,7a
を相違した角とすることも可能である。
c,7aを同一角とすることも、第2図に示すよ
うに2つのテーパー面6c,7aを同一角とし
て、かつ軸本体の端面には平面を設けることも、
第3図に示すように2つのテーパー面6c,7a
を相違した角とすることも可能である。
次に本考案のゴム、プラスチツク被覆ローラの
製造方法について説明する。第4図に示すよう
に、鉄、アルミニウムなどの金属あるいはボール
紙などで形成された円筒型8底面には一端面に軸
本体の端面およびゴム、プラスチツク層の端面に
テーパー面に対応する凹面を有するキヤツプ9が
嵌入されている。すなわち、本考案のゴム、プラ
スチツク被覆ローラは、例えば常温硬化型シリコ
ーンゴムのようなゴム、プラスチツク材料の所定
量を円筒型8内に流し込み、この後芯軸6をキヤ
ツプ9に嵌入してゴム、プラスチツク材料が軸本
体6aの外周を覆うようにした後、常温あるいは
加熱硬化により、ゴム、プラスチツク材料を硬化
させ、硬化後芯軸6を円筒型8から引き抜くこと
によつて得られる。
製造方法について説明する。第4図に示すよう
に、鉄、アルミニウムなどの金属あるいはボール
紙などで形成された円筒型8底面には一端面に軸
本体の端面およびゴム、プラスチツク層の端面に
テーパー面に対応する凹面を有するキヤツプ9が
嵌入されている。すなわち、本考案のゴム、プラ
スチツク被覆ローラは、例えば常温硬化型シリコ
ーンゴムのようなゴム、プラスチツク材料の所定
量を円筒型8内に流し込み、この後芯軸6をキヤ
ツプ9に嵌入してゴム、プラスチツク材料が軸本
体6aの外周を覆うようにした後、常温あるいは
加熱硬化により、ゴム、プラスチツク材料を硬化
させ、硬化後芯軸6を円筒型8から引き抜くこと
によつて得られる。
ここで本考案のゴム、プラスチツク被覆ローラ
は軸本体の端面とゴム、プラスチツク層の端面に
テーパー面を有しているので、流体抵抗が小さく
なり、芯軸挿入時にゴム、プラスチツク材料に乱
流の発生が少なくゴム、プラスチツク材料に空気
が巻き込まれるという支障を生じることがない。
またテーパー部にゴム、プラスチツク材料が付着
しても、これはローラ性能に影響を与えるもので
はなく、また簡単にゴム、プラスチツク材料が剥
ぎ取れ、特にローラ端面の二次加工を必要としな
い。
は軸本体の端面とゴム、プラスチツク層の端面に
テーパー面を有しているので、流体抵抗が小さく
なり、芯軸挿入時にゴム、プラスチツク材料に乱
流の発生が少なくゴム、プラスチツク材料に空気
が巻き込まれるという支障を生じることがない。
またテーパー部にゴム、プラスチツク材料が付着
しても、これはローラ性能に影響を与えるもので
はなく、また簡単にゴム、プラスチツク材料が剥
ぎ取れ、特にローラ端面の二次加工を必要としな
い。
以上説明したように本考案のゴム、プラスチツ
ク被覆ローラは特に二次加工を必要とすることな
く、各種用途のゴム、プラスチツク被覆ローラと
しての要求性能を十分に満足することができる。
又本考案のゴム、プラスチツク被覆ローラは、圧
接の際、接触むらを起こしたり、異物の目づまり
を起こすことがなく、非常に効果的なものであ
る。
ク被覆ローラは特に二次加工を必要とすることな
く、各種用途のゴム、プラスチツク被覆ローラと
しての要求性能を十分に満足することができる。
又本考案のゴム、プラスチツク被覆ローラは、圧
接の際、接触むらを起こしたり、異物の目づまり
を起こすことがなく、非常に効果的なものであ
る。
第1図〜第3図はそれぞれ本考案のゴムローラ
の各実施例の一部を示す縦断面図、第4図は本考
案のゴムローラを製造するための装置を示す縦断
面図、第5図は従来のゴムローラの製造装置を示
す縦断面図である。 6……芯軸、6a……軸本体、6b……シヤー
ナル、6c……軸本体の端面、7……ゴム、プラ
スチツク層、7a……ゴム、プラスチツク層の端
面。
の各実施例の一部を示す縦断面図、第4図は本考
案のゴムローラを製造するための装置を示す縦断
面図、第5図は従来のゴムローラの製造装置を示
す縦断面図である。 6……芯軸、6a……軸本体、6b……シヤー
ナル、6c……軸本体の端面、7……ゴム、プラ
スチツク層、7a……ゴム、プラスチツク層の端
面。
Claims (1)
- 軸本体の両端にジヤーナルを有する芯軸と、前
記軸本体外周上に液状ゴム、プラスチツクの注
型、硬化により設けられたゴム、プラスチツク層
とを備えたゴム、プラスチツク被覆ローラにおい
て、軸本体の端面にテーパー面を設け、前記ゴ
ム、プラスチツク層の端面にテーパー面を設け、
これらのテーパー面が連結していることを特徴と
するゴム、プラスチツク被覆ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985035823U JPH055571Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985035823U JPH055571Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153062U JPS61153062U (ja) | 1986-09-22 |
JPH055571Y2 true JPH055571Y2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=30540452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985035823U Expired - Lifetime JPH055571Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055571Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5915554B2 (ja) * | 2013-01-24 | 2016-05-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着用部材、定着装置、画像形成装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818264B2 (ja) * | 1979-02-09 | 1983-04-12 | 株式会社村上開明堂 | 電磁式自動防眩ミラ− |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818264U (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-04 | 株式会社リコー | 加熱定着ロ−ラ |
JPS58149750U (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-07 | ヤマウチ株式会社 | 電子複写機の加熱定着ロ−ル |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP1985035823U patent/JPH055571Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818264B2 (ja) * | 1979-02-09 | 1983-04-12 | 株式会社村上開明堂 | 電磁式自動防眩ミラ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61153062U (ja) | 1986-09-22 |
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