JPH0554088U - 電動格納式ミラー - Google Patents

電動格納式ミラー

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JPH0554088U
JPH0554088U JP10449291U JP10449291U JPH0554088U JP H0554088 U JPH0554088 U JP H0554088U JP 10449291 U JP10449291 U JP 10449291U JP 10449291 U JP10449291 U JP 10449291U JP H0554088 U JPH0554088 U JP H0554088U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ミラー支持軸及び回転板の遊びをそれぞれ除去
して、ミラー支持軸および回転板の確実な位置決めを確
実に行うことができる電動格納式ミラーを提供するこ
と。 【構成】 駆動モータ21により回転駆動されてカム面
33aにより上下変位させられる従動円盤32が、上下
に変位可能なミラー支持軸34に対して上下に相対変位
させられる一方、ミラー支持軸34に回転力を伝達する
と共に、このミラー支持軸34の回転に伴う位置決用の
ボール36,47が設けられ、スプリング35,35’
でミラー支持軸34及び従動円盤32の遊びが夫々除去
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動格納式ミラー、特に、トラック・バス・ワゴン等の前面が略フ ラットな車両に用いられる電動格納式ミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電動格納式ミラーとしては、実公平3−22041号公報に示 すようなものが知られている。
【0003】 図6は、このような電動格納式ミラーaを示し、図示外のミラーを保持したホ ルダー1がクランク状のステー2の先端部に支持されている。また、ステー2の 基端部2aは車両本体3の適宜ヶ所に固定されたブラケットケース4に挿通され ていると共に、このブラケットケース4内に設けられた駆動装置5により回転さ れるミラー支持軸6に相対回転不能に固定されている。
【0004】 ミラー支持軸6は、その上下をブラケットケース4に回転可能に支持されてい る。また、ミラー支持軸6の上部にはブラケットケース4の上面4aに形成され た凹部4bと係合する突起6aが下方に向けて突出され、凹部4bと突起6aと が係合している状態においてミラー支持軸6の位置決めがなされている。
【0005】 駆動装置5は図示外のメインスイッチにより正転及び逆転する電動駆動手段と しての駆動モータ5aを備えている。この駆動モータ5aからの出力は減速ギヤ 機構5bの出力軸5cを介してこの出力軸5cに相対回転不能に設けられた押圧 板5dに伝達される。
【0006】 押圧板5dはスプリング7により下方に付勢されている。また、押圧板5dの 下方には駆動ギヤ5eが出力軸5cに回転可能に軸支されている。この駆動ギヤ 5eの上面と押圧板5dの下面には互いに係合してクラッチ機構を構成する凹凸 5f,5gが形成され、この凹凸5f,5gがスプリング7の付勢により係合し ている状態において出力軸5cの回転が押圧板5dを介して駆動ギヤ5eに伝達 される。
【0007】 駆動ギヤ5eは支持部材6bを介してミラー支持軸6の下端に相対回転不能に 軸支された従動ギヤ5hと噛み合っている。
【0008】 この従動ギヤ5hの下面にはブラケットケース4に転動可能に保持されたボー ル8の突出部分が係合する凹部5iが形成され、駆動ギヤ5eからの回転を受け た従動ギヤ5hは、その回転によりボール8と凹部5iとの係合状態が解除され ると同時に従動ギヤ5hからホルダー1に至る全ての部材がスプリング9の付勢 に抗して上方へと変位すると共にミラー格納方向へと回転する。
【0009】 一方、ステー2にかかる負荷が大きい場合には、ボール8と凹部5iとの係合 状態と、凹部4bと突起6aとの係合状態、並びに、凹凸5f,5gの係合状態 がスプリング7,9の付勢に抗して解除されてクラッチ断状態となり、駆動モー タ5aの焼付けが防止されるようになっている。
【0010】 尚、スプリング7,9の付勢力は、例えば、車両本体の走行時にかかる負荷に 対しては各係合手段の係合状態が解除されないように設定されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された電動格納式ミラーaにあっては、駆動モータ 5aの駆動によりミラー支持軸6を回転させる際に、従動ギヤ5dからホルダー 1に至る全ての部材を同時に持ち上げてボール8と凹部5iとの係合状態及び凹 部4bと突起6aとの係合状態を解除させる構造であるため、駆動モータ5aへ の負荷が大きいものであった。
【0012】 このような問題を除去すべく、駆動モータ5aによる初期動作時の駆動モータ 5aへの負荷を小さく設定するために、初期動作時に従動ギヤ5dのみがミラー 支持軸6に沿って上方に変位する様にすると共に、ミラー支持軸6の回転方向へ の位置決機構を設けることが考えられる。
【0013】 この場合、ミラー支持軸6の軸線方向の遊び及び従動ギヤ5dの軸方向の遊び をスプリングのバネ力で除去して、ミラー支持軸6及び従動ギヤ5dの確実な位 置決めが行われるようにするのが望ましい。
【0014】 そこで、本考案はこの要望に沿う電動格納式ミラーを提供することを目的とす るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この考案は、本体内に回転自在に配設した回転板を 電動駆動手段により回転駆動させて、該回転板の下面に設けた第1の係合部を前 記下面に対向するカム面に沿って案内されて前記回転板を上方に変位させると共 に、前記回転板の所定角度回転後に前記回転板の係止部と係合して前記回転板と 一体に回動されるミラー支持軸が上下動可能且つ回転可能に前記本体に保持され た電動格納式ミラーであって、 前記回転板の上方への変位時には前記ミラー支持軸に対して前記回転板を独立 して上方に変位させるように前記ミラー支持軸が前記回転板を上下動可能に貫通 しており、上下に位置して互いに対向する対向面が前記ミラー支持軸と前記本体 に設けられ、前記対向面のいずれか一方に複数の第2の係合部が設けられ、前記 第2の係合部を係合させ且つ前記ミラー支持軸の回転に伴い前記第2の係合部を 案内して前記ミラー支持軸側の対向面を本体側の対向面に対して上方に離反させ る位置決凹部が前記両対向面の他方に設けられていると共に、前記本体とミラー 支持軸との間及び前記本体と回転板との間に前記ミラー支持軸及び回転板を下方 に付勢する第1,第2の付勢手段がそれぞれ介装されている電動格納式ミラーと したことを要旨とする。
【0016】 また、前記回転板は、前記第1の係合部及び前記係止部を有する従動円板と 、前記電動駆動手段に連動し且つ前記第1の付勢手段で前記従動円板に圧接させ られた係合円板とを備えるクラッチ機構であることを要旨とする。
【0017】
【作用】
このような構成によれば、第1の係合部がセット状態にあり且つ第2の係合部 が位置決凹部に係合している状態から、電動駆動手段により回転板を回転駆動す ると、まず回転板のみが第1の係合部と本体側カム面の作用により上方に変位さ せられる。この際、回転板は第1の付勢手段の付勢力に抗して上方に変位させら れることになる。
【0018】 この回転に伴い、回転板が所定角度回転させられた後は、ミラー支持軸が回転 板の係止部と係合して回転板と一体に回動させられながら、ミラー支持軸及びミ ラー支持軸側の対向面が第2の係合部と位置決凹部の作用により本体側の対向面 に対して上方に離反させられる。この際、ミラー支持軸は第2の付勢手段の付勢 力に抗して上方に変位させられることになる。
【0019】
【実施例】
次に、本考案の電動格納式ミラーの実施例をトラック用電動格納式ミラーに適 用し図1乃至図4に基づいて説明する。
【0020】 図4において、符号10はフロントウインドウパネル11が装着されたキャブ で、このキャブ10の前部には電動格納式ミラーAが装着されている。
【0021】 この電動格納式ミラーAは、ミラー(図示せず)を保持したホルダー12と、 ホルダー12をその先端部で支持するクランク状のステー13と、ステー13の 基端部13aが固定された支持部40と、キャブ10の前部に固定されて支持部 40を回転可能に保持するブラケットケース14とを備えている。
【0022】 このブラケットケース14は、図1に示すように、上部ケース15と下部ケー ス16との合わせ構造により筺体を呈している。また、上部ケース15に形成さ れた中間壁15aによりブラケットケース14内に駆動部20を収納支持する駆 動部収納室17と、駆動部20からの動力を受けて作動する作動部30が収納さ れる作動部収納室18とが形成されている。
【0023】 駆動部20は、図示外のメインスイッチにより正転及び逆転する電動駆動手段 としての駆動モータ21と、駆動モータ21からの回転駆動速度を減速調節する 減速機構22と、減速機構22の出力軸23に固定された駆動ギヤ24と、駆動 ギヤ24と噛み合う大径ギヤ25aが設けられた2段ギヤ25とを備えている。 この2段ギヤ25は上部ケース15の中間壁15aの下端と下部ケース16とに 両端が支持された軸26に回転可能に軸支されている。
【0024】 減速機構22は、その本体の一部に突出形成された固定片22aが上部ケース 15に形成された支持突起15bにネジ27を介して支持されている。
【0025】 作動部30は、2段ギヤ25の小径ギヤ25bと噛み合って駆動ギヤ24から の回転駆動がクラッチ機構Cを介して伝達される従動ギヤ31と、従動ギヤ31 に回転可能に保持された従動円盤32と、従動円盤32の下方に対向された固定 部材33と、駆動ギヤ24の回転面内と交差した軸線を有し且つその下部34a には軸線に沿って切断された一対の平行な切断面34b,34cを有するミラー 支持軸34とを備えている。なお、従動円盤32と固定部材33とにより回転板 が構成されている。
【0026】 このクラッチ機構Cは、従動ギヤ31を下方向けて常時付勢している第1の付 勢手段としてのスプリング35と、従動ギヤ31の下面に形成された凹部31a と、従動円盤32の上面に形成されて凹部31aと係合する凸部32aとから構 成されて、凹部31aと凸部32aとが係合している状態において従動ギヤ31 の回転が従動円盤32に伝達され、凹部31aと凸部32aとの係合状態が解除 された際には従動ギヤ31と従動円盤32とが相対回転するように設定されてい る。
【0027】 従動円盤32はミラー支持軸34の下部34aに嵌着されたEリング34dと ミラー支持軸34の切断面34b,34cの上縁との間で上下変位するように貫 通孔32bにミラー支持軸34の下部34aが貫通されている。また、従動円盤 32の下面には第1の係合部としての複数のボール36,36…が一定間隔(図 では120゜間隔)で転動可能に保時されている。尚、従動円盤32がEリング 34dに弾接して下限に位置のときにはボール36は固定部材33に圧接されて いない状態に設定されている。また、この状態でのミラー支持軸34は、後述の 案内板42にボール47が係合していることにより、その回転及びガタが防止さ れている。
【0028】 貫通孔32bは、図2に示すように、ミラー支持軸34の下部34aと略同一 形状を呈していると共に、従動円盤32の回転中心点を基準に点対称な位置の縁 部に係止部としての切欠32c,32dが形成され、この切欠32c,32dに より、従動円盤32が図2(A)に示したセット状態から矢印イ方向(ミラー格 納方向)に回転しても、図2(B)に示したミラー駆動状態に至るまで、即ち、 切欠32c,32dがミラー支持軸34の切断面34b,34cに当接するまで ミラー支持軸34を回転させないように遊びが設定されている。
【0029】 固定部材33は、下部カバー16に形成された突起16aに嵌着係止されてい て、その軸回り方向の回転が阻止されている。また、固定部材33の上面には上 方に突設された平面視環状のカム面33aが形成されている。
【0030】 カム面33aは、従動円盤32に保持されたボール36,36…が転動するよ うに対向され、従動円盤32が回転した際には、従動円盤32を上下方向に変位 させるようにボール36を案内するテーパ面33bが形成されている。
【0031】 スプリング35の下端は従動ギヤ31に形成された座部31bに支持され、ス プリング35の上端は上部ケース15にスイッチ支持板37を介して支持された 座板38に弾接している。このスイッチ支持板37と上部ケース15に形成され た突起15cに嵌着された受板39との間にはスイッチSが設けられている。
【0032】 支持部40は、上部ケース15から突出されたミラー支持軸34の上部34e に相対回転不能、且つ、一体に固定された回転体41と、回転体41の下面と上 部ケース15との間に位置して上部ケース15に固定された案内板42と、回転 体41及び案内板42を覆う断面コ字状のカバー43と、カバー43の上面に位 置してステー13の下端部13aを支持する支持板44とを備えている。尚、図 1において、45,46はシール部材である。
【0033】 回転体41の下面41aには第2の係合部としての複数(図では一ヶ所のみ開 示)のボール47が一定間隔(図では120゜間隔)で転動可能に保持されてい る。
【0034】 案内板42は、上部ケース15の上面に突設された位置決突起15dにより位 置決され、且つ、ボルト48により上部ケース15に固定されている。また、案 内板42の上面42aには各ボール47に対向して位置決凹部42b(図では一 ヶ所のみ開示)が形成されている。
【0035】 支持板44は、カバー43に形成された小孔43aを貫通して回転体41に螺 着されたネジ49a及びナット49bを介して固定された基部44aと、この基 部44aから上方へ向けて折曲されてステー13の下端部13aが貫通された壁 部44bとを備えている。
【0036】 一方、ミラー支持軸34とスプリング35との間には第2の付勢手段としての スプリング35’が介装されている。
【0037】 このスプリング35’の上端は座板38に弾接し、スプリング35’の下端は 座板50に支持されてミラー支持軸34のみを下方に付勢するように設定されて いる。なお、座板50はミラー支持軸34の切断面34b,34cの上方に位置 した下部34aに固定されたEリング51に弾接している。
【0038】 上記の構成において、電動格納式ミラーAを図4の実線で示したセット状態か ら、図4の鎖線で示した格納状態へと切り換える場合には、先ず、図2(A)及 び図3(A)に図示したセット状態から図示外のメインスイッチを操作して駆動 モータ21を駆動させ、減速機構22、駆動ギヤ24、2段ギヤ25、従動ギヤ 31を経て従動円盤32を回転させる。
【0039】 この時従動円盤32は、図2(B)に示した所定角度までは独立して回転し、 従動円盤32の切欠32b,32cにミラー支持軸34の切断面34b,34c が当接すると同時に、図3(B)に示したように、従動円盤32のボール36が 固定部材33のテーパ面33bに案内されて従動円盤32がスプリング35の付 勢に抗して上方へ変位する。
【0040】 そしてこの状態から、継続して駆動モータ21の駆動を受けて従動円盤32が さらに同方向に回転すると、図3(C)に示したように、従動円盤32と一体に ミラー支持軸34、回転体41、カバー43、支持板44が回転してステー13 の回動が開始する。
【0041】 この時、回転体41に保持されたボール47と位置決凹部42bとの係合状態 が解除されると同時に、位置決凹部42bにボール47が案内されながらミラー 支持軸34、回転体41、カバー43、支持板44、ステー13が上方へ変位す る。また、ミラー支持軸34はスプリング35’の付勢力に抗して上方に変位さ せられることになる。
【0042】 さらに駆動モータ21が駆動して、図3(D)に示した格納位置まで従動円盤 32からステー13に至る回転部材が回転したことをスイッチSが検出すると、 駆動モータ21の電源が切断されて回転駆動が停止される。
【0043】 一方、この格納状態から、再びセット状態へと復帰させる場合には、図示外の メインスイッチを操作して駆動モータ21を上記とは逆方向に回転させる。する と、図3(E)及び図3(F)に示すように、今度は、従動円盤32並びにミラ ー支持軸34が一体となって逆方向へと回転して図3(A)に示したセット状態 へと同時に復帰すると同時に、スイッチSがこの復帰を検出して駆動モータ21 の駆動が停止される。
【0044】 なお、例えば、セット状態での走行中に木の枝等の障害物にホルダー12或は ステー13が当接した場合には、従動ギヤ31と従動円盤32とのクラッチ接続 状態がスプリング35に抗して解除されて、障害物の損傷が防止されると共に、 このクラッチ断状態により従動ギヤ31から駆動モータ21に至るまでの回転部 材の回転が制御されて駆動モータ21の損傷が防止される。
【0045】 このように、本考案の電動格納式ミラーAにあっては、セット状態から格納状 態へとホルダー12を変位させる場合に、駆動モータ21の作動初期における負 荷が従動円盤32までの回転部材からのみとなり、従動円盤32以降の回転部材 からの負荷が駆動モータ21にかからないので、駆動モータ21の焼付けが防止 されると同時に、第2の係止手段としてボール47を用いたことにより、駆動モ ータ21の出力設定を小さくすることができる。
【0046】 また、第2の係合手段としてのボール47が球面であるため、ボール47が係 合する位置決凹部42bを形成する際の寸法誤差等に対する許容範囲は大きく、 しかも、摺動時の摩擦抵抗を小さく設定することができる。
【0047】 ところで、上記実施例では、第2の係合部としてボール47を使用し、このボ ール47が係合する位置決凹部42bをブラケットケース14に固定された案内 板42に形成した例を開示したが、図5に示すように、案内板42’に第2の係 合部としての突起47’を形成し、この突起47’が係合する位置決凹部52を 回転体41’に形成する等、第2の係合部と位置決凹部との関係は上記実施例に 限定されるものではない。
【0048】 また、第2の付勢手段としてのスプリング35’の下端を支持する座板50’ をミラー支持軸34に直接嵌合させてもよい。尚、図5において、上記実施例と 同様の構成部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
【効果】
この考案は、以上説明したように、第1,第2の付勢手段でミラー支持軸及び 回転板の遊びをそれぞれ除去する様にしたので、第1,第2の係合部を備えた位 置決手段によるミラー支持軸および回転板の確実な位置決めを確実に行うことが できる。
【0050】 また、第1の係合部及び前記係止部を有する従動円板と、前記電動駆動手段に 連動し且つ前記第1の付勢手段で前記従動円板に圧接させられた係合円板とを備 えるクラッチ機構を設けて、このクラッチ機構を前記回転板とした場合には、ミ ラー支持軸の軸方向への遊び除去力とクラッチ機構の保持力(クラッチ力)とを 別々に調整できると共に、回転板のカム面に対する押圧力と回転板であるクラッ チ機構の保持力とを一つの付勢手段で発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動格納式ミラーの要部の縦断面図で
ある。
【図2】(A)(B)は本考案の回転体の平面図であ
る。
【図3】(A)乃至(F)は本考案の電動格納式ミラー
の駆動状態を段階的に示す要部の断面図である。
【図4】本考案の電動格納式ミラーの取付状態を示す平
面図である。
【図5】本考案の変形例を示す電動格納式ミラーの要部
の縦断面図である。
【図6】従来の電動格納式ミラーの縦断面図である。
【符号の説明】
A…電動格納式ミラー 14…ブラケットケース(本体) 21…駆動モータ(電動駆動手段) 32…従動円盤 32c…係止部 32d…係止部 33…固定部材 33a…カム面 34…ミラー支持軸 35…スプリング(第1の付勢手段) 35’…スプリング(第2の付勢手段) 36…ボール(第1の係合部) 41…回転体 41a…下面(支持軸側対向面) 42…案内板 42a…上面(本体側対向面) 42b…位置決凹部 47…ボール(第2の係合部)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に回転自在に配設した回転板を電
    動駆動手段により回転駆動させて、該回転板の下面に設
    けた第1の係合部を前記下面に対向するカム面に沿って
    案内されて前記回転板を上方に変位させると共に、前記
    回転板の所定角度回転後に前記回転板の係止部と係合し
    て前記回転板と一体に回動されるミラー支持軸が上下動
    可能且つ回転可能に前記本体に保持された電動格納式ミ
    ラーであって、 前記回転板の上方への変位時には前記ミラー支持軸に対
    して前記回転板を独立して上方に変位させるように前記
    ミラー支持軸が前記回転板を上下動可能に貫通してお
    り、上下に位置して互いに対向する対向面が前記ミラー
    支持軸と前記本体に設けられ、前記対向面のいずれか一
    方に複数の第2の係合部が設けられ、前記第2の係合部
    を係合させ且つ前記ミラー支持軸の回転に伴い前記第2
    の係合部を案内して前記ミラー支持軸側の対向面を本体
    側の対向面に対して上方に離反させる位置決凹部が前記
    両対向面の他方に設けられていると共に、前記本体とミ
    ラー支持軸との間及び前記本体と回転板との間に前記ミ
    ラー支持軸及び回転板を下方に付勢する第1,第2の付
    勢手段がそれぞれ介装されていることを特徴とする電動
    格納式ミラー。
  2. 【請求項2】 前記回転板は、前記第1の係合部及び前
    記係止部を有する従動円板と、前記電動駆動手段に連動
    し且つ前記第1の付勢手段で前記従動円板に圧接させら
    れた係合円板とを備えるクラッチ機構である請求項1に
    記載の電動格納式ミラー。
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