JPH0555480U - 車両用灯具のソケット - Google Patents
車両用灯具のソケットInfo
- Publication number
- JPH0555480U JPH0555480U JP11323691U JP11323691U JPH0555480U JP H0555480 U JPH0555480 U JP H0555480U JP 11323691 U JP11323691 U JP 11323691U JP 11323691 U JP11323691 U JP 11323691U JP H0555480 U JPH0555480 U JP H0555480U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- lamp
- receiving surface
- arc
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の車両用灯具のソケットにおいては、取
付、取外し時の操作力の低減のために灯具側と接するソ
ケット受面に円弧状リブを形成し接触面積を減ずるもの
としているが、このとき、車両用灯具とソケットとの形
成された部材の硬度差などにより前記円弧状リブに喰い
込みを生じ、目的を達成することが不可能となってい
た。 【構成】 円弧状リブ5の先端及び後端部には夫々が先
端として回転するときに灯具受面22に対して鈍角とな
るように傾斜部5a、5bが設けられている車両用灯具
のソケット1としたことで、車両用灯具20側とソケッ
ト1側とに部材の硬度差がある場合にも、前記円弧状リ
ブ5が灯具受面22に喰い込むことをなくして過大な回
転トルクと成るのを防止し課題を解決する。
付、取外し時の操作力の低減のために灯具側と接するソ
ケット受面に円弧状リブを形成し接触面積を減ずるもの
としているが、このとき、車両用灯具とソケットとの形
成された部材の硬度差などにより前記円弧状リブに喰い
込みを生じ、目的を達成することが不可能となってい
た。 【構成】 円弧状リブ5の先端及び後端部には夫々が先
端として回転するときに灯具受面22に対して鈍角とな
るように傾斜部5a、5bが設けられている車両用灯具
のソケット1としたことで、車両用灯具20側とソケッ
ト1側とに部材の硬度差がある場合にも、前記円弧状リ
ブ5が灯具受面22に喰い込むことをなくして過大な回
転トルクと成るのを防止し課題を解決する。
Description
【0001】
本考案は電球の交換などの目的で車両用灯具に着脱自在として設けられるソケ ットに関するものである。
【0002】
従来のこの種のソケット90の例を示すものが図4であり、このソケット90 の筒状に形成されたソケット本体部91には複数、例えば四個所のバヨネット爪 92と、ソケット受面93とが設けられ、灯具20側に設けられたソケット受孔 21に挿入し回転させることで、前記バヨネット爪92とソケット受面93とで 灯具受面22の板厚に挟持させて取付を行い、取外しを行うときには上記と反対 の手順で行うものとされている。
【0003】 このときに、前記灯具受面22とソケット受面93とが全面で密着した状態で 回転を行わせると取付或いは取外しのために多大の回転トルクを必要とするもの となり操作性が劣るものとなるので、前記ソケット受面93にはソケット90の 回転方向に沿い円弧状リブ94が設けられるものとされ、接触面積を減じて回転 トルクを低減するものとされている。
【0004】
しかしながら、前記した従来のソケット90においては、ソケット90側に例 えばフェノール樹脂など耐熱性に優れる樹脂が選択され、車両用灯具20側に例 えばガラス強化ポリプロピレン樹脂など成形性に優れる樹脂が選択されることが 通常であるので、両者に硬度差を生ずるものとなり、これにより図5に示すよう に前記円弧状リブ94が灯具受面22に喰い込むなどして、目的とする回転トル クの低減が図れず、結果としてソケット90の取付けには依然として過大な回転 トルクが要求されるものとなる問題点を生ずるものとなり、この点の解決が課題 とされるものとなっていた。
【0005】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、車両用灯具 に設けられたソケット受孔にバヨネット構造で着脱し、この着脱が行われるとき の回転トルクを低減するための円弧状リブがソケット受面側に設けられて灯具受 面と接してなる車両用灯具のソケットにおいて、前記円弧状リブの先端及び後端 部には夫々が先端として回転するときに灯具受面に対して鈍角となるように傾斜 部が設けられていることを特徴とする車両用灯具のソケットを提供することで課 題を解決するものである。
【0006】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1に符号1で示すものは本考案に係るソケットであり、このソケット1は、 車両用灯具20に設けられたソケット受孔21にバヨネット構造で着脱するもの であり、ソケット本体2にはバヨネット爪3とソケット受面4とが設けられ、前 記ソケット受面4には取付時或いは取外し時の回転トルクを低減する目的で灯具 受面22と接するように円弧状リブ5が突出して設けられるものとされている点 は従来例のものと同様である。
【0007】 しかしながら、本考案により図2に示すように前記ソケット1を車両用灯具2 0に取付けるときに回転方向の先端となる円弧状リブ5の先端には、例えば面取 を行うなどして先端傾斜部5aが設けられるものとされ、これにより前記円弧状 リブ5は前記灯具受面22に対し進行方向に鈍角で接するものとされている。
【0008】 また、前記円弧状リブ5は前記ソケット1の車両用灯具20からの取外し時に は前記灯具受面22に対し反対方向に回転させられるものとなるので、前記円弧 状リブ5の後端にもこの後端が先端として回転するときに備え、上記したのと同 様な構成とした後端傾斜部5bが設けられるものとされている。
【0009】 次いで、上記の構成とした本考案の作用及び効果について説明を行えば、前記 円弧状リブ5の先端及び後端に、夫々先端傾斜部5a及び後端傾斜部5bが設け られたことで、前記円弧状リブ5は取付時にも取外し時にも灯具受面22に対し て鈍角で接するものとなり、例えばソケット1側を構成する樹脂部材が灯具受面 22側を構成する樹脂部材よりも硬質である場合においても、喰い込みを生ずる ことを防止する。
【0010】 図3に示すものは本考案の別の実施例であり、前の実施例が前記先端傾斜部5 a及び後端傾斜部5bを面取、即ち、円弧状リブ5の先端及び後端を直線的に切 り落としたようにして形成していたのに対し、この実施例では前記円弧状リブ5 の先端及び後端を円弧で丸めるようにして先端傾斜部51a及び後端傾斜部51 bを形成したものであり、要は進行方向で灯具受面22に対して鈍角に接して喰 い込みを防止することが可能であれば良く、上記した円弧のほか双曲線など実施 の形状は問わないものである。
【0011】
以上に説明したように本考案により、円弧状リブの先端及び後端部には夫々が 先端として回転するときに灯具受面に対して鈍角となるように傾斜部が設けられ ている車両用灯具のソケットとしたことで、例えば車両用灯具側とソケット側と に形成された部材の硬度差がある場合にも、前記円弧状リブが灯具受面に喰い込 むことをなくして取付或いは取外しが軽く行えるものとし、以て、この種のソケ ットの実用性能の向上に優れた効果を奏するものである。
【図1】 本考案に係る車両用灯具のソケットの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】 同じ実施例の要部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図3】 同じく本考案に係る車両用灯具のソケットの
別の実施例を要部で示す断面図である。
別の実施例を要部で示す断面図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【図5】 従来例の要部を示す断面図である。
1……ソケット 2……ソケット本体部 3……バヨネット爪 4……ソケット受面 5……円弧状リブ 5a、51a……先端傾斜部、5b、51b……後端傾
斜部 20……車両用灯具 21……ソケット受孔 22……灯具受面
斜部 20……車両用灯具 21……ソケット受孔 22……灯具受面
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用灯具に設けられたソケット受孔に
バヨネット構造で着脱し、この着脱が行われるときの回
転トルクを低減するための円弧状リブがソケット受面側
に設けられて灯具受面と接してなる車両用灯具のソケッ
トにおいて、前記円弧状リブの先端及び後端部には夫々
が先端として回転するときに灯具受面に対して鈍角とな
るように傾斜部が設けられていることを特徴とする車両
用灯具のソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323691U JPH0555480U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用灯具のソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323691U JPH0555480U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用灯具のソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555480U true JPH0555480U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14607022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11323691U Pending JPH0555480U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車両用灯具のソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555480U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016501034A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-01-18 | デラヴァル ホルディング アーベー | ミルク導管、ミルク導管装置、ミルク受容部材、及び搾乳部材 |
JP2016025056A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 日本アンテナ株式会社 | アンテナ端子装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11323691U patent/JPH0555480U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016501034A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-01-18 | デラヴァル ホルディング アーベー | ミルク導管、ミルク導管装置、ミルク受容部材、及び搾乳部材 |
JP2016025056A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 日本アンテナ株式会社 | アンテナ端子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6120170A (en) | Mounting device for a vehicle lamp | |
EP0893647A2 (en) | Head lamp device | |
CA1202938A (en) | Lamp assembly | |
JP2684834B2 (ja) | シートバック取付装置 | |
JPH0555480U (ja) | 車両用灯具のソケット | |
US4217824A (en) | Detachable gap covering on cylinders of printing presses | |
JP2589157Y2 (ja) | 車両用灯具のホルダキャップ構造 | |
JP4017260B2 (ja) | ワイパーブレードに取付けるホルダー付連結具及びホルダー付連結具を取付けたワイパーブレード | |
JP2024074065A (ja) | ペダルスイッチ取付構造 | |
JPH046347Y2 (ja) | ||
JP2577892Y2 (ja) | エイミングスクリュー係止用プッシュオンフィックス | |
JPS6114083Y2 (ja) | ||
KR200152749Y1 (ko) | 자동차용 램프 소켓 | |
JPS6330153Y2 (ja) | ||
JP3053188U (ja) | コネクタのロック機構 | |
JPH0122163Y2 (ja) | ||
JPS6115525Y2 (ja) | ||
JPH0572001U (ja) | 作業灯の配光特性切換構造 | |
KR0130842B1 (ko) | 분리형 카오디오의 프론트 패널 착탈장치 | |
JP3141276B2 (ja) | 自動車用灯具 | |
JPH0136664Y2 (ja) | ||
JPH0213800Y2 (ja) | ||
JPH0732261Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPH0734763Y2 (ja) | 車両用灯具の取付け構造 | |
JPH0215131Y2 (ja) |