JPH0554629B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554629B2
JPH0554629B2 JP60141403A JP14140385A JPH0554629B2 JP H0554629 B2 JPH0554629 B2 JP H0554629B2 JP 60141403 A JP60141403 A JP 60141403A JP 14140385 A JP14140385 A JP 14140385A JP H0554629 B2 JPH0554629 B2 JP H0554629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comparator
voltage
input terminal
input
reference voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60141403A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS621315A (ja
Inventor
Hisashi Yamamoto
Susumu Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP60141403A priority Critical patent/JPS621315A/ja
Publication of JPS621315A publication Critical patent/JPS621315A/ja
Publication of JPH0554629B2 publication Critical patent/JPH0554629B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は差動入力形のコンパレータに関し、特
にその応答特性に改善を計つたものである。
〔従来の技術〕
例えば、トリガレベルを可変することのできる
周波数カウンタの入力部には差動入力形のコンパ
レータが用いられる。第3図のCMPはそのコン
パレータを示すもので、入力段には差動増幅器が
用いられている。コンパレータの一方の入力端に
は入力信号Vinが、他方の入力端には参照電圧Vr
が与えられている。
この構成のコンパレータでは入力段に差動増幅
器が用いられているので、入力信号Vinと参照電
圧Vrとの差が大となると入力段が飽和状態とな
り、コンパレータの応答速度が遅くなる欠点があ
る。第4図はこのコンパレータの応答特性を示す
波形図で、イ図はVinとVrの差Dが所定の範囲内
の場合、ロはDが大で入力段が飽和状態となつた
場合である。ロ図においてd2は応答の遅れを示
すものである。なお、イ図においてd1はコンパ
レータCMP自体がもつ遅れである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこのような問題点を解決する為になさ
れたもので、その目的は差動入力形のコンパレー
タがもつ上記のような問題点を解決し、もつて応
答性が良く、しかも参照電圧に影響を与えること
のないコンパレータを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成する為に、一方の入
力端子にダイオードリミツタ回路を介して入力信
号が加えられると共に他方の入力端子に参照電圧
が与えられ前記一方の入力端子に印加される電圧
が前記参照電圧から所定の範囲を越えないように
制限された差動入力形のコンパレータ、およびそ
の入力端子に前記参照電圧が加えられ出力端子が
前記ダイオードリミツタ回路のリミツタ電流を受
けるように前記ダイオードリミツタ回路に接続さ
れたボルテージフオロワ増幅器でコンパレータを
構成したものである。以下、実施例について説明
する。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るコンパレータの一実施例
の回路構成図である。第1図において、Inは入力
信号Vinが印加される端子、Rは抵抗器、D1,
D2はダイオード、CMPは差動入力形のコンパ
レータ、A1はボルテージフオロワ増幅器、R
1,R2は抵抗器、Vrは参照電圧、OUTは出力
端子である。
入力端子Inは抵抗器Rを介してコンパレータ
CMPの(−)入力端子に接続されている。ダイ
オードD1,D2は互に逆極性で並列に接続さ
れ、この並列回路の一端は抵抗器Rの出力側に接
続され、他端はボルテージフオロワ増幅器A1の
出力端に接続されている。抵抗器Rとダイオード
D1,D2とによりダイオードリミツタ回路LM
が構成されている。抵抗器R1の一端はコンパレ
ータCMPの(+)入力端子に接続され、抵抗器
R2はコンパレータCMPの出力端子OUTと
CMPの(+)入力端子に接続されている。抵抗
器R1,R2によりCMPはヒステリシスのある
コンパレータが構成される。参照電圧源Vrはボ
ルテージフオロワ増幅器A1の(+)入力端子に
接続されるとともに、抵抗器R1を介してコンパ
レータCMPの(+)入力端子に接続されている。
このような構成の第1図回路において、参照電圧
Vrを大きく越えるような入力信号Vinがコンパレ
ータCMPに加わつた場合の動作について第2図
の波形図を用いて説明すると次の如くなる。
第2図に示す入力信号Vinは、抵抗器Rとダイ
オードD1,D2で構成されるダイオードリミツ
タ回路LMでその振幅がリミツトされてコンパレ
ータCMPの(−)入力端子に加えられる。この
(−)入力端子に加えられる電圧を(V−)とす
る。一方、コンパレータCMPの(+)入力端子
に加わる電圧を(V+)とすると、(V+)は参
照電圧Vrとなる(なお、実際には(V+)はVr
に、(Vout−Vr)をR1/(R1+R2)で分圧した
ヒステリシス電圧ΔVを加えた電圧であるが、
ΔVは通常数十mv程度であり、(V+)はほぼVr
とみなすことができる)。コンパレータCMPにお
いて(V−)は(V+)と比較されるが、ここで
ダイオードリミツタ回路LMを構成するダイオー
ドD1,D2の順方向電圧をVf(ほぼ0.6V)とす
ると、(V−)はVrに対して±Vfを越えることは
ない。これはダイオードリミツタ回路LMにおけ
る電流idをボルテージフオロワ増幅器A1で受け
ているためで、この電流がA1に流れてもVr或
いは(V+)に影響を与えないからである。
このように、入力信号Vinが大きくなつてもコ
ンパレータCMPの差動入力電圧は±Vfを越える
ことはないので、コンパレータCMPの入力段差
動増幅器を大きく飽和させることはない。そのた
め、コンパレータの応答を遅くすることなく入力
信号Vinをコンパレートするこができる。なお、
第2図においてd1はコンパレータCMP自体が
もつ遅れを示すものである。
なお、上述の実施例ではコンパレータCMPと
してヒステリシスのあるものを用いた場合を例示
して説明したが、ヒステリシス特性は特に必要と
しないものである。また、参照電圧Vrは可変可
能なものであつてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明においては参照電圧
をボルテージフオロワ増幅器で受け、この増幅器
で差動入力形コンパレータにおけるダイオードリ
ミツタ回路を構成し、コンパレータの入力差動電
圧が大となつてもダイオードの順方向電圧の範囲
を越えない状態でコンパレータが動作するため、
常にそのコンパレータの最高スピードで応答する
コンパレータを得ることができる。しかも、本発
明のコンパレータにおいては、ダイオードリミツ
タ回路に流れる電流をボルテージフオロワ増幅器
で受けるように構成したので、参照電圧に影響を
与えることのないものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンパレータの一実施例
を示す回路構成図、第2図は第1図回路の動作を
説明するための波形図、第3図は従来のコンパレ
ータの一例を示す回路構成図、第4図は第3図回
路の動作を説明するための波形図である。 CMP……コンパレータ、LM……ダイオード
リミツタ回路、A1……ボルテージフオロワ増幅
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の入力端子にダイオードリミツタ回路を
    介して入力信号が加えられると共に他方の入力端
    子に参照電圧が与えられ前記一方の入力端子に印
    加される電圧が前記参照電圧から所定の範囲を越
    えないように制限された差動入力形のコンパレー
    タ、およびその入力端子に前記参照電圧が加えら
    れ出力端子が前記ダイオードリミツタ回路のリミ
    ツタ電流を受けるように前記ダイオードリミツタ
    回路に接続されたボルテージフオロワ増幅器より
    なるコンパレータ。
JP60141403A 1985-06-27 1985-06-27 コンパレ−タ Granted JPS621315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60141403A JPS621315A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 コンパレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60141403A JPS621315A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 コンパレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS621315A JPS621315A (ja) 1987-01-07
JPH0554629B2 true JPH0554629B2 (ja) 1993-08-13

Family

ID=15291188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60141403A Granted JPS621315A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 コンパレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS621315A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS621315A (ja) 1987-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0202708A3 (en) D.c. block capacitor circuit
JPH0677035B2 (ja) Ac−dc変換回路
JPH0554629B2 (ja)
JPH0155762B2 (ja)
JPH0537255Y2 (ja)
JPH0159812B2 (ja)
JPH0310243B2 (ja)
JPH01300606A (ja) 半波整流回路
JPH0224272Y2 (ja)
JP3423150B2 (ja) レベル検出回路
JPH01103168A (ja) パルス幅変調波発生回路
JPH0435966Y2 (ja)
JPS6338889B2 (ja)
JPS61148903A (ja) 検波回路
SU1374176A1 (ru) Двухпороговое устройство Турченкова
JPH0424753Y2 (ja)
SU1285560A1 (ru) Усилитель с гальванической разв зкой
SU1638714A1 (ru) Управл емый источник тока
JPH0226405B2 (ja)
JPS6333664A (ja) 整流回路
JPS5981121U (ja) 信号振幅調整回路
JPH04330816A (ja) 振幅制限回路
KR900005689A (ko) 레벨 판별회로
JPH1013199A (ja) パルス入力回路
JPH10294656A (ja) Pwmパルス復調器