JPH0552553A - レ−ザ変位計 - Google Patents

レ−ザ変位計

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Publication number
JPH0552553A
JPH0552553A JP24281291A JP24281291A JPH0552553A JP H0552553 A JPH0552553 A JP H0552553A JP 24281291 A JP24281291 A JP 24281291A JP 24281291 A JP24281291 A JP 24281291A JP H0552553 A JPH0552553 A JP H0552553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
displacement
laser light
light emitting
emitting element
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24281291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuda
啓史 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0552553A publication Critical patent/JPH0552553A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変位センサの受光量がゼロのときに電気的な
回り込みによって生じる信号の重畳を補正できるように
する。 【構成】 レーザ変位計であって、電源投入後、レーザ
発光素子LDの駆動開始を所定の発光禁止時間Tだけ遅
延させる遅延駆動回路Aを設け、この遅延駆動回路Aに
よりレーザ発光素子LDが発光するまでの発光禁止時間
T中、ADコンバ−タ105a,105bの出力レベル
α1,α2を演算部106の記憶部106aに記憶させ
ておき、変位距離の測定時においては、ADコンバータ
105a,105bの出力レベルから上記記憶させた出
力レベルα1,α2を減じる補正を行う構成となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザを利用した変位
計にかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、レ−ザ光を被検物体に照射し、
その反射光を位置検出素子で検出して物体までの距離を
測定するようにしたレ−ザ変位計のブロック図を示す。
このようなレーザ変位計では、タイミング回路100に
よって駆動部101を間欠駆動し、レーザダイオードL
Dより強度の変調されたレーザ光を被検物体OBに照射
し、そのとき物体OBより反射されて来るレ−ザ光を位
置検出素子PSDによって受光した後、この位置検出素
子PSDから出力される位置信号I1,I2を演算部1
06で演算することによって、物体までの変位量Lを測
定できる構成となっている。このようなレーザ変位計で
は、位置検出素子PSD上には反射光の受光スポット位
置に応じた2つの電流値I1,I2が出力されるので、
この出力I1,I2をI−V変換部102a,102b
で電圧V1,V2に変換し、それぞれ増幅部103a,
103b、サンプルホールド回路104a,104bを
通じてADコンバ−タ105a,105bに入力してデ
ジタル変換してから演算部106では、次式を算出する
ことによって被検物体までの変位量を求める構成となっ
ている。すなわち、このような変位センサでは、位置検
出素子からの信号出力I1,I2をADコンバ−タで変
換した値をそれぞれ[V1],[V2]とすると位置検
出素子PSDの中心からの変位(ズレ)Zの値は で表わすことができるので、演算部106では、このズ
レZを距離信号に変換して、物体までの変位量Lを算出
するようにしている。
【0003】しかしながら、このような変位センサで
は、一般に、電気的な回り込みによる干渉によって、光
がない状態でも増幅器には図3(c)にαで示したよう
なレベルの信号が出力されるが、この出力は光によって
得られる電気信号に重畳されるため、それぞれの増幅部
103a,103bには各々理想的な出力V1,V2に
回り込みによる信号α1,α2が重畳される結果V1+
α1,V2+α2となる。 従って、変位量の測定にあ
たってはこれらの値が誤差となり、正確な変位量を求め
ることができなくなるなどの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みて提案されるもので、光以外の電気的な回り込みに
よる干渉の影響を減少し、より正確な変位量を求めるこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、レーザ発光素子によって発光さ
れたレーザ光が、被検物体で反射され、その反射光を位
置検出素子で受け、この位置検出素子からの出力をAD
コンバ−タでデジタル変換した後、演算部で演算して被
検物体までの変位距離を求めるようにしたレ−ザ変位計
の改良であって、電源投入後、レーザ発光素子の駆動開
始を所定時間だけ遅延させる遅延駆動回路を設け、この
遅延駆動回路によりレーザ発光素子を駆動させるまでの
発光禁止期間中、ADコンバ−タの出力レベルを演算部
に記憶させておき、変位距離の測定時には、ADコンバ
ータの出力レベルから上記記憶させた出力レベルを減じ
る補正を行う構成となっている。
【0006】
【作用】本発明によれば、上述のように電気的な干渉分
を除去することによって正確な変位量を得ることができ
る。一般に、レ−ザを利用するこの種のセンサでは、危
険防止のため、電源投入後数秒の間は、レ−ザを発光さ
せないようになっているが、本発明では、レ−ザの駆動
回路そのものは停止させずに、光の結合以外の電気的な
干渉はすべて存在することとなる。従ってこの光による
結合のない場合の増幅器の出力を記憶しておき、測定時
に検知出力から減じて計算することによって正確な変位
量を得ている。
【0007】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の一実施例
を説明する。基本的な構成は、図4に示した変位センサ
と同じであるため、対応部分には図4と同一符号を付し
て説明を省略する。図1より明かなように、レーザ発光
素子LDを駆動させるために遅延駆動部Aを設けてお
り、この遅延駆動回路Aによって電源投入後の所定の発
光禁止時間Tの間は、レーザ発光素子LDの駆動部の電
源は遮断することなく、レーザ発光素子LDの発光のみ
を阻止する構成としている。遅延駆動回路Aは、図2に
示したように、レーザ発光素子LDに並列にトランジス
タなどのスイッチング素子SWを接続し、電源投入時に
は駆動部1への電源はそのままにしておいて、所定の発
光禁止時間Tの間だけ、スイッチング素子SWをオンさ
せる構成にすることによって容易に実現できる。
【0008】このような変位センサによれば、電源投入
後の所定の発光禁止時間Tの間はレーザ発光素子LDが
発光しないだけで、駆動部1を含む増幅部103a,1
03bなどの回路はいずれも動作状態にあるので、この
ときの出力信号α1、α2をADコンバ−タ105a,1
05bでデジタル値に変換し、演算部106に設けた記
憶部106aに記憶させておく。かくして発光禁止時間
Tが終了し、レーザ発光素子LDが発光を開始すると、
増幅部103a,103bの出力の振幅はV1及びV2
になるので、変位量の計算をする場合は、先に記憶して
おいた受光量ゼロのときの値α1、α2を減じたZ、つま
を算出し、算出したZに応じた距離変位を算出すればよ
い。図3の(a)〜(c)は、本発明のレーザ変位計の
動作手順をタイムチャートをもって示すもので、(a)
はレーザ発光素子の発光期間、(b)は駆動部からレー
ザ発光素子に供給される発光駆動信号、(c)は増幅部
の出力信号を示している。
【0009】
【発明の効果】本発明の変位センサによれば、上述のよ
うに電気的な回り込みによる干渉分を除去することがで
きるので、より正確に変位量を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レーザ変位計の内部構成を示したブロッ
ク図である。
【図2】遅延駆動回路の内部構成を示した図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明レーザ変位計の動作を
説明したタイムチャートである。
【図4】従来の変位センサの内部構成を示したブロック
図である。
【符号の説明】
A・・・遅延駆動回路 LD・・・レーザ発光素子 T・・・発光禁止時間 105a,105b・・・ADコンバータ 106・・・演算部 106a・・・記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発光素子によって発光されたレー
    ザ光が、被検物体で反射され、その反射光を位置検出素
    子で受け、この位置検出素子からの出力をADコンバ−
    タでデジタル変換した後、演算部で演算して被検物体ま
    での変位距離を求めるようにしたレ−ザ変位計におい
    て、 電源投入後、レーザ発光素子の駆動開始を所定時間だけ
    遅延させる遅延駆動回路を設け、この遅延駆動回路によ
    りレーザ発光素子を駆動させるまでの発光禁止時間中、
    ADコンバ−タの出力レベルを演算部に記憶させてお
    き、変位距離の測定時には、ADコンバータの出力レベ
    ルから上記記憶させた出力レベルを減じる補正を行う構
    成としたレ−ザ−変位計。
JP24281291A 1991-08-27 1991-08-27 レ−ザ変位計 Withdrawn JPH0552553A (ja)

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JP24281291A JPH0552553A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 レ−ザ変位計

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JPH0552553A true JPH0552553A (ja) 1993-03-02

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JP (1) JPH0552553A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085999A (ja) * 2009-12-29 2010-04-15 Nikon Corp ブレ補正光学系位置検出装置
JP2013142708A (ja) * 2012-01-06 2013-07-22 Canon Inc 照明装置及び撮像システム
JP2020116763A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 芝浦機械株式会社 チェーン状態検出装置及びシート・フィルム延伸装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010085999A (ja) * 2009-12-29 2010-04-15 Nikon Corp ブレ補正光学系位置検出装置
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112