JPH055524U - 車両用カーテン装置 - Google Patents

車両用カーテン装置

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Publication number
JPH055524U
JPH055524U JP5997591U JP5997591U JPH055524U JP H055524 U JPH055524 U JP H055524U JP 5997591 U JP5997591 U JP 5997591U JP 5997591 U JP5997591 U JP 5997591U JP H055524 U JPH055524 U JP H055524U
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JP
Japan
Prior art keywords
curtain
opening
roll
openings
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP5997591U
Other languages
English (en)
Inventor
昊嗣 三品
Original Assignee
アラコ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アラコ株式会社 filed Critical アラコ株式会社
Priority to JP5997591U priority Critical patent/JPH055524U/ja
Publication of JPH055524U publication Critical patent/JPH055524U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロールカーテン11が出入りするカーテン用開
口27aの端縁部の剛性を確保し、かつ材料コストの低
減が可能な車両用カーテン装置を提供する。 【構成】カーテン用開口27a,28aの中間部に同開
口27a,28aの長手方向の両端縁を連結するブリッ
ジ27b,28bを設け、かつロールカーテン11に同
カーテン11がカーテン用開口27a,28aから出入
りするときブリッジ27b,28,が通り抜けるスリッ
ト11aを形成する。カーテン用開口27a,28aの
端縁部がブリッジ27b,28bによって補強され、カ
ーテン用開口27a,28aを長くしても容易に所要の
剛性を確保できる。従って、カーテン用開口27a,2
8aが形成されるドアトリム等の部材の厚みを増す必要
がないので、材料コストの低減を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用カーテン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用カーテン装置の一形式として、実開昭57ー72315号公報には、車 両のドア本体にウインドガラスが出入りするガラス用開口に沿ってロールカーテ ンが出入りするカーテン用開口を設け、前記ロールカーテンを引出し可能に巻取 る巻取軸をドア本体に内設し、かつ前記ロールカーテンの先端を前記ウインドガ ラスの上端に掛止したカーテン装置が開示されている。かかる構成によれば、ウ インドガラスを昇降してドアのウインドを開閉すると、ウィンドガラスとともに ロールカーテンが昇降するので、ウインドを開放する際、いちいちロールカーテ ンをウインドガラスから取り外す必要がない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般に車両のサイドドアに装備されているサイドウインドガラスは 幅が広いので、同ガラスを覆うロールカーテンも幅の広いものを取付ける必要が ある。従って、カーテン用開口も出入りするロールカーテンの幅に合わせて長く しなければならないが、開口が長くなると、開口の端縁部の剛性が低下する。そ こで、従来のカーテン装置はドアトリム等、カーテン用開口が形成される部材の 厚みを増すみことにより剛性の低下を防いでいる。そのため、材料コストが高く なる。本考案はかかる問題点に鑑み、ロールカーテンが出入りするカーテン用開 口の端縁部の剛性を確保し、かつ材料コストの低減が可能な車両用カーテン装置 を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ウインドガラスが出入りするガラス用開口に沿ってロールカーテン が出入りするカーテン用開口を設けたドア本体と、同本体に内蔵され前記ロール カーテンを引出し可能に巻取る巻取手段を備え、前記ロールカーテンの先端を前 記ウインドガラスに着脱可能に連結した車両用カーテン装置において、前記カー テン用開口の中間部に同開口の長手方向の両端縁を連結するブリッジを設け、か つ前記ロールカーテンに同カーテンが前記カーテン用開口から出入りするとき前 記ブリッジが通り抜けるスリットを形成したことを特徴とする。
【0005】
【考案の作用・効果】
上記構成によれば、カーテン用開口の長手方向の両端縁をブリッジによって連 結するとともに、ブリッジがロールカーテンの出入りを妨げることのないように スリットを形成したので、カーテン用開口の端縁部がこのブリッジによって補強 され、カーテン用開口を長くしても容易に所要の剛性を確保できる。従って、カ ーテン用開口が形成されるドアトリム等の部材の厚みを増す必要がないので、材 料コストの低減を図ることができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面に基づき説明するに、図1及び図2には本考案の一実施例 に係る車両用カーテン装置10が示されている。当該カーテン装置10はサイド ドア本体20のウィンドを覆うロールカーテン11と同カーテン11を引出し可 能に巻取る巻取軸12を備え、巻取軸12はサイドドア本体20に内蔵されてい る。このサイドドア本体20は鋼板を所要形状にプレス成形したアウターパネル 21及びインナーパネル22の周縁部をスポット溶接して接合し、インナーパネ ル22にドアトリム23を図示しないクリップまたはリテーナにより掛止して構 成されている。
【0007】 サイドドア本体20の上端部にはウインドフレーム24が一体に立設され、同 フレーム24にウインドガラス25が昇降可能に嵌合している。ウィンドガラス 25はサイドドア20の室内側に取付けられているノブ26と図示しない機構を 介して連結されており、ノブ26の回動操作に連動してサイドドア本体20の上 端部に設けたガラス用開口20aから出入りする。このガラス用開口20aの端 縁には雨水等がサイドドア本体20の内部に侵入するのを防止するためウエザー ストリップ26が貼着されている。
【0008】 ドアトリム23の上端部には図3に拡大して図示するように、ガラス用開口に 沿って嵌合口23aが設けられている。この嵌合口23aにはオーナメント27 が嵌着され、ドアトリム23の裏側に固着したベースプレート28により支持さ れている。
【0009】 オーナメント27にはロールカーテン11が出入りするカーテン用開口27a がガラス用開口20aに沿って形成されている。そして、カーテン用開口27a の中間部には同開口27aの長手方向の端縁を連結する複数本のブリッジ27b が設けられている。また、ベースプレート28にもオーナメント27のカーテン 用開口27a及びブリッジ27bに整列するカーテン用開口28aとブリッジ2 8bが設けられている。さらに、ベースプレート28には爪28cが突設されて いる。ベースプレート28はこの爪28cをドアトリム23に突き刺して固着さ れている。
【0010】 巻取軸12はカーテン用開口27a,28aの直下に位置するように、ブラケ ット13を介してインナーパネル22の上端部にビス14にて固着され、かつド アトリム23の上端部によって覆われている。この巻取軸12とブラケット13 間には渦巻ばね15が装着され、同ばね15により巻取軸12がロールカーテン 11を巻取る方向へ付勢されている。
【0011】 ロールカーテン11にはカーテン用開口27a,28aから出入りするときに ブリッジ27b,28bが通り抜けるスリット11aが形成されている。また、 ロールカーテンの生地には、ブリッジ27b,28bがスリット11aを通り抜 けるときにスリット11aの幅が拡大し、通り抜けた後は縮小するように伸縮性 に富む織物または編物が使用されている。さらに、ロールカーテン11の先端部 にはウインドガラス25の上端に離脱可能に係合するフックプレート16が取付 けられ、同プレート16を介してウインドガラス25に着脱可能に連結されてい る。
【0012】 本実施例は以上の構成からなり、ウインドガラス25を昇降してウインドを開 閉すると、同ガラス25に連動してロールカーテン11が昇降するので、ウイン ドを開放する際、いちいちロールカーテン11をウインドガラス25から取り外 す必要がない。
【0013】 しかして本実施例によれば、ドアトリム23のスリット23aにオーナメント 27を嵌着するとともに、オーナメント27及びベースプレート28に形成した カーテン用開口27a,28aの中間部にブリッジ27b,28bを設けたので 、オーナメント27によってスリット23aの端縁が補強され、かつブリッジ2 7b,28bによってカーテン用開口27a,28aの端縁が補強される。この ため、ドアトリム23、オーナメナト27あるいはベースプレート28の厚みを 増す必要がないので、材料コストの低減を図ることができる。
【0014】 なお、本実施例においては、ドアトリム23に形成したスリット23aにオー ナメント27を嵌着し、同オーナメント27にカーテン用開口27aを形成した が、オーナメント27を省略し、ドアトリム23に直接カーテン用開口を形成し 、かつ同開口にブリッジを設けることも可能である。また、本実施例ではフック プレート16を用いてロールカーテン11をウインドガラス25の上端部に連結 したが、ウインドガラス25に着脱可能に吸着する吸盤を取付けて同ガラス25 とロールカーテン11を連結するように構成すればより構造が簡単になり、コス トの一層の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車両用カーテン装置を
を示す斜視図である。
【図2】図1の2ー2線から切断した断面図である。
【図3】前記車両用カーテン装置のカーテン用開口を示
す拡大斜視図である。
【図4】同装置を構成する巻取軸の取付部を示す拡大斜
視図である。
【符号の説明】
10…車両用カーテン装置、11…ロールカーテン、1
1a…スリット、12…巻取軸、13…ブラケット、1
5…渦巻ばね、16…フックプレート、20…サイドド
ア、21…アウターパネル、22…インナーパネル、2
3…ドアトリム、24…ウィンドフレーム、25…ウィ
ンドガラス、26…ウエザーストリップ、27…オーナ
メント、27a…カーテン用開口、27b…ブリッジ、
28…ベースプレート、28a…カーテン用開口、28
b…ブリッジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ウインドガラスが出入りするガラス用開
    口に沿ってロールカーテンが出入りするカーテン用開口
    を設けたドア本体と、同本体に内蔵され前記ロールカー
    テンを引出し可能に巻取る巻取手段を備え、前記ロール
    カーテンの先端を前記ウインドガラスに着脱可能に連結
    した車両用カーテン装置において、前記カーテン用開口
    の中間部に同開口の長手方向の両端縁を連結するブリッ
    ジを設け、かつ前記ロールカーテンに同カーテンが前記
    カーテン用開口から出入りするとき前記ブリッジが通り
    抜けるスリットを形成したことを特徴とする車両用カー
    テン装置。
JP5997591U 1991-07-04 1991-07-04 車両用カーテン装置 Pending JPH055524U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5997591U JPH055524U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 車両用カーテン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5997591U JPH055524U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 車両用カーテン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055524U true JPH055524U (ja) 1993-01-26

Family

ID=13128686

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JP5997591U Pending JPH055524U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 車両用カーテン装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506565A (ja) * 2000-08-25 2004-03-04 ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 自動車のウィンドウシェード用窓日除け制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55150271A (en) * 1979-05-11 1980-11-22 Hitachi Ltd Semiconductor device

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