JPS5920151B2 - アナログ乗除算回路 - Google Patents

アナログ乗除算回路

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JPS5920151B2
JPS5920151B2 JP15573478A JP15573478A JPS5920151B2 JP S5920151 B2 JPS5920151 B2 JP S5920151B2 JP 15573478 A JP15573478 A JP 15573478A JP 15573478 A JP15573478 A JP 15573478A JP S5920151 B2 JPS5920151 B2 JP S5920151B2
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JP15573478A
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JPS5582375A (en
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克宏 古賀
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Tektronix Japan Ltd
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Sony Tektronix Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第2及び第3アナログ信号の積を第1アナログ
信号で除した値に比例する信号を発生するアナログ乗除
算回路に関する。
アナログ乗除算回路は種々の目的、例えば電流または電
圧の値から実効値(RMS)を求めたりするのに用いら
れている。
従来のアナログ乗除算回路は、例えば特開昭50−41
584公報に開示される如く半導体のPN接合における
電流と電圧の対数関係である■キIs・εに■(但し、
■二PN接合に流れる電流、1s:飽和電流、k:定数
、V: PN接合の電位差)を利用していた。
即ち対数の加算及び減算は夫々乗算及び除算になる(
1ogA+ log B−= logA−B 、 lo
gA −logB= logA/B )ので、アナログ
信号の乗除算ができた。
しかしこの場合PN接合の導通時の電位差は約0.6V
であるので、アナログ入力信号の値が低く制限され、大
振巾のアナログ信号の乗除算ができないと共に、ノイズ
に影響され易いという欠点があった。
またPN接合の電圧及び電流の関係は温度により変化す
るという欠点もあった。
このPN接合を利用した回路の欠点を解決した従来のア
ナログ乗算回路には第1図に示す如き回路があった。
この回路を第2図の動作波形図を参照して説明する。
第1アナログ信号V1は第1入力端子10より制御手段
12に加わり、衝撃係数(デユーティ・ファクタ)が第
1アナログ信号■1の振1コに応じて制御される出力パ
ルス■3を発生する。
この実施例において、制御手段12は三角波■6を発生
する三角波発生回路22及び三角波V6と第1アナログ
信号■1を比較する比較回路24で構成されている。
尚、三角形V6は第2図に示す如く、立上り立下りの直
線性が良好で、基準(傾斜開始)及び最大レベルが夫々
接地電位及びEであり、周波数が一定である。
第2アナログ信号V2は第2入力端子14を介して電子
スイッチが好適であるスイッチ手段16の一力の固定接
点に加わる。
スイッチ手段16の他方の固定接点には基準レベル例え
ば接地電位が加わり、可動接点は制御手段12の出力パ
ルス■3で匍制御される。
スイッチ手段16の出力パルスV4は平均手段18で平
均化され、出力端子20に出力信号V。
が発生する。尚、本実施例において平均手段18は抵抗
器26及びコンデンサ28で構成されている。
次に第1図の回路動作を説明する。
第1及び第2アナログ信号■1及びV2の振1Jを第2
図に示す如くすると、比較回路24は第1アナログ信号
■1と三角波v6とを比較し、三角波V6の振巾がアナ
ログ信号■1の値より小さいときに「高」レベルになる
出力パルスV3を発生する。
ここで第1アナログ信号V1の値は三角波V6の振巾範
囲内になければならないことに留意されたい。
出力パルス■3の周期及びパルス巾を夫々T及びtとす
ると周期Tは2Eに比例した一定値であり、パルス巾t
は2■1に比例した値であるので衝撃係数t/Tは第1
アナログ信号■1に比例する。
スイッチ手段16の可動接点はパルスV3が「高」及び
「低」レベルのときに夫々第2アナログ信号■2及び接
地電位を選択するので、パルス■4は「高」及び「低」
レベルが夫々第2アナログ信号■2の値及び接地電位と
なり、そのパルス巾及び周期がパルス■3と同じになる
パルス■4を平均手段18で平均すると、出力信号■。
は(t/T)と第2アナログ信号■2の積に等しくなる
即ち出力信号■oは第1及び第2アナログ信号■1及び
■2を乗算した値に比例する。
しかし、この第1図の回路では乗算ができたが、除算は
できなかった。
乗除算を行なうためには、三角波信号の直線性及び対称
性に影響を与えずに、乗数に対応するアナログ信号によ
り三角波信号の振巾を制御しなければならなかった。
よって三角形発生回路が複雑かつ高価となった。
また、PN接合により除算回路を構成できるが、上述の
如き欠点を有した。
従って本発明の目的は温度に対し安定し、高精度でノイ
ズに強く且つ大振巾のアナログ入力信号の乗除算ができ
ると共に、三角波発生回路の構成が簡単なアナログ乗除
算回路の提供にある。
以下、本発明の好適な実施例を添付図を参照して説明す
る。
第3図は本発明のアナログ乗除算回路の好適な実施例の
ブロック図であり、本実施例は第1図の回路と略同じで
あるが、制御手段12の三角波発生回路82からの三角
波(信号)■6のピーク値Eが第1入力端子80からの
第1アナログ信号V、に比例する点が異なっている。
即ち三角波■6は第2−A図に示す如く立上り及び立下
りの傾斜が第1アナログ信号■9に関係なく一定であり
、基準レベルが接地電位であり、ピーク値Eが第1アナ
ログ信号■9に比例する。
また三角波■6の周期Tはピーク値Eに比例するので、
周期Tは第1アナログ信号V9に比例することになる。
第1及び第2図に関連して説明した如く、スイッチ手段
16の出力■4は「高」及び「低」レベルが夫々第3ア
ナログ信号■2及び接地電位であり、「高」レベルの期
間は第2アナログ信号■1に比例する。
よって平均手段18の出力信号■。は■1゜V2/ T
” Vt 、V2/ VQとなる。
即ち出力信号■。は第2及び第3アナログ信号の積に比
例し第1アナログ信号の除算に比例する。
尚、第3図の実施例においては、第1及び第3アナログ
信号の極性が正でなければならないことに留意されたい
また第2アナログ信号■1を一定値とすれば、第3アナ
ログ信号V2の第1アナログ信号■9による除算(V2
/V9)ができる。
この回路は電子ボリウムとして利用できる。
第4図は第3図のアナログ乗除算回路の具体的ブロック
図である。
比較回路24は例えばLM339であり、三角波発生回
路82は例えば741の増巾器84、コンデンサ86及
び抵抗器88を有する積分回路90と、例えばLM33
9の比較器92、ダイオード94及び抵抗器96を有す
る第1アナログ信号レベル検出器98と、例えばLM3
39の比較器100及びダイオード102を有する接地
レベル検出器104とより構成されている。
尚、比較器92及び100には正及び負電源電圧が供給
されている。
今、積分回路90の出力■6のレベルが上昇して第1ア
ナログ信号■。
のレベルを超すと、比較器92の非反転入力端子レベル
が反転入力端子レベルより高くなり、比較器92の出力
レベルは「低」レベルから正電源電圧等で決まる「高」
レベルになる。
よってダイオード94がオフからオンとなり、比較器1
00の非反転入力端子に「高」レベルが供給され、出力
端子も「低」レベルから正電源電圧等で決まる所\ 定の「高」レベルになる。
尚、ダイオード102もオンなので、正帰項作用により
比較器100の出力端子の「高」レベルへの変化は急激
に行なわれ、この「高」レベルへの変化によりダイオー
ド102はオフとなる。
よって積分回路90からの出力v6のレベルは下降を開
始する。
このレベルの下降により、比較器92の非反転入力端子
レベル(信号Ve)が反転入力端子レベル(第1アナロ
グ信号V9)より低くなるので、比較器92の出力レベ
ルは「高」レベルから負電源電圧等で決まる「低」レベ
ルに変化してダイオード94はオフする。
しかし、比較器100の非反転入力端子には抵抗器96
を介して積分器90からの正レベルの出力が供給されて
いるので、比較器100の出力レベルは所定の「高」レ
ベルを維持する。
積分器90からの出力■6のレベルが接地レベル(比較
器100の反転入力端子1ノベル)に達すると、比較器
100の出力レベルは「高」レベルから負電源電圧等で
決まる所定の「低」レベルに急激に変化し、ダイオード
102はオンとなる。
この「低」レベルにより積分器90の出力V6は再び上
昇を開始する。
上述の動作の繰返しにより、積分器90の出力■6は、
−力のピーク値が接地レベルであり、他方のピーク値が
第1アナログ信号■、により制御され、コンデンサ86
及び抵抗器88の値で傾斜が決まる三角波信号となる。
第5図は第3図に示した本発明による乗除算回路を用い
たRMS回路のブロック図である。
第3図の乗除算回路106の第1及び第2入力端子を入
力端子105に共通接続し、出力端子20を平均回路1
08を介して出力端子110に接続する。
この出力端子110は乗除算回路106の第3入力端子
80に接続する。
よって出力端子110より入力端子105に加わった入
力信号のRMSを得ることができる。
上述の如く本発明のアナログ乗除算回路に用いる三角波
発生回路は、増幅器84、コンデンサ86及び抵抗器8
8から成るミラー積分回路を用いているので三角波信号
の直線性が良好となる。
また、三角波信号の最大及び最小値を夫々決定す専用の
比較器92及び100を用いているので、最大及び最小
値を夫々第1アナログ信号レベル及び基準レベルに確実
に設定できる。
特に比較器92の比較結果は比較器100を介してミラ
ー積分回路を制御するので、三角波信号の傾斜の切換え
は全て比較器100により行なう。
よって、比較器100の出力レベルのみにより三角波信
号の対称性が決まるので、良好な対称性が容易に得られ
る。
また、比較器100には正帰還路を設けであるので、こ
の傾斜切換動作を高速に行なえる。
更に、ダイオード94及び102を接続することにより
、比較器92及び100の比較動作の干渉を防止できる
またPN接合を利用していないので、大振1〕アナログ
信号の乗除算が可能となり、温度変化に対しても安定し
た出力信号を発生する。
更に大振巾信号を扱うのでノイズに影響されにくくなる
等種々の顕著な作用効果を有する。
尚、本発明ではアナログ入力信号の周波数はスイッチ手
段及び制御手段の特性で制限されるが、特に直流及び低
周波信号用の高精度アナログ乗除算回路に適する。
上述は本発明の好適な実施例について説明したが、当業
者には本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更
が可能なことが理解されよう。
例えば平均手段は所定期間毎にリセットされる積分回路
でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアナログ乗算回路のブロック図、第2図
は第1図の動作波形図、第3図は本発明のアナログ乗除
算回路のブロック図、第4図は第3図の具体的ブロック
図、第5図は本発明のアナログ乗除算回路を用いた実効
値回路の7177図である。 82:三角波発生回路、24:比較回路、16:スイッ
チ手段、18:平均手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1アナログ信号の振幅に応じて振幅が制御される
    三角波信号を発生する三角波発生回路と、該三角波発生
    回路からの三角波信号を第2アナログ信号と比較する比
    較回路と、該比較回路からの出力信号に応じて第3アナ
    ログ信号及び基準レベルの一方を選択するスイッチ手段
    と、該スイッチ手段からの出力信号を平均する平均手段
    とを具え、上記三角波発生回路は負帰還路にコンデンサ
    を有する増幅器と、該増幅器の出力信号を上記第1アナ
    ログ信号と比較する第1比較器と、非反転入力端に上記
    増幅器及び上記第1比較器の出力信号が夫々第1抵抗器
    及び第1ダイオードを介して供給されると共に反転入力
    端に基準レベルが供給される第2比較器と、該第2比較
    器の正帰還路に挿入された第2ダイオードと、上記第2
    比較器の出力端及び上記増幅器の入力端間に接続された
    第2抵抗器とを含み、上記増幅器の出力端から上記三角
    波信号を得、上記平均手段から上記第2及び第3アナロ
    グ信号の積を上記第1アナログ信号で除した値に比例す
    る出力信号を得ることを特徴とするアナログ乗除算回路
JP15573478A 1978-12-19 1978-12-19 アナログ乗除算回路 Expired JPS5920151B2 (ja)

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JPS59121469A (ja) * 1982-12-27 1984-07-13 Omron Tateisi Electronics Co 時分割掛算回路
WO1989012280A1 (en) * 1988-06-09 1989-12-14 Asahi Kasei Microsystems Co., Ltd. Analog operation circuit
US6762742B2 (en) 2000-12-29 2004-07-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for automatic brightness control for use in liquid crystal display device

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