JPH0555212U - 携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器

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Publication number
JPH0555212U
JPH0555212U JP10713091U JP10713091U JPH0555212U JP H0555212 U JPH0555212 U JP H0555212U JP 10713091 U JP10713091 U JP 10713091U JP 10713091 U JP10713091 U JP 10713091U JP H0555212 U JPH0555212 U JP H0555212U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
display unit
portable electronic
main body
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP10713091U
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English (en)
Inventor
文彰 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0555212U publication Critical patent/JPH0555212U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案の携帯用電子機器は、表示部6の回動
軸の回動をハンドル5の直線移動に変更する連動機構を
具備し、吸排気スリット4の前側に設けられたハンドル
5が表示部6を開く操作に連動して可動限位置まで前進
し、表示部6を閉じる操作に連動して格納位置まで後退
するようにしたことを特徴とする。 【効果】 使用時に表示部6を開くと、それに連動して
ハンドル5が前進して吸排気スリット4との間に空間が
できるので、装置作動中十分な吸排気が行なわれ、電子
部品の温度上昇を回避でき、その信頼性および装置の信
頼性を向上する。また、前に出たハンドル5がリストラ
ップとなり操作を楽にする。さらに、デザインは何等変
っていないので、使用終了時に表示部6を閉じれば、そ
れに連動してハンドル5が格納位置まで引込み、スマー
トな外観が確保される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラップトップ形コンピュータなどの携帯用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラップトップ形コンピュータなどの各種携帯用電子機器1は、図1(a)、( b)に示すような形状にまとめられており、機能、性能はもとより、デザインも その商品価値を左右する重要な要素となってきている。すなわち、より小さくス マートに見せるデザインが必要とされることになる。
【0003】 一方、このような携帯用電子機器においては、その内部に高い発熱密度で各種 電子部品が実装されるため、本体部2に吸排気用スリット3,4を設け、強制対 流または自然対流により内部を冷却することが必要とされている。本体部2の正 面下部に設けられた吸排気用スリット4は、電子機器の移動や持ち運びの際に用 いられるハンドル5の背後に位置し、ハンドル5を格納したときハンドル5でか くされスマートな外観を呈するように配置されるため、格納状態ではハンドル5 が吸排気スリット4をふさいでしまい、吸排気の妨げとなる問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来の携帯用電子機器では、そのハンドル5が吸排気スリット 4からの吸排気を妨げるため、内部の電子部品からの熱の排出が不十分となって 電子部品の温度上昇を招き、その信頼性低下、ひいては装置の信頼性低下につな がる。そして、これを改善するには、デザインを大幅に変更する必要があった。
【0005】 そこで本考案は、デザインの変更なしでハンドルによる吸排気の妨げを解消し た携帯用電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の携帯用電子機器は、表示パネルを内面に備えた表示部がキーボード等 の配置された本体部上面に対しヒンジにより開閉可能に設けられ、この本体部正 面下部に設けられた吸排気スリットの前側に重なる位置を占めて長コ字状のハン ドルがその両端の取付部材を本体部に対し出入可能に取付けられた携帯用電子機 器において、前記表示部を開く操作に連動して前記ハンドルが可動限位置まで前 進し、表示部を閉じる操作に連動してハンドルが格納位置へ後退する連動機構を 前記本体部内に具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の携帯用電子機器においては、使用時に表示部を開くと、ハンドルが前 進して吸排気スリットとの間に空間ができるので、吸排気が十分に行なわれる。 また、前進した状態のハンドルがリストラップとなり操作を楽にする。使用終了 時に表示部を閉じるとハンドルが後退して格納状態となる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳細に説明する。
【0009】 図1(a)、(b)に本考案一実施例の携帯用電子機器の外観を示し、図2に 図1の携帯用電子機器に具備される連動機構の一実施例を示す。
【0010】 本考案一実施例の携帯用電子機器は外観上は従来のものと変らない。その表示 部6の開閉操作に連動してハンドル5を前進後退させる連動機構11を本体部2 内に具備する点が異る。
【0011】 連動機構11は、図2に示すように、表示部6の回動軸に歯車などの伝動機構 (図示してない)で連結されたピニオン12と、このピニオン12と噛み合うラ ック14が一端部に形成され他端部がハンドル5の取付部材5aの上方近傍に位 置し、直角に下方へ突出した先端部に一端部を軸支された係合子15を有する移 動桿13と、この係合子15の中央部で下方へ突出した突起16が嵌入可能にハ ンドル5の取付部材5aの上面に設けられた係合穴18と、係合子15の自由端 部に植設されたつまみ17が通過できる幅を有し、係合子15の突起16が取付 部材5aの係合穴18に嵌入した図示実線の状態で移動桿13が前進限(2点鎖 線で図示)まで移動したときのつまみ17の移動位置と後退限(実線で図示)ま で後退したときのつまみ17の位置との間にわたって係合子15に対向した本体 部2の側板に長穴状に設けられるとともに、後退限位置で係合子15の突起16 を取付部材5aの係合穴18から抜き出すように図示反時計方向に回動させたと きにつまみ17の移動軌跡に合わせて前記長穴につなげて前記側板に円弧状に設 けられたガイド穴19とを具備して構成される。そして、表示部6の閉状態から 開状態への回動角に対応したピニオン12の回動により、ラック14を介して移 動桿13が、ハンドル5の格納位置から可動限いっぱいに引き出した位置までの 移動長さ分移動するように設計されている。
【0012】 上記の連動機構11においては、表示部6を閉じた状態では、移動桿13は図 示実線の位置にあってハンドル5は実線で示す後退限位置、すなわち格納位置に ある。
【0013】 この状態では、つまみ17はガイド穴19の円弧部分の入口に位置しているの で、つまみ17を円弧部分の上端末まで移動させることにより係合子15を反時 計方向に回動させ、図示点線の状態にして係合子15の突起16を取付部材5a の係合穴18から抜け出させ、ハンドル5を移動桿13から開放し、自由に前進 後退できるようにすることができる。ハンドル5が前へ移動した状態では、つま み17はガイド穴19によって動きを規制されるので、係合子15と取付部材5 aとの係合をはずすことはできない。すなわち、表示部6を閉じた状態にしたと きにのみ、ハンドル5を任意に出し入れできる状態に変えることができるように している。換言すれば、表示部6を閉じた状態のときのみ、つまみ操作でハンド ル5をフリーとし、引き出したハンドル5を使って装置の移動、持ち運びができ るようにしている。
【0014】 上記のように構成された本考案一実施例の携帯用電子機器においては、運搬し て来て使用場所に置いたら、ハンドル5を格納し、つまみ17をガイド穴19の 円弧部分の下端まて移動させてハンドル5を連動機構11と係合した状態にして おく。
【0015】 使用開始時に表示部6を開くと表示部6の回動軸の回動によりピニオン12が 図示の状態から時計方向に回動し、ラック14で伝動されて移動桿13がハンド ル5の格納位置から可動限いっぱいに引き出した位置までの移動長さ分図示左方 へ移動する。これにより、移動桿13と係合子15を介して係合されているハン ドル5が連動して格納位置から2点鎖線で示す引き出し位置まで前進して止まる 。これにより、ハンドル5と吸排気スリット4との間に空間ができるので、装置 作動中十分な吸排気が行なわれることになり、電子部品の温度上昇を回避できる 。また、前進した状態のハンドル5がリストラップとなり操作を楽にする。
【0016】 使用終了時に表示部6を閉じると、その回動に連動してハンドル5が後退し、 格納位置で止り図1(a)に示すようにスマートな外観となる。
【0017】 引き続きその場所に置いておく場合は、ハンドル連動状態のままにしておき、 次回の使用に備える。設置場所を移す場合には、表示部を閉じた状態で、つまみ 17をガイド穴19の円弧部分の上端まで移動させてやれば、ハンドル5の連動 が外れるので、ハンドル5を自由に出し入れすることができるようになり、ハン ドル5を使って持ち運べる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、表示部を開閉する操作による表示部の回 動軸の回動をハンドルの前進,後退に変換する連動機構を具備し、本体部正面下 部に設けられた吸排気スリットの前側に重なる位置を占めて設けられたハンドル が表示部を開く操作に連動して可動限位置まで前進し、表示部を閉じる操作に連 動して格納位置まで後退するようにした携帯用電子機器を実現したことにより、 使用時に表示部を開くと、それに連動してハンドルが前進して吸排気スリットと の間に空間ができるので、装置作動中十分な吸排気が行なわれ、電子部品の温度 上昇を回避でき、その信頼性および装置の信頼性を向上する。また、前に出たハ ンドルがリストラップとなり操作を楽にする。さらに、使用終了時に表示部を閉 じると、それに連動してハンドルが格納位置まで引込み、スマートな外観が確保 される。このように本考案によれば、デザイン上の変更なしで吸排気による放熱 機能の改善された携帯用電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の携帯用電子機器を示し、図1
(a)は表示部を閉じた状態を示す斜視図であり、図1
(b)は表示部を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】図1の携帯用電子機器に具備される連動機構の
一実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…携帯用電子機器 2…本体部 4…吸排気スリット 5…ハンドル 5a…取付部材 6…表示部 11…連動機構 12…ピニオン 13…移動桿 14…ラック 15…係合子 16…突起 17…つまみ 18…係合穴 19…ガイド穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルを内面に備えた表示部がキー
    ボード等の配置された本体部上面に対しヒンジにより開
    閉可能に設けられ、この本体部正面下部に設けられた吸
    排気スリットの前側に重なる位置を占めて長コ字状のハ
    ンドルがその両端の取付部材を本体部に対し出入可能に
    取り付けられた携帯用電子機器において、前記表示部の
    回動軸の回動を前記ハンドルの直線移動に変換し表示部
    を開く操作に連動してハンドルが可動限位置まで前進し
    表示部を閉じる操作に連動してハンドルが格納位置へ後
    退する連動機構を前記本体部内に具備したことを特徴と
    する携帯用電子機器。
JP10713091U 1991-12-26 1991-12-26 携帯用電子機器 Pending JPH0555212U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10713091U JPH0555212U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 携帯用電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10713091U JPH0555212U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 携帯用電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0555212U true JPH0555212U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14451266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10713091U Pending JPH0555212U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 携帯用電子機器

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