JPH0554165U - トランクヒンジの取付構造 - Google Patents

トランクヒンジの取付構造

Info

Publication number
JPH0554165U
JPH0554165U JP10732791U JP10732791U JPH0554165U JP H0554165 U JPH0554165 U JP H0554165U JP 10732791 U JP10732791 U JP 10732791U JP 10732791 U JP10732791 U JP 10732791U JP H0554165 U JPH0554165 U JP H0554165U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk
vehicle body
base plate
mounting
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10732791U
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 伊吹
誠 竹原
雅之 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP10732791U priority Critical patent/JPH0554165U/ja
Publication of JPH0554165U publication Critical patent/JPH0554165U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランクリッドと車体との段差をなくして外
観品質の向上を図ると共にトランクヒンジの装着位置調
整作業の作業性の向上を図る。 【構成】 車体11のトランク12を開閉自在なリッド
13を上方に揺動自在に支持するトランクヒンジ41の
取付構造において、車体11の所定の位置に位置決めピ
ン44を設ける一方、トランクヒンジ41のベースプレ
ート42の中央部に位置決めピン44が嵌合する位置決
め孔45を形成すると共にベースプレート42の前後に
固定ボルト26が貫通する上下に沿う取付長孔43を形
成し、トランクヒンジの車体装着時にベースプレートを
位置決めピンを支点として回動させながらその装着位置
を調整してトランクリッドの取付面を正確に設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車体の後部開口を開閉自在なリッドを上方に揺動自在に支持するトラ ンクヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5にトランクの開扉状態を表す車体後部の斜視、図6に従来のトランクヒン ジの斜視を示す。
【0003】 セダンタイプの車両には、一般的に、後部に荷物を収納するためのトランク( 開口部)が形成されており、リッドがトランクヒンジによって開閉自在で、且つ 、トランクロックによって施解錠できるようになっている。即ち、図5に示すよ うに、車体11の後部にはトランクとしての開口12が形成されており、この開 口12はトランクリッド13により開閉自在となっている。トランクリッド13 は前端部が一対のトランクヒンジ14によって上方に揺動自在に支持されると共 に、後端部がトランクロック15によって施解錠できるようになっている。
【0004】 トランクヒンジ14は、図6に示すように、四節リンク機構を用いており、こ の四節リンク機構は車体11に固定されるベースプレート21とトランクリッド 13に固定される取付ブラケット22とが第1及び第2のリンク23,24によ って連結されることで構成されている。
【0005】 ベースプレート21は前端部及び後端部に取付孔25が形成されており、固定 ボルト26が各取付孔25を貫通して車体11に螺合することでこのベースプレ ート21が車体11に取付けられる。一方、取付ブラケット22は断面がL字形 状をなし、水平部27に前後2つの取付孔28が形成されており、図示しない固 定ボルトが各取付孔28を貫通してトランクリッド13に螺合することでこの取 付ブラケット22がトランクリッド13に取付けられる。そして、取付ブラケッ ト22の前部とベースプレート21の前部が第1のリンク23及び連結ピン29 ,30によって連結され、取付ブラケット22の後部とベースプレート21の後 部が第2のリンク24及び連結ピン31,32によって連結されている。
【0006】 なお、第2のリンク24は第1のリンク23に対して長く形成されている。ま た、ベースプレート21には連結ピン33が取付けられており、この連結ピン3 3とトランクリッド13との間には図示しないガススプリングが装着されている 。従って、このガススプリングによってトランクリッド13は常時開扉方向に付 勢されることとなり、適所にストッパを設けることでこのトランクリッド13は 最大開扉状態で付勢保持することができるようになっている。
【0007】 而して、閉扉状態にあるトランクリッド13を開くには、図示しないオープナ ハンドルを操作してトランクロック15を解錠し、トランクリッド13の拘束を 解除すると、このトランクリッド13はガススプリングの付勢力によって上方に 揺動して開扉する。このとき、第1及び第2のリンク23,24はそれぞれ連結 ピン29,31を支点として図5において時計回り方向に回動することで、取付 ブラケット22は水平状態から起立状態となり、これによってトランクリッド1 3は開扉することができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のトランクヒンジ14にあって、このトランクヒンジ14は2つ の固定ボルト26によって車体11に取付けられている。トランクリッド13は 取付時、このトランクリッド13の外表面と車体11の外表面との間に段差がな いようにしなければならない。トランクリッド13の装着位置はトランクヒンジ 14(ベースプレート21)の取付位置によって決まるものであり、トランクリ ッド13の適正な装着状態を得るためにはベースプレート21や取付ブラケット 22、あるいは固定ボルト26が貫通するベースプレート21の取付孔25の穿 設位置を正確に加工しなければならない。
【0009】 ところが、ベースプレート21や第1及び第2のリンク23,24などの部材 の加工精度のばらつきによって固定ボルト26によりトランクヒンジ14を常時 車体11の同じ位置に取付けることは難しい。従って、トランクリッド13の装 着位置は車体ごとにばらついてしまい、トランクリッド13を多数の車体11の 外表面との間に段差がないように取付けることは困難であり、外観品質が低下し てしまうという問題があった。
【0010】 そのため、従来、トランクリッド13の装着位置を調整することができるよう に、トランクヒンジ14のベースプレート21に形成された取付孔25の一方、 あるいは両方を上下に沿う長孔にすることで対処している。しかし、取付孔25 の一方を長孔にすると、ベースプレート21を丸孔を支点として回動させること でトランクリッド13の装着位置を調整することとなり、調整量を多く取るため には長孔の長さを長くしなければならず、部材の大型化を招いてしまう。また、 取付孔25の両方を長孔にすると調整が難しく、作業に長時間を要してしまうと いう問題があった。
【0011】 本考案はこのような問題点を解決するものであって、車体の外観品質の向上を 図ると共にトランクヒンジの装着位置調整作業の作業性の向上を図ったトランク ヒンジの取付構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案のトランクヒンジの取付構造は、車体の後 部開口を開閉自在なリッドを上方に揺動自在に支持するトランクヒンジの取付構 造において、車体側の所定の位置に位置決めピンを設ける一方、車体側に固定さ れるトランクヒンジのベースプレートの中央部に前記位置決めピンが嵌合する位 置決め孔を形成すると共に、該べースプレートの前後に形成されて固定ボルトが 貫通する取付孔を上下に沿う長孔としたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】 トランクヒンジを車体に装着する場合、ベースプレートの位置決め孔を車体側 の位置決めピンに嵌合し、その位置決めピンを支点にして取付孔に沿ってベース プレートを回動させながらトランクヒンジの装着位置を調整し、固定ボルトによ ってベースプレートを固定する。従って、トランクヒンジは所定の位置に装着さ れ、トランクリッドの取付面が適正位置となる。
【0014】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0015】 図1に本考案の一実施例に係るトランクヒンジの取付構造を表すトランクヒン ジの斜視、図2にトランクリッドの開扉状態を表すトランクヒンジの正面、図3 にトランクリッドの閉扉状態を表すトランクヒンジの正面、図4にトランクヒン ジの上面を示す。なお、従来と同様の機能を有する部材には同一の符号を付して 重複する説明は省略する。
【0016】 図1乃至図4に示すように、トランクヒンジ41は四節リンク機構によって構 成されており、車体11に固定されるベースプレート42とトランクリッド13 に固定される取付ブラケット22と両者を連結する第1及び第2のリンク23, 24からなっている。
【0017】 ベースプレート42は前端部及び後端部に上下に沿う取付長孔43が形成され ており、固定ボルト26が各取付長孔43を貫通して車体11に螺合することで このベースプレート42を車体11に取付けることができるようになっている。 一方、取付ブラケット22は前後に取付孔28が形成されており、図示しない固 定ボルトによってトランクリッド13に取付けることができるようになっている 。そして、取付ブラケット22の前部とベースプレート21の前部が第1のリン ク23及び連結ピン29,30によって連結され、取付ブラケット22の後部と ベースプレート21の後部が第2のリンク24及び連結ピン31,32によって 連結されている。なお、このトランクヒンジ41にはガススプリングが装着され 、トランクリッド13を常時開扉方向に付勢している。
【0018】 また、本実施例のトランクヒンジの取付構造において、車体11側の所定の位 置には位置決めピン44が固着されている。一方、トランクヒンジ41のベース プレート42にはその中央部に位置決めピン44が嵌合する位置決め孔45が形 成されている。
【0019】 而して、トランクヒンジ41を車体に装着するには、まず、ベースプレート4 2の位置決め孔45を車体11の位置決めピン44に嵌合する。次に、ベースプ レート42をその位置決めピン44を支点として取付長孔43に沿って上下に回 動させながらトランクヒンジ41の装着位置を調整する。即ち、図示しない治具 によってトランクリッド13の取付位置及び角度を設定し、取付ブラケット22 の取付面をここに当ててトランクヒンジ41の取付位置を設定する。そして、ベ ースプレート42を固定ボルト26によって車体11に固定する。従って、トラ ンクヒンジは所定の位置に装着され、トランクリッド13の取付面が適正位置と なる。
【0020】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案のトランクヒンジの取付構 造によれば、車体側の所定の位置に位置決めピンを設ける一方、トランクヒンジ のベースプレートの中央部に位置決めピンが嵌合する位置決め孔を形成すると共 にそのベースプレートの前後に形成される固定ボルトが貫通する取付孔を上下に 沿う長孔としたので、トランクヒンジの車体装着時に、ベースプレートを位置決 めピンを支点として回動させながら簡単にその装着位置を調整することができる と共にトランクリッドの取付面を正確に設定することができ、トランクリッドと 車体との段差をなくして外観品質を向上させることができ、また、トランクヒン ジの装着位置調整作業の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るトランクヒンジの取付
構造を表すトランクヒンジの斜視図である。
【図2】トランクリッドの開扉状態を表すトランクヒン
ジの正面図である。
【図3】トランクリッドの閉扉状態を表すトランクヒン
ジの正面図である。
【図4】トランクヒンジの上面図である。
【図5】トランクの開扉状態を表す車体後部の斜視図で
ある。
【図6】従来のトランクヒンジの斜視図である。
【符号の説明】
11 車体 12 開口(トランク) 13 トランクリッド 22 取付ブラケット 23 第1のリンク 24 第2のリンク 26 固定ボルト 27,30,31,32 連結ピン 41 トランクヒンジ 42 ベースプレート 43 取付長孔 44 位置決めピン 45 位置決め孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部開口を開閉自在なリッドを上
    方に揺動自在に支持するトランクヒンジの取付構造にお
    いて、車体側の所定の位置に位置決めピンを設ける一
    方、車体側に固定されるトランクヒンジのベースプレー
    トの中央部に前記位置決めピンが嵌合する位置決め孔を
    形成すると共に、該ベースプレートの前後に形成されて
    固定ボルトが貫通する取付孔を上下に沿う長孔としたこ
    とを特徴とするトランクヒンジの取付構造。
JP10732791U 1991-12-26 1991-12-26 トランクヒンジの取付構造 Withdrawn JPH0554165U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10732791U JPH0554165U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 トランクヒンジの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10732791U JPH0554165U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 トランクヒンジの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554165U true JPH0554165U (ja) 1993-07-20

Family

ID=14456248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10732791U Withdrawn JPH0554165U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 トランクヒンジの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0554165U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145306A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Kanto Auto Works Ltd パワーラゲッジユニット及びその組付け方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145306A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Kanto Auto Works Ltd パワーラゲッジユニット及びその組付け方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6591452B2 (en) Motor vehicle door, particularly rear door, hinge
JPH07107340B2 (ja) 自動車ドア錠
JP2003278440A (ja) アーム式ヒンジ
EP0000277B1 (en) Hinge assembly and vehicle including same
JPH0554165U (ja) トランクヒンジの取付構造
JP2866231B2 (ja) 自動車ボデーの外板部材とトランクリッドの組付調整方法
JPH09206644A (ja) 塗装用ドア治具
JPH08258630A (ja) 両開き可能なルーフボックス
US5407240A (en) Lock for a sliding door
JPS6125874B2 (ja)
JP3738419B2 (ja) 車両用開閉体のヒンジ装置、及びこのヒンジ装置を備える開閉装置
US6199849B1 (en) Device for momentarily mounting a sliding door to a vehicle body
JPS5836768Y2 (ja) 自動車用ドアヒンジ
JPS5918050Y2 (ja) 窓の開閉具
JPS6017373Y2 (ja) 車輛用ドア開閉装置
JPS6010938Y2 (ja) 開閉蓋のステ−装置
JP2650496B2 (ja) ドアガラスの建付調整装置
JP2507398Y2 (ja) ロック装置
JPH035453Y2 (ja)
JPH061746Y2 (ja) ゲーム機用施錠装置
JP2679131B2 (ja) 自動車のドアヒンジ
JP3379364B2 (ja) 扉付きキャビネットにおける扉取付構造
JPH0322460Y2 (ja)
JPH0710797Y2 (ja) パチンコ機の施錠装置
JPH0630610Y2 (ja) 車両用開閉体の開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404