JPH0553213U - 電子部品実装構造 - Google Patents

電子部品実装構造

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Publication number
JPH0553213U
JPH0553213U JP10442791U JP10442791U JPH0553213U JP H0553213 U JPH0553213 U JP H0553213U JP 10442791 U JP10442791 U JP 10442791U JP 10442791 U JP10442791 U JP 10442791U JP H0553213 U JPH0553213 U JP H0553213U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
circuit board
printed circuit
capacitor
choke coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP10442791U
Other languages
English (en)
Inventor
浩史 野呂
正二郎 木戸
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10442791U priority Critical patent/JPH0553213U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装面積を縮小でき、周囲の影響を受けにく
いチョークコイルを実現する。 【構成】 高圧パルストランス3の一次側のリード線3
aとプリント基板100との接続箇所には、2個のビー
ズコア5に挿通させたリード線5aの一方端を半田付け
により接続してあり、また、コンデンサ7のリード線7
bとプリント基板100との接続箇所には、2個のビー
ズコア5に挿通させたリード線5aの他方端を半田付け
により接続してある。また、コンデンサ7のリード線7
aとプリント基板100との接続箇所には、2個のビー
ズコア4に挿通させたリード線4aの一方端を半田付け
により接続してあり、また、コンデンサ1のリード線1
bとプリント基板100との接続箇所には、2個のビー
ズコア4に挿通させたリード線4aの他方端を半田付け
により接続してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント基板にチョークコイルを含む複数の電子部品を実装した 電子部品実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にチョークコイルは、図3に示すような電子回路に用いられている。 図3は放電灯点灯回路を示す回路図である。 図3において、1,7はコンデンサ、2はトライアックまたは放電ギャップか らなるスイッチ、3は高圧パルストランスであり、一次側31に例えば図4(a )に示すパルスを入力すると、このパルスを昇圧して二次側32に図4(b)に 示すようなパルスを発生させるものである。また、9は交流電源、8は抵抗、1 0はチョークコイル、11は放電灯、12はコンデンサ、13はインバータであ る。
【0003】 このように構成された放電灯点灯回路の動作は、先ず、交流電源9,抵抗8お よびコンデンサ1からなる閉回路により、コンデンサ1に電荷が除々に蓄積され る。次に、コンデンサ1の充電電圧がある値に達するとスイッチ2がオン状態と なり、コンデンサ1に蓄積された電荷が放電される。これにより、高圧パルスト ランス3は、一次側10aに発生した電圧を昇圧した電圧を二次側10bに発生 させる。その結果、放電灯11が点灯される。
【0004】 このような放電灯点灯回路において、チョークコイル10は、スイッチ2をオ ン状態とした瞬間に流れる電流を制限する働きを有するものである。すなわち、 チョークコイル10を回路中に介挿しないとすると、図5に示すようにスイッチ 2をオン状態とした瞬間に、急峻な電流I1 が流れる。このような電流I1 のピ ーク値や瞬時値がスイッチ2の定格を超えた場合には、スイッチ2が破壊されて しまうこととなる。したがって、図3に示すようにチョークコイル10を介挿さ せてチョークコイル10のインダクタンスによりスイッチ2をオン状態とした瞬 間に流れる電流を制限し、図5に示すような緩やかな電流I2 を流すことにより スイッチ2の破壊を防止している。
【0005】 従来、このような放電灯点灯回路をプリント基板(図示せず)上に複数の電子 部品を実装して実現する場合、チョークコイル10として図6に示す空心コイル 63が用いられている。図6に示すように、空心コイル63は、ボビン61の外 周部に巻線62を巻いたものである。なお、図6(a)は平面図、図6(b)は 側断面図である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、チョークコイル10として用いられている空心コイル6 3のボビン61は、約1cm寸法の立方体からなる大きなものであり、プリント 基板上に実装した場合に実装面積が大きくなるという問題があった。 また、空心コイル63は開磁路であるため、空心コイル63の働きは周囲の影 響を受けやすいという問題があった。
【0007】 この考案の目的は、上記問題点に鑑み、実装面積を縮小でき、周囲の影響を受 けにくいチョークコイルを実現した電子部品実装構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の電子部品実装構造は、ビーズコアに挿通させたリード線をプリント 基板に半田付けしたものである。
【0009】
【作用】
この考案の構成によれば、ビーズコアに挿通させたリード線をプリント基板に 半田付けしたため、従来の空心コイルからなるチョークコイルと比較して小形の チョークコイルを得ることができる。 したがって、従来のチョークコイルと比較してプリント基板に対する実装面積 を縮小することができ、これにより、プリント基板自身の面積を縮小することが できる。また、ビーズコアは閉磁路であるため、チョークコイルとしてのビーズ コアの働きは、従来の開磁路を有する空心コイルと比較して周囲の影響を受けに くい。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案の第1の実施例の電子部品実装構造を示す概略図である。なお 、この図1はプリント基板に複数の電子部品を実装して図3に示す放電灯点灯回 路を実現した場合の様子を示している。 図1において、1,7はコンデンサ、3は高圧パルストランスであり、一次側 にはスイッチ(図示せず)を直列接続してある。また、4,5はビーズコア(貫 通穴を有するビーズ形のコア)、100はプリント基板、1a,1bはコンデン サ1のリード線、7a,7bはコンデンサ7のリード線、3a,3b,3c,3 dは高圧パルストランス3のリード線、4aはビーズコア4のリード線、5aは ビーズコア5のリード線である。
【0011】 図1に示すように、コンデンサ1,7および高圧パルストランス3の各リード 線1a,1b,7a,7b,3a,3b,3cおよび3dは、半田付けによりプ リント基板100の所定箇所に接続してある。 そして、高圧パルストランス3の一次側のリード線3aとプリント基板100 との接続箇所には、2個のビーズコア5に挿通させたリード線5aの一方端を半 田付けにより接続してあり、また、コンデンサ7のリード線7bとプリント基板 100との接続箇所には、2個のビーズコア5に挿通させたリード線5aの他方 端を半田付けにより接続してある。
【0012】 また、コンデンサ7のリード線7aとプリント基板100との接続箇所には、 2個のビーズコア4に挿通させたリード線4aの一方端を半田付けにより接続し てあり、また、コンデンサ1のリード線1bとプリント基板100との接続箇所 には、2個のビーズコア4に挿通させたリード線4aの他方端を半田付けにより 接続してある。
【0013】 このように各ビーズコア4,5に各リード線4a,5aを挿通させたものを高 圧パルストランス3の一次側およびコンデンサ7間と、コンデンサ1およびコン デンサ7間とに接続して図3に示したチョークコイル10として用いる。すなわ ち、各ビーズコア4,5に各リード線4a,5aを挿通させたものは高圧パルス トランス3の一次側に接続したスイッチと直列に接続されている。
【0014】 このように各ビーズコア4,5に各リード線4a,5aを挿通させたものを図 3に示したチョークコイル10として用いることにより、従来の空心コイル63 からなるチョークコイルと比較してプリント基板100上の実装面積を縮小する ことができ、実装箇所の自由度を高めることができる。また、ビーズコア4,5 は閉磁路であるため、ビーズコア4,5の働きは開磁路を有する従来の空心コイ ル63に比較して周囲の影響を受けにくい。
【0015】 次に、図2はこの考案の第2の実施例の電子部品実装構造の要部を示す概略図 である。なお、この図2はプリント基板上に複数の電子部品を実装して図3に示 す放電灯点灯回路を実現した様子を示している。 図2において、2はスイッチ、6はビーズコア、7はコンデンサ、2a,2b はスイッチ2のリード線、7a,7bはコンデンサ7のリード線である。
【0016】 図2に示すように、コンデンサ7およびスイッチ2の各リード線7a,7b, 2aおよび2bをビーズコア6に挿通させて、この各リード線7a,7b,2a および2bをプリント基板100上の所定箇所に半田付けしてある。このように ビーズコア6に各リード線7a,7b,2aおよび2bを挿通させた部分は、図 3に示したチョークコイル10となり、コンデンサ7およびスイッチ2に直列接 続したものとなる。
【0017】 このように、コンデンサ7およびスイッチ2の各リード線7a,7b,2aお よび2bをビーズコア6に挿通させたものを図3に示したチョークコイル10と して用いることにより、プリント基板100上に改めてチョークコイル10のた めの実装面積を確保することが不要となり、実装面積を縮小することができる。 また、第1の実施例と同様にビーズコア6は閉磁路であるため、ビーズコア6 の働きは開磁路を有する従来の空心コイル63に比較して周囲の影響を受けにく い。
【0018】
【考案の効果】
この考案の電子部品構造によれば、ビーズコアに挿通させたリード線をプリン ト基板に半田付けしたため、従来の空心コイルからなるチョークコイルと比較し て小形のチョークコイルを得ることができる。 したがって、従来のチョークコイルと比較してプリント基板に対する実装面積 を縮小することができ、これにより、プリント基板自身の面積を縮小することが できる。また、ビーズコアは閉磁路であるため、チョークコイルとしてのビーズ コアの働きは、従来の開磁路を有する空心コイルと比較して周囲の影響を受けに くい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の電子部品実装構造を
示す概略図である。
【図2】この考案の第2の実施例の電子部品実装構造の
要部を示す概略図である。
【図3】放電灯点灯回路を示す回路図である。
【図4】高圧パルストランス3の動作を説明するための
波形図である。
【図5】図3に示す放電灯点灯回路に、チョークコイル
10を介挿させた場合と介挿させない場合のスイッチ2
に流れる電流を示す波形図である。
【図6】従来、チョークコイル10として用いていた空
心コイルを示す概略図である。
【符号の説明】
2a,2b,4a,5a,7a,7b リード線 4,5,6 ビーズコア 100 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーズコアに挿通させたリード線をプリ
    ント基板に半田付けした電子部品実装構造。
JP10442791U 1991-12-18 1991-12-18 電子部品実装構造 Pending JPH0553213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10442791U JPH0553213U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 電子部品実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10442791U JPH0553213U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 電子部品実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0553213U true JPH0553213U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14380391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10442791U Pending JPH0553213U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 電子部品実装構造

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JP (1) JPH0553213U (ja)

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