JPS642294Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS642294Y2
JPS642294Y2 JP16886082U JP16886082U JPS642294Y2 JP S642294 Y2 JPS642294 Y2 JP S642294Y2 JP 16886082 U JP16886082 U JP 16886082U JP 16886082 U JP16886082 U JP 16886082U JP S642294 Y2 JPS642294 Y2 JP S642294Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
magnetic
head
magnetic head
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16886082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5974561U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16886082U priority Critical patent/JPS5974561U/ja
Publication of JPS5974561U publication Critical patent/JPS5974561U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS642294Y2 publication Critical patent/JPS642294Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、磁気ヘツドが回転磁気シート上を安
定した状態で摺接し得るように該シートを支持す
る回転磁気シートの押え装置に関する。
〈背景技術とその問題点〉 磁気記録媒体である回転磁気シートの磁気記録
面に磁気ヘツドを摺接させて映像信号等の磁気記
録及び又は再生を行なうようにした磁気記録再生
装置が知られている。このような装置では、信頼
性が高く、且つ、安定した記録・再生を実現する
上で高速回転中の磁気シートと磁気ヘツドとの安
定した摺接状態を得ることが特に重要な事柄とな
つている。
従来、上記磁気シートと磁気ヘツドとの安定し
た摺接状態を得るために、第1図及び第2図に示
す如く、回転磁気シートSを間に置き磁気ヘツド
Hの進入側と対向する側に平面略コ字状のシート
押え板50を配設し、上記シートSと磁気ヘツド
Hの当りが安定するようにしたものが有る。
上記シート押え板50は、上記シートSの磁気
記録面上を径方向に移動する上記磁気ヘツドHの
移動方向の両側を支持する第1及び第2の支持部
50,52と、これら各支持部51,52の端部
に亘つて連設され上記シートSの外周部側を支持
する第3の支持部53を有してなる。
ところで、上記磁気シートSは、第3図Aに示
すように磁気ヘツドHが磁気シートSの径方向中
央部付近を摺接する時には、上記ヘツドHと上記
シートSの磁気記録面との当りは良好なものとな
るが、第3図Bに示すように上記ヘツドHが上記
シートSの内周部分を摺接する時には、上記シー
ト押え板50によつて磁気記録面が上記ヘツドH
に当るよう支持はされるものの、上記シートSの
中心部S1側のシート保持力が強すぎるために、上
記ヘツドHは上記磁気記録面に対して片当りとな
りスペーシングの原因となる。したがつて、磁気
ヘツドHの摺接状態が不安定となり、安定した記
録・再生を行なうことができなくなる慮れがあつ
た。
そこで、上記ヘツドHをシートSの中心部S1
にやや傾けて該ヘツドHの当りをとる方法が考え
られるが、このように上記ヘツドHを傾けると第
3図Cに示すように上記ヘツドHが上記シートS
の外周部分を摺接する時に、上記シート押え板5
0の第3の支持部53の押え付け力による反力と
して上記ヘツドHは上記磁気記録面に対して上記
第3図Bに示す場合とは逆側に片当りとなりスペ
ーシングが生じてしまうのが実情である。
〈考案の目的〉 そこで、本考案はこのような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、磁気ヘツドが回転磁気
シートのどの位置に摺接しても、磁気ヘツドの上
記シートの磁気記録面に対向する当りが良好とな
るようにすることを目的とする。
〈考案の概要〉 上記目的を達成するために、本考案は回転磁気
シートを間に置き磁気ヘツドの進入側と対向する
側に配設され、上記シートに摺接して移動する上
記磁気ヘツドの移動方向の両側を支持する第1及
び第2の支持部を有するとともにこれら各支持部
の端部に亘つて連設され上記磁気シートの外周部
側を支持する第3の支持部を有し、この第3の支
持部のシートと対向する面側の少なくとも磁気ヘ
ツドの移動延長線上に該支持部のシート対接面に
対しくぼませた逃げ部を設けてなることを特徴と
するものである。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な実施例を図面を参照しな
がら具体的に説明する。
第4図は本考案を適用した磁気記録再生装置の
概略を示す斜視図である。この磁気記録再生装置
において、磁気ヘツド装置1が載置された取付基
板2には、回転磁気シートSが収納された磁気シ
ートジヤケツト3を挿脱し得るようにしたジヤケ
ツトホルダ4が、ヒンジ軸5を介して開閉自在に
取り付けられている。磁気シートジヤケツト3
は、磁気シート収納筺体であるジヤケツト本体6
内に円盤状の磁気シート1が回転自在に支持され
て成る。ジヤケツト本体6の一部には窓部7開口
形成されており、磁気シートSの一部が外部に露
呈するようになつている。この窓部7内には、上
記磁気ヘツド装置1の磁気ヘツドHとシート押え
板9とが磁気シートSを挾み付けるように挿入さ
れる。磁気ヘツドHは、回転磁気シートSの回転
と同期して径方向に間欠的にステツプ送りされ
る。したがつて、磁気シートSの磁気記録面上の
記録トラツクは複数本の同心円形状トラツクであ
り、たとえば1本の記録トラツクについて1枚の
静止画像情報が磁気記録され、このような磁気シ
ートSに対して、磁気ヘツドHにより静止画像情
報信号等が記録及び/又は再生される。
また、取付基板2上には、シート回転駆動用の
回転駆動軸10が配設されており、この回転駆動
軸10には駆動台部11が形成され、この駆動台
部11には永久磁石12が設けられている。さら
に、取付基板2には、磁気ヘツドHをシート径方
向に順次間欠的に送るためのヘツド移動操作杆1
3と、上記回転駆動軸10を回転駆動するための
モータ14等が設けられている。また、ジヤケツ
トホルダ4を覆うように、ホルダカバー15が、
ヒンジ軸5を介して開閉自在に設けられており、
このホルダカバー15には上記シート押え板9が
設けられている。
上記シート押え板9は、第5図に示すように平
面略コ字状に形成されている。なお、この押え板
9はアルミ合金によつて形成されてなる。そし
て、上記押え板9は上記磁気シートSに摺接して
移動する上記磁気ヘツドHの移動方向の両側を支
持する第1及び第2の支持部16,17と、これ
ら各支持部16,17の端部に連設され上記シー
トSの外周部側を支持する第3の支持部18を有
してなる。
上記第1及び第2の支持部16,17と上記第
3の支持部18との間には段部19が形成されて
おり、上記第3の支持部18のシート押え面18
Aは第6図に示すように上記第1及び第2の支持
部16,17のシート押え面16A,17Aから
高さh分高くなるように形成されている。
このように、上記第1及び第2の支持部16,
17と上記第3の支持部18との間に段差をもた
せることにより、第7図に示すように磁気ヘツド
Hが上記シートSの外周部分を摺接する場合にあ
つても上記第3の支持部18の上記シートSに対
する押え付け力は弱く、上記磁気ヘツドHが上記
シートSの磁気記録面に対して片当りするような
ことはなく、安定した当りを得ることができる。
したがつて、上記シートSの内周部分における
磁気ヘツドSの当りを良くするために磁気ヘツド
HをシートSの回転中心部S1側にやや傾けても、
磁気ヘツドHのシート外周部分での当りは安定し
たものとなり、磁気シートS全体に亘つて磁気ヘ
ツドHの当りが良好なものとなる。したがつて、
磁気ヘツドHと磁気シートSの磁気記録面との間
のスペーシングの発生もなく安定した記録・再生
を行なうことができる。なお、上記第1及び第2
の支持部16,17のシート押え面16A,17
Aから上記第3の支持部18のシート押え面18
Aまでの高さhは上記ヘツドHの突出量よりも
小さいことが条件である。
また、シート押え板は第8図及び第9図に示す
如き構成のものであつてもよい。このシート押え
板20は、第1及び第2の支持部21,22のシ
ート押え面21A,22Aと第3の支持部23の
シート押え面23Aとが同一平面に形成されたも
のであり、上記第3の支持部23のシート押え面
23Aにおける磁気ヘツドHの移動延長線上には
磁気シート押え面23Aに対してくぼませた逃げ
部24が形成されている。
このような構成のシート押え板20によつても
上記シートSの外周部分の押え付け力が弱くな
り、磁気ヘツドHの安定したヘツドタツチを得る
ことができる。
〈考案の効果〉 このように、本考案によれば回転磁気シートの
内外周を問わず磁気シート全体に亘つて磁気ヘツ
ドの当りが良好なものとなり、磁気ヘツドの安定
した摺接状態を得ることができ、安定した磁気記
録・再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部拡大斜視図、第2図
はシート押え板の拡大平面図、第3図は回転磁気
シートに対する磁気ヘツドの摺接状態を示す概略
断面図であり、第3図Aは上記ヘツドが上記シー
トの径方向中央部付近に摺接する時の図、第3図
Bは上記ヘツドが上記シートの内周部分に摺接す
る時の図、第3図Cは上記ヘツドが上記シートの
外周部分に摺接する時の図、第4図は本考案の一
実施例を示す要部斜視図、第5図はシート押え板
の拡大平面図、第6図は第5図のA−A線断面
図、第7図は磁気ヘツドが回転磁気シートの外周
部分に摺接する時の概略断面図、第8図はシート
押え板の他の例を示す拡大底面図、第9図は第8
図のB−B線断面図である。 9,20……シート押え板、16,21……第
1の支持部、16A,21A……シート押え面、
17,22……第2の支持部、17A,22A…
…シート押え面、18,23……第3の支持部、
18A,23A……シート押え面、19……段
部、24……逃げ部、H……磁気ヘツド、S……
回転磁気シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転磁気シートを間に置き磁気ヘツドの進入側
    と対向する側に配設され、上記シートに摺接して
    移動する上記磁気ヘツドの移動方向の両側を支持
    する第1及び第2の支持部を有するとともにこれ
    ら各支持部の端部に亘つて連設され上記磁気シー
    トの外周部側を支持する第3の支持部を有し、こ
    の第3の支持部のシートと対向する面側の少なく
    とも磁気ヘツドの移動延長線上に該支持部のシー
    ト対接面に対しくぼませた逃げ部を設けてなる回
    転磁気シートの押え装置。
JP16886082U 1982-11-08 1982-11-08 回転磁気シ−トの押え装置 Granted JPS5974561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16886082U JPS5974561U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 回転磁気シ−トの押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16886082U JPS5974561U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 回転磁気シ−トの押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974561U JPS5974561U (ja) 1984-05-21
JPS642294Y2 true JPS642294Y2 (ja) 1989-01-19

Family

ID=30369049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16886082U Granted JPS5974561U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 回転磁気シ−トの押え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5974561U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626078B2 (ja) * 1985-05-24 1994-04-06 株式会社日立製作所 ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5974561U (ja) 1984-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS642294Y2 (ja)
JPS61217957A (ja) 垂直磁気記録/再生装置
JPS59215073A (ja) 磁気記録再生装置
JPS62109267A (ja) 光学式記録再生装置
JP2767130B2 (ja) パッド支持装置
JPS6346928Y2 (ja)
JPH0454594Y2 (ja)
JPH0316130Y2 (ja)
JPH0217863B2 (ja)
JPS6138144Y2 (ja)
JPS5953575U (ja) デイスク情報記憶装置における少なくとも1つの走査素子の位置決め装置
JPS6333230B2 (ja)
JP2506172Y2 (ja) カセットテ−プレコ−ダ
JPH0119269Y2 (ja)
JPS5812177A (ja) 磁気記録再生装置
JPH01177477U (ja)
JPS60132670U (ja) 記録再生装置のヘツド部
JPS613570U (ja) デイスクプレ−ヤのスライダ支持装置
JPH02144157U (ja)
JPS61199267A (ja) デイスクカ−トリツジ等の記録再生装置
JPS635823B2 (ja)
JPH11328606A (ja) フロッピーディスク装置
JPS60192684U (ja) デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置
JPS6424559U (ja)
JPS6145750U (ja) 磁気記録再生装置