JPH0553533U - スチールロッカー - Google Patents

スチールロッカー

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JPH0553533U
JPH0553533U JP10684491U JP10684491U JPH0553533U JP H0553533 U JPH0553533 U JP H0553533U JP 10684491 U JP10684491 U JP 10684491U JP 10684491 U JP10684491 U JP 10684491U JP H0553533 U JPH0553533 U JP H0553533U
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JP
Japan
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door
ventilation hole
recess
opening
side wall
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JP10684491U
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松里久鑑
立石勝章
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】換気孔の部分の結露から錆が発生することを防
止する。 【構成】開口1aを有する箱体1と、前記開口1aの縦
縁部1bに回動可能に取り付けられる扉2,3とからな
り、扉2,3の適所に換気孔6が穿設されてなるスチー
ルロッカーLにおいて、換気孔6を、扉2,3の縦方向
に長い側縁部6aと該側縁部6aより短寸の上及び下縁
部6b.6cとを有する長穴形状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、個人の所有物や衣服等を収納するのに使用されるスチールロッカー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のスチールロッカーにあっては、背広上着やレインコート等の衣服 、傘などを収容するに充分な広さを有する箱体と、その箱体に開閉可能に取り付 けられる扉とで、主として構成されている。箱体及び扉とも板金製で、通常扉に は、水平方向に細長いルーバー状の長孔を1個あるいは複数個穿設した換気孔が 設けてあり、扉が閉まった状態でも、箱体の内部の空気が換気されるようになっ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成のように、水平方向に細長い長孔をあけると、開口部 分の下側の縁部は上向き面となり、埃や水滴が溜まり易くなり、したがって塗装 が劣化し易くなる。そして劣化が進行して塗装が剥がれると、その部分に付着し た埃が水分を吸収したり結露したりすると、その劣化部分から錆が発生し、その 結果、換気孔のその部分から扉の腐蝕がはじまり、外観を劣化させるとともに耐 久性を低下させることになった。
【0004】 本考案は、このような不具合を解消することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたもので ある。すなわち、本考案に係るスチールロッカーは、開口を有する箱体と、前記 開口の縦縁部に回動可能に取り付けられる扉とからなり、扉の適所に換気孔が穿 設されてなるスチールロッカーにおいて、換気孔が、扉の縦方向に長い側縁部と 該側縁部より短寸の上下縁部とを有する長孔形状をしてなることを特徴とする。 本発明における扉は、側壁と正面壁とを有する凹部を備えるものが好ましく、 その場合、換気孔はその凹部の側壁に設けるようにすればよい。またその凹部は 、その正面壁が側壁に向けて扉表面から漸次奥行き方向に後退していく形状をな すものが好適である。
【0006】
【作用】
このような構成のものであれば、換気孔を構成する長孔には、その下縁部に埃 や塵さらには水滴が付着するだけのスペースがない。つまり例えば結露により縦 に長い側縁部や下縁部に水滴が付着したとしても、側縁部及び下縁部に溜まるこ となく下方向に落下するので、塗装を悪くしたりあるいは塗装が剥がれて下縁部 に錆が発生することがない。したがって、換気孔からの錆で扉の外観が劣化する ことが防止され、耐久性を向上させる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1〜2を参照して説明する。
【0008】 図1において、スチールロッカーLは、前面に収納物を出し入れするための開 口1aを有する箱体1と、その箱体1の開口1aの縦縁部1bに蝶番(図示しな い)により回動可能に取り付けられる右扉2と左扉3とから構成される。
【0009】 箱体1は、板金製で、それ自体は従来公知の構成であってよく、右扉2及び左 扉3を取り付ける開口1aは、板金を折り曲げることにより板金のみで右扉2及 び左扉3を取り付けるに十分な強度を得ている。
【0010】 右扉2及び左扉3は、箱体1同様板金製で、長方形の四辺が折り曲げられるこ とにより扉としての強度を備えて形成される。右扉2及び左扉3のそれぞれ上端 部及び下端部近傍にそれぞれ2個ずつの凹部4が設けられている。
【0011】 この凹部4は、図2〜3に示すように、扉表面から右扉2及び左扉3のそれぞ れの側端部2a,3aに向かって漸次スチールロッカーLの奥行き方向に後退し ていく正面壁4aと、その正面壁4aに連続する側壁4bとを有している。正面 壁4a及び側壁4bの上下には、上壁(図示しない)と下壁4cとが形成されて いる。凹部4の側壁4bには、縦長の換気孔6が穿設されている。換気孔6は、 図2に示すように、右扉2及び左扉3の縦方向に長い側縁部6aとその側縁部6 aより短寸の上縁部6b及び下縁部6cとを有する長穴形状をしている。この換 気孔6は、上縁部6b及び下縁部6cが半円形状となる長円形状に開口されるも ので、例えば凹部4をプレス加工で形成する際に同時に形成されるものである。 換気孔6の上及び下縁部6b,6cの大きさとしては、側縁部6aに結露が発生 した際に露が両方の側縁部6aに接触しない寸法とすればよい。
【0012】 このように、換気孔6を幅の狭い縦長の長円形状に形成することで、箱体1内 に例えば濡れた傘などが収納され、湿気の多い状態となり換気孔6に結露が発生 したとすると、換気孔6の下縁部6cはごく短い部分であるので、その露が下縁 部6cにとどまることなく下方に落下する。あるいは、埃が溜まるとしてもごく 少量で、湿気を含みにくい状態にある。したがって、この下縁部6cの塗装が経 年変化で剥がれ下地が露出するまでには長時間かかることとなり、その部分から 錆が発生しにくくなり、右扉2及び左扉3がその部分から劣化するのを防止でき る。
【0013】 また正面壁4aが箱体1の奥行き方向に傾斜する凹部4の側壁4bに換気孔6 を設けると、スチールロッカーLの前を風が吹き抜けたり、あるいは人がこのス チールロッカーLの前を通過したりして空気の移動が発生すると、それに伴って 移動した空気が凹部4の正面壁4aに添って側壁4bまで案内され、その側壁4 bに設けられた換気孔6に滑らかに進入する。したがって、扉の開閉以外に通気 があるので、換気孔6の下縁部6cに埃が溜まり難く、換気孔6の開口面積を大 きくしなくとも十分な換気が達成できるものとなる。
【0014】 なお、本考案は以上説明した実施例に限定されるものではない。例えば、スチ ールロッカーLとしては、扉が1枚の片開きのものであってもよいし、あるいは 複数のロッカーが連結されたものであってもよい。また上記実施例では右扉2及 び左扉3の上部及び下部にそれぞれ2つづつ凹部4を縦に設け、その側壁4bに 1個の換気孔6を設けたが、扉の上下に1つの凹部4を設け、その凹部4に換気 孔6を設けるものであってもよい。また1つの凹部4の側壁4bに設ける換気孔 6の個数も複数であってよい。すなわち、幅の広い1つの長穴により換気孔6の 開口面積を拡大するのではなく、複数の長穴で換気孔6を構成することにより、 水滴の溜まりやすい換気孔6の下縁部6cを最少限の長さに保持しておくもので ある。
【0015】 さらに、凹部4の形状としては、上記実施例のように一方に形成された側壁4 bに向かって正面壁4aが傾斜するものではなく、扉表面に平行となる正面壁の 左右に側壁が連続する構造のものであってもよい。この場合、換気孔6は、左右 の側壁に1つもしくは複数設ければよい。
【0016】 その他、各部の構成は図示例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱 しない範囲で種々変形が可能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上に詳述したように、換気孔が縦長の長孔であるので、開口の下 縁部は側縁部に比べて短く、埃や水滴が溜まり難く、したがってその部分から塗 装が劣化して扉を腐蝕させることがなく、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の凹部及び換気孔の拡大斜視図。
【図3】同実施例の要部拡大横断面図。
【符号の説明】
1…箱体 1a…開口 b…縦縁部 2…右扉 3…左扉 4…凹部 6…換気孔 6a…側縁部 6b…上縁部 6c…下縁部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口を有する箱体と、前記開口の縦縁部に
    回動可能に取り付けられる扉とからなり、扉の適所に換
    気孔が穿設されてなるスチールロッカーにおいて、換気
    孔が、扉の縦方向に長い側縁部と該側縁部より短寸の上
    及び下縁部とを有する長穴形状をしてなることを特徴と
    するスチールロッカー。
  2. 【請求項2】扉が、側壁と正面壁とを有する凹部を備
    え、換気孔がその凹部の側壁に設けられることを特徴と
    する請求項1記載のスチールロッカー。
  3. 【請求項3】凹部は、その正面壁が側壁に向けて扉表面
    から漸次奥行き方向に後退していく形状であることを特
    徴とする請求項2記載のスチールロッカー。
JP1991106844U 1991-12-25 1991-12-25 スチールロッカー Expired - Lifetime JP2546096Y2 (ja)

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JPH0553533U true JPH0553533U (ja) 1993-07-20
JP2546096Y2 JP2546096Y2 (ja) 1997-08-27

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ID=14443973

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516880A (en) * 1978-07-24 1980-02-05 Eidai Kikai Kogyo Kk Crane with selffassembly selffdissembly mechanism
JPS6251277A (ja) * 1985-08-30 1987-03-05 Toshiba Corp ガスレ−ザ装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516880A (en) * 1978-07-24 1980-02-05 Eidai Kikai Kogyo Kk Crane with selffassembly selffdissembly mechanism
JPS6251277A (ja) * 1985-08-30 1987-03-05 Toshiba Corp ガスレ−ザ装置

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