JPH0553029B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0553029B2 JPH0553029B2 JP60293912A JP29391285A JPH0553029B2 JP H0553029 B2 JPH0553029 B2 JP H0553029B2 JP 60293912 A JP60293912 A JP 60293912A JP 29391285 A JP29391285 A JP 29391285A JP H0553029 B2 JPH0553029 B2 JP H0553029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic sheet
- magnetic
- sheet
- stabilizing member
- magnetic head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【発明の詳細な説明】
−産業上の利用分野−
本発明は可撓性磁気シートの記録再生装置に係
り、特に磁気ヘツドと磁気シートとの接触を安定
化させる装置に関する。
り、特に磁気ヘツドと磁気シートとの接触を安定
化させる装置に関する。
−従来の技術−
フロツピーデイスクなど可撓性の円盤磁気シー
トと磁気ヘツドによる情報の記録再生装置は、従
来から回転駆動される磁気シート面に磁気ヘツド
が安定して接触するよう磁気シート面を挟んで磁
気ヘツドと対向して安定化部材(パツド)を設け
るようにしている。
トと磁気ヘツドによる情報の記録再生装置は、従
来から回転駆動される磁気シート面に磁気ヘツド
が安定して接触するよう磁気シート面を挟んで磁
気ヘツドと対向して安定化部材(パツド)を設け
るようにしている。
この安定化部材には、従来から種々のものが提
案され、磁気ヘツドと対向した溝部を磁気シート
の外周部まで形成しないもの(特開昭57−113459
号公報)、磁気ヘツドの両側平面部に垂直の毛を
設けるもの(実開昭60−16365号公報)、磁気ヘツ
ドの両側平面が曲率を持つもの(実開昭60−
56960号公報)、溝幅を磁気シートの外周部で狭く
したもの(特開昭60−93675号公報)、安定化部材
を磁気ヘツドの移動と共に移動させるもの(特開
昭60−93675号公報)、溝幅を一定にしてシートの
キズ発生を少なくかつモータ負荷を下げるもの
(特開昭60−117446号公報)等がある。
案され、磁気ヘツドと対向した溝部を磁気シート
の外周部まで形成しないもの(特開昭57−113459
号公報)、磁気ヘツドの両側平面部に垂直の毛を
設けるもの(実開昭60−16365号公報)、磁気ヘツ
ドの両側平面が曲率を持つもの(実開昭60−
56960号公報)、溝幅を磁気シートの外周部で狭く
したもの(特開昭60−93675号公報)、安定化部材
を磁気ヘツドの移動と共に移動させるもの(特開
昭60−93675号公報)、溝幅を一定にしてシートの
キズ発生を少なくかつモータ負荷を下げるもの
(特開昭60−117446号公報)等がある。
これら従来技術によつても、一応の記録再生性
能を得ることができるが、磁気シートの内周部か
ら外周部までの記録トラツク全域にわたつて磁気
ヘツドとの接触を確実にするには、安定化部材と
磁気ヘツドにより磁気シートを挟む力を強くしな
ければならず、磁気シートの駆動トルクに高いも
のを必要とするし、外周部と中央部とでは駆動ト
ルクが大きく変動したり、シート面を傷つけやす
い問題があつた。なお、2インチフロツピーデイ
スクなどの超小型の磁気シートでは、第8図に示
すように安定化部材を省略し、磁気シート1の弾
性を利用して磁気ヘツド2と磁気シート1との接
触を得ることがある。この場合には磁気シートの
駆動トルクを軽減できるが磁気シート1の外周部
に磁気ヘツド2が位置するときに磁気シート1高
速回転ではその弾性で磁気ヘツド2との間に振動
を伴う接触(暴れ)や外周部の逃げが生じ、記録
再生不能になる問題があつた。
能を得ることができるが、磁気シートの内周部か
ら外周部までの記録トラツク全域にわたつて磁気
ヘツドとの接触を確実にするには、安定化部材と
磁気ヘツドにより磁気シートを挟む力を強くしな
ければならず、磁気シートの駆動トルクに高いも
のを必要とするし、外周部と中央部とでは駆動ト
ルクが大きく変動したり、シート面を傷つけやす
い問題があつた。なお、2インチフロツピーデイ
スクなどの超小型の磁気シートでは、第8図に示
すように安定化部材を省略し、磁気シート1の弾
性を利用して磁気ヘツド2と磁気シート1との接
触を得ることがある。この場合には磁気シートの
駆動トルクを軽減できるが磁気シート1の外周部
に磁気ヘツド2が位置するときに磁気シート1高
速回転ではその弾性で磁気ヘツド2との間に振動
を伴う接触(暴れ)や外周部の逃げが生じ、記録
再生不能になる問題があつた。
この外周部での暴れ、逃げを防止するものとし
て、特開昭60−117446号公報に見られるように磁
気シート外周縁部端面を高くした安定化部材によ
り磁気シート外周部を磁気ヘツド側に押し曲げる
構造にして磁気シート1を第9図に示す3個所で
規制するものである。これにより、磁気ヘツドに
対して磁気シートの半径方向及び周方向の曲率が
変るため、ヘツドとシートとの接触が良好にな
る。しかし、この安定化部材では磁気ヘツドが外
周部に位置するときに磁気シートとの接触圧が極
端に大きくなつて駆動トルクが高くなつてしま
う。
て、特開昭60−117446号公報に見られるように磁
気シート外周縁部端面を高くした安定化部材によ
り磁気シート外周部を磁気ヘツド側に押し曲げる
構造にして磁気シート1を第9図に示す3個所で
規制するものである。これにより、磁気ヘツドに
対して磁気シートの半径方向及び周方向の曲率が
変るため、ヘツドとシートとの接触が良好にな
る。しかし、この安定化部材では磁気ヘツドが外
周部に位置するときに磁気シートとの接触圧が極
端に大きくなつて駆動トルクが高くなつてしま
う。
−発明の目的−
本発明の目的は、磁気シートの駆動トルクを安
定化及び軽減しながら記録トラツク全域にわたり
磁気シートと磁気ヘツドとの間に安定接触を得る
ことができる記録再生装置を提供するにある。
定化及び軽減しながら記録トラツク全域にわたり
磁気シートと磁気ヘツドとの間に安定接触を得る
ことができる記録再生装置を提供するにある。
−発明の構成−
本発明は、回転駆動される可撓性の円盤磁気シ
ートの表面に接触されかつ同磁気シートの半径方
向に送られる磁気ヘツドとこれに対向した安定化
部材との間に、前記磁気シートを挟着する磁気シ
ートの記録再生装置において、前記安定化部材
は、前記磁気ヘツドに対応する位置に磁気シート
の半径方向に伸びた溝部、この溝部の両側に位置
して磁気ヘツドの表面に接触できる端面、前記磁
気シートの外周側において同端面に連続されかつ
同磁気シートに向かつて突起された突起端面を備
え、前記安定化部材は、装置の蓋部材に一端を固
定される可撓性部材の他端に支持され、前記磁気
ヘツドが設けられる装置本体には、前記蓋部材が
閉止されるとき、前記安定化部材に接触して前記
可撓性部材を撓ませる位置決め部材が設けられた
磁気シートの記録再生装置を提供するものであ
る。
ートの表面に接触されかつ同磁気シートの半径方
向に送られる磁気ヘツドとこれに対向した安定化
部材との間に、前記磁気シートを挟着する磁気シ
ートの記録再生装置において、前記安定化部材
は、前記磁気ヘツドに対応する位置に磁気シート
の半径方向に伸びた溝部、この溝部の両側に位置
して磁気ヘツドの表面に接触できる端面、前記磁
気シートの外周側において同端面に連続されかつ
同磁気シートに向かつて突起された突起端面を備
え、前記安定化部材は、装置の蓋部材に一端を固
定される可撓性部材の他端に支持され、前記磁気
ヘツドが設けられる装置本体には、前記蓋部材が
閉止されるとき、前記安定化部材に接触して前記
可撓性部材を撓ませる位置決め部材が設けられた
磁気シートの記録再生装置を提供するものであ
る。
−実施例−
第1図は本発明の一実施例を示す要部構成図で
ある。磁気シート3はサーボモータ等のシート回
転軸Pにセンターコア4によつて装着されて定速
回転駆動される。磁気ヘツド5は、ステツピング
モータ等を駆動源とする送り機構6によつて磁気
シート3の半径方向に送られ、ヘツド面が磁気シ
ート3にその内周部から外周部までの記録トラツ
ク範囲にわたつて摺動接触される。安定化部材7
は、ヒンジ8Aを回動支点として磁気シート3の
上面を蓋する上蓋8の内側に取付けられ、上蓋8
を閉じた状態で磁気ヘツド5に対向して磁気シー
ト3面に接触する高さ寸法及び位置にされる。こ
の安定化部材7は、第2図にも斜視図で示すよう
に、磁気ヘツドと対向する面で磁気シート3の半
径方向に沿つた平行窪みの溝部7Aを有し、この
溝部7Aの先端部すなわち磁気シート3の外周部
に対向する部分では幅が放射状に広がつた溝部7
Bを有し、さらに溝部7Aの側端面7C高さに対
して溝部7Bのそれが先端になるほど高くなる迫
り上つた突起端面7Dを有する。
ある。磁気シート3はサーボモータ等のシート回
転軸Pにセンターコア4によつて装着されて定速
回転駆動される。磁気ヘツド5は、ステツピング
モータ等を駆動源とする送り機構6によつて磁気
シート3の半径方向に送られ、ヘツド面が磁気シ
ート3にその内周部から外周部までの記録トラツ
ク範囲にわたつて摺動接触される。安定化部材7
は、ヒンジ8Aを回動支点として磁気シート3の
上面を蓋する上蓋8の内側に取付けられ、上蓋8
を閉じた状態で磁気ヘツド5に対向して磁気シー
ト3面に接触する高さ寸法及び位置にされる。こ
の安定化部材7は、第2図にも斜視図で示すよう
に、磁気ヘツドと対向する面で磁気シート3の半
径方向に沿つた平行窪みの溝部7Aを有し、この
溝部7Aの先端部すなわち磁気シート3の外周部
に対向する部分では幅が放射状に広がつた溝部7
Bを有し、さらに溝部7Aの側端面7C高さに対
して溝部7Bのそれが先端になるほど高くなる迫
り上つた突起端面7Dを有する。
こうした構造において、安定化部材7は磁気ヘ
ツド5と磁気シート3との安定接触に該磁気シー
ト3に曲げくせを付ける。この作用を第3図によ
つて説明する。
ツド5と磁気シート3との安定接触に該磁気シー
ト3に曲げくせを付ける。この作用を第3図によ
つて説明する。
第3図Aは磁気シート3を装着し、上蓋8を閉
じようとする状態を示し、この状態から上蓋8を
少し押し下げた第3図Bの状態では安定化部材7
の突起端面7Eが磁気シート3の外周縁部に当つ
て磁気ヘツド5との協動で該外周縁部を下方(磁
気ヘツド側)へ押し曲げる。この押し曲げによつ
て、磁気シート3には外周縁部が半径方向で垂れ
下がる曲りくせが付けられる。この曲りくせは、
第3図Bの状態で磁気シート3が回転駆動されて
いれば、その全周にわたつて保在され、あたかも
第9図の方法で規制したかのような形状となる。
この後、第3図Cに示すように、上蓋8を完全に
閉じた状態では、磁気シート3を挟んで磁気ヘツ
ド5と安定化部材7Cと7Dが対向する。このと
き、磁気シート3には外周縁部が曲りくせが付け
られていることから、磁気シートに対する磁気ヘ
ツドと安定化部材7による押し上げ強さは弱くし
て外周部での暴れ、逃げを抑制した安定接触を得
ることができ、ゆえに磁気シート3の回転駆動ト
ルクを軽減できることになる。この駆動トルクの
軽減は溝部7Bが広がりを持つことで一層効果的
にするし、これはシートへの円周方向での曲りを
少なくする。
じようとする状態を示し、この状態から上蓋8を
少し押し下げた第3図Bの状態では安定化部材7
の突起端面7Eが磁気シート3の外周縁部に当つ
て磁気ヘツド5との協動で該外周縁部を下方(磁
気ヘツド側)へ押し曲げる。この押し曲げによつ
て、磁気シート3には外周縁部が半径方向で垂れ
下がる曲りくせが付けられる。この曲りくせは、
第3図Bの状態で磁気シート3が回転駆動されて
いれば、その全周にわたつて保在され、あたかも
第9図の方法で規制したかのような形状となる。
この後、第3図Cに示すように、上蓋8を完全に
閉じた状態では、磁気シート3を挟んで磁気ヘツ
ド5と安定化部材7Cと7Dが対向する。このと
き、磁気シート3には外周縁部が曲りくせが付け
られていることから、磁気シートに対する磁気ヘ
ツドと安定化部材7による押し上げ強さは弱くし
て外周部での暴れ、逃げを抑制した安定接触を得
ることができ、ゆえに磁気シート3の回転駆動ト
ルクを軽減できることになる。この駆動トルクの
軽減は溝部7Bが広がりを持つことで一層効果的
にするし、これはシートへの円周方向での曲りを
少なくする。
なお、安定化部材として磁気シートの外周部で
傾斜した凸部を持つものがあるが、これは安定化
部材の形状自体で磁気シートの外周部に好ましい
曲線形状を得ようとするものである。しかし、こ
の従来技術では、センターコア装着時の磁気シー
トの状態が、磁気シートとセンターコアの張付け
によるしわや自然についたくせなども必ずしも好
ましい曲線形状にはならず、このような状態で記
録再生を始めると、第8図に示すような好ましく
ないシート形状になつてしまうことがある。
傾斜した凸部を持つものがあるが、これは安定化
部材の形状自体で磁気シートの外周部に好ましい
曲線形状を得ようとするものである。しかし、こ
の従来技術では、センターコア装着時の磁気シー
トの状態が、磁気シートとセンターコアの張付け
によるしわや自然についたくせなども必ずしも好
ましい曲線形状にはならず、このような状態で記
録再生を始めると、第8図に示すような好ましく
ないシート形状になつてしまうことがある。
この点について、本実施例では安定化部材によ
つて磁気シート外周部に強制的にくせを付けてし
まい、これによつて上蓋8を完全に閉じた状態で
は安定化部材7と磁気シート3との間には小さい
押し当て強さで好ましい曲線形状を得、駆動トル
クも軽減する。
つて磁気シート外周部に強制的にくせを付けてし
まい、これによつて上蓋8を完全に閉じた状態で
は安定化部材7と磁気シート3との間には小さい
押し当て強さで好ましい曲線形状を得、駆動トル
クも軽減する。
従つて、本発明では、磁気シート3の外周部に
一旦曲りくせを強制的に付け、この後安定化部材
7と磁気シート3との接触を該安定化部材7の端
面に完全に得るものでなく、安定化部材7の端面
と磁気シート3の面とが一部接触して該磁気シー
ト3の外周部に好ましい曲線形状を得ようとする
ものである。
一旦曲りくせを強制的に付け、この後安定化部材
7と磁気シート3との接触を該安定化部材7の端
面に完全に得るものでなく、安定化部材7の端面
と磁気シート3の面とが一部接触して該磁気シー
ト3の外周部に好ましい曲線形状を得ようとする
ものである。
このことから、本発明では上述の実施例に限ら
れることなく、他の手段によつても実現されるも
のであるし、安定化部材の形状も適宜変更されて
同等の作用効果を得ることができる。
れることなく、他の手段によつても実現されるも
のであるし、安定化部材の形状も適宜変更されて
同等の作用効果を得ることができる。
例えば、第4図Aは安定化部材7の他の実施例
を示し、端面7C,7Dと溝部7A,7Bとの
夫々の接合部に丸みを付け、エツジ部分を無くし
て磁気シート面に傷をつけないようにする。ま
た、第4図Bに示すような構造でも良い。
を示し、端面7C,7Dと溝部7A,7Bとの
夫々の接合部に丸みを付け、エツジ部分を無くし
て磁気シート面に傷をつけないようにする。ま
た、第4図Bに示すような構造でも良い。
また、第5図乃至第6図は本発明の他の実施例
を示す。第5図は全体構成斜視図を示し、装置本
体11上面にはシート回転軸12と磁気ヘツド1
3と安定化部材の一対の位置決めピン(位置決め
部材)14が突出形成され、この本体11の側部
にヒンジ取付けされて磁気シートケースホルダー
15とその上に上蓋16が設けられ、上蓋16に
は安定化部材17が板バネ18で取付けられる。
安定化部材17の取付構造は、第6図に側面図で
示すように、安定化部材17は突起部17Aを有
して上蓋16から角度θだけ傾斜して板バネ18
に取付けられ、この角度θは調整ネジ19によつ
て板バネ18と共に調整可能にされる。
を示す。第5図は全体構成斜視図を示し、装置本
体11上面にはシート回転軸12と磁気ヘツド1
3と安定化部材の一対の位置決めピン(位置決め
部材)14が突出形成され、この本体11の側部
にヒンジ取付けされて磁気シートケースホルダー
15とその上に上蓋16が設けられ、上蓋16に
は安定化部材17が板バネ18で取付けられる。
安定化部材17の取付構造は、第6図に側面図で
示すように、安定化部材17は突起部17Aを有
して上蓋16から角度θだけ傾斜して板バネ18
に取付けられ、この角度θは調整ネジ19によつ
て板バネ18と共に調整可能にされる。
こうした構造における作用を説明する。第7図
Aに示すように、回転軸12にセンターコア20
によつて磁気シート21が取付けられ、上蓋16
を閉じようとするとき、安定化部材17の突起部
17Aが磁気シート21の外周部を磁気ヘツド1
3側に押し曲げて、該外周部に曲げくせを付け
る。その後、上蓋16を完全に閉じたとき、第7
図Bに示すように、安定化部材17は位置決めピ
ン14で押し上げられて磁気ヘツド13との間隙
が調整され、磁気シート21はその外周部が安定
化部材17に一部接触して好ましい曲線形状にさ
れる。このとき、磁気シート21の曲げくせ量は
調整ネジ19によつて調整される。
Aに示すように、回転軸12にセンターコア20
によつて磁気シート21が取付けられ、上蓋16
を閉じようとするとき、安定化部材17の突起部
17Aが磁気シート21の外周部を磁気ヘツド1
3側に押し曲げて、該外周部に曲げくせを付け
る。その後、上蓋16を完全に閉じたとき、第7
図Bに示すように、安定化部材17は位置決めピ
ン14で押し上げられて磁気ヘツド13との間隙
が調整され、磁気シート21はその外周部が安定
化部材17に一部接触して好ましい曲線形状にさ
れる。このとき、磁気シート21の曲げくせ量は
調整ネジ19によつて調整される。
−発明の効果−
以上のとおり、本発明によれば、安定化部材等
によつて該安定化部材を磁気シートに当てる際に
その外周部に曲げくせを付けるようにしたため、
磁気ヘツドと磁気シートにその全トラツクにわた
つて良好な安定接触状態を得ながら磁気シートの
駆動トルクを軽減でき、記録再生性能を向上でき
る効果がある。特に、超小型の磁気シートに適用
して顕著な効果を奏する。
によつて該安定化部材を磁気シートに当てる際に
その外周部に曲げくせを付けるようにしたため、
磁気ヘツドと磁気シートにその全トラツクにわた
つて良好な安定接触状態を得ながら磁気シートの
駆動トルクを軽減でき、記録再生性能を向上でき
る効果がある。特に、超小型の磁気シートに適用
して顕著な効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す要部構成図、
第2図は第1図における安定化部材の斜視図、第
3図A、第3図B及び第3図Cは第1図における
作用を説明するための各状態側面図、第4図A、
第4図Bは本発明における安定化部材の他の実施
例を示す斜視図、第5図は本発明の他の実施例を
示す全体構成図、第6図は第5図における安定化
部材取付構造を示す側面図、第7図A、第7図B
は第5図における作用を説明するための各状態側
面図、第8図は磁気シートの逃げ、暴れ態様を説
明するための図、第9図は安定化部材による磁気
シートの好ましい規制状態を示す図である。 3……磁気シート、4……センターコア、5…
…磁気ヘツド、6……送り機構、7……安定化部
材、7A,7B……溝部、7C……端面、7D…
…突起端面、8……上蓋、11……装置本体、1
2……回転軸、13……磁気ヘツド、14……位
置決めピン、15……磁気シートケースホルダ
ー、16……上蓋、17……安定化部材、17A
……突起部、18……板バネ、19……調整ネ
ジ、21……磁気シート。
第2図は第1図における安定化部材の斜視図、第
3図A、第3図B及び第3図Cは第1図における
作用を説明するための各状態側面図、第4図A、
第4図Bは本発明における安定化部材の他の実施
例を示す斜視図、第5図は本発明の他の実施例を
示す全体構成図、第6図は第5図における安定化
部材取付構造を示す側面図、第7図A、第7図B
は第5図における作用を説明するための各状態側
面図、第8図は磁気シートの逃げ、暴れ態様を説
明するための図、第9図は安定化部材による磁気
シートの好ましい規制状態を示す図である。 3……磁気シート、4……センターコア、5…
…磁気ヘツド、6……送り機構、7……安定化部
材、7A,7B……溝部、7C……端面、7D…
…突起端面、8……上蓋、11……装置本体、1
2……回転軸、13……磁気ヘツド、14……位
置決めピン、15……磁気シートケースホルダ
ー、16……上蓋、17……安定化部材、17A
……突起部、18……板バネ、19……調整ネ
ジ、21……磁気シート。
Claims (1)
- 1 回転駆動される可撓性の円盤磁気シートの表
面に接触されかつ同磁気シートの半径方向に送ら
れる磁気ヘツドとこれに対向した安定化部材との
間に、前記磁気シートを挟着する磁気シートの記
録再生装置において、前記安定化部材は、前記磁
気ヘツドに対応する位置に磁気シートの半径方向
に伸びた溝部、この溝部の両側に位置して磁気ヘ
ツドの表面に接触できる端面、前記磁気シートの
外周側において同端面に連続されかつ同磁気シー
トに向かつて突起された突起端面を備え、前記安
定化部材は、装置の蓋部材に一端を固定される可
撓性部材の他端に支持され、前記磁気ヘツドが設
けられる装置本体には、前記蓋部材が閉止される
とき、前記安定化部材に接触して前記可撓性部材
を撓ませる位置決め部材が設けられたことを特徴
とする磁気シートの記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293912A JPS62154260A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 磁気シ−トの記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293912A JPS62154260A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 磁気シ−トの記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154260A JPS62154260A (ja) | 1987-07-09 |
JPH0553029B2 true JPH0553029B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=17800758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60293912A Granted JPS62154260A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 磁気シ−トの記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62154260A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60219672A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転磁気シ−ト装置 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60293912A patent/JPS62154260A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60219672A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転磁気シ−ト装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154260A (ja) | 1987-07-09 |
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