JP3053188U - コネクタのロック機構 - Google Patents
コネクタのロック機構Info
- Publication number
- JP3053188U JP3053188U JP1998002393U JP239398U JP3053188U JP 3053188 U JP3053188 U JP 3053188U JP 1998002393 U JP1998002393 U JP 1998002393U JP 239398 U JP239398 U JP 239398U JP 3053188 U JP3053188 U JP 3053188U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- round groove
- plug
- stud
- round
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタのロック機構において、バヨネット
式は嵌合できる場所が回転方向に対して2箇所しかな
く、場合によって90°近く回さなければ、嵌合の食い
つき位置が決められない。またレセプタクルのスタッド
がかかってからも接続スリーブを回す角度が大きくな
り、着脱の頻繁な場合、非常に手段を要する等の問題点
があった。本考案は前記の問題点を解決することにあ
る。 【解決手段】 プラグの接続スリーブ嵌合係止部に傾斜
角度を急にした急傾斜誘導溝を設け、その突き当て部に
添ってスタッドを収容する丸溝を形成したこと。更に丸
溝の頂点が急角度誘導溝と丸溝の境界部に形成された突
起によりも奥の丸溝側に形成され、スタッドと丸溝との
食いつき箇所を2箇所以上設けたこと。
式は嵌合できる場所が回転方向に対して2箇所しかな
く、場合によって90°近く回さなければ、嵌合の食い
つき位置が決められない。またレセプタクルのスタッド
がかかってからも接続スリーブを回す角度が大きくな
り、着脱の頻繁な場合、非常に手段を要する等の問題点
があった。本考案は前記の問題点を解決することにあ
る。 【解決手段】 プラグの接続スリーブ嵌合係止部に傾斜
角度を急にした急傾斜誘導溝を設け、その突き当て部に
添ってスタッドを収容する丸溝を形成したこと。更に丸
溝の頂点が急角度誘導溝と丸溝の境界部に形成された突
起によりも奥の丸溝側に形成され、スタッドと丸溝との
食いつき箇所を2箇所以上設けたこと。
Description
【0001】
本考案は、コネクタのロック機構に関するものである。
【0002】
従来、コネクタのロック機構には、ねじ式、バヨネットなど簡易型のものがあ る。バヨネットのものは、図7に示すようにレセプタクル11の嵌合側の外周に 、中心角180°の配置で2箇所スタッド10を突設し、プラグ1の接続スリー ブの係止部にレセプタクル11のスタッド10に対応する位置になだらかな角度 の誘導溝12及び丸溝13を2箇所形成し、スタッド10が誘導溝12から丸溝 13に嵌合した後手動で接続スリーブを50°〜90°程度回すことによってス タッド10が丸溝13に納まりロックする構造になっていた。
【0003】
従来のコネクタのロック機構には次のような欠点がある。 ねじ式は締めるのに多くの回転数を必要とし、前記のバヨネットの場合は嵌合 できる場所が回転方向に対して2箇所しかなく、場合によっては、90°近く回 転させなければ、嵌合の食いつき位置を決めることができなく、また接続スリー ブの係止部にレセプタクルのスタッドがかかってからも接続スリーブを回す角度 が大きくなる。従って着脱の頻繁な場合非常に手数がかかった。
【0004】
本考案は前記した問題点を解決するために考え出されたものである。 まず、レセプタクル外周に、2箇所180°角度間隔にスタッドを有するもの において、プラグの接続スリーブ嵌合係止部に傾斜角度を急にした誘導溝を設り 、誘導溝の先端にスタッドの納まる丸溝を設ける。 また、誘導溝の向きを嵌合面に対して45°以上の急傾斜にし、誘導溝の突き 当たり部(頂点)が丸溝の境界となる突起よりも回転方向で丸溝側にあるように し、押し込んだときスタッドが丸溝の作用位置まで到達し、手を離せば、ロック がかかるようにする。 更に本考案においては、プラグの接続スリーブ嵌合係止部を前記スタッドと対 応する位置で180°角度間隔の配置を2つ以上合計4つ以上の偶数設ける。 以上の構造にすることで問題点を解決するものである。
【0005】
図1、図2、図3において1はプラグ単体を示し、嵌合面2の円周上に45° 以上の急角度の誘導溝1aを4箇所均等に90°の角度に配してある。誘導溝1 aの先端にレセプタクル11のスタッド10が嵌挿する丸溝1bを形成する。本 考案においては誘導溝1aの突き当たり部が丸溝1bの境界となる突起1cより も回転方向で丸溝1b側にあるようにする。またプラグの接続スリーブ嵌合係止 部をスタッドと対応する位置で180°角度間隔の配置を2つ以上合計4つ以上 偶数設ける。
【0006】 尚本実施の形態では誘導溝1aと丸溝1bが嵌合面2の円周上で4箇所均等9 0°に配置したものを示したが、90°の角度でなくても差支えなく、6箇所設 けても良い。更に図6に示す実施形態は誘導溝1aに突子1e及び窪み1fを形 成してスタッド10が丸溝1bに入り込む前感触を良くしスタッド10が丸溝1 bに納まったことを確認できるようにしたものである。
【0007】
本考案は以上の構成であるから、同軸コネクタなどの電気コネクタに使われる バヨネットロック機構で、ロックのかかる場所を探すための回転が少なくて済み 、ロックのかかってから回す角度も少なくなり、着脱操作が迅速に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタのロック機構を示す正面図。
【図2】平面図。
【図3】半部縦断正面図。
【図4】図1のX−X´線断面図。
【図5】レセプタクルのスタッドに、プラグの誘導溝及
び丸溝が嵌合する状態を示す図。
び丸溝が嵌合する状態を示す図。
【図6】他の実施態様を示すレセプタクルのスタッドに
プラグの誘導溝及び丸溝が嵌まる前の状態を示す図。
プラグの誘導溝及び丸溝が嵌まる前の状態を示す図。
【図7】従来のコネクタのロック機構を示すレセプタク
ルのスタッドにプラグの誘導溝及び丸溝が嵌合する状態
を示す図。
ルのスタッドにプラグの誘導溝及び丸溝が嵌合する状態
を示す図。
1 プラグ 1a 誘導溝 1b 丸溝 1c 突起 2 嵌合面 10 スタッド 11 レセプタクル
Claims (3)
- 【請求項1】 丸形の同軸及び多極の電気コネクタでプ
ラグとレセプタクル、またはプラグとジャックからなる
ロック機構を持ち、プラグの相方となるものの嵌合側外
周に180°角間隔で2箇所のスタッドを配装し、プラ
グの接続スリーブにバヨネット方式の誘導溝を有するも
のにおいて、前記誘導溝の傾斜角度を急角度にし、急角
度誘導溝の突き当て部に添い、スタッドを収容する丸溝
を形成し、嵌合時プラグを押し込んだ際、少ない回転角
度でスタッドが収容丸溝に納まることを特徴とするコネ
クタのロック機構。 - 【請求項2】 急角度誘導溝及び丸溝を備え、急角度誘
導溝の突き当て部に添う丸溝の頂点が急角度誘導溝と丸
溝の境界部に形成された突起よりも奥の丸溝側に形成さ
れている請求項1記載のコネクタのロック機構。 - 【請求項3】 急角度誘導溝及び丸溝を4箇所またはそ
れ以上形成し、スタッドと丸溝との食いつき箇所が2箇
所以上あることを特徴とする請求項1記載のコネクタの
ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002393U JP3053188U (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | コネクタのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002393U JP3053188U (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | コネクタのロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053188U true JP3053188U (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=43187280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002393U Expired - Lifetime JP3053188U (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | コネクタのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053188U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516543A (ja) * | 2009-01-30 | 2012-07-19 | アイティーティー マニュファクチャリング エンタープライジーズ エルエルシー | ヘルメット装着用暗視システムの電気コネクタ |
JP2015011962A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | 矢崎総業株式会社 | 回転式コネクタ |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP1998002393U patent/JP3053188U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516543A (ja) * | 2009-01-30 | 2012-07-19 | アイティーティー マニュファクチャリング エンタープライジーズ エルエルシー | ヘルメット装着用暗視システムの電気コネクタ |
JP2015011962A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | 矢崎総業株式会社 | 回転式コネクタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |