JP3000306B2 - レーザ変位計 - Google Patents

レーザ変位計

Info

Publication number
JP3000306B2
JP3000306B2 JP3180111A JP18011191A JP3000306B2 JP 3000306 B2 JP3000306 B2 JP 3000306B2 JP 3180111 A JP3180111 A JP 3180111A JP 18011191 A JP18011191 A JP 18011191A JP 3000306 B2 JP3000306 B2 JP 3000306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
output
emitting element
light emitting
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3180111A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH052074A (ja
Inventor
啓史 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3180111A priority Critical patent/JP3000306B2/ja
Publication of JPH052074A publication Critical patent/JPH052074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000306B2 publication Critical patent/JP3000306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、変調した光出力を物体
に向けて出力して物体までの距離の変位を計るようにし
たレ−ザ変位計に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の技術は、発光素子と位置検
出素子(PSD)を一組とし、発光素子からは変調した
光信号を物体に向けて出力させ、その反射光を位置検出
素子(以下PSDと呼ぶ)で受け、その両端からの出力
される電流I1とI2(後述する)の大きさから、物体ま
での距離の変位を測定するようになっている。この場合
I1及びI2電流の大きさは、図5の波形図に示したよう
に、増幅部の出力波形を半周期T/2毎に取り出し、そ
の差をもって測定することになる。すなわち発光の変調
周期をTとしたとき、tnにおける増幅部の出力をV1
H,V2H,それからT/2経過したときの増幅部の出力
をV1L,V2Lとすれば、 I1=k(V1H−V1L) I2=k(V2H−V2L) として位置検出素子の両端からの出力される電流I1,
I2を決定し、その値から変位を測定するようになって
いる。図4は、この場合の変位測定原理を示したもの
で、発光素子1から出た光は投光レンズを通じ距離Rc
だけ離れた物体0で反射されPSD2で受光される。い
ま物体0がΔrだけ移動したとすると受光スポ ットは
Δχだけ移動し、 Δχ=a・Δr/b+Δr (但し、a=f’tanθ、b=Rc/cosθ) このときPSD2の両端から流れ出す電流I1,I2,は、
PSD2の長さをLとす ると I1=(L/2+Δχ)/L・I (但し、Iは全電流) I2=(L/2−Δχ)/L・I よってΔχは、 Δχ=((I1−I2)/(I1+I2))・L/2 となり、変位量Δrを求めることができる。したがって
I1,I2,の値が正確に求められることが変位計の精度
を向上させるために必要な要因となる。ところで、この
ような変位計において、近接して2組の発光素子1とP
SD2を用いて使う場合や、物体の厚みを計るために対
向した2組の発光素子1とPSD2を用いる場合には、
一方が他方の光の影響をうけてI1,I2,が正確に得られ
ず正確な測定を行えなくなるため、一方で測定をしてい
る場合は他方の発光素子の出力を停止し、交互に動作さ
せるなどの方法が採用されているのが通例である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
変位計において、上述のように交互に発光素子を点灯さ
せた場合には、受光系では、外乱光などの影響をさける
ために一般に必要周波数以下の信号を遮断する必要があ
り、そのため交流結合して増幅しているのが通例であ
る。しかしながら、変調された信号を、このような交流
結合により増幅をする場合には、増幅部の出力は、図6
に示したように、微分波形となって波形が変動するた
め、変調信号の平均値レベルを中心として上下に変動す
る波形になって出力が安定するまでに時間を要し、正確
な変位値を得ることができず、測定に時間を要するとい
う問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題を
解決するために提案されるもので、発光素子から変調し
た光パルス信号を物体に向けて出力し、物体からの反射
光を位置検出素子で受け、物体までの距離を測定するレ
ーザ変位計において、上記発光素子は、変調した光パル
ス信号を出力するためのパルス発生回路と、変調した光
パルス信号の平均値となる光信号を出力するためのバイ
アス発生回路とに、スイッチング手段を介して接続され
ており、上記発光素子は、変調した光パルス信号を出力
しないときには、上記スイッチング手段の切換によっ
て、バイアス発生回路に接続され、変調した光パルス信
号の出力時の平均値となる光信号を出力する構成として
いる。 【0005】 【作用】このような、本発明では、発光素子が変位測定
のために信号を変調させていない期間も、変調時の出力
の平均値となる一定強度でバイアス発光させている。そ
のため、受光系の増幅部の出力は、最初からバイアス値
を中心として、上下に変動することになるので、安定す
るまでに時間を要せず、従って変位値を正確に時間の無
駄なく測定できる。 【0006】 【実施例】以下に、本発明を実施例をあげて説明する。
図1は本発明のレーザ変位計の基本構成を示したブロッ
ク図であり、図において、1はレーザを発光させる発光
素子、2は位置検出素子(PSD)、3は発光素子のド
ライブ回路、41、42は電流信号を電圧信号に変換す
るI/V変換回路、51、52は増幅部、6は演算部、
Cは交流結合のためのコンデンサを示している。本発明
では、発光素子1はドライブ回路3によって駆動され、
物体から反射した光は、PSD2で受光され、その両端
より電流I1,I2となって出力され、それぞれI/V変
換回路41,42で電圧に変換され、コンデンサC,C
によってAC結合された増幅部51,52で増幅され
る。増幅部51,52で増幅された信号は、演算部6に
入力され、演算部6では前述の式を用いて変位値を計算
し、変位に応じた信号を出力するようになっている。図
2(a)は本発明のレーザ変位計による発光出力を表し
たもので、図3はドライブ回路3の一実施例を示してい
る。ここに、ドライブ回路3は、スイッチング手段SW
の切り換え制御を通じて、パルス発生回路を構成するパ
ルスジェネレータPGと、バイアス発生回路を構成する
一定の電圧電源EとをアンプAMPに供給して、変調出
力時と、変調出力停止時の動作を切り換えている。アン
プAMPの出力は、トランジスタTRをオン、オフさせ
て、発光素子であるレーザダイオードを発光させる構成
となっている。図2(b)は、図2(a)の信号を加え
たときの増幅部51,52の出力波形を示したもので、
従来方式の図6と違い、発光素子は変調信号を出力しな
いときでも、変調時出力の平均値となる一定の出力でバ
イアス発光されているため、早くから安定した電圧が得
られ、従って時間の無駄なしに、変位信号を得ることが
できる。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、発光素子は変調信号を
出力しないときでも、変調出力時の平均値レベルでバイ
アス発光させているので、受光系によって受信され増幅
された信号も速く安定するので、時間の無駄なく正確に
変位を測定することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の基本構成を示したブロック図である。 【図2】本発明のレーザ変位形における信号波形であ
り、 (a)は発光素子の出力波形図(バイアス発光)である。 (b)は増幅部の出力波形図である。 【図3】本発明において使用されるドライブ回路の一構
成例を示す図である。 【図4】レーザ変位計による測距原理の説明図である。 【図5】レーザ変位計における電圧測定タイミングを示
す図である。 【図6】従来のレーザ変位計を用いたときの増幅部の出
力波形図である。 【符号の説明】 1は発光素子 2は位置検出素子 3はドライブ回路 41,42はI/V変換回路部 51,52は増幅部 6は演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95 G01B 11/00 - 11/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 発光素子から変調した光パルス信号を物体に向けて出力
    し、物体からの反射光を位置検出素子で受け、物体まで
    の距離を測定するレーザ変位計において、 上記発光素子は、変調した光パルス信号を出力するため
    のパルス発生回路と、変調した光パルス信号の平均値と
    なる光信号を出力するためのバイアス発生回路とに、ス
    イッチング手段を介して接続されており、 上記発光素子は、変調した光パルス信号を出力しないと
    きには、上記スイッチング手段の切換によって、バイア
    ス発生回路に接続され、変調した光パルス信号の出力時
    の平均値となる光信号を出力する構成にしているレーザ
    変位計。
JP3180111A 1991-06-25 1991-06-25 レーザ変位計 Expired - Lifetime JP3000306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180111A JP3000306B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ変位計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180111A JP3000306B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ変位計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH052074A JPH052074A (ja) 1993-01-08
JP3000306B2 true JP3000306B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=16077615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3180111A Expired - Lifetime JP3000306B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ変位計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000306B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH052074A (ja) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5082363A (en) Optical distance measuring apparatus and method using light projection pulses
JPS5842411B2 (ja) 距離測定装置
JPH10239046A (ja) 光学式変位測定装置および光学式変位測定システム
KR0168087B1 (ko) 초음파센서를 이용한 장애물의 거리 측정장치 그 방법
JP3000306B2 (ja) レーザ変位計
JP2000346941A (ja) 距離測定装置
JP2696980B2 (ja) 距離測定装置
JPH0523176U (ja) レーザ測距装置
EP0328136B1 (en) Distance measuring apparatus
JPH10267648A (ja) 光学式変位計
JPS6344114A (ja) 光学式変位測定装置
JPH0552553A (ja) レ−ザ変位計
JPH04307387A (ja) 測距装置
JPH0450496Y2 (ja)
JP2909566B2 (ja) レーザ変位計
SU781561A1 (ru) Устройство дл измерени координаты оптического пучка
JPH01206212A (ja) 距離測定装置
JPH03130691A (ja) レーザ測距装置
JP2909565B2 (ja) レ−ザ変位計
SU1352380A1 (ru) Магнитооптический измеритель параметров периодических импульсов тока
SU1511597A1 (ru) Устройство дл измерени ширины обода железнодорожного колеса
JPH03293581A (ja) 距離測定装置
JPS5847227A (ja) 光センサ
JPH06230129A (ja) 光波距離計
JPH09223283A (ja) 煙センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990914