JPS5934833B2 - ガラス繊維強化プラスチツク線の製造方法 - Google Patents
ガラス繊維強化プラスチツク線の製造方法Info
- Publication number
- JPS5934833B2 JPS5934833B2 JP16997180A JP16997180A JPS5934833B2 JP S5934833 B2 JPS5934833 B2 JP S5934833B2 JP 16997180 A JP16997180 A JP 16997180A JP 16997180 A JP16997180 A JP 16997180A JP S5934833 B2 JPS5934833 B2 JP S5934833B2
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- JP
- Japan
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- mold
- glass fiber
- manufacturing
- wire
- fiber reinforced
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテンションメンバー等として使用されるガラス
繊維強化プラスチツク線の製造方法に関するものである
。
繊維強化プラスチツク線の製造方法に関するものである
。
従来、ガラス繊維強化プラスチツク線（以下、ＦＲＰ線
と称する。
と称する。
）の製造は、第１図に示すように熱硬化性樹脂１を付着
させた多数本のガラス繊維２を金型３に通し、付着樹脂
を絞り、成型を行い、且つヒーター４の熱を金型３を通
して伝えて加熱硬化させることによりＦＲＰ線５を得て
いた。
させた多数本のガラス繊維２を金型３に通し、付着樹脂
を絞り、成型を行い、且つヒーター４の熱を金型３を通
して伝えて加熱硬化させることによりＦＲＰ線５を得て
いた。
しかしながらこのような製造方法では、樹脂の絞り部で
の抵抗と、金型３内の摩擦抵抗のため、ＦＲＰ線５に大
きな張力をかけなければならない欠点があった。
の抵抗と、金型３内の摩擦抵抗のため、ＦＲＰ線５に大
きな張力をかけなければならない欠点があった。
また、金型３の内面とＦＲＰ線５が摩擦するためＦＲＰ
線５線表０表面ささくれる」等の欠点があった。
線５線表０表面ささくれる」等の欠点があった。
更に、このような方法では、摩擦抵抗のためラインスピ
ードを上げられない欠点があった。
ードを上げられない欠点があった。
本発明の目的は、金型内の摩擦抵抗を低減でき、ささく
れを防止でき、且つラインスピードを上げることができ
るＦＲＰ線の製造方法を提供するにある。
れを防止でき、且つラインスピードを上げることができ
るＦＲＰ線の製造方法を提供するにある。
以上本発明の具体例を第２図及び第３図を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
本実施例のＦＲＰ線の製造方法においては、熱硬化性樹
脂１を付着させたガラス繊維２をニップル７に通し、そ
の人口で熱硬化性樹脂１を絞り取り、且つこのニップル
７で成型してＦＲＰ線本鉢本体８成する。
脂１を付着させたガラス繊維２をニップル７に通し、そ
の人口で熱硬化性樹脂１を絞り取り、且つこのニップル
７で成型してＦＲＰ線本鉢本体８成する。
ＦＲＰ線本鉢本体８に金型９内に導くのであるが、その
際ニップル７と金型９との間の樹脂通路１０にノズル１
１から溶融プラスチック１２′を供給してＦＲＰ線本鉢
本体８周にプラスチック被覆層１２を被覆し、プラスチ
ック被覆層１２付のＦＲＰ線１３を得る。
際ニップル７と金型９との間の樹脂通路１０にノズル１
１から溶融プラスチック１２′を供給してＦＲＰ線本鉢
本体８周にプラスチック被覆層１２を被覆し、プラスチ
ック被覆層１２付のＦＲＰ線１３を得る。
このようなＦＲＰ線１３は金型９のランド部９Ａで成型
されつつヒータ１４の熱が該ランド部９Ａを通して与え
られ、プラスチック被覆層１２及びＦＲＰ線本体８が加
熱される。
されつつヒータ１４の熱が該ランド部９Ａを通して与え
られ、プラスチック被覆層１２及びＦＲＰ線本体８が加
熱される。
ＦＲＰ線本体８はランド部９Ａを通る間にプラスチック
被覆層１２の内部で加熱硬化が徐々に行われ、ランド部
９Ａの先のＦＲＰ線１３の外径より大径孔となった輻射
加熱部９Ｂで輻射加熱され更に加熱硬化が進む。
被覆層１２の内部で加熱硬化が徐々に行われ、ランド部
９Ａの先のＦＲＰ線１３の外径より大径孔となった輻射
加熱部９Ｂで輻射加熱され更に加熱硬化が進む。
この場合、プラスチック被覆層１２は、ナイロン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等の熱可塑性樹
脂で形成してもよく、或はポリエステル、エポキシ、シ
リコン等の熱硬化性樹脂で形成してもよい。
プロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等の熱可塑性樹
脂で形成してもよく、或はポリエステル、エポキシ、シ
リコン等の熱硬化性樹脂で形成してもよい。
また、熱可塑性樹脂を用いる場合には架橋剤を入れると
、加熱温度を一層上げることができ、ＦＲＰ線本体８の
硬化を一層促進させることができ、ラインスピードを更
に上げることができる。
、加熱温度を一層上げることができ、ＦＲＰ線本体８の
硬化を一層促進させることができ、ラインスピードを更
に上げることができる。
なお、ＦＲＰ線本体８の内部に光ファイバを挿入するこ
ともできる。
ともできる。
この場合、ＦＲＰは熱膨張が非常に小さいので、このよ
うな構造の光ファイバ線は耐熱性の優れたものとなる。
うな構造の光ファイバ線は耐熱性の優れたものとなる。
ＦＲＰ線本体８の外径の一例を示せば、０．６〜２、０
ｍｍφであり、プラスチック被覆層１２の肉厚はＦＲ
，Ｐ線本体８の外径の０．３〜１倍である。
ｍｍφであり、プラスチック被覆層１２の肉厚はＦＲ
，Ｐ線本体８の外径の０．３〜１倍である。
本発明は、このような細物のＦＲＰ線のみに適用される
ものではなく、太物にも同様に適用できるものである。
ものではなく、太物にも同様に適用できるものである。
以上説明したように本発明では、外径の絞りはニップル
で行い、このニップルの箇所では加熱を行わず、しかも
ニップルは長さが短かいので、摩擦抵抗を増大させずに
ＦＲＰ線本体を走行させることができる。
で行い、このニップルの箇所では加熱を行わず、しかも
ニップルは長さが短かいので、摩擦抵抗を増大させずに
ＦＲＰ線本体を走行させることができる。
しかもこのＦＲＰ線本体は、ニップルと金型との間の樹
脂通路からその外周にプラスチック被覆層を設けてから
金型内に通して加熱硬化させるので、金型内面との摩擦
抵抗が小さくなり、ＦＲＰ線の表面が荒れ、ささくれる
等の問題を回避することができる。
脂通路からその外周にプラスチック被覆層を設けてから
金型内に通して加熱硬化させるので、金型内面との摩擦
抵抗が小さくなり、ＦＲＰ線の表面が荒れ、ささくれる
等の問題を回避することができる。
また、本発明によれば金型内にＦＲＰ線本体を通す前に
プラスチック被覆層を設けることによる摩擦抵抗の低減
と、成型を行う金型と加熱を行う金型とが１つになった
ことによる摩擦抵抗の低減との相乗効果により、ライン
スピードを上げることができ、能率よくＦＲＰ線を製造
することができる。
プラスチック被覆層を設けることによる摩擦抵抗の低減
と、成型を行う金型と加熱を行う金型とが１つになった
ことによる摩擦抵抗の低減との相乗効果により、ライン
スピードを上げることができ、能率よくＦＲＰ線を製造
することができる。
しかも本発明により製造されたＦＲＰ線によれば、表面
にプラスチック被覆層を有するので、曲げに強くなり、
軸方向の割れも生じにくくなる利点がある。
にプラスチック被覆層を有するので、曲げに強くなり、
軸方向の割れも生じにくくなる利点がある。
第１図は従来の製造方法を示す製造装置の断面図、第２
図は本発明の製造方法の具体例を示す製造装置の縦断面
図、第３図は本発明の方法で製造されたＦＲＰ線の横断
面図である。 １・・・・・・熱可塑性樹脂、２・・・・・・ガラス繊
維、７・・・・・・ニップル、８・・・・・・ＦＲＰ線
本体、９・・・・・・金型、１０・・・・・・樹脂通路
、１２′・・・・・・溶融プラスチック、１２・・・・
・・プラスチック被覆層、１３・・・・・・ＦＲＰ線。
図は本発明の製造方法の具体例を示す製造装置の縦断面
図、第３図は本発明の方法で製造されたＦＲＰ線の横断
面図である。 １・・・・・・熱可塑性樹脂、２・・・・・・ガラス繊
維、７・・・・・・ニップル、８・・・・・・ＦＲＰ線
本体、９・・・・・・金型、１０・・・・・・樹脂通路
、１２′・・・・・・溶融プラスチック、１２・・・・
・・プラスチック被覆層、１３・・・・・・ＦＲＰ線。
Claims (1)
- １ 熱硬化性樹脂を付着させた多数本のガラス繊維をニ
ップルに通し、該ニップルで付着樹脂を絞り、成型して
ガラス繊維強化プラスチック線本体を形成し、このガラ
ス繊維強化プラスチック線本体の外周に前記ニップルと
金型との間の樹脂通路から溶融プラスチックを押出し被
覆してプラスチック被覆層を形成し、得られたプラスチ
ック被覆層性のガラス繊維強化プラスチツク線を前記金
型内に通して該金型で成型しつつ加熱して前記熱硬化性
樹脂を硬化させることを特徴とするガラス繊維強化プラ
スチツク線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16997180A JPS5934833B2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | ガラス繊維強化プラスチツク線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16997180A JPS5934833B2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | ガラス繊維強化プラスチツク線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5795391A JPS5795391A (en) | 1982-06-14 |
| JPS5934833B2 true JPS5934833B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=15896200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16997180A Expired JPS5934833B2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | ガラス繊維強化プラスチツク線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934833B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61143728U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-09-05 | ||
| JPH0547306B2 (ja) * | 1984-12-17 | 1993-07-16 | Mitsubishi Motors Corp |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6253495A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-09 | 帝国産業株式会社 | 複合紐状品 |
| JPS6278276A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-10 | 帝國産業株式会社 | 複合紐状品 |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP16997180A patent/JPS5934833B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0547306B2 (ja) * | 1984-12-17 | 1993-07-16 | Mitsubishi Motors Corp | |
| JPS61143728U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-09-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5795391A (en) | 1982-06-14 |
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