JPH0553423B2 - - Google Patents

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JPH0553423B2
JPH0553423B2 JP62052405A JP5240587A JPH0553423B2 JP H0553423 B2 JPH0553423 B2 JP H0553423B2 JP 62052405 A JP62052405 A JP 62052405A JP 5240587 A JP5240587 A JP 5240587A JP H0553423 B2 JPH0553423 B2 JP H0553423B2
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module
bus
signal line
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bus occupancy
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Satoyuki Sasaki
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Sharp Corp
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、データバスで接続された複数のモジ
ユールのデータバス占有要求を制御する外部バス
制御方式に関する。
〈従来の技術〉 従来、データバスで接続された複数のモジユー
ルからのデータバス占有要求を制御する外部バス
制御方式としては、第8図に示すようなものがあ
る。この外部バス制御方式では親モジユール80
と子モジユール81,82,…,8・Mに分けら
れ、データバスDBの占有権は通常の状態では親
モジユール80が有し、各子モジユール81,8
2,…,8・Mはバス占有要求信号線BR0をモ
ニタしている。たとえば子モジユール82がデー
タバスDBの占有を要求する場合は、データバス
占有要求信号をバス占有要求信号線BR0を通し
て親モジユール80に伝え、親モジール80は上
記データバス占有要求信号を受けて応答信号をバ
ス占有要求応答信号線BA0より子モジユール8
1に出力する。この応答信号は子モジユール81
からのバス占有要求応答信号線BAGより子モジ
ユール82に入力される。このように子モジユー
ル8・j(j=2,…,M)に入力される応答信
号は子モジユール8・j−1から与えられる。こ
こで、ある子モジユール8・p(p=2,…,M
−1)を考えたとき、子モジユール8.p−1を
子モジユール8・pの上位のモジユール、子モジ
ユール8・p+1を子モジユール8・pの下位の
モジユールと定義する。これにより、子モジユー
ル81は最上位の子モジユールであり、子モジユ
ール8・Mは最下位の子モジユールである。ま
た、各信号線は、信号が出力されていない時にア
クテイブでない状態、信号出力時にアクテイブな
状態にあると定義する。
ここで、ある子モジユール8・p(p=1,…,
M−1)が1つ下位の子モジユール8・p+Gに
対し与えるバス占有要求応答信号線BApは次の
規則に従うものとする。
子モジユール8・pがバス占有要求信号線
BR0をアクテイブにしていないとき、バス占
有要求応答信号線BApはバス占有要求応答信
号線BAp-1と等しい状態を保つ。
子モジユール8・pがバス占有要求信号線
BR0をアクテイブにし、バス占有要求を親モ
ジユール80に対して出したとき、あるいは、
バス占有要求を親モジユール80に対して出し
ているとき、下位モジユールにバス占有要求応
答信号をかえしてはならないので、バス占有要
求応答信号線BA・p-1の状態(アクテイブか
アクテイブでないか)に関係なく、バス占有要
求応答信号線BApをアクテイブでない状態に
保ち続ける。
(動作の説明) バスの占有をしようとする子モジユールはバス
占有要求信号線BR0の状態を見てアクテイブで
なければ以下の動作を行う。
子モジユールがバス占有要求信号線BR0をア
クテイブにしてバスの占有要求を親モジユール8
0に出したとき、親モジユール80は要求を許可
できればバス占有要求応答信号線BA0をアクテ
イブにして子モジユール81に知らせる。子モジ
ユール81は前記,の規則に従つて、下位の
子モジユール82へのバス占有要求応答信号線
BA1の状態を変化させる。子モジユール82は
同じくバス占有要求応答信号線BA1の状態を見
て、前記,の規則に従つて、バス占有要求応
答信号線BA2を変化させる。このようにして、
子モジユールへの応答はより下位の子モジユール
へと伝わつていく。
ここで、ある子モジユール8・i(i=1,…,
M−1)とそれより下位の子モジユール8・k
(k=i+1,…,M)がバス占有要求信号線
BR0を同時にアクテイブにしていたとする。子
モジユール8.Jより上位の子モジユールはバス
占有要求信号線BR0をアクテイブにしていない
ので、規則により上位の各子モジユールのバス
占有要求応答信号線はBA0の状態がそのまま伝
わつていき、アクテイブな状態となり、子モジユ
ール8・iへのバス占有要求応答信号線BAi-1
アクテイブとなる。これにより子モジユール8・
iは自モジユールのバス占有要求が親モジユール
80によつて受け入れられたことを認識する。子
モジユール8・iは規則によりバス占有要求応
答信号線BAiをアクテイブでない状態のままとす
るので、下位の子モジユールへのバス占有要求応
答信号線はアクテイブにならず、従つて、同時に
バス占有要求を出している下位の子モジユール
8・kへの応答信号は、途中の子モジユールが規
則に従うのでアクテイブにならず、子モジユー
ル8・kは自モジユールのバス占有要求が受け入
れられたことによるバス占有要求応答信号を受け
取ることができない。つまり、子モジユール8・
kのバス占有要求は受け入れられないことにな
る。このようにして、2つの子モジユールからの
バス占有要求に対して要求が認められるのは2つ
のうち、より上位の子モジユールからのバス占有
要求だけとなり、データバスの占有権がただ1つ
の子モジユールへと渡される。3つ以上の子モジ
ユールが同時にバス占有要求を出したときも、以
上と同様にして最も上位の子モジユールからの要
求だけが親モジユールによつて受け取られ、バス
占有権が渡される。以降、モジユールアドレスバ
スMABを用いてデータの受渡しを行いたい相手
モジユールを指定し、データの受渡しを行つてい
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上述した外部バス制御方式で
は、次の問題点がある。
(A) データバスの占有要求の制御がただ一つの親
モジユール80によつて行われるので、親モジ
ユール80がない状態、あるいは、親モジユー
ル80が故障した状態ではデータバスDBの占
有制御を全く行うことが出来なくなる。
(B) 親モジユール80に対してデータバスの占有
要求を行い、それが許可されたのちに相手モジ
ユールに対してデータの受渡しを行うための処
理に入るので、親モジユール80が介在する分
だけ、データの受渡しに時間がかかる。
(C) 応答信号線のモジユール間の布線はハードウ
エア上で決定されてしまうので子モジユールの
位置関係によつてバス占有要求時の動作が変わ
つてしまう。つまり、ある子モジユールと他の
子モジユールを入れかえて設置したとしても以
前と同様に動作するという保証は全くない。
本発明は上述の欠点をなくすためになされたも
のであり、データバスの占有制御がすみやかに行
うわれ、かつその動作が各モジユール間の位置関
係によつて影響を受けず、モジユール間で親子関
係のない外部バス制御方式を提供することを目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明は、各モジユ
ール間を、バス占有要求信号線、バス占有要求応
答信号線およびバス占有要求取消信号線という3
つのバス占有制御信号線と、モジユールアドレス
バスで結ぶことにより、モジユール間を結ぶデー
タバスの占有制御を行うことを特徴とする。より
詳しくは、データバスで接続された複数の互に対
等なモジユールを、バス占有要求信号線、バス占
有要求応答信号線、バス占有要求取消信号線およ
びモジユールアドレスバスで均等な関係で接続
し、上記各モジユールに上記モジユールアドレス
バスに乗つたアドレスをモニタするモニタ手段を
設け、上記モジユールより上記バス占有要求信号
線にデータバス占有要求信号を出力し、上記モジ
ユールアドレスバスに相手先モジユールのアドレ
スや自己のアドレスを乗せ、上記モジユールのモ
ニタ手段が、そのモジユールより上記モジユール
アドレスバスに送出しているアドレス以外のアド
レス情報を検出したときに、上記バス占有要求取
消信号線を通してデータバスの占有要求を取消す
信号を出力するようにしたことを特徴としてい
る。
〈作用〉 モジユールはバス占有要求信号線にデータバス
占有要求信号を出力し、モジユールアドレスバス
に相手先モジユールのアドレスや自己のアドレス
を乗せ、バス占有要求応答信号線より応答信号を
受ける。上記モジユールのモニタ手段が、そのモ
ジユールより上記モジユールアドレスバスに送出
しているアドレス以外のアドレス情報を検出した
ときに、バス占有要求取消信号線を通してデータ
バスの占有要求を取消す信号を出力する。これに
より、二以上のモジユールが同時に占有要求を出
した場合でも対処される。
〈実施例〉 第1図は本発明の実施例のブロツク図である。
各モジユール10,11,…1・Mは互いに対等
であり、それぞれが、データバスDB、モジユー
ルアドレスバスMAB、バス占有要求信号線BR、
バス占有要求応答信号線BAおよびバス占有要求
取消信号線BCにより均等な関係で結ばれている。
上記信号線DB,MAB,BR,BA,BCとモジユ
ールとのインターフエースを含む上記モジユール
のブロツク構成を第2図に示す。各モジユールは
制御用の信号線であるバス占有要求信号線BR、
バス占有要求応答信号線BA、バス占有要求取消
信号線BCおよびモジユールアドレスバスMAB
に信号を出力すると共に、それらの信号線の状態
をモニタ手段であるBRモニタ21、BAモニタ
22、BCモニタ23およびMABモニタ24で
モニタすることができるようになつている。
上記バス占有要求信号線BRはデータバスDB
の占有権をとろうとするモジユールがデータバス
の占有を行うときにアクテイブにする信号線で、
データバスの占有が終了するとアクテイブでない
状態にする。
上記バス占有要求応答信号線BAは、バス占有
要求信号線BRがアクテイブになつたのを受けて
モジユールアドレスバスMABの状態により該当
すると判断した相手モジユールが、バス占有要求
を受け取つたことをデータバスの占有権をとろう
とするモジユールに知らせるための信号線であ
り、バス占有要求信号線BRがアクテイブでなく
なるか、あるいは、バス占有要求取消信号線BC
がアクテイブになると、バス占有要求応答信号線
BAもアクテイブでなくなる。
上記バス占有要求取消信号線BCはデータバス
の占有要求を取り消すときにデータバスの占有権
をとろうとしていたモジユールがアクテイブにす
る信号線であり、また、データバスの占有を取り
消すときにデータバスの占有権を持つているモジ
ユールがアクテイブにする信号線である。
上記モジユールアドレスバスMABは、データ
バスの占有権をとろうとするモジユールが相手モ
ジユールアドレスをのせるバスであり、データバ
スが占有されているときには、データバスの占有
権をもつているモジユールが自モジユールアドレ
スをのせるバスである。モジユールアドレスは各
モジユールに固有の番号であり、バスで接続され
ている1つのシステム内では同一のモジユールア
ドレスをもつ他のモジユールは存在しない。
上記データバスDBは各モジユールによつて占
有されたり解放されたりするバスである。
上記各モジユールは第2図に示すように、バス
占有要求信号線BR、バス占有要求応答信号線
BA、バス占有要求取消信号線BCおよびモジユ
ールアドレスバスMABの状態をそれぞれモニタ
するBRモニタ21、BAモニタ22、BCモニタ
23およびMABモニタ24を備えると共に、上
記バス占有要求信号線BR、バス占有要求応答信
号線BA、バス占有要求取消信号線BCおよびモ
ジユールアドレスバスMABにそれぞれ信号を出
力するBR出力部31、BA出力部32、BC出力
部33およびMAB出力部34を備えている。
次に、各モジユールからのバス占有要求時の動
作を説明する。
通常の場合、バスはどこにも占有されていない
状態にあるとする。また、各モジユールはバス占
有要求信号線BR、バス占有要求応答信号線BA、
バス占有要求取消信号線BCの状態を常にモニタ
している。この時の各モジユールの演算処理装置
を含む内部回路30による動作状態のフローを第
3,4図に示す。第3図はデータバス占有時のフ
ローである。第4図は通常の動作時のフローであ
る。
第3図において、ステツプS1でモジユールが
データバスの占有を行うか否かを判断し、占有す
るときはステツプS2に進み、バス占有要求信号
線BR、バス占有要求応答信号線BA、バス占有
要求取消信号線BCのいずれかがアクテイブであ
るかどうかをモニタする。上記バス占有要求信号
線BR、バス占有要求応答信号線BA、バス占有
要求取消信号線BCが共にアクテイブでなくなれ
ばステツプS3に進んでバス占有要求信号線BRを
アクテイブにし、モジユールアドレスバスMB上
に相手モジユールアドレスをのせる。
そのあとステツプS4に進み、モジユールアド
レスバスMAB上に相手モジユールアドレスがの
つていなければステツプS12に進み、バス占有要
求取消信号線BCをアクテイブにし、データバス
占有要求を取消す。
一方、モジユールアドレスバスMAB上に相手
モジユールアドレスがのつていればステツプS5
に進む。ステツプS5ではバス占有要求応答信号
線BAがアクテイブかどうか、すなわち相手モジ
ユールからの応答があるかどうかを判断し、バス
占有要求応答信号線BAがアクテイブでなければ
ステツプS6に進む。ステツプS6において一定時
間待機してもバス占有要求応答信号線BAがアク
テイブでない状態のままであれば、相手モジユー
ルが応答できない状態であるため、ステツプS12
に進んで、バス占有要求取消信号線BCをアクテ
イブにし、データバス占有要求を取消す。
一方、ステツプS5でバス占有要求応答信号線
BAがアクテイブであると判断すれば、ステツプ
S7に進み、モジユールアドレスバスMAB上に自
モジユールアドレスをのせてステツプS8に進む。
ステツプS8ではモジユールアドレスバスMAB上
に自モジユールアドレスがのつているかどうかを
MABモニタ24で検出して、モジユールアドレ
スバスMAB上に自モジユールアドレスがのつて
いなければステツプS12に進んで、バス占有要求
取消信号線BCをアクテイブにし、データバス占
有要求を取消す。
一方、ステツプS8でモジユールアドレスバス
MAB上に自モジユールがのつているとMABモ
ニタ24で検出すればステツプS9に進み、デー
タバスを占有する。相手モジユールとの間のデー
タバスを介してのやり取りが終了すると、ステツ
プS10に進み、バス占有要求信号線BRをアクテ
イブでない状態にして、データバスの占有を終了
することを相手モジユールに知らせる。そのあと
モジユールアドレスバスMABへの出力をやめ
て、ステツプS11に進む。ステツプS11では、バ
ス占有要求応答信号線BAがアクテイブかどう
か、すなわちデータバスの占有を終了することを
相手モジユールが知つて応答したかどうかを判断
し、バス占有要求応答信号線BAがアクテイブで
なくなればデータバスの占有を終了する。
ステツプS12でバス占有要求取消信号線BCを
アクテイブにして、データバスの占有要求を取消
したあと、ステツプS13に進んでバス占有要求信
号線BRをアクテイブでない状態にし、モジユー
ルアドレスバスMABへの出力をやめる。そのあ
とステツプS14に進み、バス占有要求応答信号線
BAがアクテイブでなければステツプS15に進み、
バス占有要求取消信号線BCをアクテイブでない
状態に戻す。そのあとステツプS16に進み、ある
一定時間経過後にステツプS1に戻る。
なお、フローにおいて自モジユールがバス占
有要求取消信号線BCをアクテイブにしていない
のにバス占有要求取消信号線BCがアクテイブに
なつた場合、すなわち他モジユールとの間でデー
タバスの占有の衝突が発生した場合は、フロー
に移りステツプS17でバス占有要求信号BRをア
クテイブでない状態にし、MABへの出力をやめ
たあとステツプS1に戻る。
次に、第4図のフローを説明する。
モジユールはステツプS20でバス占有要求信号
線BRがアクテイブか否かを判断し、アクテイブ
であれば、すなわち他のいずれかのモジユールが
バス占有要求をしていれば、ステツプS21に進
み、モジユールアドレスバスMAB上のアドレス
が自モジユールアドレスかどうかを判断する。
モジユールアドレスバスMAB上のアドレスが
自モジユールアドレスであればステツプS22に進
み、バス占有要求応答信号線BAをアクテイブに
して、バス占有要求を受け取つたことをバス占有
要求をした相手モジユールに知らせる。そしてス
テツプS23に進んで、バス占有要求をした相手モ
ジユールにデータバスの占有が許可される。次
に、ステツプS24に進んでバス占有要求信号線
BRがアクテイブか否かを判断し、アクテイブで
なくなれば、すなわち相手モジユールがデータバ
スの占有を終了することを知らせてくると、ステ
ツプS25に進んでバス占有要求応答信号線BAを
アクテイブでない状態にする。
一方、ステツプS21においてモジユールアドレ
スバスMABのアドレスが自モジユールアドレス
でないと判断すれば、ステツプS26に進み、バス
占有要求信号線BR、バス占有要求応答信号線
BAおよびバス占有要求取消信号線BCをBRモニ
タ21、BAモニタ22およびBCモニタ23で
モニタする。そして、バス占有要求信号線BR、
バス占有要求応答信号線BA、バス占有要求取消
信号線BCが共にアクテイブでなくなればステツ
プS20に戻る。
なお、フローの途中において、バス占有要求
取消信号線BCがアクテイブになると、すなわち
データバスの占有取り消し動作が行なわれるとフ
ローに移り、ステツプS27でバス占有要求応答
信号線BAをアクテイブでない状態にする。その
あとステツプS26に移り、バス占有要求信号線
BR、バス占有要求応答信号線BAおよびバス占
有要求取消信号線BCが共にアクテイブでなくな
るのをまつてステツプS20に戻る。
次に各モジユールの占有要求時の動作を第5図
と第6図のタイミングチヤートをもとに説明す
る。
[1] バスの占有要求をするモジユールが1つ
だけの場合 第5図にこの場合のタイミングチヤートを示
す。データバスを占有しようとするモジユール
1・i(i=1,…,M)はバス占有要求信号線
BR、バス占有要求応答信号線BA、バス占有要
求取消信号線BCの状態をみて、3つの信号線が
共にアクテイブでなければ現在バスは占有されて
いないものとみなし、バス占有要求信号線BRを
アクテイブにする。それと同時に、モジユールア
ドレスバスMABにデータの受渡しを行おうとす
る相手モジユール1・j(j=1,…,M,j≠
i)のアドレスを出力する。モジユール1・jは
バス占有要求信号線BRがアクテイブになり、モ
ジユールアドレスバスMAB上に自モジユールの
アドレスが乗つているのをモニタすると、バス占
有要求応答信号線BAをアクテイブにする。モジ
ユール1・iはバス占有要求応答信号線BAがア
クテイブになつたのを知ると、バスの占有要求が
モジユール1・jによつて受け入れられたのを知
り、次に、モジユールアドレスバスMAB上に自
モジユール1・iのアドレスを出力し、バスの占
有を開始する。2つのモジユールの間でのデータ
バスを介するやり取りが終了すると、モジユール
1・iはデータバスの占有を終了するために、バ
ス占有要求信号線BRをアクテイブでない状態に
する。モジユール1・jはバス占有要求信号線
BRがアクテイブでなくなつたのをモニタする
と、モジユール1・iがデータバスの占有を終了
させようとしていることを知り、バス占有要求応
答信号線BAをアクテイブでない状態にする。モ
ジユール1・iはバス占有要求応答信号線BAが
アクテイブでなくなつたのを知り、データバスの
占有が終了する。モジユール1・iがデータバス
の占有要求をするとき、既にバス占有要求信号線
BR、バス占有要求応答信号線BAがアクテイブ
になつていれば、現在データバスが占有されてい
るということなので、バス占有要求信号線BR、
バス占有要求応答信号線BAがアクテイブでなく
なるのを待ち、それからバス占有要求信号線BR
をアクテイブにしてバスの占有要求をする。
[2] データバスの占有要求をするモジユール
が2つ以上の場合 データバスを占有しようとするモジユール1・
i(i=1,…,M)はバス占有要求信号線BR、
バス占有要求応答信号線BA、バス占有要求取消
信号線BCの状態をみて、3つの信号線が共にア
クテイブでなければ現在データバスは占有さてい
ないものとみなし、バス占有要求信号線BRをア
クテイブにして、それは同時に、モジユールアド
レスバスMABにデータのうけわたしをする相手
モジユールのモジユールアドレスをのせる。しか
し、バス占有要求信号線BRがアクテイブでない
状態からアクテイブな状態へ変化する際、信号の
モジユール間の伝搬遅延により最も遠いモジユー
ルにまで伝わるのに僅かではあるが時間を要す
る。したがつて、この間に他のモジユール1・k
(k=1,…,M,k≠i)がデータバスの占有
を行おうとし、バス占有要求信号線BRをアクテ
イブにしてしまうということがおきる。つまり、
モジユール1・iとモジユール1・kが同時にバ
ス占有要求信号線BRをアクテイブにし、モジユ
ールアドレスバスMAB上に相手モジユールアド
レスをのせることがおきる。バス占有要求をして
いるモジユールはモジユールアドレスバスMAB
をMABモニタ24で常にモニタしているので、
その時の状態により、以下の2種類の動作のどち
らかが起動される。
モジユール1・i、モジユール1・kが異な
つたモジユールアドレスをモジユールアドレス
バスMAB上にのせたときに、第6図のハツチ
ング部分61に示すようにモジユールアドレス
バスMAB上では互いの相手モジユールアドレ
スが衝突するので、でたらめなモジユールアド
レスがあらわれ、上記でたらめなモジユールア
ドレスに該当するモジユールアドレスを持つモ
ジユールがバスに接続されていれば、そのモジ
ユールは破線部62に示すようにバス占有要求
応答信号線BAをアクテイブにする。しかし、
バスの占有要求をしているモジユール1・iと
モジユール1・kはモジユールアドレスバス
MAB上のアドレスデータをモニタしていて、
自分の送出したアドレスと異なつていることが
判断できるので、アドレスデータの衝突が発生
したことを検知し、バス占有要求取消信号線
BCをアクテイブにしたあと、バス占有要求信
号線BRをアクテイブでなくする。バス占有要
求応答信号線BAをアクテイブにしたモジユー
ルはバス占有要求取消信号線BCがアクテイブ
になることにより、バス占有要求が取り消され
たことを知り、バス占有要求応答信号線BAを
アクテイブでなくする。モジユール1・i、モ
ジユール1・kはバス占有要求応答信号線BA
がアクテイブでなくなつたのを確認して、バス
占有要求取消信号線BCをアクテイブでなくす
る。
モジユール1・i、モジユール1・kが同一
のモジユール1・j(j=1,…,M,j≠i,
j≠k)を相手モジユールとして指定し、同一
のモジユールアドレスをモジユールアドレスバ
スMAB上にのせたとき、第7図のタイミング
チヤートに示すように、モジユールアドレスバ
スMAB上には正しい相手モジユールアドレス
があらわれる。当然、上記モジユールアドレス
に該当するモジユールアドレスをもつ相手モジ
ユール1・jはバス占有要求応答信号線BAを
アクテイブにする。モジユール1・i、モジユ
ール1・kはバス占有要求応答信号線BAがア
クテイブになつたのを検出すると、次に、モジ
ユール1・iはモジユール1・iのモジユール
アドレスをモジユールアドレスバスMAB上
に、モジユール1・kはモジユール1・kのモ
ジユールアドレスをモジユールアドレスバス
MAB上に夫々のせる。モジユールアドレス
は、データバスに接続されているモジユールご
とに必ず異なつたものなので、このとき、上記
モジユール1・i、モジユール1・kはそれぞ
れモジユールアドレスバスMAB上のアドレス
データ(ハツチングの部分71)をモニタし、
それぞれが自モジユールアドレスと異なつてい
ることを検出するので、バス占有要求取消信号
線BCをアクテイブにしたあと、バス占有要求
信号線BRをアクテイブでなくする。モジユー
ル1・jはバス占有要求取消信号線BCがアク
テイブになつたことを知り、バス占有要求応答
信号線BAをアクテイブでなくする。モジユー
ル1・i、モジユール1・kはバス占有要求応
答信号線BAがアクテイブでなくなつたのを確
認してバス占有要求取消信号線BCをアクテイ
ブでなくする。
モジユール1・i、モジユール1・kは各モ
ジユールで決めたある時間経過後、再びバス占
有要求を行う。
モジユールアドレスの設定のしかたによつて
は、2つのモジユールが出力したモジユールアド
レスバスMAB上のモジユールアドレスにおい
て、一方のモジユールアドレスによつて他方のモ
ジユールアドレスが隠されてしまうことが発生す
る。たとえば、モジユールアドレスバスMABが
パラレルに3本あつて、モジユールアドレスバス
MAB上にモジユールアドレス011とモジユール
アドレス010が出力されている場合(0をアクテ
イブでない状態、1をアクテイブな状態とする)、
モジユールアドレスバスMAB上では011という
モジユールアドレスしかモニタすることができな
い。この場合のモジユールの動作を以下に述べ
る。モジユールアドレスバスMAB上に011を出
力したモジユールは正しいモジユールアドレスが
モジユールアドレスバスMAB上に存在している
と判断し、以降、データバスの占有を行う手続き
を進めて行くが、モジユールアドレスバスMAB
上に010を出力したモジユールは正しくないモジ
ユールアドレスがモジユールアドレスバスMAB
上に存在していると判断し、バス占有要求取消信
号線BCをアクテイブにしてデータバス占有要求
の取り消しを行う。モジユールアドレスバス
MAB上に011を出力したモジユールはバス占有
要求取消信号線BCをモニタするので、バスの占
有の衝突が発生したことを知り、バス占有要求信
号線BRをアクテイブでなくする。このようにし
て、データバスの占有要求の取り消しが行われ
る。その後、各モジユールで決めたある時間経過
後、再びバス占有要求を行う。
このようにして、モジユール間のバスの占有が
可能となる。同時に3つ以上のモジユールがバス
占有要求を出した場合も同様に考えることができ
る。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明の外部バス
制御方式は、データバスで接続された複数の互に
対等なモジユールを、バス占有要求信号線、バス
占有要求応答信号線、バス占有要求取消信号線お
よびモジユールアドレスで均等な関係で接続し、
上記各モジユールに上記モジユールアドレスバス
に乗つたアドレスをモニタするモニタ手段を設け
たので、以下のような効果がある。
親モジユールと子モジユールの区別がなく、
また、モジユール間の優先順位がなくなり、す
べてのモジユールが対等な関係になる。
バスの占有手続きは各モジユール間で行われ
るので、短時間で終了する。
すべての信号線がすべてのモジユールに同じ
ように接続されるので、モジユール間の位置関
係とバス占有時の動作は無関係である。つま
り、モジユールどうしを位置的にいれかえて設
置しても以前と同様に動作する。
制御用信号線の数は従来例と同じく、3本で
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の外部バス制御方式の一実施
例を示すブロツク図、第2図は上記実施例におけ
るモジユールの構成図、第3図、第4図は上記実
施例におけるモジユールの動作を示すフローチヤ
ート、第5図、第6図、第7図は上記実施例にお
けるバス占有要求時のタイミングチヤートを示す
図、第8図は従来例を示すブロツク図である。 21,22,23,24……モニタ手段、3
1,32,33,34……出力手段、BR……バ
ス占有要求信号線、BA……バス占有要求応答信
号線、BC……バス占有要求取消信号線、MAB
……モジユールアドレスバス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データバスで接続された複数の互に対等なモ
    ジユールを、バス占有要求信号線、バス占有要求
    応答信号線、バス占有要求取消信号線およびモジ
    ユールアドレスバスで均等な関係で接続し、上記
    各モジユールに上記モジユールアドレスバスに乗
    つたアドレスをモニタするモニタ手段を設け、 上記モジユールより上記バス占有要求信号線に
    データバス占有要求信号を出力し、上記モジユー
    ルアドレスバスに相手先モジユールのアドレスや
    自己のアドレスを乗せ、上記モジユールのモニタ
    手段が、そのモジユールより上記モジユールアド
    レスバスに送出しているアドレス以外のアドレス
    情報を検出したときに、上記バス占有要求取消信
    号線を通してデータバスの占有要求を取消す信号
    を出力するようにしたことを特徴とする外部バス
    制御方式。
JP62052405A 1987-03-06 1987-03-06 外部バス制御方式 Granted JPS63217845A (ja)

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