JPH0553211A - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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JPH0553211A
JPH0553211A JP21873891A JP21873891A JPH0553211A JP H0553211 A JPH0553211 A JP H0553211A JP 21873891 A JP21873891 A JP 21873891A JP 21873891 A JP21873891 A JP 21873891A JP H0553211 A JPH0553211 A JP H0553211A
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JP
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ultraviolet rays
irradiation
ultraviolet
irradiated
substrate
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JP21873891A
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Yoshinori Sunazaka
義則 砂坂
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被照射物Pの両側縁部に紫外線を照射する。 【構成】 被照射物Pの両側縁部を支持し、この被照射
物Pを搬送する搬送手段31を設ける。搬送手段31にて搬
入される被照射物Pに対して、下方から紫外線を照射す
る主照射部2を設ける。主照射部2から被照射物Pを搬
出する際、光ファイバーを有する光導体81で紫外線を導
いて、被照射物Pの両側縁部に照射する補助照射部5を
設ける。 【効果】 工程を増加させることなく、被照射物Pの全
面に紫外線を照射し、製造コストを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被照射物として例えば
基板に紫外線を照射してLCD等の電極印刷、IC、L
SIなどの回路素子等の露光を行なう紫外線照射装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紫外線照射装置は、紫外線を下
方から照射する照射開口を有する照射部を設け、この照
射部の照射開口の両側上部に沿って複数のガイドローラ
を配置した搬送手段を設けている。
【0003】そして、紫外線の照射にあたっては、基板
の搬送方向と直交する両側縁部を搬送手段の両側のガイ
ドローラ上に載せて、ガイドローラの回転により照射開
口上に搬入する。搬入停止された基板の下面に照射開口
を通じて紫外線を照射する。照射後は、基板をガイドロ
ーラの回転により照射開口上から搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板の両側
縁部をガイドローラで支持した状態で紫外線を照射する
ため、基板の両側縁部には紫外線を照射できず、基板に
未露光部分ができてしまう。
【0005】この基板の未露光部分にも紫外線を照射す
るためには、別の紫外線照射装置に基板を搬送して、基
板の両側縁部にのみ紫外線を照射する必要があり、工程
が増加し、製造コストが高くなる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、工程を増加することなく、被照射物の両側縁部
にも紫外線を照射でき、製造コストを低減することがで
きる紫外線照射装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被照
射物の搬送方向と直交する両側縁部を支持して搬送する
搬送手段と、この搬送手段にて搬入される前記被照射物
に対して下方から紫外線を照射する主照射部と、前記搬
送手段による被照射物の前記主照射部への搬入時および
主照射部からの搬出時のいずれかにおいて、光ファイバ
ーを有する複数の光導体により紫外線を導き被照射物の
両側縁部に照射する補助照射部とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、補助照射部に接続される1つの入射部で紫外線を分
岐して複数の光導体の出射部から出射する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1および請求項
2の発明において、光導体の紫外線を出射する出射部
は、被照射物の搬送方向に対して直交する方向に長い矩
形状の出射開口を設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1、請求項2お
よび請求項3の発明において、光導体の出射部が着脱可
能で、その出射部を被照射物の両側縁部に対して位置決
め保持するホルダを設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、搬送手段により被照射物
の両側縁部を支持して、被照射物を主照射部に搬入し、
主照射部で被照射物に紫外線を照射し、主照明部から被
照射物を搬出する。この被照射物の主照射部への搬入時
および主照射部からの搬出時のいずれかにおいて、補助
照射部から光ファイバーを有する複数の光導体により紫
外線を導いて、被照射物の両側縁部に照射する。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、補助照射部に接続される1つの入射部で紫外線を
分岐して複数の光導体の出射部から出射することによ
り、補助照射部の紫外線を放射するランプ等が共用さ
れ、各光導体からの紫外線出射量が均等になる。
【0013】請求項3の発明では、請求項1および請求
項2の発明において、出射部の出射開口を被照射物の搬
送方向と直交する幅方向に長い矩形状とすることによ
り、被照射物の両側縁部に対して幅方向に一定量の紫外
線を照射する。また、出射開口の搬送方向に対応する開
口幅を調整することにより、紫外線照射量を調整する。
【0014】請求項4の発明では、請求項1、請求項2
および請求項3の発明において、各光導体の出射部をホ
ルダに装着することにより、出射部を被照射物の両側縁
部に対して位置決めし、紫外線照射状態を安定化する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0016】図10は紫外線照射装置の全体を示し、紫
外線を放射するランプなどを含む光学系を内蔵した光源
部1と、被照射物に紫外線を照射する主照射部2と、主
照射部2に被照射物を搬入する搬入部3と、主照射部2
から被照射物を搬出する搬出部4と、被照射物の搬送方
向と直交する両側縁部に紫外線を照射する補助照射部5
とから構成されている。
【0017】なお、本実施例の被照射物としては、図
1、図7および図9に示すように、紫外線を照射してI
C、LSIなどの回路素子を形成する基板Pとする。
【0018】図1および図2は光源部1および主照射部
2の構造を示し、光源部1の機体11の内部には、上部
に、紫外線を放射するランプ12、このランプ12から上方
に放射される紫外線を下方に集光反射させる反射板13、
ランプ12に送風あるいはランプ12の周囲の暖められた空
気を排気してランプ12を冷却する送風機14がそれぞれ配
設されている。
【0019】また、機体11の内部の中間部に、反射板13
の集光点に位置してフライアイレンズ15およびその下方
にレンズ16が配設され、かつ、フライアイレンズ15に入
射する紫外線を遮断可能とするシャッター17およびこの
シャッター17を選択的に開閉させるモータ18が配設され
ている。さらに、下部に、レンズ16を通過した紫外線を
主照射部2に向けて反射する反射板19が配設されてい
る。
【0020】前記主照射部2の機体21の内部には、光源
部1の反射板19で反射してくる紫外線を上方に反射する
反射板22が配設されている。また、機体21の上面板23に
は、図7に示すように、反射板22で反射する紫外線を基
板Pに照射する照射開口24が開口形成されている。この
照射開口24は、処理可能とする最も大きな基板Pに対応
した寸法の長方形に形成され、図9に示すように、紫外
線が透過可能とするガラス板25が嵌め込まれている。
【0021】また、図1に示すように、機体21の上面板
23の上側には基板Pを搬送する搬送手段31が配設され、
下側には照射開口24の開口幅を可変する開口幅可変手段
32が配設されている。
【0022】まず、搬送手段31は、図7および図9に示
すように、照射開口24の両側つまり基板Pの搬送方向
(Y方向)と直交した両側に沿って、断面ほぼL字状の
可動枠33が幅方向(X方向)に平行に摺動可能にそれぞ
れ配置され、手動または図示しない駆動手段でそれぞれ
平行移動されるようになっている。
【0023】各可動枠33には軸受34が所定間隔毎に設け
られ、この各軸受34に回転軸35を介してガイドローラ36
が回転自在に支持されている。このガイドローラ36に
は、内端側に基板Pの縁部を載せるだけの間隔を空けて
基板Pの縁部をガイドするガイド環37が設けられてい
る。また、各ガイドローラ36の回転軸35の外端にはプー
リ38が固定され、隣接するガイドローラ36間のプーリ38
間にベルト39が張設されている。したがって、各可動枠
33に設けられた複数のガイドローラ36は一体的に回転す
る。
【0024】そして、搬送方向始端側において、両可動
枠33のガイドローラ36間に連動軸40で連結され、この連
動軸40の一端の回転受部41と図8に示すモータ42の回転
部43とがベルトなどで連結されており、モータ42の回転
によりガイドローラ36が一体的に同方向に回転して基板
Pが搬送される。なお、連動軸40は、ガイドローラ36、
軸受34およびプーリ38を貫通し、ブラケット44で上面板
23上に回転自在に支持されており、そのガイドローラ3
6、軸受34およびプーリ38に対しては軸方向にスライド
可能で可動枠33の移動を可能とし、回転方向にはガイド
ローラ36およびプーリ38と結合して回転伝達するように
なっている。
【0025】次に、前記開口幅可変手段32は、図8に示
すように、照射開口24の下方において、照射開口24の幅
方向両側にそれぞれ配置される幅方向(X方向)の絞り
板51と、搬送方向両側にそれぞれ配置される搬送方向
(Y方向)の絞り板52とを備え、図9に示すように、幅
方向の絞り板51を下側に、搬送方向の絞り板52を上側に
配置している。
【0026】そして、各幅方向の絞り板51の上面両側縁
部において、例えば機体21の上面板23に固定された支持
部53によりガイド軸54が幅方向に沿って架設され、この
ガイド軸54にガイド部材55がスライド自在に嵌合され、
このガイド部材55が絞り板51の上面に固定されている。
したがって、各絞り板51は、スライド軸54に沿って幅方
向に平行移動可能に支持されている。
【0027】一方、各搬送方向の絞り板52の下面両側縁
部において、機体21の図示しないシャーシなどに固定さ
れた支持部56によりガイド軸57が搬送方向に沿って架設
され、このガイド軸57にガイド部材58がスライド自在に
嵌合され、このガイド部材58が絞り板52の下面に固定さ
れている。したがって、各絞り板52は、スライド軸57に
沿って搬送方向に平行移動可能に支持されている。
【0028】また、各幅方向の絞り板51の側部にモータ
59が配置され、このモータ59の駆動軸に取付けられたプ
ーリ60と幅方向他側に配設されたプーリ61との間にタイ
ミングベルト62が張設され、このタイミングベルト62が
絞り板51に連結されている。そして、各モータ59の正逆
回転により、各絞り板51が幅方向に移動される。
【0029】一方、各搬送方向の絞り板52のほぼ側部に
モータ63が配置され、このモータ63の駆動軸に取付けら
れたプーリ64と複数のプーリ65との間にタイミングベル
ト66が搬送方向に沿って張設され、このタイミングベル
ト66が絞り板52に連結されている。そして、各モータ63
の正逆回転により、各絞り板52が幅方向に移動される。
【0030】前記補助照射部5は、図2に示すように、
機体11の搬送方向側の側部の支持台71上に配設されてい
る。機体72内には、紫外線を放射するランプ73、このラ
ンプ73から上方に放射される紫外線を下方に集光反射さ
せる反射板74、紫外線を前方の光コネクタ75に向けて反
射する反射板75、光コネクタ75に入射する紫外線を遮断
可能とするシャッター76およびこのシャッター76を選択
的に開閉させるモータ77がそれぞれ配設されている。
【0031】また、補助照射部5は紫外線を基板Pの両
側縁部に導くための一対の光導体81を有している。この
各光導体81は、同一長さとし、図4に示すように、フレ
キシブルチューブ82内に図示しない複数の光ファイバー
素線を収納している。
【0032】各光導体81の一端は紫外線の入射部83の分
岐パイプ部84に接続されており、この入射部83は、前記
光コネクタ75に光結合状態に接続されるコネクタ部85が
形成され、コネクタ部85から入射する紫外線を分岐パイ
プ部84で各光導体81に分岐する。
【0033】各光導体81の他端には紫外線の出射部86が
形成され、この出射部86はスリーブ87を有し、このスリ
ーブ87の端面には紫外線を出射する矩形状の出射開口88
(図5に示す)が形成され、スリーブ87の側面には出射
開口88の長手方向と直交して溝状の基準ライン89が形成
されている。
【0034】また、各光導体81の出射部86を基板Pの両
側縁部に対して位置決め保持するホルダ91を有してい
る。この各ホルダ91は、図6に示すように、搬送手段31
の可動枠33に立設される支柱部92、出射部86のスリーブ
87を挿脱可能に保持する円筒状のホルダ部93とからな
り、ホルダ部93にはスリット94が形成されている。そし
て、ホルダ部93にスリーブ87を挿入するとともにスリー
ブ87の基準ライン89をスリット94に合わせることによ
り、出射部86の端面と基板Pとの距離が一定に保たれる
とともに、照射開口88の長手方向が基板Pの搬送方向と
直交する方向に一致するように位置決めされる。
【0035】なお、各光導体81による紫外線の照射位置
Aを、図7に示す。
【0036】また、図7には、搬送手段31によって搬送
される基板Pの搬送位置を検知するための複数のセンサ
S1 ,S2 ,S3 が搬送方向に沿って設けられている。
【0037】また、図1に示すように、照射開口24上へ
の塵埃の落下を防止するための透明な蓋体101 が搬送手
段31の上方に載置され、さらに、主照射部2の上面を全
体的に覆う透明なカバー102 が取付けられている。な
お、このカバー102 を挿通して各光導体81がホルダ91に
取付けられる。
【0038】次に、本実施例の作用を説明する。
【0039】まず、紫外線照射装置で紫外線照射処理さ
れる基板Pの全体的な流れは、図10において、搬入部
3にセットされた基板Pを主照射部2に搬入し、この主
照射部2で基板Pに紫外線を照射し、主照射部2から基
板Pを搬出する際に補助照射部5で基板Pの両側縁部に
紫外線を照射し、基板Pを搬出部4に搬出する。
【0040】次に、紫外線照射処理について具体的に説
明する。
【0041】搬入部3から主照射部2に搬入される基板
Pは、搬送手段31の両側のガイドローラ36間上に載せら
れ、このガイドローラ36の回転により照射開口24上に搬
入される。そして、基板Pの搬送位置をセンサS1 ,S
2 で検知し、照射開口24の上方の所定位置で基板Pが停
止される。
【0042】このとき、紫外線の放射を安定させるため
に主照射部2のランプ12は点灯されているが、シャッタ
ー17が閉じられているので、照射開口24から紫外線は出
ていない。同様に、補助反射部5のランプ73も点灯され
ているが、シャッター76が閉じられているので、各光導
体81から紫外線は出ていない。
【0043】基板Pの停止後、シャッター17が所定時間
開放され、ランプ12から放射された紫外線がレンズ15,
16および反射板19,22からなる光学系を通じて照射開口
24から基板Pに照射される。
【0044】ところで、照射開口24は、開口幅可変手段
32により、基板Pの大きさに応じた開口幅に調整されて
いる。すなわち、図9に示すように、幅方向の絞り板51
の内端部がガイドローラ36の先端部位置よりわずかに内
方に突出した位置に位置されている。そのため、絞り板
51でガイドローラ36に照射される紫外線が遮光され、ガ
イドローラ36で紫外線の乱反射が生じて基板Pに紫外線
の照射むらが生じるのが防止される。なお、搬送方向の
絞り板52も同様に調整され、基板Pへの紫外線の露光量
が適性に保たれる。
【0045】したがって、主照射部2では、基板Pのガ
イドローラ36で支持された両側縁部を除く部分に紫外線
が照射され、その基板Pの両側縁部に未露光部分ができ
る。
【0046】主照射部2での紫外線の照射完了後、再び
搬送手段31のガイドローラ36が回転され、基板Pの搬出
部4への搬出が開始される。
【0047】センサS3 が基板Pの搬送方向先端部を検
知すると、補助照射部5のシャッター76が開放され、ラ
ンプ73から放射された紫外線がコネクタ75、入射部83、
各光導体81を通じて各出射部86の出射開口88から出射さ
れ、搬送中の基板Pの両側縁部に紫外線が照射される。
【0048】そして、基板Pは搬出部4に搬出され、セ
ンサS3 が基板Pを検知しなくなってから所定時間後
に、シャッター76が閉じられる。
【0049】したがって、基板Pの搬出途中で基板Pの
未露光部分である両側縁部に紫外線を照射するため、紫
外線照射工程を増加させることなく、基板Pの全面に紫
外線を照射することができ、製造コストを低減すること
ができる。
【0050】また、一対の光導体81に対して入射部83を
1つとし、この入射部83で紫外線を各光導体81に分岐さ
せるため、ランプ73等を含む補助照射部5を共用でき、
装置を簡略かつ安価にできるとともに、各光導体81から
の紫外線出射量を均等にすることができる。
【0051】また、出射部86の出射開口88を基板Pの搬
送方向と直交する方向に長い矩形状としたため、基板P
の両側縁部に対して幅方向に一定量の紫外線を照射する
ことができる。しかも、出射開口88の搬送方向に対応す
る開口幅を調整することにより、紫外線照射量を容易に
調整することができる。
【0052】また、主照射部2の保守点検等の際にカバ
ー102 を着脱するのに伴って、各光導体81の出射部86も
ホルダ91に対して着脱しなければならないが、各光導体
81の出射部86をホルダ91に装着するだけで、出射部86を
基板Pの両側縁部に対して容易に位置決めすることがで
き、紫外線照射状態の安定化を図ることができる。
【0053】次に、大きさの異なる基板Pの紫外線照射
処理を行う場合には、搬送手段31の両側の可動枠33を移
動し、両側のガイドローラ36間を基板Pの幅方向寸法に
対応した寸法に調整する。このとき、可動枠33と一体的
にホルダ91が移動し、このホルダ91で保持された光導体
81の出射部86と基板Pの両側縁部との位置関係は一定に
保たれる。
【0054】さらに、開口幅可変手段32によって照射開
口24の開口幅が基板Pの大きさに応じて調整される。す
なわち、幅方向の各絞り板51が移動され、絞り板51の内
端部が基板Pの幅方向位置つまりガイドローラ36の先端
部位置に対応した位置に調整される。また、搬送方向の
各絞り板52が移動され、絞り板52の先端部が基板Pの搬
送方向寸法に対応した位置に調整される。
【0055】したがって、照射開口24は開口幅可変手段
32により基板Pの大きさに応じた開口幅に調整され、紫
外線の照射むらが生じるのを防止できるとともに、紫外
線の露光量が適性に保たれる。
【0056】なお、長さの異なる光導体81を用いる場
合、各光導体81からの紫外線の出射量がわずかに異な
る。このような場合には、各光導体81の光ファイバー素
線の数を変えたり、各光導体81の出射開口88の開口幅を
変えることにより、各光導体81からの紫外線の出射量が
均等になるように調整する。
【0057】また、前記実施例では、主照射部2での照
射が完了した基板Pの搬出時において補助照射部5によ
り基板Pの両側縁部に紫外線を照射したが、主照射部2
で照射を行う前の基板Pの搬入時において補助照射部5
により基板Pの両側縁部に紫外線を照射してもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被照射物の主
照射部への搬入時および主照射部からの搬出時のいずれ
かにおいて、補助照射部から光ファイバーを有する複数
の光導体により紫外線を導き、搬送手段により支持され
ているために主照射部では紫外線が照射されない被照射
物の両側縁部に紫外線を照射することができるため、紫
外線照射工程を増加させることなく、被照射物の全面に
紫外線を照射することができ、製造コストを低減するこ
とができる。
【0059】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、補助照射部に接続される1つの入射部で紫外
線を分岐して複数の光導体の出射部から出射することに
より、補助照射部の紫外線を放射するランプ等を共用
し、装置を簡略かつ安価にできるとともに、各光導体か
らの紫外線出射量を均等にすることができる。
【0060】請求項3の発明によれば、請求項1および
請求項2の発明において、出射部の出射開口を被照射物
の搬送方向と直交する幅方向に長い矩形状とすることに
より、被照射物の両側縁部に対して幅方向に一定量の紫
外線を照射することができ、また、出射開口の搬送方向
に対応する開口幅を調整することにより、紫外線照射量
を容易に調整することができる。
【0061】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2および請求項3の発明において、各光導体の出射部
をホルダに装着するだけで、出射部を被照射物の両側縁
部に対して位置決め保持することができ、紫外線照射状
態の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紫外線照射装置の一実施例を示す断面
図である。
【図2】その正面図である。
【図3】補助照射部の一部を切り欠いた側面図である。
【図4】光導体の側面図である。
【図5】光導体の出射部の端面図である。
【図6】ホルダの斜視図である。
【図7】搬送手段の平面図である。
【図8】開口幅可変手段の平面図である。
【図9】搬送手段の一部の断面図である。
【図10】紫外線照射装置全体の斜視図である。
【符号の説明】
2 主照射部 5 補助照射部 31 搬送手段 81 光導体 83 入射部 86 出射部 88 出射開口 91 ホルダ P 被照射物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被照射物の搬送方向と直交する両側縁部
    を支持して搬送する搬送手段と、 この搬送手段にて搬入される前記被照射物に対して下方
    から紫外線を照射する主照射部と、 前記搬送手段による被照射物の前記主照射部への搬入時
    および主照射部からの搬出時のいずれかにおいて、光フ
    ァイバーを有する複数の光導体により紫外線を導き被照
    射物の両側縁部に照射する補助照射部とを備えたことを
    特徴とする紫外線照射装置。
  2. 【請求項2】 補助照射部に接続される1つの入射部で
    紫外線を分岐して複数の光導体の出射部から出射するこ
    とを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  3. 【請求項3】 光導体の紫外線を出射する出射部は、被
    照射物の搬送方向に対して直交する方向に長い矩形状の
    出射開口を設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の紫外線照射装置。
  4. 【請求項4】 光導体の出射部が着脱可能で、その出射
    部を被照射物の両側縁部に対して位置決め保持するホル
    ダを設けたことを特徴とする請求項1、請求項2または
    請求項3記載の紫外線照射装置。
JP21873891A 1991-08-29 1991-08-29 紫外線照射装置 Pending JPH0553211A (ja)

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