JPH0554027U - 車両後部開口の開閉ドア装置 - Google Patents

車両後部開口の開閉ドア装置

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JPH0554027U
JPH0554027U JP11166191U JP11166191U JPH0554027U JP H0554027 U JPH0554027 U JP H0554027U JP 11166191 U JP11166191 U JP 11166191U JP 11166191 U JP11166191 U JP 11166191U JP H0554027 U JPH0554027 U JP H0554027U
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JP
Japan
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stay
door body
vehicle
side wall
opening
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JP11166191U
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雄三 須崎
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さなスペースでドアを開くことを可能とす
る。 【構成】 開口縁11に基端21を水平回動自在に軸着
した第1ステー2A,2Bを設けて、これの先端22を
ドア体12の内壁に軸着する。側壁1には、これに基端
31を軸着して第2ステー3を設けて、車両後方に向い
たその先端32を、第1ステー2A,2Bの基端軸着部
Lと軸線をずらした位置Mでドア体12のブラケット4
の一端41に軸結合する。ブラケット4はバネ材で構成
する。ドア体12は90度開放する間、軸着部Lを中心
とする円軌跡を描いて移動する。軸結合部Mが軸着部L
回りに旋回して車両外方へ振り出され、第2ステー3も
側壁1より離れて外方へやや回動する。ドア体12をさ
らに開放すると、第1ステー2A,2Bと、第2ステー
3とが確実に平行リンクを構成して、ドア体12を後方
を向いた状態で車両前方へ移動せしめて側壁1の外面に
沿う位置へ案内する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両後部開口の開閉ドア装置に関し、特に荷室の開閉ドアに使用して 好適なドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
荷物車の荷室には後部に観音開きのドアが設けられることが多く、その一例を 図4で説明すると、荷室の後部開口1aの側壁1に一方のドア体12がヒンジ結 合されて、図の鎖線で示す如く水平に回動開放できるようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造において、荷役作業や通行人の妨げとならないようにドア体12 を側壁外面に沿う位置へ充分開く場合、ドア体12はヒンジ回りに円軌跡を辿っ て車両側方へ大きく進出するため、駐車スペースのない所では障害物と干渉する 等の問題があった。
【0004】 本考案はかかる課題を解決するもので、比較的小さなスペースで障害物と干渉 することなく充分にドアを開くことが可能な車両後部開口の開閉ドア装置を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成を説明すると、車両の後部開口1aの開口縁11に基端21を水 平回動自在に軸着した第1ステー2A,2Bを設けて、該第1ステー2A,2B の先端22を上記後部開口を閉鎖するドア体12の内壁に軸着し、一方、車両の 側壁1には、これに基端31が水平回動自在に軸着された第2ステー3を設けて 、車両後方に向いたその先端32を、上記第1ステー2A,2Bの基端軸着部L と軸線をずらした位置Mでブラケット4の一端41に軸結合するとともに、該ブ ラケット4の他端42を上記ドア体12の外側縁に固定し、かつ上記第2ステー 3ないしブラケット4をバネ材で構成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成の開閉ドア装置において、車両後方へ向く90度の範囲でドア体12 を回動せしめる間、第1ステー2A,2Bのみがその軸着部Lを中心に回動して 、ドア体12は軸着部Lを中心とする円軌跡を描いて開放移動する。この間に、 第2ステー3とブラケット4の軸結合部Mは上記軸着部L回りに旋回して車両外 方へ振り出され、これに応じて第2ステー3もその軸着部Nを中心に車両側壁1 より離れて外方へやや回動する。
【0007】 この場合、第2ステー先端32の回動軌跡と、ドア体12と一体のブラケット 4の一端41の回動軌跡は差を生じるが、この差はバネ材で構成された第2ステ ー3ないしブラケット4の撓みにより吸収されるとともに、その原形復帰力によ り第2ステー3の外方回動が促進される。
【0008】 上記ドア体12を90度を越えてさらに外方へ回動せしめると、上記第1ステ ー2A,2Bと、やや外方へ振り出された第2ステー3とが確実に平行リンクを 構成して、ドア体12を後方を向いた状態で車両前方へ移動せしめて車両側壁1 の外面に沿う位置へ案内する。
【0009】 この場合のドア体12の側方への進出量は、上記第1ステー2A,2Bの長さ で決定され、例えばこのステー長をドア幅のほぼ半分とすれば、側方への進出量 は従来のほぼ半分となる。
【0010】
【実施例】
図1は荷物車の荷室後部開口を内方より見たもので、荷室開口1aを閉鎖する 観音開きの一方のドア体12は、上下一対の第1ステー2A,2Bにより上端お よび中間位置を支持され、下端側縁を、荷室外側壁1に後方へ向けて設けた第2 ステー3により支持されている。
【0011】 上下の第1ステー2A,2Bは各基端21が荷室開口1aの側縁に設けたヒン ジに軸着されており、基端21に近い位置および先端同士をそれぞれ縦ビーム2 3,24で連結してある。縦ビーム24は上記ドア体の内壁に設けたブラケット 13に上下端を軸結合してある。
【0012】 上記第2ステー3はその基端31が荷室の側壁1にヒンジ結合(図のN点)さ れるとともに、後方を向いたその先端32はドア体12の下端外側縁に配したバ ネ材よりなるブラケット4の一端41に軸結合され、ブラケット4の他端42は ドア体12に固定されている。そして、上記第1ステー2A,2Bの各軸着部L は同一軸線上にあり、第2ステー3とブラケット4の軸結合部Mは上記軸着部L と軸線がずらしてある。
【0013】 ドア体閉鎖状態(図2のX位置)で、ブラケット4と第2ステー3の軸結合部 Mは、第1ステー2A,2B(図1)の軸着部Lより斜め内後方に離れた点に位 置し、ブラケット4は第2ステー3に拘束されて鎖線で示す非拘束状態から実線 で示すように撓み変形している。ドア体12は第1ステー2A,2Bにより軸着 部Lを中心に90度開放位置(図2のY位置)まで回動せしめられる。
【0014】 この回動前半には上記軸結合部Mはほぼ上記軸着部Lを中心に旋回するが、回 動後半には、第2ステー3による拘束が解消されてブラケット4が原形に復する ことにより、外側方へ移動する。これに伴い、第2ステー3は側壁1より離れて 外方へ振り出される。
【0015】 上記ドア体12を90度を越えてさらに外方へ回動せしめると、外方へ振り出 している第2ステー3と上記第1ステー2A,2Bが平行リンクを構成して、ド ア体12を、後方を向いた状態で車両側方への円軌跡を描きつつ前方へ移動せし め(図3のY位置よりW位置を経てZ位置)、車両側壁1に沿う位置へ案内する 。
【0016】 この場合の上記ドア体12の側方への最大進出量は、上記第1ステー2A,2 Bの長さをドア幅のほぼ半分としたことにより、従来の進出量のほぼ半分になる 。
【0017】 なお、上記実施例において、ブラケット4に代えて第2ステー3をバネ材で構 成しても同様の効果が得られる。
【0018】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の開閉ドア装置によれば、ドア開閉時の車両外側方へのド ア進出量を大きく低減することができるから、狭いスペースで充分ドア体を開く ことができ、荷役作業の効率化を図ることができる。また、ドア体開放時に第2 ステーが外方へ振り出されるような構造としたことにより、装置作動が確実に保 証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷室内方より見た開閉ドア装置の斜視図であ
る。
【図2】開閉ドア装置の要部水平断面図である。
【図3】開閉ドア装置の作動を説明する概略平面図であ
る。
【図4】従来の開閉ドア装置の作動を示す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 側壁 1a 後部開口 11 開口縁 2A,2B 第1ステー 21 基端 22 先端 3 第2ステー 31 基端 32 先端 4 ブラケット 41 一端 42 他端 L 軸着部 M 軸結合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部開口の開口縁に基端を水平回
    動自在に軸着した第1ステーを設けて、該第1ステーの
    先端を上記後部開口を閉鎖するドア体の内壁に軸着して
    これを支持するようになし、一方、車両の側壁には、こ
    れに基端が水平回動自在に軸着された第2ステーを設け
    て、車両後方に向いたその先端を、上記第1ステーの基
    端軸着部と軸線をずらした位置でブラケットに軸結合す
    るとともに、該ブラケットを上記ドア体の外側縁に軸着
    し、かつ上記第2ステーないしブラケットをバネ材で構
    成したことを特徴とする車両後部開口の開閉ドア装置。
JP1991111661U 1991-12-20 1991-12-20 車両後部開口の開閉ドア装置 Expired - Lifetime JP2574743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991111661U JP2574743Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 車両後部開口の開閉ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991111661U JP2574743Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 車両後部開口の開閉ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0554027U true JPH0554027U (ja) 1993-07-20
JP2574743Y2 JP2574743Y2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=14566985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991111661U Expired - Lifetime JP2574743Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 車両後部開口の開閉ドア装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189814U (ja) * 1987-05-28 1988-12-06
JPS63201181U (ja) * 1987-06-16 1988-12-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189814U (ja) * 1987-05-28 1988-12-06
JPS63201181U (ja) * 1987-06-16 1988-12-26

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JP2574743Y2 (ja) 1998-06-18

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