JPH0555087B2 - - Google Patents

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JPH0555087B2
JPH0555087B2 JP62318045A JP31804587A JPH0555087B2 JP H0555087 B2 JPH0555087 B2 JP H0555087B2 JP 62318045 A JP62318045 A JP 62318045A JP 31804587 A JP31804587 A JP 31804587A JP H0555087 B2 JPH0555087 B2 JP H0555087B2
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JP
Japan
Prior art keywords
mower
casing
blow
grass
wind
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62318045A
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English (en)
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JPH01157307A (ja
Inventor
Shinichiro Inoe
Takao Sakatsuji
Zenichiro Hidaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP62318045A priority Critical patent/JPH01157307A/ja
Publication of JPH01157307A publication Critical patent/JPH01157307A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、刈取集草機を構成するモーアの刈草
放出装置に関する。
(従来の技術) 刈取集草機は、トラクタ等の走行車輌にフロン
ト又ミツドマウントモーアと集草容器とを装備
し、モーアで刈取つた刈草をその一側に設けた刈
草放出装置を介して集草容器へ放出するように構
成されている。
前記刈草放出装置は吹上げケーシング内に回転
羽根を有する遠心ブロア式が採用されており、羽
根部材の回転により生起される風によつて、モー
アから送られてきた刈草を吹上げて、ダクトを介
して集草容器へ送給する。
第9図は従来技術の1例を示しており、カツタ
を縦軸廻り回転自在に支持したモーアデツキ7に
は、前壁に沿つて風流通路が形成され、その一側
に側面視横長状長方形で平面視末広がり状の刈草
放出口12が形成されており、前記刈草放出口1
2に下部が連通するように吹上げケーシング1
5′が設けられ、その後壁15aは刈草放出口1
2の後壁13aより前方に位置している。また、
吹上げケーシング15′内に羽根部材16が横軸
17を介して回転自在に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) 芝刈等では、集草をしないで刈草を圃場に放置
する場合があり、その場合は、モーアデツキの刈
草放出口12には、刈草放出装置の代りに草放出
案内だけをする放てきカバーが設けられ、刈草を
広面積に均等に放出するように構成されている。
従つて、吹上げケーシング15′の風取入口が刈
草放出口12に略適合する大きな形状となつてお
り、吸引効率が低く、草溜りを生じたりすること
があり、また、横軸17の下方へ廻つてくる羽根
部材16によつて生じる前向きの風によつて風流
通路内で乱流を生じたり、吸引されなかつた刈草
がモーアデツキ内に持ち廻り且つ置き去られるこ
とがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、吹上げケーシング15にモーアデツ
キ7の風流通路20内へ突出する風案内体23を
設け、且つこの風案内体23の後板23cを風流
通路20の背壁より下方へ突出し且つモーア幅方
向においてカツタ10の上側でオーバラツプさせ
ることによつて、前記従来技術の問題点を解決で
きるようにしたものである。
即ち、本発における問題解決手段の具体的更成
は、前部の風流通路20を一側で末広がり状に開
放して刈草放出口12を形成したモーアデツキ7
に、カツタ10を縦軸廻り回転自在に支持すると
共に、この刈草放出口12側に吹上げケーシング
15を設け、この吹上げケーシング15内に刈草
を吹上げる羽根部材16を回転自在に配置し、前
記吹上げケーシング5から風流通路20内に風上
側へ突出し且つ刈草放出口12より流路幅が狭く
形成された風案内体23を設けたモーアの刈草放
出装置であつて、 前記風案内体23の後板23cを風流通路20
の背壁に近接すると共にそれより下方へ突出し且
つモーア幅方向においてカツタ10の上側でオー
バラツプさせた点にある。
(作 用) モーア3のカツタ10で刈取つた刈草は、起風
部11が発生する風に乗つて風流通路20内を流
動し、刈草放出口12に至る前に吹上げケーシン
グ15から突出した風案内体23内に入り、この
風案内体23の前後板23d,23cに案内され
て吹上げケーシング15内に吸引され、羽根部材
16の回転によつて吹上げられて集草容器4へ送
給される。風案内体23の流路は刈草放出口12
より幅狭であるため、風は拡散されることなく吹
上げケーシング15内に強力に吸引され、また、
風案内体23の後板23cは風流通路20の背壁
より突出し且つモーア幅方向においてカツタ10
の上側でオーバラツプしているため、カツタ10
によつて持ち廻わされる風が減少し、より多くの
刈草が吹上げケーシング15へ案内されて吹上げ
られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
第4図において、刈取集草機1はトラクタ2
と、このトラクタの下腹部に昇降自在に装着され
たミツドマウント式モーア3と、トラクタ2の後
部に装着された集草容器4と、モーア3から集草
容器4へ刈草を送給する刈草放出装着5とを有し
ている。
第1〜4図において、モーア3はモーアデツキ
7底が及び一側が解放された箱形に形成されてサ
イドデイスチヤージ式となつており、このモーア
デツキ7の上面中央にトラクタから動力が伝達さ
れるギヤケース8が設けられ、このギヤケース8
からその直下及び左右でモーアデツキ7に支持さ
れた3本の縦軸9へ動力が伝達されるように構成
されている。前記3本の縦軸9の下部には帯板状
のカツタ10が設けられ、このカツタ10には刃
部と起風部11とが形成されている。
モーアデツキ7の一側部には側面視横長状長方
形の刈草放出口12が形成されており、刈草を外
側方へ放てきして放置する場合は、モーアデツキ
7の一側部に刈草放出口12から放てきされる刈
草の放てき方向を設定する放てきカバーが設けら
れる。
13は3枚のカツタ10の後方に配置されたバ
キユームプレートで、各カツタ10の回転軌跡に
略沿つた円弧面を有し、起風部11が起す風の案
内をしている。
前記モーアデツキ7は天壁7a、前壁7b、後
壁7c及び他側壁を有し、天壁7aは中途部に立
上り壁7dを有し、その前方が1段高くなつてい
て、前壁7bに沿つた風流通路20を形成してお
り、この風流通路20は一側で末広がり状になつ
ていて、刈草放出口12に至つている。天壁7a
の後部は低く、その上側に3本の縦軸9へ動力を
伝達するベルト伝動手段21が配置され、伝動カ
バー22で被われている。
刈草放出装置5はモーアデツキ7の一側部に吹
上げケーシング15が固定され、この吹上げケー
シング15内には複数枚の羽根部を有する羽根部
材16が横軸17を介して回転自在に支持されて
おり、この横軸17は伝動機構18及びベルト伝
動手段19を介してギヤケース8から動力が伝達
される。
前記吹上げケーシング15は一側下部に風案内
体23が一体形成(又は溶着)され、その上部に
吐出口部24が一体形成され、この吐出口部24
はダクト25を介して集草容器4と接続されてい
る。
前記風案内体23はモーアデツキ7の刈草放出
口12から風流通路20内に風上側へ向つて嵌入
されており、放てきカバー取付用孔26を使つて
ボルト等でモーアデツキ7に着脱自在に装着され
ている。この風案内体23は吹上げケーシング1
5の略下半分に対向し且つその内部と連通してい
て、刈草は風案内体23内を通つて吹上げケーシ
ング15内に吸引される。
風案内体23は角筒の下面を中途から先端まで
開放した形状で、天板23a、前板23b及び後
板23cを有し、断面側面視がコ字形で、平面視
及び正面視が先細り形状となつており、先端がモ
ーアデツキ7の前壁7b及び立上り壁7dと略当
接していて、壁先端に風の流入を円滑するために
傾斜面23dが形成されている。風案内体23は
前後板23b,23cの幅が刈草放出口12の前
後幅より充分に狭く、風流通路20内の風は流速
が低下することなく吹上げケーシング15内に吸
引される。また、前記後板23cは吹上げケーシ
ング15側にいくに従つて天壁7a中途の立上り
壁7a(風流通路20の背壁となつている。)より
も下方へ突出していて、第1図に示すように、モ
ーア幅方向において右側のカツタ10の上側で且
つ中心より前側でオーバラツプしており、カツタ
10が前方の草、即ち風流通路20及び風案内体
23の下方の草を刈取ると、この刈草を吹上げケ
ーシング15に確実に案内し、且つカツタ10に
よつてバキユームプレート13側へ持ち廻わされ
ないように、刈草含有風の流れを立上り壁7d以
上に案内できるようになつている。
風案内体23の基部は円形部19と接続されて
いる角筒状の取付口部23eとなつており、この
取付口部23eと吹上げケーシング15との境界
には、仕切部28が立上り状に一体形成されてい
る。この仕切部28は取付口部23eの底壁の側
部を吹上げケーシング15の底壁より上まで斜め
上向きに傾斜させ、その傾斜部を吹上げケーシン
グ15の側壁に接続して形成されており、仕切部
28の上縁28aは羽根部材16の外端の回転軌
跡に近接して略沿つた円弧形となつており、取付
口部23eの上壁と共に吹上げケーシング15の
吸入口を形成している。
前記仕切部28は吹上げケーシング15の底壁
より立上つているので、底壁に沿つて流れる風は
仕切部28によつて流れが規制され、実質的に刈
草放出口となつている取付口部23e側へは流入
しなくなる。
第5〜8図に示す他の実施例において、風案内
体23は吹上げケーシング15に対して別途形成
されて、ボルト31を介して着脱自在に固定され
ており、吹上げケーシング15をモーアデツキ7
に取付ける前に、放てきカバー用孔26を介して
モーアデツキ7に取付けられている。
モーアデツキ7の一側前後にはブラケツト3
2,33が固着されている。前ブラケツト32に
は第7,8図に示すような鉤溝34が形成され、
吹上げケーシング15から側方に突出した前アー
ム35先端の取付けピン36を側方から挿入可能
になつており、取付けピン36に固着の案内円板
37を介して吹上げケーシング15の重量を前ブ
ラケツト32に預けながら、取付けピン36を鉤
溝34の奥まで挿入する。また、後ブラケツト3
3にはピン孔38が形成され、円形部19から突
出した後アーム39と後ブラケツト33とにピン
40を貫通して連結する。
吹上げケーシング15は前ブラケツト32に挿
入された取付けピン36を中心に回動することに
よつて、後ブラケツト33のピン孔38に後アー
ム39の先端のピン孔が対向するように構成され
ており、吹上げケーシング15の連結は鉤溝34
に取付けピン36を挿入するときだけ持上げなけ
ればならないが、ピン挿入後はモーア3側に重量
を預けておくことができ、吹上げケーシング15
の着脱作業が容易且つ軽作業となる。
尚、ピン40と後ブラケツト33及び後アーム
39との間にガタを設けることにより、モーア3
と刈草放出装置5の一方に衝撃が加わつたとき、
他方への衝撃緩和が可能になる。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、吹上げケーシン
グ15から風流通路20内に風上側へ突出し且つ
刈草放出口12より幅狭に形成された風案内体2
3を設けているので、刈草放出口12が末広がり
形状であつても、風流通路20内の刈草含有風を
効果的に吹上げケーシング15に吸引することが
でき、草溜り及び風の乱流等が減少する。しかも
その上、風案内体23の後板23cを風流通路2
0の背壁に近接すると共にそれより下方へ突出し
且つモーア幅方向においてカツタ10の上側オー
ラツプさせているので、刈草含有風を拡散させる
ことなく、風流通路20より確実に吹上げケーシ
ング15に案内でき、カツタ10による刈草の持
ち廻りを大幅に減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の実施例を示しており、第
1図は断面平面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は断面正面図、第4図は刈草集草機
の側面図、第5〜8図は他の実施例を示してお
り、第5図は断面平面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図は前連結部の分解平面図、第
8図は第7図の−線断面図、第9図は従来技
術の断面図である。 3……モーア、5……刈草放出装置、7……モ
ーアデツキ、7a……天壁、7b……前壁、7c
……後壁、7d……立上り壁、12……刈草放出
口、15……吹上げケーシング、20……風流通
路、23……風案内体、23a……天板、23b
……前板、23c……後板、23d……傾斜面、
23e……取付口部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前部の風流通路20を一側で末広がり状に開
    放して刈草放出口12を形成したモアーデツキ7
    に、カツタ10を縦軸廻り回転自在に支持すると
    共に、この刈草放出口12側に吹上げケーシング
    15を設け、この吹上げケーシング15内に刈草
    を吹上げる羽根部材16を回転自在に配置し、前
    記吹上げケーシング15から風流通路20内に風
    上側へ突出し且つ刈草放出口12より流路幅が狭
    く形成された風案内体23を設けたモーアの刈草
    放出装置であつて、 前記風案内体23の後板23cを風流通路20
    の背壁に近接すると共にそれより下方へ突出し且
    つモーア幅方向においてカツタ10の上側でオー
    バラツプさせたことを特徴とするモーアの刈草放
    出装置。
JP62318045A 1987-12-15 1987-12-15 モーアの刈草放出装置 Granted JPH01157307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318045A JPH01157307A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 モーアの刈草放出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP62318045A JPH01157307A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 モーアの刈草放出装置

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Publication Number Publication Date
JPH01157307A JPH01157307A (ja) 1989-06-20
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ID=18094880

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JP62318045A Granted JPH01157307A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 モーアの刈草放出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3193261B2 (ja) * 1995-04-04 2001-07-30 本田技研工業株式会社 芝草刈機の刈芝草搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244113A (ja) * 1986-01-23 1987-02-26 株式会社クボタ モ−アの刈草給送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6244113A (ja) * 1986-01-23 1987-02-26 株式会社クボタ モ−アの刈草給送装置

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JPH01157307A (ja) 1989-06-20

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