JP2909566B2 - レーザ変位計 - Google Patents

レーザ変位計

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JP2909566B2
JP2909566B2 JP24280791A JP24280791A JP2909566B2 JP 2909566 B2 JP2909566 B2 JP 2909566B2 JP 24280791 A JP24280791 A JP 24280791A JP 24280791 A JP24280791 A JP 24280791A JP 2909566 B2 JP2909566 B2 JP 2909566B2
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displacement
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啓史 松田
裕司 高田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレ−ザ光を利用した変位
計に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、レ−ザ光を被検物体に照射し、
その反射光を位置検出素子で検出して物体までの距離を
測定するようにしたレ−ザ変位計のブロック図を示す。
このようなレーザ変位計では、タイミング回路100に
よって駆動部101を間欠駆動し、レーザダイオードL
Dより強度の変調されたレーザ光を被測定物体OBに照
射し、そのとき被検物体OBより反射されて来るレ−ザ
光を位置検出素子PSDによって受光した後、この位置
検出素子PSDから出力される位置信号I1,I2を演
算部106で演算することによって、被検物体までの変
位量を測定できる構成となっている。このようなレーザ
変位計では、位置検出素子PSDの受光面上には反射光
の受光スポット位置に応じた2つの電流値I1,I2が
出力されるので、この出力I1,I2をI−V変換部1
02a,102bで電圧に変換し、それぞれ増幅部10
3a,103b、サンプルホールド回路104a,10
4bを通じてADコンバ−タ105に入力してデジタル
変換してから演算部106では、次式を算出することに
よって被検物体までの変位量Lを求める構成となってい
る。すなわち、このような変位センサでは、位置検出素
子からの信号出力I1,I2をADコンバ−タで変換し
た値をそれぞれ[V1],[V2]とすると位置検出素
子PSDの中心からの変位(ズレ)Zの値は で表わすことができるので、演算部106では、このズ
レZを距離信号に変換して、被検物体までの変位量Lを
算出するようにしている。また、このような変位センサ
では、ADコンバ−タ105は、アナログ値をデジタル
値に変換するため、変位量Lの分解能は、ADコンバ−
タの分解能に応じて決まる。したがって、いま、V1+
V2=Vcとし、 ADコンバ−タ105の出力信号の
フルスケ−ル値をVADF,ADコンバータ105の分解
能をnビットとすると、変位量の分解能△Lは、ADコ
ンバ−タ105の出力が0〜VADFまで変化したときの
変位量をFRとすることによって の式で求まる。一般には、Vc=VADFと設定すること
によって、△Lは最大の分解能を得ることができるの
で、従来はV1+V2=VADFに近くなるように2つの
信号V1,V2を同じ利得で増幅し、これらの分解能を
高めるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、更
に進んで、測定可能な最大変位量FRと、その分解能△
Lの関係をADコンバータの分解能以上に向上させるこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために提案される本発明は、レーザ発光素子によって
発光されたレーザ光が、被検物体で反射され、その反射
光を位置検出素子で受け、この位置検出素子からの出力
をADコンバ−タでデジタル変換した後、演算部で演算
して被検物体までの距離を求めるレ−ザ変位計の改良で
あって、上記位置検出素子から出る2つの位置信号を、
それぞれ独立して利得制御する2つの増幅部を設け、こ
れらの2つの増幅部から出力された位置信号のデジタル
変換されたレベルが、いずれもADコンバ−タにおいて
はフルスケ−ル値に近くなるように、2つの増幅部の利
得を制御する構成となっている。
【0005】
【作用】本発明では、位置検出素子から出力される位置
信号の増幅利得を2つの増幅部において、独立して設定
することによって、変位センサの分解能を全体として向
上させている。このような本発明では、例えば、位置検
出素子からの位置信号のいずれか一方を、ADコンバー
タのフルスケ−ル値VADFに合わせるように、a倍の利
得をもたせて増幅させた場合には、デジタル変換された
後の見かけ上の分解能は、前述した式の1/aになる。
したがって、位置検出素子からの2つの位置信号を独立
した2つの増幅部において、a倍、b倍に増幅した場
合、各々の分解能を1/a倍、1/b倍にできるので、
変位量の分解能も見かけ上1/a・b倍になり、変位セ
ンサの分解能を従前に比べて向上できる。
【0006】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明のレーザ変位計のブロック図
である。基本的な構成は、図2に示した変位センサと同
じであるため、対応部分には図2と同一符号を付して説
明を省略する。図1より明かなように、位置検出素子P
SDの2つの増幅部103a,103bの各々に、演算
部106によって、利得制御される利得制御回路1,2
が付加され、ADコンバータ3,4を個々に設けている
点が異なる。ここに、利得制御回路1,2の各々は、A
Dコンバータ3,4の出力信号のレベルが、それぞれに
おいてフルスケール値に近い値を満たすように、演算部
106によってフィードバック制御がなされている。こ
のような本発明の変位センサによれば、演算部106で
は、ADコンバータ3,4の各々から出力された信号
[V1],[V2]に基づいて次式を算出して、変位量
(ズレ)Zを求め、最後に三角測距方法を用いて変位量
Lを求めている。したがって、このような変位センサに
よれば、例えば、増幅部の利得がa,bであるときに、
ADコンバータの出力がV1a,V1bとなっている場
合には、演算部106では、ADコンバータ3,4の出
力が、いずれもフルスケール値VADFになるように、そ
れぞれの利得制御回路1,2の利得をa’,b’に設定
し(VADF/V1a=a′,VADF/V1b=b′)、こ
のときADコンバータ3,4の出力が、V1a’,V1
b’になったとすれば、演算部106では次式のずれ量
Zを算出する。 かくして、算出したZに基づいて被検物体までの変位量
Lが換算され測定されることになる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、以上に説明したよう
に、ADコンバータの出力レベルが、フルスケール値に
近くなるように、位置検出素子からの2つの位置信号の
増幅部の利得を制御しているので、変位センサの分解能
は従前に比べて著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明変位センサの内部構成を示したブロック
図である。
【図2】従来の変位センサの内部構成を示したブロック
図である。
【符号の説明】
LD・・・レーザ発光素子 OB・・・被検物体 PSD・・・位置検出素子 I1,I2・・・位置信号 1,2・・・利得制御回路 3,4・・・ADコンバ−タ 106・・・演算部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−15907(JP,A) 特開 平4−158211(JP,A) 特開 平3−52551(JP,A) 特開 平3−135714(JP,A) 特開 平2−247504(JP,A) 特開 平4−62403(JP,A) 特開 昭61−225606(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 3/00 - 3/32 G01B 11/00 - 11/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発光素子によって発光されたレー
    ザ光が、被検物体で反射され、その反射光を位置検出素
    子で受け、この位置検出素子からの出力をADコンバ−
    タでデジタル変換した後、演算部で演算して被検物体ま
    での変位距離を求めるようにしたレ−ザ変位計におい
    て、 上記位置検出素子から出力される2つの位置信号を、そ
    れぞれ独立して利得制御する利得制御回路を設け、2つ
    の増幅部から出力された上記位置信号のデジタル変換さ
    れたレベルが、いずれのADコンバ−タにおいてもフル
    スケ−ル値に近づくように、演算部によって、上記利得
    制御回路の各々を制御する構成としたレーザ変位計。
JP24280791A 1991-08-27 1991-08-27 レーザ変位計 Expired - Lifetime JP2909566B2 (ja)

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JPH0552552A JPH0552552A (ja) 1993-03-02
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