JPH0554158A - 電流モードで動作する乗算回路,除算回路および確定値演算回路 - Google Patents

電流モードで動作する乗算回路,除算回路および確定値演算回路

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JPH0554158A
JPH0554158A JP23897291A JP23897291A JPH0554158A JP H0554158 A JPH0554158 A JP H0554158A JP 23897291 A JP23897291 A JP 23897291A JP 23897291 A JP23897291 A JP 23897291A JP H0554158 A JPH0554158 A JP H0554158A
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JP
Japan
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current
transistor
circuit
mirror
transistors
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JP23897291A
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English (en)
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Keiji Owatari
恵史 大渡
Hidetoshi Matsumoto
英俊 松本
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Omron Corp
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Omron Corp
Research Development Corp of Japan
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクト,安価,高速の乗算回路,除算回
路および確定値演算回路を実現する。 【構成】 電流ミラーと差動回路とを用いて乗算回路ま
たは除算回路を構成する。複数の乗算回路20,加算を行
なう結節点13,14および除算回路Q11,Q12,Q13,Q
14の組合せにより確定値演算回路が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,電流モードで動作する乗算回
路,除算回路および確定値演算回路に関する。確定値演
算回路はとくに,ファジィ推論において,ファジィ推論
演算結果をデファジファイして確定値を算出するための
重心演算に好適に用いられる。
【0002】
【従来技術】ファジィ推論演算はファジィ推論ルールに
したがって行なわれ,そのルールはたとえば次のように
表現される。
【0003】 If x=NL,y=NM,then z=PL (ルール1) If x=NM,y=NS,then z=PM (ルール2) If x=NS,y=NS,then z=PM (ルール3) ‥‥ ‥‥ ‥‥ If x=PL,y=ZR,then z=NL (ルールn)
【0004】If x=NL,y=NM等を前件部,then
z=PL等を後件部という。xおよびyは入力変数,
zは出力変数である。NL,NM,…,PL等はメンバ
ーシップ関数である。メンバーシップ関数はファジィ推
論の目的に応じて種々のものが用いられるが,最も広く
用いられるメンバーシップ関数の代表的なものを挙げる
と次の通りである。
【0005】 NL(Negative Large):負に大きい NM(Negative Medium ):負に中位 NS(Negative Small):負に小さい ZR(Almost Zero ):ほぼ零 PS(Positive Small):正に小さい PM(Positive Medium ):正に中位 PL(Positive Large):正に大きい
【0006】NL,NM,…,PLをメンバーシップ関
数のラベルという。以下の説明では便宜的に上述した7
種類のメンバーシップ関数を用いる。
【0007】ファジィ推論は一般的に次のようにして実
行される。
【0008】入力変数xおよびyに関する入力値が与え
られると,各ルールの前件部においてファジィ命題(x
=NL等)ごとに,入力値に対応するメンバーシップ関
数の値(適合度という)が求められる。続いて各ルール
の前件部ごとに,適合度の最小値(これを前件部適合度
という)が演算される(MIN演算)。
【0009】後件部のメンバーシップ関数が同じルール
(たとえば上述のルール2とルール3の後件部のメンバ
ーシップ関数のラベルはともにPMである)について
は,前件部適合度の最大値が算出される(MAX演
算)。
【0010】このようにして,後件部の7種類のメンバ
ーシップ関数のラベルごとに前件部適合度が得られる
と,この前件部適合度を対応する後件部メンバーシップ
関数に作用させる演算(トランケーション)が実行され
る。トランケーション結果が重ね合わされ(MAX演
算),最終的な推論結果が得られる。
【0011】この最終的な推論結果はファジィ量であ
る。デファジファイ(非ファジィ化)のための種々の演
算が考えられているが,その中でも重心演算が最も広く
用いられている。最終的な推論結果の重心演算により確
定値が得られる。
【0012】この重心演算を簡単にするために後件部メ
ンバーシップ関数としてシングルトンが用いられる。シ
ングルトンはそれに付与された重みによって表現され
る。7種類のメンバーシップ関数NL〜PLに対応する
シングルトンSNL〜SPLの重みをWNL〜WPLとする。ま
た,後件部メンバーシップ関数NL〜PLにそれぞれ対
応する前件部の適合度をaNL〜aPLとする。この場合の
重心演算は次式で与えられる。
【0013】
【数1】
【0014】Wが最終的に得られる確定値である。
【0015】確定値演算回路は式(1) にしたがう演算を
行なうものである。
【0016】従来の確定値演算回路はハイブリッドIC
(集積回路)により構成されており,式(1) の分子(重
み付き加算)を演算するとともに式(1) の分母(加算)
を演算するIC,このICの出力信号を増幅するIC,
式(1) の除算を実行するIC,および除算結果を表わす
信号を増幅する出力用ICから構成されていた。
【0017】このように従来の確定値演算回路はいくつ
かのICを組合せて構成されるハイブリッドICにより
実現されていたので,高価となる,実装面積が大きくな
る,低速であるという問題点があった。
【0018】
【発明の概要】この発明は,安価で,基板サイズが小さ
くてコンパクトにでき,高速演算が可能である乗算回
路,除算回路および確定値演算回路を提供することを目
的とする。
【0019】この発明による乗算回路,除算回路および
確定値演算回路は電流モードで動作する。
【0020】この発明による電流モードで動作する乗算
回路は,少なくとも2つの第1および第2のトランジス
タから構成され,第1のトランジスタに第1の入力電流
が与えられる電流ミラー,上記電流ミラーの第2のトラ
ンジスタに上記第1の入力電流と逆方向のバイアス電流
を与える第1の電流源,ならびに上記電流ミラーの第2
のトランジスタに現われる電位が制御端子に与えられる
第3のトランジスタと,固定電圧が制御端子に与えられ
かつ第2の入力電流が与えられる第4のトランジスタ
と,これらの両トランジスタを電流駆動する第2の電流
源とを含む差動回路から構成され,上記差動回路の第3
のトランジスタに,第1の入力電流と第2の入力電流と
の積を表わす出力電流が現われる。
【0021】この発明による電流モードで動作する除算
回路は,少なくとも2つの第1および第2のトランジス
タから構成され,第1のトランジスタに第1の入力電流
が与えられ,第2のトランジスタに上記第1の入力電流
と逆方向の第2の入力電流が与えられる電流ミラー,な
らびに上記電流ミラーの第2のトランジスタに現われる
電位が制御端子に与えられる第3のトランジスタと,固
定電圧が制御端子に与えられる第4のトランジスタと,
これらの両トランジスタを電流駆動する第1の電流源
と,上記第4のトランジスタにバイアス電流を与える第
2の電流源とを含む差動回路から構成され,上記第1の
電流を上記第2の電流で除した値で表わす出力電流が上
記差動回路の上記第3のトランジスタから得られる。
【0022】この発明による電流モードで動作する確定
値演算回路は上述の乗算回路および除算回路を利用して
構成される。この確定値演算回路は,異なるラベルの複
数の後件部のそれぞれについて得られた前件部推論結果
を表わす複数の適合度電流と,それらに対応する後件部
の重みを表わす重み電流との積を表わす積電流をそれぞ
れ発生する複数の乗算回路,上記複数の乗算回路からそ
れぞれ出力される積電流の和を表わす第1の電流を出力
する第1の結節点,上記複数の適合度電流の和を表わす
第2の電流を出力する第2の結節点,ならびに上記第1
の結節点から出力される上記第1の電流を上記第2の結
節点から出力される上記第2の電流で除して得られる確
定値を表わす電流を出力する除算回路から構成される。
【0023】上記除算回路は,少なくとも2つの第1お
よび第2のトランジスタから構成され,第1のトランジ
スタに上記第1の入力電流が与えられ,第2のトランジ
スタに上記第1の入力電流と逆方向の上記第2の入力電
流が与えられる電流ミラー,ならびに上記電流ミラーの
第2のトランジスタに現われる電位が制御端子に与えら
れる第3のトランジスタと,固定電圧が制御端子に与え
られる第4のトランジスタと,これらの両トランジスタ
を電流駆動する第1の電流源と,上記第4のトランジス
タにバイアス電流を与える第2の電流源とを含む差動回
路から構成され,上記確定値電流が上記差動回路の上記
第3のトランジスタから得られる。
【0024】上記の各乗算回路は,少なくとも2つの第
5および第6のトランジスタから構成され,第5のトラ
ンジスタに適合度電流が与えられる電流ミラー,上記電
流ミラーの第6のトランジスタに上記適合度電流と逆方
向のバイアス電流を与える第3の電流源,ならびに上記
電流ミラーの第6のトランジスタに現われる電位が制御
端子に与えられる第7のトランジスタと,固定電圧が制
御端子に与えられかつ上記重み電流が与えられる第8の
トランジスタと,これらの両トランジスタを電流駆動す
る第4の電流源とを含む差動回路から構成され,上記差
動回路の第7のトランジスタに,適合度電流と重み電流
との積を表わす上記積電流が現われる。
【0025】以上のようにこの発明による乗算回路,除
算回路および確定値演算回路は回路構成が比較的簡素で
IC化した場合にもチップ・サイズを小さくできるので
安価に提供でき,また基板サイズが小さくなるのでコン
パクトであり,高速演算が可能となる。複数の乗算回路
と1つの除算回路を組合せることによりファジィ推論に
おける確定値算出のための重心演算を行なう確定値演算
回路を1つのICで実現することも可能である。
【0026】
【実施例の説明】まず乗算回路について図1を参照して
説明する。この乗算回路は,入力電流IINとIw との積
に比例する電流IO を出力するものである。
【0027】2つのnpnトランジスタQ1とQ2とか
ら構成される電流ミラー,2つのnpnトランジスタQ
3とQ4とから構成される差動回路,および出力用の電
流ミラー(2つのpnpトランジスタから構成される)
3が設けられている。
【0028】電流ミラーを構成する一方のトランジスタ
Q1のコレクタに入力電流IINが流入する方向に与えら
れる。このトランジスタQ1のエミッタは接地されてい
る。他方のトランジスタQ2のコレクタには電源電圧V
CCが与えられ,エミッタからは電流源1によってI
BIAS1 の電流が流出するように構成されている。
【0029】差動回路において,トランジスタQ3とQ
4の共通に接続されたエミッタには電流源2が接続され
ている。一方のトランジスタQ3のベースはトランジス
タQ2のエミッタ電位VB によって制御され,他方のト
ランジスタQ4のベースは接地されている。このトラン
ジスタQ4のコレクタに入力電流Iw が流入する方向に
与えられる。トランジスタQ3のコレクタに流入する電
流I3 が出力電流となる。この出力電流I3 は電流ミラ
ー3によって方向が反転されて出力電流IO となる。
【0030】この乗算回路は好ましくはICにより実現
される。
【0031】トランジスタQ1のベース電位VA は次式
で与えられる。
【0032】
【数2】VA =VT ln(IIN/IS1) ‥式(2)
【0033】ここでVT はしきい値電圧,IS1はトラン
ジスタQ1の飽和電流である(以下,トランジスタQ
2,Q3,Q4の飽和電流を同じようにIS2,IS3,I
S4でそれぞれ表わす)。
【0034】トランジスタQ2のエミッタ電位VB (こ
れは上述のようにトランジスタQ3のベース電位に等し
い)は,トランジスタQ2のベース/エミッタ電圧をV
BE2 とすると次式で表わされる。
【0035】
【数3】 VB =VA −VBE2 =VT ln(IIN/IS1)−VT ln(IBIAS1 /IS2) =VT ln[(IIN/IBIAS1 )(IS2/IS1)] ‥式(3)
【0036】一方,トランジスタQ4のベースは接地さ
れているから,そのミエッタ電位VC (これはトランジ
スタQ3のエミッタ電位に等しい)は次式で与えられ
る。
【0037】
【数4】 VC =0−VBE4 =−VT ln(Iw /IS4) ‥式(4)
【0038】ここでVBE4 はトランジスタQ4のベース
/エミッタ電圧である。
【0039】トランジスタQ3のベース/エミッタ電位
BE3 は次のようになる。
【0040】
【数5】 VBE3 =VB −VC =VT ln[(IIN/IBIAS1 )(IS2/IS1)] −[−VT ln(Iw /IS4)] =VT ln{[(IIN・Iw )/IBIAS1 ][IS2/(IS1・IS4)]} ‥式(5)
【0041】トランジスタQ3のベース/エミッタ電圧
BE3 は,
【数6】VBE3 =VT ln(I3 /IS3) ‥式(6) とも表現できるので,式(5) と式(6) とを等しいと置く
と次のようになる。
【0042】
【数7】 VT ln(I3 /IS3) =VT ln{[(IIN・Iw )/IBIAS1 ][IS2/(IS1・IS4)]} ‥式(7) これより,
【数8】 I3 =[(IIN・Iw )/IBIAS1 ][IS2/(IS1・IS4)]IS3
【0043】IC回路においてはIS1,IS2,IS3およ
びIS4は相互にほぼ等しいと考えることができるので,
結局,出力電流IO は,
【数9】 IO =I3 =(IIN・Iw )/IBIAS1 ‥式(8) で表わされることになる。
【0044】すなわち,2つの入力電流IINとIw との
積を表わす出力電流IO が得られる。
【0045】ここで電流IBIAS1 は演算誤差が小さくな
るように設計時に任意に設定される。
【0046】図2は除算回路を含む確定値演算回路を示
している。この確定値演算回路も好ましくはICにより
実現される。
【0047】この確定値演算回路は式(1) に示す重心演
算を行なうものである。式(1) における前件部適合度a
i を表わす電流を入力電流IINi (i=NL〜PL)と
する。また,重みWi を表わす電流をIwi(i=NL〜
PL)とする。
【0048】後件部メンバーシップ関数のラベル数(こ
の実施例では7個)に等しい数の乗算回路20が設けられ
ている。この乗算回路20は図1に示す回路によって実現
される。各乗算回路20において式(8) の演算,すなわち
【数10】 IOi=(IINi ・Iwi)/IBIAS1 ‥式(9) が実行される。
【0049】乗算回路20の出力電流IOiは結節点(ノー
ド)13において加算される。結節点13の出力電流I1
次式で与えられる。
【0050】
【数11】
【0051】これは式(1) の分子に相当する。
【0052】一方,入力電流IINi は結節点(ノード)
14において加算される。結節点14の出力電流I2 は次式
で与えられる。
【0053】
【数12】
【0054】これは式(1) の分母に相当する。
【0055】除算回路は,2つのnpnトランジスタQ
11とQ12とからなる電流ミラー,および2つのトランジ
スタQ13とQ14とからなる差動回路によって構成されて
いる。この構成は図1に示す乗算回路の構成と同じであ
り,入力電流,バイアス電流が異なるだけである。
【0056】除算回路の入力電流は,電流ミラーのトラ
ンジスタQ11のコレクタに流入する電流I1 (式(10))
と,電流ミラーのトランジスタQ12のエミッタから流出
する電流I2 (式(11))とである。差動回路のトランジ
スタQ13とQ14のエミッタには電流源11が接続され,ト
ランジスタQ14のコレクタには電流源12によって電流I
BIAS2 が与えられる。トランジスタQ13のコレクタに流
入する電流Iout が除算結果を表わす出力電流となる。
【0057】この出力電流は次式で与えられることは,
図1と図2との比較,および式(8)から容易に理解され
よう。
【0058】
【数13】 Iout =(I1 /I2 )・IBIAS2 ‥式(12)
【0059】出力電流Iout が重心演算結果(式(1) の
Wに相当)を表わしている。電流IBIAS2 はゲインを調
整するための定数を表わす。
【0060】上記において,npnトランジスタをpn
pトランジスタと置きかえることもできる。また,バイ
ポーラ・トランジスタに代えてFET等の他のトランジ
スタを用いて上記の回路を実現することができるのはい
うまでもない。さらに,トランジスタQ11とQ12とから
なる電流ミラーを,さらに多くのトランジスタを入力側
に設けて構成されるマルチ入力電流ミラーで置きかえ,
結節点13の働きをこのマルチ入力電流ミラーで実現する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗算回路の回路図である。
【図2】除算回路を含む確定値演算回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
Q1,Q2,Q3,Q4,Q11,Q12,Q13,Q14 ト
ランジスタ 1,2,11,12 電流源 3 出力用電流ミラー 20 乗算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの第1および第2のトラ
    ンジスタから構成され,第1のトランジスタに第1の入
    力電流が与えられる電流ミラー,上記電流ミラーの第2
    のトランジスタに上記第1の入力電流と逆方向のバイア
    ス電流を与える第1の電流源,ならびに上記電流ミラー
    の第2のトランジスタに現われる電位が制御端子に与え
    られる第3のトランジスタと,固定電圧が制御端子に与
    えられかつ第2の入力電流が与えられる第4のトランジ
    スタと,これらの両トランジスタを電流駆動する第2の
    電流源とを含む差動回路,から構成され,上記差動回路
    の第3のトランジスタに,第1の入力電流と第2の入力
    電流との積を表わす出力電流が現われる電流モードで動
    作する乗算回路。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの第1および第2のトラ
    ンジスタから構成され,第1のトランジスタに第1の入
    力電流が与えられ,第2のトランジスタに上記第1の入
    力電流と逆方向の第2の入力電流が与えられる電流ミラ
    ー,ならびに上記電流ミラーの第2のトランジスタに現
    われる電位が制御端子に与えられる第3のトランジスタ
    と,固定電圧が制御端子に与えられる第4のトランジス
    タと,これらの両トランジスタを電流駆動する第1の電
    流源と,上記第4のトランジスタにバイアス電流を与え
    る第2の電流源とを含む差動回路,から構成され,上記
    第1の電流を上記第2の電流で除した値で表わす出力電
    流が上記差動回路の上記第3のトランジスタから得られ
    る電流モードで動作する除算回路。
  3. 【請求項3】 異なるラベルの複数の後件部のそれぞれ
    について得られた前件部推論結果を表わす複数の適合度
    電流と,それらに対応する後件部の重みを表わす重み電
    流との積を表わす積電流をそれぞれ発生する複数の乗算
    回路,上記複数の乗算回路からそれぞれ出力される積電
    流の和を表わす第1の電流を出力する第1の結節点,上
    記複数の適合度電流の和を表わす第2の電流を出力する
    第2の結節点,少なくとも2つの第1および第2のトラ
    ンジスタから構成され,第1のトランジスタに上記第1
    の入力電流が与えられ,第2のトランジスタに上記第1
    の入力電流と逆方向の上記第2の入力電流が与えられる
    電流ミラー,ならびに上記電流ミラーの第2のトランジ
    スタに現われる電位が制御端子に与えられる第3のトラ
    ンジスタと,固定電圧が制御端子に与えられる第4のト
    ランジスタと,これらの両トランジスタを電流駆動する
    第1の電流源と,上記第4のトランジスタにバイアス電
    流を与える第2の電流源とを含む差動回路,から構成さ
    れ,上記第1の電流を上記第2の電流で除して得られる
    確定値を表わす出力電流が上記差動回路の上記第3のト
    ランジスタから得られる,電流モードで動作する確定値
    演算回路。
  4. 【請求項4】 上記乗算回路が,少なくとも2つの第5
    および第6のトランジスタから構成され,第5のトラン
    ジスタに適合度電流が与えられる電流ミラー,上記電流
    ミラーの第6のトランジスタに上記適合度電流と逆方向
    のバイアス電流を与える第3の電流源,ならびに上記電
    流ミラーの第6のトランジスタに現われる電位が制御端
    子に与えられる第7のトランジスタと,固定電圧が制御
    端子に与えられかつ上記重み電流が与えられる第8のト
    ランジスタと,これらの両トランジスタを電流駆動する
    第4の電流源とを含む差動回路,から構成され,上記差
    動回路の第7のトランジスタに,適合度電流と重み電流
    との積を表わす上記積電流が現われる,請求項3に記載
    の電流モードで動作する確定値演算回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5796243A (en) * 1996-08-30 1998-08-18 Nec Corporation Current multiplier/divider circuit
WO2004061844A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Sony Corporation 光記録方法及び光記録装置
US9384371B2 (en) 2014-10-28 2016-07-05 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Compact CMOS current-mode analog multifunction circuit

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