JPH0224272Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224272Y2 JPH0224272Y2 JP1984129369U JP12936984U JPH0224272Y2 JP H0224272 Y2 JPH0224272 Y2 JP H0224272Y2 JP 1984129369 U JP1984129369 U JP 1984129369U JP 12936984 U JP12936984 U JP 12936984U JP H0224272 Y2 JPH0224272 Y2 JP H0224272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- operational amplifier
- inverting input
- voltage
- voltage divider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は信号発生回路、特に三角波発生回路に
関する。
関する。
第5図に、従来用いられているこの種の信号発
生回路の構成例を示す。同図において、演算増幅
器1とコンデンサ2とからなる積分器の出力Vput
として得られる三角波の振幅(eH−eL)は、演算
増幅器3の出力の最大・最小値VH,VLとで決ま
るが、この出力VH,VLは電源電圧の影響で変化
するため、安定した振幅は得られず、周期も安定
しなかつた。第6図は、この場合の各部の波形を
示し、図中1点鎖線が演算増幅器3の出力、2点
鎖線が非反転入力VA、実線が演算増幅器1の出
力を示す。なお、第5図において、4,5および
6は抵抗である。
生回路の構成例を示す。同図において、演算増幅
器1とコンデンサ2とからなる積分器の出力Vput
として得られる三角波の振幅(eH−eL)は、演算
増幅器3の出力の最大・最小値VH,VLとで決ま
るが、この出力VH,VLは電源電圧の影響で変化
するため、安定した振幅は得られず、周期も安定
しなかつた。第6図は、この場合の各部の波形を
示し、図中1点鎖線が演算増幅器3の出力、2点
鎖線が非反転入力VA、実線が演算増幅器1の出
力を示す。なお、第5図において、4,5および
6は抵抗である。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、安定した振幅と電源電圧の変動
によらず一定した周期の三角波が得られる信号発
生回路を提供することにある。
で、その目的は、安定した振幅と電源電圧の変動
によらず一定した周期の三角波が得られる信号発
生回路を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
基準電圧発生回路の出力を分圧する第1の分圧器
の出力を非反転入力とする第1の演算増幅器およ
びこの第1の演算増幅器の出力端子と反転入力端
子間に接続されたコンデンサからなる積分器と、
この積分器の入力と出力間を分圧する第2の分圧
器と、第1の分圧器の出力を反転入力としかつ第
2の分圧器の出力を非反転入力とする第2の演算
増幅器からなる比較器とを設け、比較器の出力に
よりスイツチを制御して基準電圧発生回路と第1
の演算増幅器の反転入力端子との接続を断続する
ようにしたものである。以下、図示する実施例を
用いて本考案を詳細に説明する。
基準電圧発生回路の出力を分圧する第1の分圧器
の出力を非反転入力とする第1の演算増幅器およ
びこの第1の演算増幅器の出力端子と反転入力端
子間に接続されたコンデンサからなる積分器と、
この積分器の入力と出力間を分圧する第2の分圧
器と、第1の分圧器の出力を反転入力としかつ第
2の分圧器の出力を非反転入力とする第2の演算
増幅器からなる比較器とを設け、比較器の出力に
よりスイツチを制御して基準電圧発生回路と第1
の演算増幅器の反転入力端子との接続を断続する
ようにしたものである。以下、図示する実施例を
用いて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。同図において11は基準電圧電源であり、
Vrはその電圧を示す。12は演算増幅器で、コ
ンデンサ13とともに積分器を構成している。1
4は比較器を構成する演算増幅器、また15,1
6および17,18はそれぞれ、第1の分圧器お
よび第2の分圧器を構成する抵抗、19は抵抗を
示す。また、r1〜r4はそれぞれ抵抗15〜18の
抵抗値、R0は抵抗19の抵抗値を示す。
る。同図において11は基準電圧電源であり、
Vrはその電圧を示す。12は演算増幅器で、コ
ンデンサ13とともに積分器を構成している。1
4は比較器を構成する演算増幅器、また15,1
6および17,18はそれぞれ、第1の分圧器お
よび第2の分圧器を構成する抵抗、19は抵抗を
示す。また、r1〜r4はそれぞれ抵抗15〜18の
抵抗値、R0は抵抗19の抵抗値を示す。
ここで、比較器を構成する演算増幅器14の出
力によつてただ1個のスイツチ30が制御され、
演算増幅器12の反転入力に、基準電圧電源11
と共通端子側とを切換接続する構成をとつてい
る。また、第2図a,bは第1図中A点および端
子Bにおける波形を示し、eHは演算増幅器14の
出力が“H”レベルから“L”レベルに転じる
時、すなわちスイツチ30が図示と反対状態に切
換えられる時の演算増幅器12の出力電圧、eLは
上記出力が“L”レベルから“H”レベルへ転じ
る時の演算増幅器12の出力電圧である。
力によつてただ1個のスイツチ30が制御され、
演算増幅器12の反転入力に、基準電圧電源11
と共通端子側とを切換接続する構成をとつてい
る。また、第2図a,bは第1図中A点および端
子Bにおける波形を示し、eHは演算増幅器14の
出力が“H”レベルから“L”レベルに転じる
時、すなわちスイツチ30が図示と反対状態に切
換えられる時の演算増幅器12の出力電圧、eLは
上記出力が“L”レベルから“H”レベルへ転じ
る時の演算増幅器12の出力電圧である。
今、スイツチ30が図示の状態であり演算増幅
器12の反転入力が“H”レベルにあるとき、そ
の出力は減少していくが、当該出力、つまり演算
増幅器14の非反転入力が“L”レベルの電圧eL
より低くなると、その出力によりスイツチ30が
図示の状態から反対側に切換わる。そして、演算
増幅器12の反転入力が“L”レベルの間は、そ
の出力は増大していき、“H”レベルの電圧eHよ
りも高くなると、演算増幅器14の出力によりス
イツチ30は再び図示の状態に復旧する。
器12の反転入力が“H”レベルにあるとき、そ
の出力は減少していくが、当該出力、つまり演算
増幅器14の非反転入力が“L”レベルの電圧eL
より低くなると、その出力によりスイツチ30が
図示の状態から反対側に切換わる。そして、演算
増幅器12の反転入力が“L”レベルの間は、そ
の出力は増大していき、“H”レベルの電圧eHよ
りも高くなると、演算増幅器14の出力によりス
イツチ30は再び図示の状態に復旧する。
ここで、
r1/(r1+r2)=k1
r4/(r3+r4)=k2
として、
eHについて、
(O−eH)k2+eH=k1Vr
eLについて、
(Vr−eL)k2+eL=k1Vr
が成立し、これらを整理して、
eH=k1/1−k2Vr …(1)
eL=k1−k2/1−k2Vr=(1−1−k1/1−k2)Vr…
(2) が得られる。Vrは基準電源から得ているため、
安定した振幅(eH−eL)を得ることができる。
(2) が得られる。Vrは基準電源から得ているため、
安定した振幅(eH−eL)を得ることができる。
したがつて、第2図aに示した演算増幅器12
の入力側のA点の波形に対し、その出力として端
子Bに同図bに示したような三角波が得られる
が、ここで、コンデンサ13の容量値をC0とし、
端子電圧をVとして、充放電時に流れる電流を
i、充放電時間をtとした場合、 C0V=it …(3) の関係が成立する。
の入力側のA点の波形に対し、その出力として端
子Bに同図bに示したような三角波が得られる
が、ここで、コンデンサ13の容量値をC0とし、
端子電圧をVとして、充放電時に流れる電流を
i、充放電時間をtとした場合、 C0V=it …(3) の関係が成立する。
ここで、第2図aにおける時間t1,t2を(3)式を
使つて求める。今、スイツチ30が図示と反対の
状態にあるとき、抵抗19の抵抗値をR0とすれ
ば演算増幅器12の電流は(k1Vr)/R0となる。
したがつて、(3)式から、 (k1Vr)/R0t1=C0(eH−eL) …(4) また、スイツチ30が図示の状態にあるとき、
演算増幅器12の電流は(Vr−k1Vr)/R0とな
る。したがつて、(3)式から、 (Vr−k1Vr)/R0t2=C0(eH−eL) …(5) (4)式および(5)式から、 t1=C0R0k2/k1(1−k2) …(6) t2=C0R0k2/(1−k1)(1−k2) …(7) となり、Vrによらず一定の周期が得られる。
使つて求める。今、スイツチ30が図示と反対の
状態にあるとき、抵抗19の抵抗値をR0とすれ
ば演算増幅器12の電流は(k1Vr)/R0となる。
したがつて、(3)式から、 (k1Vr)/R0t1=C0(eH−eL) …(4) また、スイツチ30が図示の状態にあるとき、
演算増幅器12の電流は(Vr−k1Vr)/R0とな
る。したがつて、(3)式から、 (Vr−k1Vr)/R0t2=C0(eH−eL) …(5) (4)式および(5)式から、 t1=C0R0k2/k1(1−k2) …(6) t2=C0R0k2/(1−k1)(1−k2) …(7) となり、Vrによらず一定の周期が得られる。
ところで、(3)式および(4)式から、
eH−eL=k1/1−k2Vr−k1−k2/1−k2Vr
=k2/1−k2Vr …(8)
したがつて、k2だけで振幅が決定される。さら
にk1でバイアス分を決定でき、設定が容易であ
る。なお、第1図の実施例でk1=k2であれば、 eH=r3/r4Vr eL=O となる。
にk1でバイアス分を決定でき、設定が容易であ
る。なお、第1図の実施例でk1=k2であれば、 eH=r3/r4Vr eL=O となる。
このようにして得られた三角波を、例えば第3
図に示すようなアナログ信号eioとともに演算増
幅器40からなる比較器に入力すれば、第4図b
に示すようデユーテイ比t/T1がアナログ入力
信号eioに完全に比例したパルスが得られ、アナ
ログ信号/パルス幅変換が実現できる。なお、第
3図において41は例えば第1図において示した
ような三角波発生回路である。また、第4図a
中、実線イが上記三角波発生回路の出力、ロがア
ナログ信号eioを示す。このようなパルス信号は、
例えばフオトカプラ等によつて簡単に絶縁して接
地点の異なる場所に転送でき、そこで再びアナロ
グ信号に変換することにより、絶縁されたアナロ
グ信号を容易に得ることができる。
図に示すようなアナログ信号eioとともに演算増
幅器40からなる比較器に入力すれば、第4図b
に示すようデユーテイ比t/T1がアナログ入力
信号eioに完全に比例したパルスが得られ、アナ
ログ信号/パルス幅変換が実現できる。なお、第
3図において41は例えば第1図において示した
ような三角波発生回路である。また、第4図a
中、実線イが上記三角波発生回路の出力、ロがア
ナログ信号eioを示す。このようなパルス信号は、
例えばフオトカプラ等によつて簡単に絶縁して接
地点の異なる場所に転送でき、そこで再びアナロ
グ信号に変換することにより、絶縁されたアナロ
グ信号を容易に得ることができる。
以上説明したように、本考案によれば、基準電
圧発生回路の出力を分圧する第1の分圧器の出力
を非反転入力とする第1の演算増幅器およびこの
第1の演算増幅器の出力端子と反転入力端子間に
接続されたコンデンサからなる積分器と、この積
分器の入力と出力間を分圧する第2の分圧器と、
第1の分圧器の出力を反転入力としかつ第2の分
圧器の出力を非反転入力とする第2の演算増幅器
からなる比較器とを設け、比較器の出力によりス
イツチを制御して基準電圧発生回路と第1の演算
増幅器の反転入力端子との接続を断続するように
したことにより、周期および振幅のきわめて安定
した三角波信号が得られ、デユーテイ比の安定し
たパルス信号を得る場合等に有効である。
圧発生回路の出力を分圧する第1の分圧器の出力
を非反転入力とする第1の演算増幅器およびこの
第1の演算増幅器の出力端子と反転入力端子間に
接続されたコンデンサからなる積分器と、この積
分器の入力と出力間を分圧する第2の分圧器と、
第1の分圧器の出力を反転入力としかつ第2の分
圧器の出力を非反転入力とする第2の演算増幅器
からなる比較器とを設け、比較器の出力によりス
イツチを制御して基準電圧発生回路と第1の演算
増幅器の反転入力端子との接続を断続するように
したことにより、周期および振幅のきわめて安定
した三角波信号が得られ、デユーテイ比の安定し
たパルス信号を得る場合等に有効である。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は波形図、第3図は本考案の応用例を示す回路
図、第4図は波形図、第5図は従来例を示す回路
図、第6図は波形図である。 11……基準電圧電源、12……積分器を構成
する演算増幅器、13……コンデンサ、14……
比較器を構成する演算増幅器、15,16……第
1の分圧器を構成する抵抗、17,18……第2
の分圧器を構成する抵抗、19……抵抗、30…
…スイツチ。
図は波形図、第3図は本考案の応用例を示す回路
図、第4図は波形図、第5図は従来例を示す回路
図、第6図は波形図である。 11……基準電圧電源、12……積分器を構成
する演算増幅器、13……コンデンサ、14……
比較器を構成する演算増幅器、15,16……第
1の分圧器を構成する抵抗、17,18……第2
の分圧器を構成する抵抗、19……抵抗、30…
…スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基準電圧発生回路と、 この基準電圧発生回路の出力を分圧する第1の
分圧器と、 第1の分圧器の出力を非反転入力とする第1の
演算増幅器および第1の演算増幅器の出力端子と
反転入力端子間に接続されたコンデンサからなる
積分器と、 この積分器の入力と出力間を分圧する第2の分
圧器と、 前記第1の分圧器の出力を反転入力としかつ前
記第2の分圧器の出力を非反転入力とする第2の
演算増幅器からなる比較器と、 この比較器の出力により制御されて基準電圧発
生回路と第1の演算増幅器の反転入力端子との接
続を断続するスイツチと を備えたことを特徴とする信号発出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12936984U JPS6144937U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12936984U JPS6144937U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144937U JPS6144937U (ja) | 1986-03-25 |
JPH0224272Y2 true JPH0224272Y2 (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=30687985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12936984U Granted JPS6144937U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144937U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522257A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Triangular wave signal generating apparatus |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP12936984U patent/JPS6144937U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522257A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-08 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Triangular wave signal generating apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144937U (ja) | 1986-03-25 |
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