JPH0554775A - コイルの端子装置 - Google Patents
コイルの端子装置Info
- Publication number
- JPH0554775A JPH0554775A JP21536691A JP21536691A JPH0554775A JP H0554775 A JPH0554775 A JP H0554775A JP 21536691 A JP21536691 A JP 21536691A JP 21536691 A JP21536691 A JP 21536691A JP H0554775 A JPH0554775 A JP H0554775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- bobbin
- coil lead
- lead wire
- case
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弛んだコイル引出線がケースの突出部により
断線しないようにする。 【構成】 ボビン1 は、コイル2 を巻回され、その鍔部
1aに厚肉部1bが設けられている。端子3 の一端部は、予
めL字状に折曲されていて厚肉部表面1cに沿って略直線
状に引出されたコイル引出線2aが接続された後に伸直さ
れ、コイル引出線2aは弛む。ケース8は、ボビン1 を収
容する内側にコイル引出線2aを沿わせた厚肉部表面1cに
当接する突出部8aが設けられている。そして、略直線状
に引出されたコイル引出線2aとケース8 の突出部8aとの
間に位置する突起1fがボビン1 の厚肉部表面1cに設けら
れている。従って、弛んだコイル引出線2aは、突起1fに
邪魔されてケース8 の突出部8aまで行かなくなるので、
突出部8aと厚肉部表面1cとの間に挟まれることもなくな
って断線することがない。
断線しないようにする。 【構成】 ボビン1 は、コイル2 を巻回され、その鍔部
1aに厚肉部1bが設けられている。端子3 の一端部は、予
めL字状に折曲されていて厚肉部表面1cに沿って略直線
状に引出されたコイル引出線2aが接続された後に伸直さ
れ、コイル引出線2aは弛む。ケース8は、ボビン1 を収
容する内側にコイル引出線2aを沿わせた厚肉部表面1cに
当接する突出部8aが設けられている。そして、略直線状
に引出されたコイル引出線2aとケース8 の突出部8aとの
間に位置する突起1fがボビン1 の厚肉部表面1cに設けら
れている。従って、弛んだコイル引出線2aは、突起1fに
邪魔されてケース8 の突出部8aまで行かなくなるので、
突出部8aと厚肉部表面1cとの間に挟まれることもなくな
って断線することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレー等に使用さ
れるコイルの端子装置に関する。
れるコイルの端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコイルの端子装置として
以下のものが存在し、それを図4及び図5に基づいて説
明する。
以下のものが存在し、それを図4及び図5に基づいて説
明する。
【0003】ボビン11は、コイル12を巻回する巻胴部
(図示せず) とその巻胴部の一方端部に厚肉部11b を設
けて連設される鍔部11a とを有して形成され、鍔部11a
にはコイル12の巻始め及び巻終り端末であるコイル引出
線12a が巻胴部からそれぞれ厚肉部表面11c に沿って引
出されるよう切欠部11d 及び傾斜溝11e が設けられてい
る。
(図示せず) とその巻胴部の一方端部に厚肉部11b を設
けて連設される鍔部11a とを有して形成され、鍔部11a
にはコイル12の巻始め及び巻終り端末であるコイル引出
線12a が巻胴部からそれぞれ厚肉部表面11c に沿って引
出されるよう切欠部11d 及び傾斜溝11e が設けられてい
る。
【0004】2本の端子13は、それぞれの中間部13a が
ボビン11の厚肉部11b に一体成形して平行に固着支持さ
れ、それぞれの一端部13b 及び外部接続用に使用される
他端部13c が厚肉部11b の両側から導出されている。一
端部13b は、鍔部11aの側面視の外郭より突出するよう
一点鎖線で示すように途中から予めL字状に折曲されて
おり、それぞれの先端部に切欠部11d 及び傾斜溝11e か
ら一点鎖線で示すように略直線状に引出されたコイル引
出線12a をはんだ壺に浸積してはんだ接続されて後、コ
イル引出線12a が弛むよう矢示方向に伸直されて鍔部11
a の側面視の外郭内に納められる。このとき、L字状に
折曲された反対側の厚肉部11b には折曲部を受ける受け
部11f が立設されていて一端部13b が座屈することなく
伸直されるようになっている。
ボビン11の厚肉部11b に一体成形して平行に固着支持さ
れ、それぞれの一端部13b 及び外部接続用に使用される
他端部13c が厚肉部11b の両側から導出されている。一
端部13b は、鍔部11aの側面視の外郭より突出するよう
一点鎖線で示すように途中から予めL字状に折曲されて
おり、それぞれの先端部に切欠部11d 及び傾斜溝11e か
ら一点鎖線で示すように略直線状に引出されたコイル引
出線12a をはんだ壺に浸積してはんだ接続されて後、コ
イル引出線12a が弛むよう矢示方向に伸直されて鍔部11
a の側面視の外郭内に納められる。このとき、L字状に
折曲された反対側の厚肉部11b には折曲部を受ける受け
部11f が立設されていて一端部13b が座屈することなく
伸直されるようになっている。
【0005】上記のようになして端子13及びコイル12が
配設されたボビン11は、図外鉄芯等と共に電磁石として
構成され、さらにそれが端子13の他端部13c 側から図外
基台に装着されて電磁リレー本体として構成される。そ
して、ボビン11は電磁リレー本体としてケース14に収容
されて電磁リレーとなる。
配設されたボビン11は、図外鉄芯等と共に電磁石として
構成され、さらにそれが端子13の他端部13c 側から図外
基台に装着されて電磁リレー本体として構成される。そ
して、ボビン11は電磁リレー本体としてケース14に収容
されて電磁リレーとなる。
【0006】このケース14は、内側底面角部に突出部14
a を設けて一方を開口した箱型に形成され、端子13の長
手方向に沿って一端部13b 側からボビン11に被せられ
る。このとき、突出部14a がコイル引出線12a を沿わせ
たボビン11の厚肉部表面11cを押圧して当接し、ボビン1
1がより確実に基台に装着されるようになっている。
a を設けて一方を開口した箱型に形成され、端子13の長
手方向に沿って一端部13b 側からボビン11に被せられ
る。このとき、突出部14a がコイル引出線12a を沿わせ
たボビン11の厚肉部表面11cを押圧して当接し、ボビン1
1がより確実に基台に装着されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコイル
の端子装置にあっては、端子13の一端部13b は、鍔部11
a の側面視の外郭より突出するよう途中から予めL字状
に折曲され、はんだ壺に浸積して略直線状に引出された
コイル引出線12a をはんだ接続されて後、コイル引出線
12a が弛むよう伸直されて鍔部11a の側面視の外郭内に
納められるようになっているから、手付けはんだ作業の
ように手間を要さず、またコイル引出線12a が弛むので
断線しにくいという利点がある。
の端子装置にあっては、端子13の一端部13b は、鍔部11
a の側面視の外郭より突出するよう途中から予めL字状
に折曲され、はんだ壺に浸積して略直線状に引出された
コイル引出線12a をはんだ接続されて後、コイル引出線
12a が弛むよう伸直されて鍔部11a の側面視の外郭内に
納められるようになっているから、手付けはんだ作業の
ように手間を要さず、またコイル引出線12a が弛むので
断線しにくいという利点がある。
【0008】しかしながら、弛んだコイル引出線12a
は、その弛み量によってボビン11の厚肉部表面11c にお
ける位置が安定しないので、図示するように、ケース14
がボビン11に被せらたとき、厚肉部表面11c を押圧して
当接するケース14の内側に設けた突出部14a と厚肉部表
面11c との間に挟まれて断線する恐れがある。
は、その弛み量によってボビン11の厚肉部表面11c にお
ける位置が安定しないので、図示するように、ケース14
がボビン11に被せらたとき、厚肉部表面11c を押圧して
当接するケース14の内側に設けた突出部14a と厚肉部表
面11c との間に挟まれて断線する恐れがある。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、弛んだコイル引出線がケ
ースの突出部により断線しないようにしたコイルの端子
装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、弛んだコイル引出線がケ
ースの突出部により断線しないようにしたコイルの端子
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のコイルの端子装置は、コイルを巻回す
る巻胴部とその端部に厚肉部を設けて連設される鍔部と
を有するボビンと、厚肉部に支持された中間部と予めL
字状に折曲され巻胴部から厚肉部表面に沿って略直線状
に引出されたコイル引出線が接続された後に伸直されて
鍔部の側面視の外郭内に納められる一端部と外部接続用
として使用される他端部とを有する端子と、ボビンを収
容する内側にコイル引出線を沿わせた厚肉部表面に当接
する突出部を設けたケースと、を備えたコイルの端子装
置において、略直線状に引出された前記コイル引出線と
前記ケースの突出部との間に位置する突起を前記厚肉部
表面に設けた構成にしている。
ために、本発明のコイルの端子装置は、コイルを巻回す
る巻胴部とその端部に厚肉部を設けて連設される鍔部と
を有するボビンと、厚肉部に支持された中間部と予めL
字状に折曲され巻胴部から厚肉部表面に沿って略直線状
に引出されたコイル引出線が接続された後に伸直されて
鍔部の側面視の外郭内に納められる一端部と外部接続用
として使用される他端部とを有する端子と、ボビンを収
容する内側にコイル引出線を沿わせた厚肉部表面に当接
する突出部を設けたケースと、を備えたコイルの端子装
置において、略直線状に引出された前記コイル引出線と
前記ケースの突出部との間に位置する突起を前記厚肉部
表面に設けた構成にしている。
【0011】
【作用】本発明のコイルの端子装置によれば、端子の一
端部が、予めL字状に折曲され、厚肉部表面に沿って略
直線状に引出されたコイル引出線をはんだ壺に浸積して
はんだ接続されて後、コイル引出線が弛むよう伸直され
たとき、その弛み量によってボビンの厚肉部表面におけ
る位置が安定しなくても、略直線状に引出されたコイル
引出線とケースの突出部との間に位置する突起を厚肉部
表面に設けたから、弛んだコイル引出線はその突起に邪
魔されてケースの突出部まで行かなくなるので、突出部
と厚肉部表面との間に挟まれることも勿論なくなって断
線することもなくなる。
端部が、予めL字状に折曲され、厚肉部表面に沿って略
直線状に引出されたコイル引出線をはんだ壺に浸積して
はんだ接続されて後、コイル引出線が弛むよう伸直され
たとき、その弛み量によってボビンの厚肉部表面におけ
る位置が安定しなくても、略直線状に引出されたコイル
引出線とケースの突出部との間に位置する突起を厚肉部
表面に設けたから、弛んだコイル引出線はその突起に邪
魔されてケースの突出部まで行かなくなるので、突出部
と厚肉部表面との間に挟まれることも勿論なくなって断
線することもなくなる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
以下に説明する。
以下に説明する。
【0013】ボビン1 は、合成樹脂等の絶縁材料によ
り、コイル2を巻回する巻胴部 (図示せず) とその巻胴
部の一方端部に厚肉部1bを設けて連設される鍔部1aとを
有して形成され、鍔部1aにはコイル2 の巻始め及び巻終
り端末であるコイル引出線2aが巻胴部からそれぞれ厚肉
部表面1cに沿って略直線状に引出されるよう切欠部1d及
び傾斜溝1eが設けられている。そして、厚肉部表面1cに
は、略直線状に引出されたコイル引出線2aと後述するケ
ース8 の突出部8aとの間に位置する四角状の突起1fが立
設されている。
り、コイル2を巻回する巻胴部 (図示せず) とその巻胴
部の一方端部に厚肉部1bを設けて連設される鍔部1aとを
有して形成され、鍔部1aにはコイル2 の巻始め及び巻終
り端末であるコイル引出線2aが巻胴部からそれぞれ厚肉
部表面1cに沿って略直線状に引出されるよう切欠部1d及
び傾斜溝1eが設けられている。そして、厚肉部表面1cに
は、略直線状に引出されたコイル引出線2aと後述するケ
ース8 の突出部8aとの間に位置する四角状の突起1fが立
設されている。
【0014】2本の端子3 は、黄銅等の導電金属材料に
より、略棒状に形成され、それぞれの中間部3aがボビン
1 の厚肉部1bに一体成形して平行に固着支持され、それ
ぞれの一端部3b及び外部接続用に使用される他端部3cが
厚肉部1bの両側から導出されている。一端部3bは、鍔部
1aの側面視の外郭より突出するよう一点鎖線で示すよう
に途中から予めL字状に折曲されており、それぞれの先
端部に切欠部1d及び傾斜溝1eから略直線状に引出された
コイル引出線2aをはんだ壺に浸積してはんだ接続されて
後、コイル引出線2aが弛むよう矢示方向に伸直されて鍔
部1aの側面視の外郭内に納められる。このとき、L字状
に折曲された反対側の厚肉部1bには折曲部を受ける受け
部1gが立設されていて一端部3bが座屈することなく伸直
されるようになっている。
より、略棒状に形成され、それぞれの中間部3aがボビン
1 の厚肉部1bに一体成形して平行に固着支持され、それ
ぞれの一端部3b及び外部接続用に使用される他端部3cが
厚肉部1bの両側から導出されている。一端部3bは、鍔部
1aの側面視の外郭より突出するよう一点鎖線で示すよう
に途中から予めL字状に折曲されており、それぞれの先
端部に切欠部1d及び傾斜溝1eから略直線状に引出された
コイル引出線2aをはんだ壺に浸積してはんだ接続されて
後、コイル引出線2aが弛むよう矢示方向に伸直されて鍔
部1aの側面視の外郭内に納められる。このとき、L字状
に折曲された反対側の厚肉部1bには折曲部を受ける受け
部1gが立設されていて一端部3bが座屈することなく伸直
されるようになっている。
【0015】上記のようになして端子3 及びコイル2 が
配設されたボビン1 を電磁リレーに使用した状態を示し
たのが、図3の分解斜視図である。
配設されたボビン1 を電磁リレーに使用した状態を示し
たのが、図3の分解斜視図である。
【0016】図において、ボビン1 には、一方片4aと他
方片4bとでL字状をなした鉄芯4 が他方片4bを貫通して
挿着され、その他方片4bの先端部が磁極面5aを有する継
鉄5の角孔5bに圧入固定されて略コ字状の電磁石を形成
している。アーマチュア6 は、コイル2 を励磁すること
により、一端部6aが鉄芯4 の一方片4aに支持されて他端
部6bが継鉄5 の磁極面5aに吸引される。略長方体状の基
台7 には、固定接点7aを有する固定接点板7bと可動接点
7cを有する可動ばね7dとが配設され、端子3 、鉄芯4 の
一方片4a、継鉄5 、アーマチュア6 の一端部6aがそれぞ
れの受け溝に装着され、アーマチュア6 によって可動ば
ね7dが駆動されて可動接点7cが固定接点7aに接離するよ
うになっている。
方片4bとでL字状をなした鉄芯4 が他方片4bを貫通して
挿着され、その他方片4bの先端部が磁極面5aを有する継
鉄5の角孔5bに圧入固定されて略コ字状の電磁石を形成
している。アーマチュア6 は、コイル2 を励磁すること
により、一端部6aが鉄芯4 の一方片4aに支持されて他端
部6bが継鉄5 の磁極面5aに吸引される。略長方体状の基
台7 には、固定接点7aを有する固定接点板7bと可動接点
7cを有する可動ばね7dとが配設され、端子3 、鉄芯4 の
一方片4a、継鉄5 、アーマチュア6 の一端部6aがそれぞ
れの受け溝に装着され、アーマチュア6 によって可動ば
ね7dが駆動されて可動接点7cが固定接点7aに接離するよ
うになっている。
【0017】ケース8 は、図1及び図2に示すように、
内側底面角部に突出部8aを設けて一方を開口した箱型に
形成され、端子3 の長手方向に沿って一端部3b側からボ
ビン1 に被せられ、基台7 に嵌合される。このとき、突
出部8aがコイル引出線2aを沿わせたボビン1 の厚肉部表
面1cを押圧して当接し、ボビン1 がより確実に基台7に
装着されるようになっている。
内側底面角部に突出部8aを設けて一方を開口した箱型に
形成され、端子3 の長手方向に沿って一端部3b側からボ
ビン1 に被せられ、基台7 に嵌合される。このとき、突
出部8aがコイル引出線2aを沿わせたボビン1 の厚肉部表
面1cを押圧して当接し、ボビン1 がより確実に基台7に
装着されるようになっている。
【0018】かかる電磁リレーに使用されたコイルの端
子装置にあっては、端子3 の一端部3bが、予めL字状に
折曲され、その先端部に略直線状に引出されたコイル引
出線2aをはんだ壺に浸積してはんだ接続されて後、コイ
ル引出線2aが弛むよう伸直されたとき、その弛み量によ
ってボビン1 の厚肉部表面1cにおける位置が安定しなく
ても、略直線状に引出されたコイル引出線2aとケース8
の突出部8aとの間に位置する四角状の突起1fを厚肉部表
面1cに設けたから、弛んだコイル引出線2aは、その突起
1fに邪魔されてケース8 の突出部8aまで行かなくなるの
で、突出部8aと厚肉部表面1cとの間に挟まれることも勿
論なくなって断線しなくなる。
子装置にあっては、端子3 の一端部3bが、予めL字状に
折曲され、その先端部に略直線状に引出されたコイル引
出線2aをはんだ壺に浸積してはんだ接続されて後、コイ
ル引出線2aが弛むよう伸直されたとき、その弛み量によ
ってボビン1 の厚肉部表面1cにおける位置が安定しなく
ても、略直線状に引出されたコイル引出線2aとケース8
の突出部8aとの間に位置する四角状の突起1fを厚肉部表
面1cに設けたから、弛んだコイル引出線2aは、その突起
1fに邪魔されてケース8 の突出部8aまで行かなくなるの
で、突出部8aと厚肉部表面1cとの間に挟まれることも勿
論なくなって断線しなくなる。
【0019】なお、本実施例では、ボビン1 の厚肉部表
面1cに設けた突起1fは、四角状に形成されているが、そ
の角部に弛んだコイル引出線2aが当たっても断線が起こ
らないように角部をアール状にしたり、円状等の他の形
状にしてもよい。
面1cに設けた突起1fは、四角状に形成されているが、そ
の角部に弛んだコイル引出線2aが当たっても断線が起こ
らないように角部をアール状にしたり、円状等の他の形
状にしてもよい。
【0020】また、略直線状に引出されたコイル引出線
2aとケース8 の突出部8aとの位置関係によっては、弛ん
だコイル引出線2aが迂回してケース8 の突出部8aまで行
かないよう、その位置関係に合わせて、突起1fの位置と
形状と個数とを適宜設定すればよい。
2aとケース8 の突出部8aとの位置関係によっては、弛ん
だコイル引出線2aが迂回してケース8 の突出部8aまで行
かないよう、その位置関係に合わせて、突起1fの位置と
形状と個数とを適宜設定すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のコイルの端子装置は、端子の一
端部が、予めL字状に折曲され、厚肉部表面に沿って略
直線状に引出されたコイル引出線をはんだ壺に浸積して
はんだ接続されて後、コイル引出線が弛むよう伸直され
たとき、その弛み量によってボビンの厚肉部表面におけ
る位置が安定しなくても、略直線状に引出されたコイル
引出線とケースの突出部との間に位置する突起を厚肉部
表面に設けたから、弛んだコイル引出線はその突起に邪
魔されてケースの突出部まで行かなくなるので、突出部
と厚肉部表面との間に挟まれることも勿論なくなって断
線することもなくなる。
端部が、予めL字状に折曲され、厚肉部表面に沿って略
直線状に引出されたコイル引出線をはんだ壺に浸積して
はんだ接続されて後、コイル引出線が弛むよう伸直され
たとき、その弛み量によってボビンの厚肉部表面におけ
る位置が安定しなくても、略直線状に引出されたコイル
引出線とケースの突出部との間に位置する突起を厚肉部
表面に設けたから、弛んだコイル引出線はその突起に邪
魔されてケースの突出部まで行かなくなるので、突出部
と厚肉部表面との間に挟まれることも勿論なくなって断
線することもなくなる。
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面平面図であ
る。
る。
【図2】同上の部分断面側面図である。
【図3】同上のものを電磁リレーに使用した状態を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】従来例を示す部分断面平面図である。
【図5】同上の部分断面側面図である。
1 ボビン 1a 鍔部 1b 厚肉部 1c 厚肉部表面 1f 突起 2 コイル 2a コイル引出線 3 端子 3a 中間部 3b 一端部 3c 他端部 8 ケース 8a 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 7/14 C 7135−5E
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルを巻回する巻胴部とその端部に厚
肉部を設けて連設される鍔部とを有するボビンと、厚肉
部に支持された中間部と予めL字状に折曲され巻胴部か
ら厚肉部表面に沿って略直線状に引出されたコイル引出
線が接続された後に伸直されて鍔部の側面視の外郭内に
納められる一端部と外部接続用として使用される他端部
とを有する端子と、ボビンを収容する内側にコイル引出
線を沿わせた厚肉部表面に当接する突出部を設けたケー
スと、を備えたコイルの端子装置において、 略直線状に引出された前記コイル引出線と前記ケースの
突出部との間に位置する突起を前記厚肉部表面に設けた
ことを特徴とするコイルの端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21536691A JPH0554775A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コイルの端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21536691A JPH0554775A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コイルの端子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554775A true JPH0554775A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16671106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21536691A Pending JPH0554775A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コイルの端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554775A (ja) |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21536691A patent/JPH0554775A/ja active Pending
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