JPH0551966A - 鋼管柱・はり仕口部の接合構造および接合金物 - Google Patents
鋼管柱・はり仕口部の接合構造および接合金物Info
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- JPH0551966A JPH0551966A JP23550991A JP23550991A JPH0551966A JP H0551966 A JPH0551966 A JP H0551966A JP 23550991 A JP23550991 A JP 23550991A JP 23550991 A JP23550991 A JP 23550991A JP H0551966 A JPH0551966 A JP H0551966A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼管柱がはりを介して面外曲げ応力等の外力
を受けた場合でもに鋼管柱の変形を確実に防ぐことがで
き、しかも接合金物は、適宜位置調整が可能で、ボルト
孔の位置合わせが容易であるなど、精度的にもすぐれる
ものであり、また、鋼管柱のせいの変化に対応できる。 【構成】 鋼管柱１の内側でコーナー部にタップネジ孔
11を穿設した接合金物６を配設する場合に、この接合金
物６は鋼管柱の内側面で隣接する内側面にそれぞれ接合
する接合金物Ａ，Ｂ相互の組合わせからなり、接合金物
Ａは鋼管柱１への接合部７から直交方向に係合角片８
ａ，８ｂを隙間を存して並行に突設し、接合金物Ｂは鋼
管柱１の内側面に接合する接合部７から前記接合金物Ａ
の係合角片８ａ，８ｂ間に差し入れる係合角片８ｃを直
交方向に突設し、これら係合角片相互を直交するように
係合させた。
を受けた場合でもに鋼管柱の変形を確実に防ぐことがで
き、しかも接合金物は、適宜位置調整が可能で、ボルト
孔の位置合わせが容易であるなど、精度的にもすぐれる
ものであり、また、鋼管柱のせいの変化に対応できる。 【構成】 鋼管柱１の内側でコーナー部にタップネジ孔
11を穿設した接合金物６を配設する場合に、この接合金
物６は鋼管柱の内側面で隣接する内側面にそれぞれ接合
する接合金物Ａ，Ｂ相互の組合わせからなり、接合金物
Ａは鋼管柱１への接合部７から直交方向に係合角片８
ａ，８ｂを隙間を存して並行に突設し、接合金物Ｂは鋼
管柱１の内側面に接合する接合部７から前記接合金物Ａ
の係合角片８ａ，８ｂ間に差し入れる係合角片８ｃを直
交方向に突設し、これら係合角片相互を直交するように
係合させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、土木や建築もしくは橋
梁の分野において、閉鎖断面材である鋼管柱と鉄骨はり
との仕口部の接合構造およびそれに使用する接合金物に
関する。
梁の分野において、閉鎖断面材である鋼管柱と鉄骨はり
との仕口部の接合構造およびそれに使用する接合金物に
関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼管柱と鉄骨はりとの仕口の接合は溶接
以外はボルト接合の手段により行われる。かかるボルト
接合では、ボルトの締め付けを行うに際し鋼管柱内部に
手が入らないためにタップネジ孔等を設けた板状の金物
を予め鋼管内部に設けたり、仕口部のみを全て特殊な金
物で作ったりして種々の提案がなされている。
以外はボルト接合の手段により行われる。かかるボルト
接合では、ボルトの締め付けを行うに際し鋼管柱内部に
手が入らないためにタップネジ孔等を設けた板状の金物
を予め鋼管内部に設けたり、仕口部のみを全て特殊な金
物で作ったりして種々の提案がなされている。
【０００３】発明者等は先に、図14に示すような接合金
物を発明し、特願平2-113960号（特開平3-76948 号公
報）として出願した。図中１は鋼管柱、２はＨ型鉄骨に
よるはりであるが、鋼管柱１は仕口部側部に取付孔12を
穿設し、また、はり２の上下フランジ２ａ端にはＴ型接
合金物であるスプリット金物３が溶接やボルト止めで取
付けられる。一方、鋼管柱１の内側でコーナー部にはタ
ップネジ孔11を穿設した略等辺山形断面形の接合金物４
が配設される。そして、このスプリット金物３を鋼管柱
１の外周面に当接し、鋼管柱１を貫通させるタップネジ
としての高力ボルト５でスプリット金物３と接合金物４
とを前記取付孔12を介して鋼管柱１を挟んで締付ける。
物を発明し、特願平2-113960号（特開平3-76948 号公
報）として出願した。図中１は鋼管柱、２はＨ型鉄骨に
よるはりであるが、鋼管柱１は仕口部側部に取付孔12を
穿設し、また、はり２の上下フランジ２ａ端にはＴ型接
合金物であるスプリット金物３が溶接やボルト止めで取
付けられる。一方、鋼管柱１の内側でコーナー部にはタ
ップネジ孔11を穿設した略等辺山形断面形の接合金物４
が配設される。そして、このスプリット金物３を鋼管柱
１の外周面に当接し、鋼管柱１を貫通させるタップネジ
としての高力ボルト５でスプリット金物３と接合金物４
とを前記取付孔12を介して鋼管柱１を挟んで締付ける。
【０００４】なお、鋼管柱１に対して相互に直交する向
きのはり２同士は１個の接合金物４を共用して接合され
るものである。
きのはり２同士は１個の接合金物４を共用して接合され
るものである。
【０００５】このようにすれば、鋼管柱１を切断するこ
となくそのまま使用でき、また、溶接も不要のため、加
工が容易となるだけでなく、切断加工や溶接による製品
精度の低下も防止できる。さらに、接合金物４は鋼管柱
１の面外曲げ補強部材として作用し、また、接合金物４
のネジ孔はタップネジであるため、仮付けナットに比べ
落下等の心配もなく、かなりハードな取扱にも充分耐え
られる。
となくそのまま使用でき、また、溶接も不要のため、加
工が容易となるだけでなく、切断加工や溶接による製品
精度の低下も防止できる。さらに、接合金物４は鋼管柱
１の面外曲げ補強部材として作用し、また、接合金物４
のネジ孔はタップネジであるため、仮付けナットに比べ
落下等の心配もなく、かなりハードな取扱にも充分耐え
られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの図14に示す
接合金物４ではタップネジ孔11を取付孔12やスプリット
金物３の等とのネジ孔を精度よく合わせるのが困難であ
り、また、鋼管柱１のせい（丈）の変化に対応できな
い。
接合金物４ではタップネジ孔11を取付孔12やスプリット
金物３の等とのネジ孔を精度よく合わせるのが困難であ
り、また、鋼管柱１のせい（丈）の変化に対応できな
い。
【０００７】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、鋼管柱とはりとの仕口部において、鋼管柱がはりを
介して面外曲げ応力等の外力を受けた場合でもに鋼管柱
の変形を確実に防ぐことができ、しかも鋼管柱内側に配
設する接合金物の適宜位置調整が可能で、鋼管柱内への
配設が簡単にでき、精度も向上させることができる鋼管
柱・はり仕口部の接合構造および接合金物を提供するこ
とにある。
し、鋼管柱とはりとの仕口部において、鋼管柱がはりを
介して面外曲げ応力等の外力を受けた場合でもに鋼管柱
の変形を確実に防ぐことができ、しかも鋼管柱内側に配
設する接合金物の適宜位置調整が可能で、鋼管柱内への
配設が簡単にでき、精度も向上させることができる鋼管
柱・はり仕口部の接合構造および接合金物を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、鋼管柱の仕口部側部に取付孔を設け、また鋼
管柱の内側でコーナー部にタップネジ孔を穿設した接合
金物を配設し、はり端部に設けたスプリット金物とこの
接合金物とを前記取付孔を介して高力ボルトで締付固定
する鋼管柱・はり仕口部の接合構造において、前記接合
金物は鋼管柱の内側面で隣接する内側面にそれぞれ接合
する接合金物Ａ，Ｂ相互の組合わせからなり、接合金物
Ａは鋼管柱への接合部から直交方向に係合角片を隙間を
存して並行に突設し、接合金物Ｂは鋼管柱の内側面に接
合する接合部から前記接合金物Ａの係合角片間に差し入
れる係合角片を直交方向に突設し、これら係合角片相互
を直交するように係合させたことを要旨とするものであ
る。
するため、鋼管柱の仕口部側部に取付孔を設け、また鋼
管柱の内側でコーナー部にタップネジ孔を穿設した接合
金物を配設し、はり端部に設けたスプリット金物とこの
接合金物とを前記取付孔を介して高力ボルトで締付固定
する鋼管柱・はり仕口部の接合構造において、前記接合
金物は鋼管柱の内側面で隣接する内側面にそれぞれ接合
する接合金物Ａ，Ｂ相互の組合わせからなり、接合金物
Ａは鋼管柱への接合部から直交方向に係合角片を隙間を
存して並行に突設し、接合金物Ｂは鋼管柱の内側面に接
合する接合部から前記接合金物Ａの係合角片間に差し入
れる係合角片を直交方向に突設し、これら係合角片相互
を直交するように係合させたことを要旨とするものであ
る。
【０００９】
【作用】本発明によれば、鋼管柱の内側面に設ける接合
金物Ａ，Ｂは、はり端部に設けたスプリット金物を固定
する役割の他に鋼管柱仕口部の面外曲げ補強部材として
も作用する。そして、鋼管柱の内側で隣接する内側面に
接合する接合金物Ａ，Ｂ相互は、係合角片同士が直交す
るように係合して一体化を図るが、これら係合角片同士
は各接合金物Ａ，Ｂが鋼管柱のせいの変化に伴う場合に
は相互に拘束しない係合となる。
金物Ａ，Ｂは、はり端部に設けたスプリット金物を固定
する役割の他に鋼管柱仕口部の面外曲げ補強部材として
も作用する。そして、鋼管柱の内側で隣接する内側面に
接合する接合金物Ａ，Ｂ相互は、係合角片同士が直交す
るように係合して一体化を図るが、これら係合角片同士
は各接合金物Ａ，Ｂが鋼管柱のせいの変化に伴う場合に
は相互に拘束しない係合となる。
【００１０】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合構
造の第１実施例を示す横断平面図、図２は同上縦断側面
図で、前記従来例を示す図14と同一構成要素には同一参
照符号を付している。
説明する。図１は本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合構
造の第１実施例を示す横断平面図、図２は同上縦断側面
図で、前記従来例を示す図14と同一構成要素には同一参
照符号を付している。
【００１１】先に本発明の接合金物について説明する
と、図３に示すように接合金物６は２つの接合金物Ａと
接合金物Ｂの組合せからなる。このうち、接合金物Ａは
鋼管柱１の内側面に当接する接合部７にタップネジ孔11
を設け、接合部７に直角に係合角片８ａ，８ｂを間に隙
間９を存して並行に突設した。この係合角片８ａ，８ｂ
は切り起こし的に形成するもので、前記接合部７には前
記隙間９の幅に相当する係合片10が並行に延設されての
こり、その上下は切欠きによる凹部13ａ，13ｂとなる。
と、図３に示すように接合金物６は２つの接合金物Ａと
接合金物Ｂの組合せからなる。このうち、接合金物Ａは
鋼管柱１の内側面に当接する接合部７にタップネジ孔11
を設け、接合部７に直角に係合角片８ａ，８ｂを間に隙
間９を存して並行に突設した。この係合角片８ａ，８ｂ
は切り起こし的に形成するもので、前記接合部７には前
記隙間９の幅に相当する係合片10が並行に延設されての
こり、その上下は切欠きによる凹部13ａ，13ｂとなる。
【００１２】一方、接合金物Ｂは鋼管柱１の内側面に当
接する接合部７にタップネジ孔11を設け、この接合部７
に直角に係合角片８ｃを切り起こし的に形成するもの
で、この係合角片８ｃは前記接合金物Ａの係合角片８
ａ，８ｂの間の隙間９に嵌入する大きさである。そし
て、接合部７にはこの係合角片８ｃの幅での切欠きによ
る凹部14を中央に確保して係合片15ａ，15ｂを延設し
た。
接する接合部７にタップネジ孔11を設け、この接合部７
に直角に係合角片８ｃを切り起こし的に形成するもの
で、この係合角片８ｃは前記接合金物Ａの係合角片８
ａ，８ｂの間の隙間９に嵌入する大きさである。そし
て、接合部７にはこの係合角片８ｃの幅での切欠きによ
る凹部14を中央に確保して係合片15ａ，15ｂを延設し
た。
【００１３】このようにして、接合金物６ａと接合金物
６ｂは、係合片８ａ，８ｂの間の隙間９に係合片８ｃが
貫通するようにし、また、係合片10が凹部14に挿入し、
係合片15ａ，15ｂが凹部13ａ，13ｂに挿入することで組
合わさり、組合わせ後は係合片８ａ，８ｂ，８ｃの部分
を除けば、前記従来例の接合金物４と同じような略等辺
山形断面形の接合金物となる。
６ｂは、係合片８ａ，８ｂの間の隙間９に係合片８ｃが
貫通するようにし、また、係合片10が凹部14に挿入し、
係合片15ａ，15ｂが凹部13ａ，13ｂに挿入することで組
合わさり、組合わせ後は係合片８ａ，８ｂ，８ｃの部分
を除けば、前記従来例の接合金物４と同じような略等辺
山形断面形の接合金物となる。
【００１４】前記係合片８ａ，８ｂ，８ｃの幅は、係合
片８ａと８ｂの和が係合片８ｃとなるようにするのが望
ましい。なお、接合金物Ａにおける係合片10の角部と接
合金物Ｂにおける係合片15ａ，15ｂの角部は面取り16に
よりアール状に形成する。
片８ａと８ｂの和が係合片８ｃとなるようにするのが望
ましい。なお、接合金物Ａにおける係合片10の角部と接
合金物Ｂにおける係合片15ａ，15ｂの角部は面取り16に
よりアール状に形成する。
【００１５】図１，図２に示すようにかかる接合金物
Ａ，Ｂからなる接合金物６は、接合部７を鋼管柱１の内
側面に当接することで鋼管柱１内に配設される。鋼管柱
１の内側面で相隣接する面に当接する接合金物Ａ，Ｂ相
互は、接合金物Ａ側の接合角片８ａ，８ｂ間の隙間９に
接合金物Ｂ側の係合角片８ｃが差し入れられ、相互に直
交するように係合する。また、接合部７の端では、接合
金物Ａの凹部13ａ，13ｂに接合金物Ｂの係合片15ａ，15
ｂが嵌まり、接合金物Ｂの凹部14に接合金物Ａの係合片
10が嵌まる。
Ａ，Ｂからなる接合金物６は、接合部７を鋼管柱１の内
側面に当接することで鋼管柱１内に配設される。鋼管柱
１の内側面で相隣接する面に当接する接合金物Ａ，Ｂ相
互は、接合金物Ａ側の接合角片８ａ，８ｂ間の隙間９に
接合金物Ｂ側の係合角片８ｃが差し入れられ、相互に直
交するように係合する。また、接合部７の端では、接合
金物Ａの凹部13ａ，13ｂに接合金物Ｂの係合片15ａ，15
ｂが嵌まり、接合金物Ｂの凹部14に接合金物Ａの係合片
10が嵌まる。
【００１６】前記のごとき接合金物Ａ，Ｂは接合部７同
士の組合せで略等辺山形断面形の接合金物となるが、鋼
管柱１の取付孔12に対してそれぞれのタップネジ孔11を
合わせる位置調整が可能であり、また、係合片10の角部
と接合金物Ｂにおける係合片15ａ，15ｂの角部の面取り
16は鋼管柱１のコーナーとのクリアランスを取るのに役
立つ。
士の組合せで略等辺山形断面形の接合金物となるが、鋼
管柱１の取付孔12に対してそれぞれのタップネジ孔11を
合わせる位置調整が可能であり、また、係合片10の角部
と接合金物Ｂにおける係合片15ａ，15ｂの角部の面取り
16は鋼管柱１のコーナーとのクリアランスを取るのに役
立つ。
【００１７】このようにして、接合金物６を鋼管柱１の
内側コーナー部に予め工場等で配設しておき、はり２の
上下フランジ２ａ端に溶接もしくはボルト止めで取り付
けたＴ型接合金物であるスプリット金物３を鋼管柱１の
外周面に当接し、このスプリット金物３と接合金物Ａ，
Ｂの接合部７とで鋼管柱１をで挟みながらタップネジと
しての高力ボルト５での締め付けを行う。この場合の高
力ボルト５は鋼管柱１に設けた取付孔12を貫通し、接合
部７のタップネジ孔11に挿入する。
内側コーナー部に予め工場等で配設しておき、はり２の
上下フランジ２ａ端に溶接もしくはボルト止めで取り付
けたＴ型接合金物であるスプリット金物３を鋼管柱１の
外周面に当接し、このスプリット金物３と接合金物Ａ，
Ｂの接合部７とで鋼管柱１をで挟みながらタップネジと
しての高力ボルト５での締め付けを行う。この場合の高
力ボルト５は鋼管柱１に設けた取付孔12を貫通し、接合
部７のタップネジ孔11に挿入する。
【００１８】そして、図12に示すように鋼管柱１内にコ
ンクリート17を充填する。はり２からの力により、接合
金物Ｂは回転しようとするが、係合角片８ｃ等がコンク
リート17中に突出することでこの回転を阻止するように
拘束する。その結果、図12ではり２からの力は接合金物
Ｂの接合部７を介して鋼管柱１のウエブαに流れること
になり、鋼管柱１のフランジβの面外曲げ変形が極めて
少なくなり、剛性および耐力の高い接合部が可能とな
る。接合金物Ａの作用も同様である。
ンクリート17を充填する。はり２からの力により、接合
金物Ｂは回転しようとするが、係合角片８ｃ等がコンク
リート17中に突出することでこの回転を阻止するように
拘束する。その結果、図12ではり２からの力は接合金物
Ｂの接合部７を介して鋼管柱１のウエブαに流れること
になり、鋼管柱１のフランジβの面外曲げ変形が極めて
少なくなり、剛性および耐力の高い接合部が可能とな
る。接合金物Ａの作用も同様である。
【００１９】また、他の実施例として、図13に示すよう
に接合金物Ｂにも係合角片８ｃと並行に隙間９を存して
係合片８ｄを形成するようにすれば、接合金物Ａ，Ｂを
組合せて接合部７同士でＬ形部を形成するのに、１種類
の金物を準備すれば足りることになる。
に接合金物Ｂにも係合角片８ｃと並行に隙間９を存して
係合片８ｄを形成するようにすれば、接合金物Ａ，Ｂを
組合せて接合部７同士でＬ形部を形成するのに、１種類
の金物を準備すれば足りることになる。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように本発明の鋼管柱・はり
仕口部の接合構造および接合金物は、該接合金物を鋼管
柱の内側に配設することで、鋼管柱がはりを介して面外
曲げ応力等の外力を受けた場合でもに鋼管柱の変形を確
実に防ぐことができるものである。
仕口部の接合構造および接合金物は、該接合金物を鋼管
柱の内側に配設することで、鋼管柱がはりを介して面外
曲げ応力等の外力を受けた場合でもに鋼管柱の変形を確
実に防ぐことができるものである。
【００２１】しかも接合金物は、適宜位置調整が可能
で、鋼管柱内への配設が簡単にでき、ボルト孔の位置合
わせが容易であるなど、精度的にもすぐれるものであ
り、また、鋼管柱の正の変化に対応できるものである。
で、鋼管柱内への配設が簡単にでき、ボルト孔の位置合
わせが容易であるなど、精度的にもすぐれるものであ
り、また、鋼管柱の正の変化に対応できるものである。
【図１】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合構造の第１
実施例を示す横断平面図である。
実施例を示す横断平面図である。
【図２】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合構造の第１
実施例を示す縦断側面図である。
実施例を示す縦断側面図である。
【図３】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物の第１
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図４】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ａの斜視図である。
接合金物Ａの斜視図である。
【図５】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ａの平面図である。
接合金物Ａの平面図である。
【図６】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ａの側面図である。
接合金物Ａの側面図である。
【図７】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ａの背面図である。
接合金物Ａの背面図である。
【図８】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ｂの斜視図である。
接合金物Ｂの斜視図である。
【図９】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のうち
接合金物Ｂの正面図である。
接合金物Ｂの正面図である。
【図１０】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のう
ち接合金物Ｂの背面図である。
ち接合金物Ｂの背面図である。
【図１１】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物のう
ち接合金物Ｂの平面図である。
ち接合金物Ｂの平面図である。
【図１２】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合構造の力
の伝達を示す説明図である。
の伝達を示す説明図である。
【図１３】本発明の鋼管柱・はり仕口部の接合金物の第
２実施例を示す斜視図である。
２実施例を示す斜視図である。
【図１４】従来例を示す鋼管柱・はり仕口部の横断平面
図である。
図である。
【符号の説明】 １…鋼管柱 ２…はり ２ａ…フランジ ３…スプリット金物 ４…接合金物 ５…高力ボルト ６，Ａ，Ｂ…接合金物 ７…接合部 ８ａ，８ｂ，８ｃ，
８ｄ…接合角片 ９…隙間 10…係合片 11…タップネジ孔 12…取付孔 13ａ，13ｂ，14…凹部 15ａ，15ｂ…係合片 16…面取り 17…コンクリート
８ｄ…接合角片 ９…隙間 10…係合片 11…タップネジ孔 12…取付孔 13ａ，13ｂ，14…凹部 15ａ，15ｂ…係合片 16…面取り 17…コンクリート
フロントページの続き (72)発明者 富田 昭夫 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 藤本 信夫 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 関口 智文 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼管柱の仕口部側部に取付孔を設け、ま
た鋼管柱の内側でコーナー部にタップネジ孔を穿設した
接合金物を配設し、はり端部に設けたスプリット金物と
この接合金物とを前記取付孔を介して高力ボルトで締付
固定する鋼管柱・はり仕口部の接合構造において、前記
接合金物は鋼管柱の内側面で隣接する内側面にそれぞれ
接合する接合金物Ａ，Ｂ相互の組合わせからなり、接合
金物Ａは鋼管柱への接合部から直交方向に係合角片を隙
間を存して並行に突設し、接合金物Ｂは鋼管柱の内側面
に接合する接合部から前記接合金物Ａの係合角片間に差
し入れる係合角片を直交方向に突設し、これら係合角片
相互を直交するように係合させたことを特徴とする鋼管
柱・はり仕口部の接合構造。 - 【請求項２】 鋼管柱の内側コーナー部に配設する接合
金物として、鋼管柱への接合部にタップネジ孔を穿設
し、この接合部から直交方向に係合角片を隙間を存して
並行に突設した接合金物Ａと、鋼管柱への接合部にタッ
プネジ孔を穿設し、この接合部から接合金物Ａの係合角
片間に差し入れる係合角片を直交方向に突設した接合金
物Ｂとからなることを特徴とする鋼管柱・はり仕口部の
接合金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235509A JP2652094B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 鋼管柱・はり仕口部の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235509A JP2652094B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 鋼管柱・はり仕口部の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551966A true JPH0551966A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2652094B2 JP2652094B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=16987053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235509A Expired - Lifetime JP2652094B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 鋼管柱・はり仕口部の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2652094B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02129501U (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-25 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3235509A patent/JP2652094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02129501U (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2652094B2 (ja) | 1997-09-10 |
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