JPH059986Y2 - - Google Patents

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JPH059986Y2
JPH059986Y2 JP3378087U JP3378087U JPH059986Y2 JP H059986 Y2 JPH059986 Y2 JP H059986Y2 JP 3378087 U JP3378087 U JP 3378087U JP 3378087 U JP3378087 U JP 3378087U JP H059986 Y2 JPH059986 Y2 JP H059986Y2
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JP
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trunk lid
opening
trunk
arm member
vehicle body
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JP3378087U
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JPS63141080U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のトランクリツド開閉装置の改
良に関する。
(従来技術) 自動車の車体後部のトランクルームの開口は、
車体に開閉可能に枢支されたトランクリツドによ
つて覆われているが、このトランクリツドを開方
向に付勢してその開動作を容易にするためのスプ
リング部材を備えたトランクリツド開閉装置が、
例えば特開昭58−28145号に開示されているよう
に、従来から種々提案されている。
ところでこのトランクリツド開閉装置の設計に
際しては、トランクリツドの開閉が容易なこと以
外に、トランクルームのスペースを犠牲にしない
こと、トランクルームに対する荷物の出し入れ時
に障害とならないこと、トランクルーム内の荷物
が開閉部材に当接して損傷するようなことがない
こと、および構造が簡単で安価なこと等を併せ考
慮しなければならない。しかしながら、これらの
条件をすべて満足しうるトランクリツド開閉装置
は未だ提案されていなかつた。
(考案の目的) そこで本考案は上述した諸条件をすべて満足す
ることができるトランクリツド開閉装置を提供す
ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案によるトランクリツド開閉装置は、トラ
ンクリツドを開方向に付勢するために、一端が車
体に係止された棒状のダンパ・スプリングアセン
ブリを備えているが、そのダンパ・スプリングア
センブリの本体部は、リヤフエンダパネルとイン
ナパネルとの間で閉断面を形成する空間に延長し
て配設されている。そしてトランクリツドの前端
部に、トランクリツドの枢動に伴つて回動するア
ーム部材の基端が連結され、このアーム部材の自
由端にダンパ・スプリングアセンブリの他端が連
結されて、トランクリツドを開方向に付勢してい
ることを特徴とする。
(考案の効果) 本考案によれば、トランクリツドを開方向に付
勢するダンパ・スプリングアセンブリが、デツド
スペースであるリヤフエンダパネルとインナパネ
ルとの間で閉断面を形成する空間に配設されてい
るため、トランクリツド開閉装置のためにトラン
クルームのスペースが狭められることがなく、か
つトランクルームに対する荷物の出し入れが容易
であり、しかも構造が簡単である等の利点を有す
る。
(実施例) 以下本考案の実施例について図面を参照して詳
細に説明すると、第1図において、1は車体、2
は前端部に取付けられたヒンジ部材3によつて車
体1に開閉可能に枢支されて車両後部のトランク
ルームの開口4を覆うトランクリツドである。5
はヒンジ部材3に固着されてトランクリツド2の
枢動に伴つて回動するヒンジピン、6は車体1の
タイヤハウス部の内部に前後に延長して配設され
た公知の伸縮可能な棒状のダンパ・スプリングア
センブリ(通称「ダンパ」。以下「ダンパ部材」
と呼ぶ)で、このダンパ部材6のシリンダ6aの
前端は車体1に係止されている。またヒンジピン
5にはアーム部材7の基端が固定されており、こ
のアーム部材7はトランクリツド2の枢動に伴つ
てヒンジピン5とともに回動するようになつてい
る。そしてアーム部材7の自由端にダンパ部材6
のロツド6bの後端が連結されている。このダン
パ部材6の本体部を構成するシリンダ6a内には
スプリングが縮装されてロツド6bを伸長方向に
付勢しており、したがつてダンパ部材6は、アー
ム部材7およびヒンジピン3を介してトランクリ
ツド2に開方向の付勢力を与えている。
さらに第2図および第3図において、8はリヤ
フエンダ、9はインナパネル、10はホイールハ
ウスインナ(サスペンシヨンタワーが形成されて
いる)、11はリヤピラーインナパネルで、ダン
パ部材6はリヤフエンダパネル8とインナパネル
9との間で閉断面を形成する空間Sに配設されて
いる。リヤフエンダ8の延長部とリヤピラーイン
ナパネル11とで構成されるリアピラー(Cピラ
ー)12の前面には、上記空間Sに通じる孔13
が形成されているが、この孔13は、ダンパ部材
6を上記空間Sに挿入するためのものである。ま
た、ダンパ部材6のシリンダ6aの前端は、上記
孔13を覆うような形状のブラケツト14にピン
15を介して取付けられており、ダンパ部材6は
孔13から挿入された後、ブラケツト14をビス
16,16によつて孔13の位置に固定すること
によつて、その前端が車体1側に係止される。ま
た、ダンパ部材6のロツド6bの後端は、ピン1
7によつてアーム部材7の自由端に連結される。
一方、アーム部材7が一端に取付けられている
ヒンジピン5は、第3図から明らかなように、車
体1に取付けられたブラケツト18に回動自在に
枢支されており、このヒンジピン5の他端がブラ
ケツト19を介してヒンジ部材3に固着されてい
ることにより、アーム部材7はトランクリツド2
の枢動に伴つてヒンジピン5とともに回動するよ
うに構成されている。
以上が本考案によるトランクリツド開閉装置の
一実施例の構成であるが、上述の説明で明らかな
ように、トランクリツド2を開方向に付勢するダ
ンパ部材6のシリンダ6aがリヤフエンダ8とイ
ンナパネル9との間で閉断面を形成する空間Sに
配設されているため、トランクルームのスペース
を広く使うことができ、トランクルームに対する
荷物の出し入れも容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の概略的側面図、第2
図は斜視図、第3図は第1図の−線に沿つた
断面図である。 1……車体、2……トランクリツド、3……ヒ
ンジ部材、5……ヒンジピン、6……ダンパ部
材、7……アーム部材、8……リヤフエンダ、9
……インナパネル、12……リアピラー、14…
…ブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前端部が車体に開閉可能に枢支されて車両後部
    のトランクルームの開口を覆うトランクリツドの
    開閉装置であつて、 一端が車体に係止された伸縮可能な棒状のダン
    パ・スプリングアセンブリの本体部が、リヤフエ
    ンダパネルとインナパネルとの間で閉断面を形成
    する空間に延長して配設され、上記トランクリツ
    ドの前端部に、このトランクリツドの枢動に伴つ
    て回動するアーム部材の基端が連結され、このア
    ーム部材の自由端に上記ダンパ・スプリングアセ
    ンブリの他端が連結されて、上記トランクリツド
    を開方向に付勢していることを特徴とする自動車
    のトランクリツド開閉装置。
JP3378087U 1987-03-10 1987-03-10 Expired - Lifetime JPH059986Y2 (ja)

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JPS63141080U JPS63141080U (ja) 1988-09-16
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