JPH0554104A - 物体分解方式 - Google Patents
物体分解方式Info
- Publication number
- JPH0554104A JPH0554104A JP3242708A JP24270891A JPH0554104A JP H0554104 A JPH0554104 A JP H0554104A JP 3242708 A JP3242708 A JP 3242708A JP 24270891 A JP24270891 A JP 24270891A JP H0554104 A JPH0554104 A JP H0554104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objects
- group
- elements
- grasped
- correspondent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 計算機内に作り出した仮想的な3次元空間に
ある物体群を、孤立する物体を発生させることなしに2
つの物体群に分解することを可能とする。 【構成】 複数の物体を接続して成る結合体の特定の接
続関係を処理することにより2組の物に分割する。即
ち、計算機内に作り出した仮想的な3次元空間にある物
体群を分解する方式において、物体を節に物体間の接合
を枝に対応させたグラフを、必ず分離すべき2つの物体
という条件を満たすように、2つのサブグラフに分割す
ることにより、少なくとも1つの物体を含む2つの物体
群を生成することで物体群を分解する。
ある物体群を、孤立する物体を発生させることなしに2
つの物体群に分解することを可能とする。 【構成】 複数の物体を接続して成る結合体の特定の接
続関係を処理することにより2組の物に分割する。即
ち、計算機内に作り出した仮想的な3次元空間にある物
体群を分解する方式において、物体を節に物体間の接合
を枝に対応させたグラフを、必ず分離すべき2つの物体
という条件を満たすように、2つのサブグラフに分割す
ることにより、少なくとも1つの物体を含む2つの物体
群を生成することで物体群を分解する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機内に作り出した
仮想的な3次元空間にある物体群を分解するための、物
体分解方式に関する。
仮想的な3次元空間にある物体群を分解するための、物
体分解方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機で作り出した仮想的な3次
元空間内に存在する物体群を分解する際には、物体間の
接合関係を考慮せずに、単に物体群から分離させたい物
体のみを取り出しているに過ぎなかった。
元空間内に存在する物体群を分解する際には、物体間の
接合関係を考慮せずに、単に物体群から分離させたい物
体のみを取り出しているに過ぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物体間
の接合関係を考慮せずに物体を分解する従来方式では、
分解時に孤立する物体が発生してしまうという問題があ
る。
の接合関係を考慮せずに物体を分解する従来方式では、
分解時に孤立する物体が発生してしまうという問題があ
る。
【0004】例えば、図6(a)に示すように、物体1
と物体2、物体2と物体3、物体3と物体1が接合され
ている物体群から、物体2を分離させる場合には、物体
3と物体1とが接合されているために、図6(b)に示
すように、孤立する物体は発生しない。
と物体2、物体2と物体3、物体3と物体1が接合され
ている物体群から、物体2を分離させる場合には、物体
3と物体1とが接合されているために、図6(b)に示
すように、孤立する物体は発生しない。
【0005】ところが、図7(a)に示すように、物体
1と物体2、物体2と物体3が接合されている物体群か
ら、物体2を分離させる場合には、図7(b)に示すよ
うに、すべての物体がばらばらに分解されてしまう。従
って、分解作業を行う操作者が、物体3は物体2に接合
されたままで、物体1と物体2とを分離することを望ん
でいたとしても、従来方式ではそれを実現することがで
きない。
1と物体2、物体2と物体3が接合されている物体群か
ら、物体2を分離させる場合には、図7(b)に示すよ
うに、すべての物体がばらばらに分解されてしまう。従
って、分解作業を行う操作者が、物体3は物体2に接合
されたままで、物体1と物体2とを分離することを望ん
でいたとしても、従来方式ではそれを実現することがで
きない。
【0006】これに対して本発明は、物体間の接合関係
を考慮して物体の分解を行うことにより、孤立物体を発
生させないで2つの物体群に分解する物体分解方式を提
示することを目的とする。
を考慮して物体の分解を行うことにより、孤立物体を発
生させないで2つの物体群に分解する物体分解方式を提
示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の物体分解方式
は、仮想的な3次元空間にある互いに接合された複数の
物体を分解する方式において、複数物体間に認められた
接合関係のもとで、必ず分離すべき2つの物体という条
件を満たすように、初期物体群を少なくとも1つの物体
を含む2つの物体群に分解することを特徴とする。
は、仮想的な3次元空間にある互いに接合された複数の
物体を分解する方式において、複数物体間に認められた
接合関係のもとで、必ず分離すべき2つの物体という条
件を満たすように、初期物体群を少なくとも1つの物体
を含む2つの物体群に分解することを特徴とする。
【0008】
【作用】図3〜図5を用いて、本発明の物体分解方式の
作用を説明する。以下、両手を使って分解するものと仮
定し、必ず分離すべき2つの物体を、左手で掴む物体と
右手で掴む物体とする。
作用を説明する。以下、両手を使って分解するものと仮
定し、必ず分離すべき2つの物体を、左手で掴む物体と
右手で掴む物体とする。
【0009】図3(a)に示すように、物体1と物体
2、物体2と物体3が接合されている物体群から、物体
2を分離させる場合を考える。左手で物体1を掴んだ
後、右手で物体2を掴んだとする。後から掴んだ物体2
が、物体3に接合しており、しかも物体3が、最初に掴
んだ物体1に接合しているという条件から、図3(b)
に示すように、物体2は物体3と接合したまま、物体1
から分離する。
2、物体2と物体3が接合されている物体群から、物体
2を分離させる場合を考える。左手で物体1を掴んだ
後、右手で物体2を掴んだとする。後から掴んだ物体2
が、物体3に接合しており、しかも物体3が、最初に掴
んだ物体1に接合しているという条件から、図3(b)
に示すように、物体2は物体3と接合したまま、物体1
から分離する。
【0010】図4(a)に示すように、図3(a)と同
一初期状態で、左手で物体1を掴んだ後、右手で物体3
を掴んだとする。後から掴んだ物体3が、物体2に接合
しており、しかも物体2が、最初に掴んだ物体1に接合
しているという条件から、図4(b)に示すように、物
体3は単独で他の物体から分離する。
一初期状態で、左手で物体1を掴んだ後、右手で物体3
を掴んだとする。後から掴んだ物体3が、物体2に接合
しており、しかも物体2が、最初に掴んだ物体1に接合
しているという条件から、図4(b)に示すように、物
体3は単独で他の物体から分離する。
【0011】図5(a)に示すように、図3(a)の初
期状態に、物体1および物体3と接合している物体4を
追加した場合を考える。左手で物体を掴んだ後、右手で
物体2を掴んだとする。後から掴んだ物体2が、物体3
に接合しており、しかも物体3が、最初に掴んだ物体1
と接合している物体4に接合していという条件から、図
5(b)に示すように、物体2は単独で他の物体から分
離する。
期状態に、物体1および物体3と接合している物体4を
追加した場合を考える。左手で物体を掴んだ後、右手で
物体2を掴んだとする。後から掴んだ物体2が、物体3
に接合しており、しかも物体3が、最初に掴んだ物体1
と接合している物体4に接合していという条件から、図
5(b)に示すように、物体2は単独で他の物体から分
離する。
【0012】
【実施例】本発明の物体分解方式の一実施例を図1を用
いて説明する。
いて説明する。
【0013】例えば、図1(a)に示すように、物体1
と物体2、物体2と物体3、物体3と物体4、物体4と
物体5が接合されている物体群を、左手で物体1を掴ん
だ後、右手で物体4を掴んで分解する場合を考える。図
1(c)は、上記の接合関係をグラフ表現したものであ
り、要素11〜要素15が各々物体1〜物体5に対応し
ている。すなわち、連結された要素に対応する物体が互
いに接合されていることを意味する。図1(a)に示す
1つの物体群を2つの物体群に分解するために、まず、
「最初に掴んだ物体に対応する要素から、後で掴んだ物
体に対応する要素を通過せずに到達可能な要素の集合」
を求める。その結果、図1(c)の集合21が得られ
る。次に、「後から掴んだ物体に対応する要素から、先
に求めた集合の要素を通過せずに到達可能な要素の集
合」を求める。その結果、図1(c)の集合22が得ら
れる。集合21および集合22が、図1(b)に示す分
解後の物体群に対応する。
と物体2、物体2と物体3、物体3と物体4、物体4と
物体5が接合されている物体群を、左手で物体1を掴ん
だ後、右手で物体4を掴んで分解する場合を考える。図
1(c)は、上記の接合関係をグラフ表現したものであ
り、要素11〜要素15が各々物体1〜物体5に対応し
ている。すなわち、連結された要素に対応する物体が互
いに接合されていることを意味する。図1(a)に示す
1つの物体群を2つの物体群に分解するために、まず、
「最初に掴んだ物体に対応する要素から、後で掴んだ物
体に対応する要素を通過せずに到達可能な要素の集合」
を求める。その結果、図1(c)の集合21が得られ
る。次に、「後から掴んだ物体に対応する要素から、先
に求めた集合の要素を通過せずに到達可能な要素の集
合」を求める。その結果、図1(c)の集合22が得ら
れる。集合21および集合22が、図1(b)に示す分
解後の物体群に対応する。
【0014】他の例として、図2(a)に示すように、
物体5が物体2と接合している点が前例と異なる場合を
考えると、「最初に掴んだ物体に対応する要素から、後
で掴んだ物体に対応する要素を通過せずに到達可能な要
素の集合」として図2(c)の集合21を、「後から掴
んだ物体に対応する要素から、先に求めた集合の要素を
通過せずに到達可能な要素の集合」として図2(c)の
集合22を得る。
物体5が物体2と接合している点が前例と異なる場合を
考えると、「最初に掴んだ物体に対応する要素から、後
で掴んだ物体に対応する要素を通過せずに到達可能な要
素の集合」として図2(c)の集合21を、「後から掴
んだ物体に対応する要素から、先に求めた集合の要素を
通過せずに到達可能な要素の集合」として図2(c)の
集合22を得る。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明を適用する
ならば、計算機内に作り出した仮想的な3次元空間で接
合された物体群を、3つ以上の物体群に分割することな
く分解することができる。従って、両手を使って分解す
る際には、必ずどちらかの手で物体群が把持されている
ことになり、孤立した物体群を発生させずに分解するこ
とが可能である。この利点は、特に仮想的な作業空間で
3次元物体の組立分解作業を行うような場合には、極め
て大きいものであるといえる。
ならば、計算機内に作り出した仮想的な3次元空間で接
合された物体群を、3つ以上の物体群に分割することな
く分解することができる。従って、両手を使って分解す
る際には、必ずどちらかの手で物体群が把持されている
ことになり、孤立した物体群を発生させずに分解するこ
とが可能である。この利点は、特に仮想的な作業空間で
3次元物体の組立分解作業を行うような場合には、極め
て大きいものであるといえる。
【図1】本発明の一実施例を説明するための図。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための図。
【図3】本発明の作用を説明するための図。
【図4】本発明の作用を説明するための図。
【図5】本発明の作用を説明するための図。
【図6】従来の技術を説明するための図。
【図7】従来の技術を説明するための図。
1〜5 物体 11〜15 要素 21,22 集合
Claims (2)
- 【請求項1】 仮想的な3次元空間にある互いに接合さ
れた複数の物体を分解する方式において、複数物体間に
定められた接合関係のもとで、必ず分離すべき2つの物
体という条件を満たすように、初期物体群を少なくとも
1つの物体を含む2つの物体群に分解することを特徴と
する物体分解方式。 - 【請求項2】 仮想的な3次元空間にある互いに接合さ
れた複数の物体を第1及び第2の物体群に分解する方式
において、互いに必ず分離すべき第1の物体と第2の物
体を前記複数の物体の中から選び、前記第2の物体を経
ることなく前記第1の物体に互いに接続されている物体
群を第1の物体群とし、前記第1の物体群を経ることな
く前記第2の物体に互いに接続されている物体群を第2
の物体群とすることを特徴とする物体分解方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242708A JPH0554104A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 物体分解方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242708A JPH0554104A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 物体分解方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554104A true JPH0554104A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17093068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242708A Withdrawn JPH0554104A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 物体分解方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095840A (en) * | 1997-09-26 | 2000-08-01 | Yazaki Corporation | Module construction applied in car roof |
US6702607B2 (en) | 2000-05-10 | 2004-03-09 | Yazaki Corporation | Wiring harness and manufacturing method of the same |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3242708A patent/JPH0554104A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095840A (en) * | 1997-09-26 | 2000-08-01 | Yazaki Corporation | Module construction applied in car roof |
US6702607B2 (en) | 2000-05-10 | 2004-03-09 | Yazaki Corporation | Wiring harness and manufacturing method of the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Long et al. | A pantograph linkage parallel platform master hand controller for force-reflection | |
Garavel et al. | A graphical parallel composition operator for process algebras | |
JPH0293983A (ja) | 論理回路の自動合成方式 | |
JPH0554104A (ja) | 物体分解方式 | |
JPH1118005A (ja) | 画像効果処理方式およびコンピュータ | |
JPH03266064A (ja) | プログラム構成方法およびそのための装置 | |
JPH022753A (ja) | 汎用データ交換方式 | |
JPH02140859A (ja) | 計算機システムにおける画面制御方式 | |
JPH01177629A (ja) | キーボード処理方式 | |
JPH03240156A (ja) | データ処理システム | |
JPH0194443A (ja) | 制約型言語処理装置 | |
JPH06202927A (ja) | 情報処理システム | |
JPS61221934A (ja) | デ−タ処理装置 | |
SE9700022L (sv) | DVL-potentiering | |
JPS636656A (ja) | アレイプロセツサ | |
JPH01319853A (ja) | データ処理装置 | |
JPH02266424A (ja) | 対話処理合成システム | |
JPH01145730A (ja) | データ行先き制御方式 | |
JPH01237870A (ja) | 情報処理装置の制御方式 | |
JPS626303A (ja) | 連結機構動作記述方式 | |
JPH03225549A (ja) | グループ作業システム | |
JPH05165914A (ja) | 並列論理シミュレータ | |
JPS62208134A (ja) | 統合os計算機システム | |
JPH036665A (ja) | カード処理方式 | |
JPH04118739A (ja) | オンラインメニュー簡易切換方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |