JPH0717077U - 釣り用の曳舟 - Google Patents

釣り用の曳舟

Info

Publication number
JPH0717077U
JPH0717077U JP4804593U JP4804593U JPH0717077U JP H0717077 U JPH0717077 U JP H0717077U JP 4804593 U JP4804593 U JP 4804593U JP 4804593 U JP4804593 U JP 4804593U JP H0717077 U JPH0717077 U JP H0717077U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish
tugboat
hanging wall
lid
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4804593U
Other languages
English (en)
Inventor
秀俊 重藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP4804593U priority Critical patent/JPH0717077U/ja
Publication of JPH0717077U publication Critical patent/JPH0717077U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚投入口から曳舟内に魚を円滑に投入する。 【構成】 曳舟の魚投入口に垂下壁10を設ける。魚投
入口を開閉する魚投入口蓋9を垂下壁の下縁に常時接触
するようにスプリングで付勢する。垂下壁の魚投入方向
側を魚投入口縁8aから後退させ、魚投入口縁から垂下
壁との間にかけて凹部13を形成する。魚aの頭部を魚
投入口縁下の凹部内に挿入しつつ魚投入口蓋を押し開く
ことができるので、魚を曳舟内へと円滑に導き、その逃
亡を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、魚投入口蓋を備えた釣り用の曳舟に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平2−105383号公報,実公平3−10877号公報,実公平 5−6777号公報に見られるように、曳舟の魚投入口には垂下壁が設けられ、 該魚投入口を開閉する魚投入口蓋が垂下壁の下縁に常時接触するようにスプリン グにより付勢されている。鮎等の魚を曳舟内に投入するには、魚をその頭部から 魚投入口蓋に押し付けるようにして魚投入口蓋を曳舟内側に開き、そのまま曳舟 内に押し込む。魚が曳舟内に入ってしまうと、魚投入口蓋がスプリングの力で再 び閉じることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の曳舟では、図13に示されるように、魚投入口1の縁か ら垂下壁2が垂下しているので、魚aの投入に際しその頭部が魚投入口1の垂下 壁2に遮られ、魚aが曳舟内に入り難くなり、逃げてしまうおそれがある。
【0004】 従って、本考案は、魚投入口1から魚aを投入し易くすることができる釣り用 の曳舟を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、曳舟の魚投入口8の回りに垂下壁10が 設けられ、該魚投入口8を開閉する魚投入口蓋9が上記垂下壁10の下縁に常時 接触するようにスプリング12で付勢された釣り用の曳舟において、上記垂下壁 10の魚投入方向側は魚投入口縁から後退しており、該魚投入口縁から上記垂下 壁10との間にかけて凹部13が形成された構成を採用し、また、上記魚投入口 蓋9における上記垂下壁下10には、曳舟内に通じる凹溝14が設けられた構成 を採用している。
【0006】
【作用】
本考案に係る曳舟においては、垂下壁10の魚投入方向側が魚投入口縁から後 退し、該魚投入口縁から垂下壁10との間にかけて凹部13が形成されているこ とから、魚の頭部を魚投入口縁下の凹部13内に挿入しつつ魚投入口蓋9を押し 開くことができる。従って、魚を曳舟内へと円滑に導き、その逃亡を防止するこ とができる。
【0007】 本考案において、魚投入口蓋に凹溝14が設けられる場合は、流水により曳舟 が受ける抵抗が低減する。また、上記凹部13内のスペースがより大きくなり、 魚をより円滑に曳舟内に導くことができる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る釣り用の曳舟の実施例を説明する。 実施例1 図1に示されるように、曳舟は、箱状の曳舟本体3の上部における前寄りの箇 所に開閉蓋4を備えている。
【0009】 この開閉蓋4は、曳舟本体3の上部の長方形の開口5にあてがわれ、該開口5 の一側縁にヒンジ6を介して連結され、該開口5の反対側の側縁にロック機構7 を介して固定されている。ヒンジ6及びロック機構7は、通常知られた構造であ るから、その説明は省略する。
【0010】 上記開閉蓋4には、図1乃至図3に示されるように、魚を曳舟本体3内に入れ るための略楕円形の魚投入口8が設けられている。魚投入口8は、開閉蓋4以外 の箇所に設けることも可能である。
【0011】 この魚投入口8は魚投入口蓋9で開閉されるようになっており、該魚投入口蓋 9は魚投入口8の回りから曳舟本体3内に垂下する垂下壁10下に連結されてい る。
【0012】 魚投入口蓋9は左右に二分割され、夫々が垂下壁10にヒンジ11を介して連 結されている。各ヒンジ11にはスプリング12が装着され、該スプリング12 の付勢力により左右の魚投入口蓋9は常時垂下壁10の下縁に接触するようにな っている。
【0013】 しかして、魚の頭部を魚投入口蓋9に押し付けると、スプリング12の付勢力 に抗して左右の魚投入口蓋9が左右に押し拡げられ、魚が曳舟本体3内に完全に 入り込むと、スプリング12の力により魚投入口蓋9は自動的に元の位置に復帰 し、魚投入口8を閉じることとなる。
【0014】 魚投入口蓋9は、その前半分が垂下壁10で囲まれた空洞内に入り込んで曳舟 本体3の上壁面と面一化する隆起部になっており、後半分が垂下壁10の下縁に 接する平坦部になっている。このため、魚投入口蓋9の後半分は、垂下壁10の 高さ分だけ曳舟本体3の内方に陥没することとなり、それだけ魚を曳舟本体3内 に導入しやすくなっている。
【0015】 上記垂下壁10の魚投入方向側は、図4(A)に示されるように、魚投入口縁 8aから後退しており、該魚投入口縁8aから上記垂下壁10との間にかけて凹 部13が形成されている。魚を魚投入口蓋9にあてがって押し開く際、図12に 示されるように、この凹部13が魚aの頭部を案内するので、魚aは曳舟本体3 内に円滑に導かれ、逃亡が防止される。なお、該凹部13の内壁面は、魚aの案 内をより円滑にするため、湾曲面として形成されている。また、凹部13の左右 方向の幅は、適宜変更することができ、図4(B)の如く同(A)よりも大きく 、或いは同(C)の如く同(B)よりも更に大きくすることができる。
【0016】 上記魚投入口蓋9における上記凹部13下には、曳舟内に通じる凹溝14が設 けられている。この凹溝14により、図12に示されるように、凹部13のスペ ースは大きくなり、魚aの頭部は凹部13内へより円滑に入り込むことになる。 また、凹溝14により垂下壁10下には曳舟の内外を導通させる開口14aが形 成されるので、そこから水を曳舟本体3内に導入して曳舟に加わる抵抗を低減す ることができる。
【0017】 上記曳舟には、その中の酸素不足を補うため、図5及び図6に示されるように 、エアポンプ15を装着することができる。 エアポンプ15は、バッテリ,モータ等を内蔵した本体15a,エアホース1 5b等を含んでおり、本体15aは上記凹部13の設けられた魚投入口縁8aに フック16により係止され、エアホース15bは上記魚投入口蓋9の凹溝14内 を通って曳舟本体3内に引き込まれている。フック16の先は凹部13内に深く 入り込むので、エアポンプ15の本体15aは曳舟に強固に固定可能である。ま た、エアホース15bは、凹溝14内に収納され、垂下壁10によって潰される こともないので、常時エアを曳舟内に供給することができる。
【0018】 なお、エアホース15b内にコイルスプリング17を挿入しておくことにより 、屈曲部においてエアホース15bを潰れ難くすることができる。 上記実施例においては、上記凹部13下に凹溝14を設けたが、図13のごと く凹部を形成することなく垂下壁10下に凹溝14を設けるようにしてもよい。
【0019】 実施例2 図7及び図8に示されるように、この曳舟の上部における開閉蓋4よりも後側 には、横断面長方形状の水路18が前後方向に設けられ、その前部開口18aが 魚投入口蓋9の凹溝14の開口14aに臨んでいる。上記魚投入口8から凹溝1 4内に流入した水は、この水路18を通って曳舟の後方に排出されることとなり 、曳舟に加わる抵抗はそれだけ低減する。
【0020】 また、上記水路18の底板の下方から曳舟本体3の左右両側に至る間には空室 が設けられ、該空室内には図9のような形状に断熱材19が充填されている。断 熱材19としては、例えば、発泡ポリスチレン,発泡塩化ビニリデン,硬質発泡 ポリウレタンを用いることができる。
【0021】 このように曳舟本体3の上部が断熱材19で覆われ、かつ上記のように断熱材 19の上方の水路18内に流水が導入されることから、曳舟が直射日光を浴びて も、曳舟本体3内の魚を収容する部屋への伝熱が遮断され、囮鮎等の弱体化が防 止される。
【0022】 その他、曳舟本体3の前面には流水を曳舟本体3内に導入するための導入孔2 0が設けられ、曳舟本体3の側面には曳舟本体3内に入った水を排出するための 排出孔21が設けられている。導入孔20から曳舟本体3内に入った水はその一 部が上記水路18内へと向かい、他の部分が曳舟本体3内を循環し、排出孔21 から曳舟本体3外に出ることとなる。このような導入孔20及び排出孔21によ っても、曳舟本体3内の水温の上昇が回避される。
【0023】 実施例3 図10及び図11に示されるように、この曳舟の魚投入口蓋9には、横断面略 V字形の凹溝14が多数条平行に形成されている。魚投入口8内に流入した水は これらの凹溝14により整然と曳舟内に案内されるので、曳舟に加わる抵抗力が それだけ低減される。
【0024】 なお、エアポンプ15のエアホース15bは、一つの凹溝14内に嵌め込んで 固定することができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案に係る釣り用の曳舟においては、垂下壁の魚投入方向側が魚投入口縁か ら後退し、該魚投入口縁から垂下壁との間にかけて凹部が形成されていることか ら、魚の頭部を魚投入口縁下の凹部内に挿入しつつ魚投入口蓋を押し開くことが できる。従って、魚を曳舟内へと円滑に導き、その逃亡を防止することができる 。
【0026】 また、本考案において、魚投入口蓋に凹溝が設けられる場合は、流水による抵 抗を低減できると共に上記凹部内のスペースを大きくし、魚をより円滑に曳舟内 に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る曳舟の斜視図である。
【図2】上記曳舟の魚投入口の斜視図である。
【図3】図2中 III−III 線矢視図である。
【図4】魚投入口縁下に設けられる凹部の種々の形状を
示す部分切欠平面図である。
【図5】エアポンプを装着した曳舟の縦断面図である。
【図6】エアホースの曳舟内への導入部を示す拡大断面
図である。
【図7】曳舟の他の実施例の縦断面図である。
【図8】図7中VIII−VIII線断面図である。
【図9】曳舟内に装着される断熱材の斜視図である。
【図10】曳舟の他の実施例における魚投入口蓋部分の
斜視図である。
【図11】図10中XI−XI線断面図である。
【図12】本考案に係る曳舟内に魚を投入する状態を示
す部分切欠断面図である。
【図13】本考案の他の実施例に係る曳舟内に魚を投入
する状態を示す部分切欠断面図である。
【図14】従来の曳舟内に魚を投入する状態を示す部分
切欠断面図である。
【符号の説明】
8…魚投入口 8a…魚投入口縁 9…魚投入口蓋 10…垂下壁 12…スプリング 13…凹部 14…凹溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曳舟の魚投入口の回りに垂下壁が設けら
    れ、該魚投入口を開閉する魚投入口蓋が上記垂下壁の下
    縁に常時接触するようにスプリングで付勢された釣り用
    の曳舟において、上記垂下壁の魚投入方向側は魚投入口
    縁から後退しており、該魚投入口縁から上記垂下壁との
    間にかけて凹部が形成されたことを特徴とする釣り用の
    曳舟。
  2. 【請求項2】 曳舟の魚投入口の回りに垂下壁が設けら
    れ、該魚投入口を開閉する魚投入口蓋が上記垂下壁の下
    縁に常時接触するようにスプリングで付勢された釣り用
    の曳舟において、上記魚投入口蓋における上記垂下壁下
    には、曳舟内に通じる凹溝が設けられていることを特徴
    とする釣り用の曳舟。
JP4804593U 1993-09-03 1993-09-03 釣り用の曳舟 Pending JPH0717077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804593U JPH0717077U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 釣り用の曳舟

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804593U JPH0717077U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 釣り用の曳舟

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717077U true JPH0717077U (ja) 1995-03-28

Family

ID=12792360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4804593U Pending JPH0717077U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 釣り用の曳舟

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717077U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204681A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社シマノ 鮎釣用曳舟

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204681A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社シマノ 鮎釣用曳舟

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5184410A (en) Pivoting shoe construction
US4590885A (en) Collapsible animal cage
US4729474A (en) Satchel-style tackle box
US4611424A (en) Selectable entry shellfish trap
JPH0717077U (ja) 釣り用の曳舟
JPH0516950Y2 (ja)
US2403858A (en) Live minnow and small fish receptacle
JP2892580B2 (ja) 友釣り用おとり曳船
JPS608781Y2 (ja) 郵便受箱
JPH0310877Y2 (ja)
JP3678806B2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JP3037345U (ja) 釣針用安全カバー
JP2588209Y2 (ja) 友釣用おとり曳船
JP5048630B2 (ja) 引き舟
JP3058519U (ja) 魚釣り用餌入れ容器
KR200326408Y1 (ko) 담배케이스
JPS58145142U (ja) 庖丁収納ケ−ス
JPH0323097Y2 (ja)
JPS5934430Y2 (ja) 液体容器
JPS6183865U (ja)
JPH07227189A (ja) 鮎 舟
JPH0717078U (ja) 釣り用曳舟
JPS5939931Y2 (ja) コンパクト
JPH0742307Y2 (ja) 鮎友釣り用曳き舟
JP2010226990A (ja) 釣り用魚入れ容器