JPH05554U - 車載用デイスプレイ装置 - Google Patents

車載用デイスプレイ装置

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JPH05554U
JPH05554U JP4760591U JP4760591U JPH05554U JP H05554 U JPH05554 U JP H05554U JP 4760591 U JP4760591 U JP 4760591U JP 4760591 U JP4760591 U JP 4760591U JP H05554 U JPH05554 U JP H05554U
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JP
Japan
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slider
display device
liquid crystal
crystal display
slide
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Application number
JP4760591U
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English (en)
Inventor
雅明 宅間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH05554U publication Critical patent/JPH05554U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガタのないスムースな摺動をする車載用ディス
プレイ装置を提供する。 【構成】車載用ディスプレイ装置21は、液晶ディスプ
レイ22と、この液晶ディスプレイ装置22を収納する
ケース23と、このケース23の内側左右に一対のコ字
状部材にて構成されたスライドレール24と、このスラ
イドレール24と角パイプ状に形成された第1のスライ
ダ25との間にあって第1のスライダに固定されて第1
のスライダの摺動部をなすスライドスペーサ27と、こ
の第1のスライダ25内を自在に摺動する比較的短く角
パイプ状に形成された第2のスライダ26とにより構成
されている。この第2のスライダ26の手前側端部は、
図示しないヒンジを介して液晶ディスプレイ22と回動
可能に接続されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両内に設けられ、運転手等に各種情報を提供する車載用ディスプ レイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に乗用車などの車両の内部には、居住性や操作性を向上させる車両室 内用情報端末としてのディスプレイ装置を装備したものがある。前記ディスプレ イ装置は、主として運転者に現在位置や混雑情報などの各種情報を提供する場合 が多く、従って、運転者の視認性を良くするように運転席前面のコンソールボッ クスやダッシュボードの上、或いは、ダッシュボード内に埋め込まれていること が望ましい。
【0003】 しかし、これらの部位には、ラジオやステレオなどのオーディオ装置やエアコ ンのベンチレータグリルなど種々の装置が配設されていることが一般的であるた め、上記ディスプレイ装置をCRTで構成する場合スペースの確保が困難である 。
【0004】 従来、この種の車載用ディスプレイ装置としては、上記コンソールボックス内 の収納部から、手前側に引き出すことを可能にするスライダを設けると共に、こ のスライダ内に液晶ディスプレイを連結した装置が提案されている。
【0005】 図5に従来の、例えばDINサイズ収納型の車載用液晶ディスプレイ装置を示 す。図6はその車載用液晶ディスプレイ装置の外観を示している。 車載用液晶ディスプレイ装置1は、コンソールボックス2に収納部2aが設け られ、この収納部2aにケース3が配設される。又、このケース3内には、角パ イプ状に形成された第1のスライダ4が摺動自在に設けられ、更に、この第1の スライダ4内には、比較的短く形成された第2のスライダ5が摺動自在に設けら れている。そして、この第2のスライダ5の手前側端部は、ヒンジ6を介して回 動可能な液晶ディスプレイ7を設けている。
【0006】 図7ないし図9は、上記車載用液晶ディスプレイ装置1を引き出し停止した状 態を説明するものである。 図7ないし図8に示すように、前記車載用液晶ディスプレイ装置1の第1のス ライダ4を引き出したときの係止位置は、前記ケース3に固定されているスライ ドレール8に設けたボール9を第1のスライダ4の側面に設けた孔4aに嵌合さ せることにより決められていた。前記ボール9は、弾性体10により第1のスラ イダ4に押圧されているので、スライダ4に設けた孔4aが所定の位置にきたと きに嵌合するようになっている。更に、前記スライダ4の側面には、収納位置の とき前記ボール9が嵌合して係止されるように孔4bを設けている。
【0007】 しかし、孔4a及び4bとボール9とを用いて第1のスライダ4の係止位置を 決めるこの方法では、第1のスライダ4のボール9と嵌合する孔4aと孔4bと の中心を結ぶ軸線を回転中心とする上下方向のガタαとボール9を押圧する弾性 体10の弾性力による左右方向のガタβとを発生し易いという欠点がある。
【0008】 そこで、図9に示すように前記第1のスライダ4の底面には、上下方向のガタ α及び左右方向のガタβという二方向のガタを無くすために、スライドレール8 を挟む構造の1対のガタ止め用部材としてのスペーサ11を設けている。即ち、 このスペーサ11は、接触面11aによって前記第1のスライダ4の上下方向の ガタαを抑制し、接触面11bによって第1のスライダの左右方向のガタβを抑 制している。しかし、この突起12の位置は、図の通りボール9の中心からの距 離SとTとの関係にあるため、上下ガタαよりは小さいがγというガタを生じる 。又、このスペーサ11は、前記ケース3の底部に突起12を設けることによっ てスライダ4の移動の際のストッパーとしても機能している。
【0009】 更に、上記装置では、次のような問題がある。図6に示すように、前記第1の スライダ4の側面の孔4bは、この車載用ディスプレイ装置1の液晶ディスプレ イ7を所定の位置にセットしたとき見えてしまう。又、この第1のスライダ4の 側面は、前記ボール9により常に押圧されているので摺動の際に傷が付きその傷 もまた見えてしまう。そして、この傷を発生させないように第1のスライダ4の 側面には、傷の発生防止のために摩擦係数の大きい鍍金処理を施す必要がある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように従来の車載用ディスプレイ装置のスライダは、ガタを生じ易いメ カニズムであるばかりでなく、摺動距離の制御及び振動の抑制のために部品数が 多くなっている。更に、外観上の欠点としては、摺動距離制御用の孔が見えてし まうことや、スライダ表面に傷を付け易い構造のため、傷の付きにくい鍍金処理 をするなどの問題があった。
【0011】 本考案は、前述した問題を除去するもので、部品点数を削減してスペース効率 を向上させ、しかもガタのないスムースな摺動を可能にすると共に、表面に傷や 孔などがなく、傷防止の鍍金処理を必要としない、高品位とコストダウンとを実 現する車載用ディスプレイ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案による車載用ディスプレイ装置は、ディスプレイ装置のスライダと、こ のスライダに取付固定されて摺動部となるスライドスペーサと、このスライドス ペーサに設けた弾性部と、ケース内に設けた前記スライダのスライダ保持部と、 このスライダ保持部に設けて前記スライドスペーサの弾性部に係合する凹凸部と を具備している。
【0013】
【作用】
上記構成よりなる車載用ディスプレイ装置は、スライダとこのスライダの保持 部との間にスライドスペーサを設けることによりスライダの摺動距離の制御と上 下及び左右方向のガタを抑制する。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1ないし図4は、本考案の一実施例に係り、図1は車載用ディスプレイ装置 の概略構成を示す斜視図、図2は図1におけるスライドスペーサの構造図、図3 はディスプレイ装置の内部構成を示す平面断面図、図4は図2のA−A′断面図 である。
【0015】 図1において、(a)は液晶ディスプレイをケースに収納した状態、(b)は 液晶ディスプレイをケースから引き出した状態、(c)は液晶ディスプレイを回 動し使用状態にしたものである。図に示すように車載用ディスプレイ装置21は 、液晶ディスプレイ22と、この液晶ディスプレイ22を収納し、図示しない車 両内のコンソールボックスに配設されるケース23と、このケース23内に収納 されている前記液晶ディスプレイ22を手前側に引き出すことを可能とするスラ イド機構によって構成されている。
【0016】 前記スライド機構は、ケース23内部に設けられた左右一対のコ字状部材にて 構成されたスライドレール24と、このスライドレール24を摺動する角パイプ 状に形成された第1のスライダ25及び、この第1のスライダ25内を自在に摺 動する比較的短く形成された角パイプ状の第2のスライダ26によって形成され ている。そして、このスライドレール24と第1のスライダ25との間には、摺 動距離の制御及び振動の抑制のための部材であるスライドスペーサ27が設けら れている。更に、前記第2のスライダ26の手前側端部は、前記液晶ディスプレ イ22と図示しないヒンジを介して回動可能に接続されている。
【0017】 図2において、(a)はスライドスペーサ27の平面図、(b)は(a)の側 面図、(c)はスライドスペーサ27の斜視図、(d)は(c)の断面図である 。図に示すように前記スライドスペーサ27は、内側に第1のスライダ25との 接続のための円形の凸部27aを設け、外側に液晶ディスプレイ22の収納の際 のストッパーとなる凸部27bと液晶ディスプレイ22を運転席側に引き出した ときのストッパーとなる凸部27c及び第1のスライダ25とスライドレール2 4とをクリック感を持たせてロックするための弾性部28を設けている。
【0018】 図3において、(a)はディスプレイ装置21の内部構成を示す平面断面図、 (b)は(a)の第1のスライダ25を移動させてスライドスペーサ27を弾性 部28に係合したときの部分拡大断面図である。図に示すように前記スライドス ペーサ27は、第1のスライダ25に設けた透孔25aにこのスライドスペーサ 27の円形の凸部27aを嵌合して接続固定されている。又、スライドレール2 4の内側には、液晶ディスプレイ22の収納のときスライドスペーサ27の弾性 部28と係合してストッパーとなる凹凸部24aと、液晶ディスプレイ22を運 転席側に引き出したときスライドスペーサ27の弾性部28と係合してストッパ ーとなる凹凸部24bとを設けている。
【0019】 図3(b)に示す如く、上述の構成の第1のスライダ25は、運転席側に引き 出されて所定の位置に到達したとき前記スライドスペーサ27に設けてある弾性 部28が前記スライドレール24の凹凸部24bにクリック感を持ってロックさ れ係止する。又、スライドレール24に設けた段部24cとスライドスペーサ2 7の凸部27cが当接することによって液晶ディスプレイ22の運転席側へのス ライド移動量のストッパーとなっている。
【0020】 図4に示すように、スライドスペーサ27は、スライドレール24と第1のス ライダ25との間にあってスライドレール24に上下及び左右方向を挟まれてい るため、第1のスライダの上下及び左右方向のガタが発生しない構造となってい る。
【0021】 上述の構成においては、スライドスペーサ27は、スライドレール24と第1 のスライダ25との間にあってスライドレール24に上下及び左右方向を挟まれ ているため第1のスライダの上下及び左右方向のガタが発生しない効果がある。 又、前記スライドレール24及びスライドスペーサ27は、樹脂により形成され ているので摺動部のスムースな動作と静音の効果がある。
【0022】 また、第1のスライダ25は、直接スライドレール24に接触することなく摺 動するので、耐摩耗性の材料や耐摩耗性を向上させる鍍金による表面処理の必要 がなくなり、新たに、スライダの表面は塗装によるコストダウン及び着色による 色彩の多用化をはかることができる。
【0023】 更に、摺動部にスライドスペーサ27を新たに用いることにより、従来例の、 例えばストッパー用部材やガタ止め用部材を用いる必要がなくなるので、部品の 削減、即ちスペース効率のアップをはかれる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、部品点数を削減してスペース効率を向上 させ、ガタのないスムースな摺動を可能にすると共に、表面に傷や孔などがなく 、傷防止の鍍金処理を必要としない、高品位とコストダウンとを可能にする効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る、車載用ディスプレイ
装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】スライドスペーサの構造図。
【図3】図1の内部構成を示す平面断面図。
【図4】図3のA−A′断面図。
【図5】従来例に係る、車載用ディスプレイ装置の動作
状態図。
【図6】図5の車載用ディスプレイ装置の外観を示す斜
視図。
【図7】図6の内部構成を示す平面断面図。
【図8】図7のA−A′断面図。
【図9】図7のB−B′断面図。
【符号の説明】
21… 車載用ディスプレイ装置 22… 液晶ディスプレイ 23… ケース 24… スライドレール 24a… ストッパー用凹凸部 25… 第1のスライダ 26… 第2のスライダ 27… スライドスペーサ 28… 弾性部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ディスプレイ装置のスライダと、このス
    ライダに取付固定されて摺動部となるスライドスペーサ
    と、このスライドスペーサに設けた弾性部と、ケース内
    に設けた前記スライダのスライダ保持部と、このスライ
    ダ保持部に設けて前記スライドスペーサの弾性部に係合
    する凹凸部とを具備したことを特徴とする車載用ディス
    プレイ装置。
JP4760591U 1991-06-24 1991-06-24 車載用デイスプレイ装置 Pending JPH05554U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4760591U JPH05554U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 車載用デイスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4760591U JPH05554U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 車載用デイスプレイ装置

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JPH05554U true JPH05554U (ja) 1993-01-08

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ID=12779873

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JP4760591U Pending JPH05554U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 車載用デイスプレイ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002016199A1 (fr) * 2000-08-22 2002-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'installation
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