JPH0553112B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0553112B2 JPH0553112B2 JP59179740A JP17974084A JPH0553112B2 JP H0553112 B2 JPH0553112 B2 JP H0553112B2 JP 59179740 A JP59179740 A JP 59179740A JP 17974084 A JP17974084 A JP 17974084A JP H0553112 B2 JPH0553112 B2 JP H0553112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- filter
- wave
- pilot signal
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、音声多重放送受信機能を持つテレビ
ジヨン受信機のパイロツト信号を判別するパイロ
ツト検波装置に関するものである。
ジヨン受信機のパイロツト信号を判別するパイロ
ツト検波装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
第１図は、従来のアナログパイロツト検波装置
のブロツク図である。
のブロツク図である。
第１図において、１はバンドパスフイルタ（以
下B.P.F.と言う）、２は搬送波増幅器、３は搬送
波整流器、４は二カ国語モード検出部であり、５
はステレオモード検出部であり、６は922.5Hzリ
ードフイルタ、７は982.5Hzリードフイルタ、８
ａ，８ｂは全波整流器、９ａ，９ｂは積分器、１
０は入力端子、１１は二カ国モード直流電圧
（DC）レベルを出力する出力端子、１２はステレ
オモードDCレベルを出力する出力端子である。
下B.P.F.と言う）、２は搬送波増幅器、３は搬送
波整流器、４は二カ国語モード検出部であり、５
はステレオモード検出部であり、６は922.5Hzリ
ードフイルタ、７は982.5Hzリードフイルタ、８
ａ，８ｂは全波整流器、９ａ，９ｂは積分器、１
０は入力端子、１１は二カ国モード直流電圧
（DC）レベルを出力する出力端子、１２はステレ
オモードDCレベルを出力する出力端子である。
以上の構成により、以下その動作を説明する。
まずテレビジヨン受信機（以下TVと言う）の音
声多重信号が入力端子１０に入力される。ここで
この音声多重信号の周波数特性を第２図に示す。
HはTVの映像信号の水平同期信号周波数であ
り、信号は主音声，副音声，パイロツト信号より
構成される。B.P.F.１は入力された信号からパイ
ロツト信号のみを取り出し出力する。パイロツト
信号は搬送波55.07KHz（3.5H），被変調波922.5Hz
の信号と982.5Hzの信号の振幅変調（以下AM変
調と言う）波であり、922.5Hzが被変調波である
時は音声多重信号は二カ国語モードであり、
982.5Hzが被変調波である時はステレオモードで
あり、両方の信号とも存在しない場合にはモノラ
ルモードである。
まずテレビジヨン受信機（以下TVと言う）の音
声多重信号が入力端子１０に入力される。ここで
この音声多重信号の周波数特性を第２図に示す。
HはTVの映像信号の水平同期信号周波数であ
り、信号は主音声，副音声，パイロツト信号より
構成される。B.P.F.１は入力された信号からパイ
ロツト信号のみを取り出し出力する。パイロツト
信号は搬送波55.07KHz（3.5H），被変調波922.5Hz
の信号と982.5Hzの信号の振幅変調（以下AM変
調と言う）波であり、922.5Hzが被変調波である
時は音声多重信号は二カ国語モードであり、
982.5Hzが被変調波である時はステレオモードで
あり、両方の信号とも存在しない場合にはモノラ
ルモードである。
B.P.F.１により抜き出されたパイロツト信号は
搬送波増幅器２に入力され、搬送波が増幅されて
出力される。増幅されたパイロツト信号は搬送波
整流器３に入力され、搬送波が整流されて出力さ
れる。搬送波整流器３の出力は922.5Hzリードフ
イルタ６、982.5Hzリードフイルタ７に入力され
る。入力された信号に922.5Hzの被変調信号があ
る場合、922.5Hzリードフイルタ６は、922.5Hzの
信号を出力し、それ以外の信号は出力しない。同
様に入力された信号に982.5Hzの被変調信号があ
る場合、982.5Hzリードフイルタ７は、982.5Hzの
信号を出力し、それ以外の信号は出力しない。
922.5Hzリードフイルタ６、982.5Hzリードフイル
タ７の出力は、それぞれ全波整流器８ａ，８ｂで
全波整流され、積分器９ａ，９ｂに入力される。
入力された信号は積分器９ａ，９ｂで直流電圧
（以下DCと略す）レベルに変換され出力端子１
１，１２に出力される。
搬送波増幅器２に入力され、搬送波が増幅されて
出力される。増幅されたパイロツト信号は搬送波
整流器３に入力され、搬送波が整流されて出力さ
れる。搬送波整流器３の出力は922.5Hzリードフ
イルタ６、982.5Hzリードフイルタ７に入力され
る。入力された信号に922.5Hzの被変調信号があ
る場合、922.5Hzリードフイルタ６は、922.5Hzの
信号を出力し、それ以外の信号は出力しない。同
様に入力された信号に982.5Hzの被変調信号があ
る場合、982.5Hzリードフイルタ７は、982.5Hzの
信号を出力し、それ以外の信号は出力しない。
922.5Hzリードフイルタ６、982.5Hzリードフイル
タ７の出力は、それぞれ全波整流器８ａ，８ｂで
全波整流され、積分器９ａ，９ｂに入力される。
入力された信号は積分器９ａ，９ｂで直流電圧
（以下DCと略す）レベルに変換され出力端子１
１，１２に出力される。
以上のような動作により、パイロツト信号に、
被変調波922.5Hzが存在する時（二カ国語モード
時）には、二カ国モード検出部４の出力端子１１
から出力されるDCレベルは高く、ステレオモー
ド検出部５の出力端子１２から出力されるDCレ
ベルは低い。逆に、パイロツト信号に被変調波
982.5Hzが存在する時（ステレオモード時）には、
出力端子１１から出力されるDCレベルは低く、
出力端子１２から出力されるDCレベルは高い。
被変調波が存在しない場合（モノラルモード時）
には、出力端子１１，１２ともにDCレベルは低
い。このようにして、出力端子１１，１２のDC
レベルを比較す事により、各々のモードを判別す
る。
被変調波922.5Hzが存在する時（二カ国語モード
時）には、二カ国モード検出部４の出力端子１１
から出力されるDCレベルは高く、ステレオモー
ド検出部５の出力端子１２から出力されるDCレ
ベルは低い。逆に、パイロツト信号に被変調波
982.5Hzが存在する時（ステレオモード時）には、
出力端子１１から出力されるDCレベルは低く、
出力端子１２から出力されるDCレベルは高い。
被変調波が存在しない場合（モノラルモード時）
には、出力端子１１，１２ともにDCレベルは低
い。このようにして、出力端子１１，１２のDC
レベルを比較す事により、各々のモードを判別す
る。
しかしながら上記、従来のアナログパイロツト
検波装置では、922.5Hzリードフイルタ６、982.5
Hzリードフイルタ７で精度が必要であり、また精
度を出すため調整が必要であり、かつ回路が大き
なものとなる。また積分器９ａ，９ｂの出力する
DCレベルの変動を防ぐため時定数を大きくする
必要があり、積分器９ａ，９ｂが大きな回路とな
り上記ブロツクの特性の経年変化が大きいという
問題点を有していた。
検波装置では、922.5Hzリードフイルタ６、982.5
Hzリードフイルタ７で精度が必要であり、また精
度を出すため調整が必要であり、かつ回路が大き
なものとなる。また積分器９ａ，９ｂの出力する
DCレベルの変動を防ぐため時定数を大きくする
必要があり、積分器９ａ，９ｂが大きな回路とな
り上記ブロツクの特性の経年変化が大きいという
問題点を有していた。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
回路構成を簡単なものにして集積化する事を容易
にするとともに、調整箇所をなくし、特性の経年
変化のないデイジタル・パイロツト検波装置を提
供する事を目的とする。
回路構成を簡単なものにして集積化する事を容易
にするとともに、調整箇所をなくし、特性の経年
変化のないデイジタル・パイロツト検波装置を提
供する事を目的とする。
発明の構成
本発明は、TVの映像信号の水平同期信号
（15.734KHz，以下Hという）とその第３次高調波
（47.203KHz，以下3Hという）を取り除くH，3H
トラツプフイルタとパイロツト信号の搬送波
（55.07KHz，以下3.5Hという）を取り除く3.5Hト
ラツプフイルタと、3.5Hのトラツプフイルタの
入力より前記パイロツト信号トラツプフイルタの
出力信号を減算することによりパイロツト信号を
取り出す減算回路と、取り出されたパイロツト信
号に含まれる雑音を除去する3.5Hバンドパスフ
イルタと、パイロツト信号の搬送波を全波整流す
る搬送波整流回路と、パイロツト信号の搬送波成
分を取り除き、被変調信号を取り出すローパスフ
イルタと、パイロツト信号のそれぞれの被変調波
を取り出す922.5Hzバンドパスフイルタ，982.5Hz
バンドパスフイルタと、取り出されたパイロツト
信号の被変調波をそれぞれ全波整流する整流回
路、及び前記整流回路の出力をDCレベルに変換
する積分器とから構成されたものであり、回路を
簡単にして集積化に適し、調整箇所を必要とせ
ず、特性の経年変化のないということを実現でき
るものである。
（15.734KHz，以下Hという）とその第３次高調波
（47.203KHz，以下3Hという）を取り除くH，3H
トラツプフイルタとパイロツト信号の搬送波
（55.07KHz，以下3.5Hという）を取り除く3.5Hト
ラツプフイルタと、3.5Hのトラツプフイルタの
入力より前記パイロツト信号トラツプフイルタの
出力信号を減算することによりパイロツト信号を
取り出す減算回路と、取り出されたパイロツト信
号に含まれる雑音を除去する3.5Hバンドパスフ
イルタと、パイロツト信号の搬送波を全波整流す
る搬送波整流回路と、パイロツト信号の搬送波成
分を取り除き、被変調信号を取り出すローパスフ
イルタと、パイロツト信号のそれぞれの被変調波
を取り出す922.5Hzバンドパスフイルタ，982.5Hz
バンドパスフイルタと、取り出されたパイロツト
信号の被変調波をそれぞれ全波整流する整流回
路、及び前記整流回路の出力をDCレベルに変換
する積分器とから構成されたものであり、回路を
簡単にして集積化に適し、調整箇所を必要とせ
ず、特性の経年変化のないということを実現でき
るものである。
実施例の説明
本発明の一実施例におけるデイジタルパイロツ
ト検波装置のブロツク図を第３図に示す。第３図
において、１３はテレビジヨン受信機（以下TV
という）の音声多重信号がアナログ−デイジタル
変換器（以下Ａ／Ｄコンバータという）１４に入
力される入力端子で、Ａ／Ｄコンバータ１４は前
記音声多重信号をアナログ−デイジタル変換して
デイジタル信号に変換する。１５は、TVの映像
信号の水平同期信号（以下Hという）とその第３
次高調波（以下3Hという）を音声多重信号より
取り除く、H，3Hトラツプフイルタであり、１
６はパイロツト信号の振幅変調波（以下AM波と
いう。搬送波周波数3.5H）を取り除く3.5Hトラ
ツプフイルタである。１７は3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の入出力信号を減算して、パイロツト信
号のAM波を抜き取る減算回路である。１８は減
算回路１７の出力に含まれるパイロツト信号の
AM波以外の雑音を取り除く3.5Hバンドパスフイ
ルタ（B.P.F）である。１９は3.5Hバンドパスフ
イルタ１８により抜き出されたパイロツト信号の
AM波を全波整流する搬送波整流回路である。２
０はパイロツト信号のAM波から搬送波成分を取
り除き被変調波のみを取り出す搬送波除去フイル
タである。Ａ／Ｄコンバータ１４から搬送波除去
フイルタ２０まではサンプリング周波数s1で動
作する。サンプリング周波数s1は、サンプリン
グの定理より3.5Hの周波数の２倍以上の周波数
を選ぶ必要がある。２１は被変調波922.5Hzの信
号を判別し、二カ国語モードを検出する二カ国語
モード検出部であり、２２は被変調波982.5Hzの
信号を判別し、ステレオモードを検出するステレ
オモード検出部である。
ト検波装置のブロツク図を第３図に示す。第３図
において、１３はテレビジヨン受信機（以下TV
という）の音声多重信号がアナログ−デイジタル
変換器（以下Ａ／Ｄコンバータという）１４に入
力される入力端子で、Ａ／Ｄコンバータ１４は前
記音声多重信号をアナログ−デイジタル変換して
デイジタル信号に変換する。１５は、TVの映像
信号の水平同期信号（以下Hという）とその第３
次高調波（以下3Hという）を音声多重信号より
取り除く、H，3Hトラツプフイルタであり、１
６はパイロツト信号の振幅変調波（以下AM波と
いう。搬送波周波数3.5H）を取り除く3.5Hトラ
ツプフイルタである。１７は3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の入出力信号を減算して、パイロツト信
号のAM波を抜き取る減算回路である。１８は減
算回路１７の出力に含まれるパイロツト信号の
AM波以外の雑音を取り除く3.5Hバンドパスフイ
ルタ（B.P.F）である。１９は3.5Hバンドパスフ
イルタ１８により抜き出されたパイロツト信号の
AM波を全波整流する搬送波整流回路である。２
０はパイロツト信号のAM波から搬送波成分を取
り除き被変調波のみを取り出す搬送波除去フイル
タである。Ａ／Ｄコンバータ１４から搬送波除去
フイルタ２０まではサンプリング周波数s1で動
作する。サンプリング周波数s1は、サンプリン
グの定理より3.5Hの周波数の２倍以上の周波数
を選ぶ必要がある。２１は被変調波922.5Hzの信
号を判別し、二カ国語モードを検出する二カ国語
モード検出部であり、２２は被変調波982.5Hzの
信号を判別し、ステレオモードを検出するステレ
オモード検出部である。
２３は被変調波922.5Hzを取り出す922.5Hzバン
ドパスフイルタ、２４は被変調波982.5Hzを取り
出す982.5Hzバンドパスフイルタである。２５ｃ，
２５ｄは前記各パイロツト信号の被変調波を全波
整流する整流回路である。２６ｃ，２６ｄは各整
流回路２５ｃ，２５ｄの出力をそれぞれDCレベ
ルに変換する積分器である。922.5Hzバンドパス
フイルタ２３，982.5Hzバンドパスフイルタ２４
より積分器２６ｃ，２６ｄまではサンプリング周
波数s2で動作する。
ドパスフイルタ、２４は被変調波982.5Hzを取り
出す982.5Hzバンドパスフイルタである。２５ｃ，
２５ｄは前記各パイロツト信号の被変調波を全波
整流する整流回路である。２６ｃ，２６ｄは各整
流回路２５ｃ，２５ｄの出力をそれぞれDCレベ
ルに変換する積分器である。922.5Hzバンドパス
フイルタ２３，982.5Hzバンドパスフイルタ２４
より積分器２６ｃ，２６ｄまではサンプリング周
波数s2で動作する。
まず、TVの音声多重信号は入力端子１３に入
力される。入力端子１３に入力された信号はＡ／
Ｄコンバータ１４の入力端子１４ａに入力され
Ａ／Ｄコンバータ１４よりアナログ−デイジタル
変換されデイジタル信号として出力端子１４ｂよ
り出力される。次に出力端子１４ｂより出力され
たデイジタル信号は、H，3Hトラツプフイルタ
１５の入力端子１５ａに入力されて音声信号より
映像信号H，3Hの周波数成分が取り除かれて出
力端子１５ｂより出力される。H，3Hトラツプ
フイルタの周波数特性を第４図に示す。各トラツ
プの中心周波数はH，3Hである。次に出力端子
１５ｂより出力されている信号は、3.5Hトラツ
プフイルタ１６の入力端子１６ａに入力されてい
る。3.5Hトラツプフイルタ１６は、音声多重信
号よりパイロツト信号のAM波を取り除いて、出
力端子１６ｂより出力する。3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の周波数特性を第５図に示す。トラツプ
の中心周波数は3.5Hである。3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の入力端子１６ａの信号と出力端子１６
ｂの信号とは、減算回路１７に入力されている。
減算回路１７は、3.5Hトラツプフイルタ１６の
入力端子１６ａの信号より出力端子１６ｂの信号
を減算して、パイロツト信号のAM波を取り出
す。次に減算回路１７により抜き取られたパイロ
ツト信号のAM波には雑音が含まれているため、
減算回路１７の出力信号は3.5HB.P.F.１８の入
力端子１８ａに入力されている。3.5HB.P.F.は、
パイロツト信号のAM波のみを取り出し、それ以
外の雑音を十分減衰させて出力端子１８ｂより出
力する。3.5HB.P.F.１８の周波数特性を第６図
に示す。出力端子１８ｂより出力されるパイロツ
ト信号のAM波は、搬送波整流回路１９の入力端
子１９ａに入力される。入力されているパイロツ
ト信号のAM波の周波数特性を第７図に示す。搬
送波整流回路１９は、パイロツト信号のAM波を
全波整流して、出力端子１９ｂより出力する。出
力端子１９ｂから出力される信号の周波数特性を
第８図に示す。出力端子１９ｂより出力される信
号は搬送波除去フイルタ２０の入力端子２０ａに
入力される。搬送波除去フイルタ２０は、被変調
信号のみを取出し、搬送波のみを減衰させるロー
パスフイルタである。この周波数特性を第９図に
示す。cは遮断周波数であり、被変調信号の周波
数よりも大きい。
力される。入力端子１３に入力された信号はＡ／
Ｄコンバータ１４の入力端子１４ａに入力され
Ａ／Ｄコンバータ１４よりアナログ−デイジタル
変換されデイジタル信号として出力端子１４ｂよ
り出力される。次に出力端子１４ｂより出力され
たデイジタル信号は、H，3Hトラツプフイルタ
１５の入力端子１５ａに入力されて音声信号より
映像信号H，3Hの周波数成分が取り除かれて出
力端子１５ｂより出力される。H，3Hトラツプ
フイルタの周波数特性を第４図に示す。各トラツ
プの中心周波数はH，3Hである。次に出力端子
１５ｂより出力されている信号は、3.5Hトラツ
プフイルタ１６の入力端子１６ａに入力されてい
る。3.5Hトラツプフイルタ１６は、音声多重信
号よりパイロツト信号のAM波を取り除いて、出
力端子１６ｂより出力する。3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の周波数特性を第５図に示す。トラツプ
の中心周波数は3.5Hである。3.5Hトラツプフイ
ルタ１６の入力端子１６ａの信号と出力端子１６
ｂの信号とは、減算回路１７に入力されている。
減算回路１７は、3.5Hトラツプフイルタ１６の
入力端子１６ａの信号より出力端子１６ｂの信号
を減算して、パイロツト信号のAM波を取り出
す。次に減算回路１７により抜き取られたパイロ
ツト信号のAM波には雑音が含まれているため、
減算回路１７の出力信号は3.5HB.P.F.１８の入
力端子１８ａに入力されている。3.5HB.P.F.は、
パイロツト信号のAM波のみを取り出し、それ以
外の雑音を十分減衰させて出力端子１８ｂより出
力する。3.5HB.P.F.１８の周波数特性を第６図
に示す。出力端子１８ｂより出力されるパイロツ
ト信号のAM波は、搬送波整流回路１９の入力端
子１９ａに入力される。入力されているパイロツ
ト信号のAM波の周波数特性を第７図に示す。搬
送波整流回路１９は、パイロツト信号のAM波を
全波整流して、出力端子１９ｂより出力する。出
力端子１９ｂから出力される信号の周波数特性を
第８図に示す。出力端子１９ｂより出力される信
号は搬送波除去フイルタ２０の入力端子２０ａに
入力される。搬送波除去フイルタ２０は、被変調
信号のみを取出し、搬送波のみを減衰させるロー
パスフイルタである。この周波数特性を第９図に
示す。cは遮断周波数であり、被変調信号の周波
数よりも大きい。
搬送波除去フイルタ２０により被変調波のみに
なつた信号は出力端子２０ｂより出力される。出
力された信号は、二カ国語モード検出部２１の
922.5HzB.P.F２３の入力端子２３ａと、ステレオ
モード検出部２２の982.5HzB.P.F.２４の入力端
子２４ａに入力される。
なつた信号は出力端子２０ｂより出力される。出
力された信号は、二カ国語モード検出部２１の
922.5HzB.P.F２３の入力端子２３ａと、ステレオ
モード検出部２２の982.5HzB.P.F.２４の入力端
子２４ａに入力される。
二カ国語モード検出部２１、ステレオモード検
出部２２のサンプリング周波数はs2であるが、
入力される信号が922.5Hz又は982.5Hzの周波数で
あるので、サンプリングの定理より、サンプリン
グ周波数s2は、入力信号の周波数の２倍以上の
周波数を選べばよいので非常に低い周波数を用い
る事ができる。922.5HzB.P.F.２３は922.5Hzの信
号のみを、出力端子23bより出力してそれ以外の
信号は出力しない。同様に982.5HzB.P.F.２４は
982.5Hzの信号のみを、出力端子２４ｂより出力
してそれ以外の信号は出力しない。
出部２２のサンプリング周波数はs2であるが、
入力される信号が922.5Hz又は982.5Hzの周波数で
あるので、サンプリングの定理より、サンプリン
グ周波数s2は、入力信号の周波数の２倍以上の
周波数を選べばよいので非常に低い周波数を用い
る事ができる。922.5HzB.P.F.２３は922.5Hzの信
号のみを、出力端子23bより出力してそれ以外の
信号は出力しない。同様に982.5HzB.P.F.２４は
982.5Hzの信号のみを、出力端子２４ｂより出力
してそれ以外の信号は出力しない。
二カ国語モード検出部２１及びステレオモード
検出部２２の全波整流回路２５ｃ，２５ｄは、出
力端子２３ｂ、出力端子２４ｂより出力される信
号を全波整流して出力される。出力された信号は
それぞれ積分器２６ｃ，２６ｄにより直流電圧レ
ベル（以下DCレベルという）に変換され、出力
端子２７、出力端子２８に出力される。
検出部２２の全波整流回路２５ｃ，２５ｄは、出
力端子２３ｂ、出力端子２４ｂより出力される信
号を全波整流して出力される。出力された信号は
それぞれ積分器２６ｃ，２６ｄにより直流電圧レ
ベル（以下DCレベルという）に変換され、出力
端子２７、出力端子２８に出力される。
以上の様な動作により、二カ国語モード（パイ
ロツト信号の被変調波922.5Hz）である時は、出
力端子２７のDCレベルは高く、出力端子２８の
DCレベルは非常に低い。ステレオモード（パイ
ロツト信号の被変調波982.5Hz）である時は、出
力端子２７のDCレベルは非常に低く、出力端子
２８のDCレベルは高い。モノラルモード（パイ
ロツト信号の被変調波なし）である時、出力端子
２７，２８ともにDCレベルは低い。出力端子の
DCレベルを比較する事により、３つのモードを
判別する事が出来る。
ロツト信号の被変調波922.5Hz）である時は、出
力端子２７のDCレベルは高く、出力端子２８の
DCレベルは非常に低い。ステレオモード（パイ
ロツト信号の被変調波982.5Hz）である時は、出
力端子２７のDCレベルは非常に低く、出力端子
２８のDCレベルは高い。モノラルモード（パイ
ロツト信号の被変調波なし）である時、出力端子
２７，２８ともにDCレベルは低い。出力端子の
DCレベルを比較する事により、３つのモードを
判別する事が出来る。
発明の効果
以上のように本発明によれば、回路を構成して
いる素子がデイジタル素子であるために、回路構
成が簡単になり、集積化をはかることができる。
また、デイジタル・フイルタは、加算器，遅延
器，乗算器等のデイジタル素子で構成されている
が、周波数特性の精度は、乗算器の係数により決
定される。したがつて調整箇所もなく、特性の経
年変化もないデイジタル・パイロツト検波装置を
実現することができる。
いる素子がデイジタル素子であるために、回路構
成が簡単になり、集積化をはかることができる。
また、デイジタル・フイルタは、加算器，遅延
器，乗算器等のデイジタル素子で構成されている
が、周波数特性の精度は、乗算器の係数により決
定される。したがつて調整箇所もなく、特性の経
年変化もないデイジタル・パイロツト検波装置を
実現することができる。
第１図は従来のアナログパイロツト検波装置の
ブロツク図、第２図は音声多重信号の周波数特性
図、第３図は本発明の一実施例におけるデイジタ
ルパイロツト検波装置のブロツク図、第４図は同
H，3Hトラツプフイルタの周波数特性図、第５
図は同3.5Hトラツプフイルターの周波数特性図、
第６図は同3.5HB.P.F.の周波数特性図、第７図
は同搬送波全波整流回路に入力される信号の周波
数特性図、第８図は、同搬送波全波整流回路から
出力される信号の周波数特性図、第９図は同搬送
波除去フイルタの周波数特性図である。 １３……音声多重信号入力端子、１４……Ａ／
Ｄコンバータ、１５……H，3Hトラツプフイル
タ、１６……3.5Hトラツプフイルタ、１７……
減算回路、１８……3.5HB.P.F.、１９……搬送
波整流回路、２０……搬送波除去フイルタ、２１
……二カ国語モード検出部、２２……ステレオモ
ード検出部、２３……922.5HzB.P.F.、２４……
982.5HzB.P.F.、２５……全波整流回路、２６…
…積分器、２７……二カ国語モードDCレベル出
力端子、２８……ステレオモードDCレベル出力
端子。
ブロツク図、第２図は音声多重信号の周波数特性
図、第３図は本発明の一実施例におけるデイジタ
ルパイロツト検波装置のブロツク図、第４図は同
H，3Hトラツプフイルタの周波数特性図、第５
図は同3.5Hトラツプフイルターの周波数特性図、
第６図は同3.5HB.P.F.の周波数特性図、第７図
は同搬送波全波整流回路に入力される信号の周波
数特性図、第８図は、同搬送波全波整流回路から
出力される信号の周波数特性図、第９図は同搬送
波除去フイルタの周波数特性図である。 １３……音声多重信号入力端子、１４……Ａ／
Ｄコンバータ、１５……H，3Hトラツプフイル
タ、１６……3.5Hトラツプフイルタ、１７……
減算回路、１８……3.5HB.P.F.、１９……搬送
波整流回路、２０……搬送波除去フイルタ、２１
……二カ国語モード検出部、２２……ステレオモ
ード検出部、２３……922.5HzB.P.F.、２４……
982.5HzB.P.F.、２５……全波整流回路、２６…
…積分器、２７……二カ国語モードDCレベル出
力端子、２８……ステレオモードDCレベル出力
端子。
Claims (1)
- １ テレビジヨン信号の音声多重信号をアナログ
−デイジタル変換するアナログ−デイジタル変換
器と、前記アナログ−デイジタル変換された信号
よりテレビジヨン映像信号の水平同期信号とその
第３次高調波を取り除くトラツプフイルタと、前
記トラツプフイルタの出力信号よりパイロツト信
号を取り除くパイロツト信号トラツプフイルタ
と、前記パイロツト信号トラツプフイルタの入力
より前記パイロツト信号トラツプフイルタの出力
を減算する事によりパイロツト信号を取り出す減
算回路と、前記減算回路により取り出されたパイ
ロツト信号より雑音を取り除くバンドパスフイル
タと、前記バンドパスフイルタより出力されたパ
イロツト信号の搬送波を全波整流する搬送波全波
整流回路と、前記搬送波全波整流回路の出力より
搬送波を取り除く搬送波除去フイルタと、前記搬
送波除去フイルタにより取り出されたパイロツト
信号の被変調波より雑音を取り除く第１のバンド
フイルタ及び第１のバンドパスフイルタと異なる
中心周波数を持つ第２のバンドフイルタと、前記
第１のバンドパスフイルタ及び第２のバンドパス
フイルタの出力をそれぞれ全波整流する全波整流
回路と、前記各全波整流回路の出力を直流電圧レ
ベルに変換する積分器により構成される事を特徴
とするデイジタル・パイロツト検波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59179740A JPS6157182A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | デイジタル・パイロツト検波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59179740A JPS6157182A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | デイジタル・パイロツト検波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6157182A JPS6157182A (ja) | 1986-03-24 |
| JPH0553112B2 true JPH0553112B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=16071034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59179740A Granted JPS6157182A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | デイジタル・パイロツト検波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6157182A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113476U (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-17 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP59179740A patent/JPS6157182A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6157182A (ja) | 1986-03-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS647550B2 (ja) | ||
| JPH0354919B2 (ja) | ||
| KR100390232B1 (ko) | 진폭복조방법 | |
| KR960014117B1 (ko) | 신호 분리 장치 | |
| JPH0553112B2 (ja) | ||
| JP2845782B2 (ja) | パイロット信号除去回路 | |
| JP2794570B2 (ja) | テレビジョン音声多重信号の復調装置 | |
| JPS62245894A (ja) | 映像信号分離装置 | |
| JP2785401B2 (ja) | Ｆｍ伝送装置 | |
| KR100248991B1 (ko) | 휘도 및 색 신호 분리 방법 및 이를 수행하기 위한 휘도 및 색 신호 분리 회로 | |
| JPH0331294B2 (ja) | ||
| JP2890411B2 (ja) | テレビジョン音声多重信号の復調装置 | |
| JPS5850805A (ja) | 計数検波復調方式 | |
| JP2794569B2 (ja) | テレビジョン音声多重信号の復調装置 | |
| JP2537933B2 (ja) | 映像信号分離装置 | |
| EP0462746A2 (en) | Automatic reproducing system of a VCR | |
| JPH0644219Y2 (ja) | テレビジヨン信号のデイジタル処理装置 | |
| JP3190096B2 (ja) | 配電線搬送受信装置 | |
| JP3186591B2 (ja) | 音声キャリア電力検波装置 | |
| JPS583378A (ja) | テレビジヨン信号の検波装置 | |
| JPS62219372A (ja) | デイジタル反転防止装置 | |
| JPH01220578A (ja) | 垂直同期分離回路 | |
| JPH0584718B2 (ja) | ||
| JPH02288489A (ja) | Ｐａｌ／ｓｅｃａｍ信号判別装置及びｐａｌ／ｓｅｃａｍ信号記録再生装置 | |
| JPH0515352B2 (ja) |