JPH0553423A - フルカラー複写機の現像装置 - Google Patents

フルカラー複写機の現像装置

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Publication number
JPH0553423A
JPH0553423A JP3210720A JP21072091A JPH0553423A JP H0553423 A JPH0553423 A JP H0553423A JP 3210720 A JP3210720 A JP 3210720A JP 21072091 A JP21072091 A JP 21072091A JP H0553423 A JPH0553423 A JP H0553423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developing
toner adhesion
roller
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP3210720A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuichi Kazaki
祐一 蚊崎
Hideyuki Nishimura
英幸 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3210720A priority Critical patent/JPH0553423A/ja
Publication of JPH0553423A publication Critical patent/JPH0553423A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 トナーとキャリアとを混合してなる2成分系
の現像剤を使用するフルカラー複写機の現像装置の、現
像ローラ(4a,5a,6a)の両端部にトナー付着防
止材(26)をコーティングする。 【効果】 現像ローラの両端部へのトナー付着を防止で
きるから、マグネットローラの回転が円滑に行われ、現
像に支障を来すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーとキャリアとを
混合してなる2成分系の現像剤を使用するフルカラー複
写機の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の現像装置を示す外観斜視図
である。図において104aが記録媒体上にトナー像を
形成するためのマグネットローラである。
【0003】図5は図4のマグネットローラ104aの
端部の断面図である。図において、現像剤のキャリアに
負のバイアス電圧を供給すると、トナーが回転している
キャリアとの摩擦により正に帯電されて感光体表面の負
電荷の静電潜像と結びついてトナー像を形成する。
【0004】このような従来のマグネットローラ104
aにおいては、その両端部分はキャリア噴出防止のた
め、磁極が形成されていなかった。従ってマグネットロ
ーラ104aの両端部分ではキャリアが搬送されず、ト
ナーがたまり易くなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の現像装置で
は、軟化点の低いカラートナーを使用した場合、マグネ
ットローラ両端部にたまったトナーが、マグネットロー
ラからの圧力,摩擦熱等によって現像槽内で溶けてしま
い、その一部がマグネットローラ表面に固着してマグネ
ットローラの回転が円滑に行われなくなって、現像でき
なくなるという問題が発生していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題を解決するためになされたものであり、請求項1はト
ナーとキャリアとを混合してなる2成分系の現像剤を使
用してカラー画像を形成するフルカラー複写機の現像装
置において、記録媒体上にトナー像を形成するための現
像ローラの両端部にトナー付着防止材をコーティングし
たことを特徴とする。
【0007】請求項2は、トナー付着防止材に耐摩耗性
向上材を含有させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1によれば、付着防止材によってマグネ
ットローラの両端部にトナーが付着して固まることを防
止することができるので現像ローラの回転が円滑に行
え、現像に支障を来すことがない。
【0009】請求項2によれば、付着防止材の耐摩耗性
を向上させて現像ローラの寿命を延ばすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るフルカラー複写機の概
略構成を示す断面図である。図に示すように、機枠の上
面には透明な原稿載置台1が配設されている。また、こ
の原稿載置台1の下方には、露光光学系2が配設されて
おり、この露光光学系2は、原稿載置台1上に載置され
る原稿13に光を照射する光源ランプ2aと、原稿13
からの反射光を例えば一点鎖線で示すように記録媒体で
ある感光体7上に導く複数の反射鏡2b…と、光路上に
配設された結像レンズ2cと、赤、緑、および青の3原
色の色フィルタを有する色分解フィルタ2dとを備えて
いる。
【0011】上記の露光光学系2の光軸上には、露光走
査された光像が照射される有機感光体(OPC)からな
るドラム状の感光体7が配設されており、この感光体7
の入紙方向側には、転写紙19を収容した給紙カセット
8・9が配設されている。そして、これらの各給紙カセ
ット8・9の上面には、それぞれ給紙ローラ23・24
が設けられており、これらの給紙ローラ23・24は、
転写紙19を給紙カセット8・9から排出して中間転写
体10方向へ送出させるようになっている。上記の給紙
ローラ23・24からの中間転写体10方向への送出側
には、タイミングローラ25が配設されており、このタ
イミングローラ25は、中間転写体10に同期して回転
されるようになっている。また、中間転写体10は、第
1〜第3ローラ18a・18b・18cにより回転駆動
されるようになっている。
【0012】中間転写体10の裏面側には、転写チャー
ジャ21が配設されており、第3ローラ18cの配設部
位における中間転写体10の表面側には、転写ローラ2
2が配設されている。そして、転写ローラ22の送出側
には、剥離プレート20、搬送ベルト11、および定着
装置12がこの順に配設されている。
【0013】感光体7の外周には感光体7を帯電させる
帯電チャージャ16および感光体7を除電する除電ラン
プ26が配設されており、帯電チャージャ16の近傍に
おける感光体7の下方には、感光体7上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング手段であるクリーニング装置
17が配設されている。
【0014】更にその上部には感光体7と非接触の状態
で白黒用の現像槽3と、カラー用の現像槽4〜6とが配
設されており、カラー用の現像槽4〜6には、イエロ、
マゼンタ、およびシアン色のカラー現像剤が個別に収容
されている。
【0015】図2は、上記現像槽4〜6の外観を示した
斜視図であって、ここではイエロトナー用の現像槽につ
いて説明する。図において、4aはマグネットローラで
あって、磁極を持たないその両端部にはトナー付着防止
材26・26がコーティングしてある。
【0016】上記トナー付着防止材26・26として
は、例えばフッ素系樹脂のPTFE(ポリテトロフロロ
エチレン)が使用される。
【0017】また、上記マグネットローラ4aのトナー
付着防止材コーティング層26・26の耐摩耗性を向上
させるためにトナー付着防止材の中にカーボン等を含有
させてもよい。
【0018】次に、上記構成のカラー複写機の動作につ
いて説明する。先ず、図示しない複写開始スイッチが押
圧されることで、コピーモードが実行される。このコピ
ーモードは、イエロ、マゼンタ、およびシアンをそれぞ
れ現像して中間転写体10に転写させるコピーサイクル
を有しており、コピーモードが実行されると、先ず、イ
エロのコピーサイクルが実行されることになる。
【0019】即ち、原稿載置台1上に載置された原稿1
3に対して光源ランプ2aから光を照射させ、露光走査
が行われる。原稿13からの反射光は、反射鏡2b…お
よび結像レンズ2cを介して色分解フィルタ2dに入射
され、この色分解フィルタ2dで色成分別に分解され
る。
【0020】上記の露光走査で色分解フィルタ2dの各
色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージャ
16にて均一に帯電された感光体7上に照射され、感光
体7がA部で露光される。これにより、感光体7には原
稿13の画像に対応したイエロの静電潜像が形成され
る。この後、上記の各静電潜像は、色分解フィルタ2d
の補色であるイエロの現像剤を有する現像槽4の対向部
において、現像マグネットローラから供給される現像剤
で現像されて可視化され、トナー像となる。具体的には
図3に示すように、キャリアに負のバイアス電圧を印加
すると摩擦によってトナーが正に帯電されて感光体7表
面上の負電荷の静電潜像と結びついてトナー像が形成さ
れる。そして、このトナー像は、転写チャージャ21で
中間転写体10に転写されることになる。
【0021】上記のイエロのコピーサイクルが終了する
と、感光体7は、クリーニング装置17でクリーニング
されると共に、除電ランプ26で除電される。そして、
上記の同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシアンの
トナー像が中間転写体10に転写されることになる。
【0022】上記の各コピーサイクルが実行されると、
各色成分別のトナー像は、転写チャージャ21により中
間転写体10の同位置へ転写されることになり、各色成
分別のトナーが重ねられることで完成したひとつのトナ
ー像を形成することになる。一方、給紙カセット8・9
に収容された転写紙19は、給紙ローラ23・24によ
り1枚ずつタイミングローラ25に給紙され、タイミン
グローラ25は、中間転写体10に同期して転写紙19
を中間転写体10と転写ローラ22との間に搬送する。
搬送された転写紙19は、転写ローラ22により中間転
写体10のトナー像が転写された後、剥離プレート20
により中間転写体10から分離され、搬送ベルト11に
より定着装置12へ導入される。そして、転写紙23へ
のカラートナー像の定着が行われた後、外部へ排出され
ることで、1回のコピーモードが終了することになる。
【0023】以上のように、マグネットローラの磁極を
持たない両端部分にPTFEをコーティングすること
で、マグネットローラ両端部分にたまった軟化点の低い
カラートナーがマグネットローラによる圧力や摩擦熱に
よって溶融しても、上記マグネットローラ両端部に付着
して固まることがないので、マグネットローラの回転が
円滑になされ、現像に支障を来すことがない。
【0024】また、上記PTFEにカーボンを含有させ
ることでマグネットローラに形成されたコーティング層
の耐摩耗性を向上させることができるので、マグネット
ローラの寿命を延ばすことができる。
【0025】本実施例では、トナー付着防止材としてP
TFEを使用したが、これに限定されるものではなくト
ナーの付着を防止できるものであればよい。
【0026】また、トナー付着防止材をコーティングす
るのではなくマグネットローラの両端部をトナー付着を
防止できる材質のもので形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、現像ローラ
の両端部へのトナー付着を防止できるから、マグネット
ローラの回転が円滑に行われ、現像に支障を来すことが
ない。本発明の請求項2によれば、コーティング層の耐
摩耗性を向上させて現像ローラの寿命を延ばすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフルカラー複写機の概略構成を示
す断面図である。
【図2】本発明に係る現像装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】現像剤によるトナー像形成説明図である。
【図4】従来の現像装置を示す斜視図である。
【図5】図4の現像装置端部の断面図である。
【符号の説明】
4,5,6 現像装置 4a,5a,6a 現像ローラ 7 記録媒体 26 トナー付着防止材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアとを混合してなる2成
    分系の現像剤を使用してカラー画像を形成するフルカラ
    ー複写機の現像装置において、 記録媒体上にトナー像を形成するための現像ローラの両
    端部にトナー付着防止材をコーティングしたことを特徴
    とするフルカラー複写機の現像装置。
  2. 【請求項2】 トナー付着防止材に耐摩耗性向上材を含
    有させたことを特徴とする請求項1記載のフルカラー複
    写機の現像装置。
  3. 【請求項3】 トナー付着防止材がポリテトロフロロエ
    チレンであることを特徴とする請求項1記載のフルカラ
    ー複写機の現像装置。
JP3210720A 1991-08-22 1991-08-22 フルカラー複写機の現像装置 Pending JPH0553423A (ja)

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JP3210720A JPH0553423A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フルカラー複写機の現像装置

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JP3210720A JPH0553423A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フルカラー複写機の現像装置

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JPH0553423A true JPH0553423A (ja) 1993-03-05

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ID=16593985

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JP3210720A Pending JPH0553423A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フルカラー複写機の現像装置

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JP (1) JPH0553423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917780B2 (en) * 2001-06-13 2005-07-12 Kyocera Corporation Image forming apparatus that prevents attachment of toner to lateral sides of the developing roll

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917780B2 (en) * 2001-06-13 2005-07-12 Kyocera Corporation Image forming apparatus that prevents attachment of toner to lateral sides of the developing roll

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