JPH05515Y2 - - Google Patents

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JPH05515Y2
JPH05515Y2 JP19082887U JP19082887U JPH05515Y2 JP H05515 Y2 JPH05515 Y2 JP H05515Y2 JP 19082887 U JP19082887 U JP 19082887U JP 19082887 U JP19082887 U JP 19082887U JP H05515 Y2 JPH05515 Y2 JP H05515Y2
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JP
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floor surface
lower floor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば昇降式舞台において、上昇時に
形成される穴を塞ぐ下床面の水平度を保持するよ
うにした二重床式舞台の水平度保持装置に関する
ものである。
[従来の技術] 演劇、オペラ、ミユージカルや各種のシヨー等
を上演する劇場の舞台においては、演出効果を高
めるため例えば第10図に示すように、主舞台a
の一部の主舞台迫りbを昇降可能としている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、一部の主舞台迫りbを上昇させた場
合、その部分には穴cができてしまい、出演者や
作業者が落ちるおそれがあり、危険である。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は上述の問題点を解決するため、主舞
台迫りの下方に下床面を昇降可能に配設すること
について想到し、更に該下床面を厚くすることな
く平面度を保持したまま昇降し得るようにして本
考案を完成した。
すなわち、本考案は所要の大きさの床面を備え
た昇降可能な支持架構に、前記床面と略同じ大き
さの下床面を、該支持架構の各支柱が貫通して相
対移動し得るように配設し、該下床面に前記各支
柱側面のクラツクギアと噛合するようラツクピニ
オンを夫々取り付け、対向する該各ラツクピニオ
ンを夫々同期して回転し得るよう連結したことを
特徴とする二重床式舞台の水平度保持装置かかる
ものである。
[作用] 支持架構の各支柱に沿つて下床面が上昇又は下
降する際、各支柱側面のラツクギアに噛合して回
転するラツクピニオンが一対ずつ軸を介して簡接
又は直接的に連結されているので、夫々の回転が
互いに拘束されて同期する。従つて、軸より連結
されたラツクピニオン側は水平状態を保持したま
ま昇降される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例であり、
主舞台の下方に組立てた固定床1の切欠穴2に、
4本の支柱3からなる支持架構4を挿入して昇降
可能に取り付け、前記各支柱3の内側面に設けた
クラツクギア5に、前記固定床1に裾付けた直流
モータ6及び減速機7により回転されるラツクピ
ニオン8を夫々噛合せしめ、前記支持架構4を任
意の高さに昇降し得るようにしてある。
前記支持架構4の上部に、主舞台を適当な大き
さに区切つた主舞台迫り用の床面9を、支えロー
ラ10、支えローラ10移動用の保持力を有する
ベアロツクシリンダ11、床面9傾動用のベアロ
ツクシリンダ12により、任意の角度に両振り傾
動可能に且つ支持点の水平移動を可能に取り付け
てある。
該床面9と同じ大きさの下床面13を、前記支
持架構4の各支柱3の固定床1上方に、該各支柱
3が切欠穴14に貫通するよう配設し、該各切欠
穴14の外周部近傍裏面側にガイドローラ15を
適数設けて下床面13と支柱3との相対移動すな
わち下床面13の昇降及び支持架構4の昇降を容
易にしてある。
該下床面13の裏面側に、前記各支柱3のラツ
クギア5に噛合するようラツクピニオン24を、
軸25及びブラケツト26により夫々取り付け、
該各軸25の他端にベベルギア27を夫々設け、
長手方向に向かい合う一対のベベルギア27,2
7に、軸28の両端に固定したベベルギア29,
29を夫々噛合せしめ、該軸28をブラケツト3
0により回転可能に固定してある。
該下床面13の裏面側に支持ロツド16を前記
支柱3の反ラツクギア5側の外側面と平行になる
よう夫々取り付け、該各支持ロツド16を前記固
定床1の前記切欠穴2の近傍に設けた切欠穴17
に夫々貫通させ、該各支持ロツド16の下端部に
シープ18を夫々設けてある。
前記固定床1の裏面側であつて前記各切欠穴1
7の各支持ロツド16外側にブラケツト19を
夫々設けると共に各切欠穴17の各支持ロツド1
6内側にシープ20を夫々設け、各ブラケツト1
9に夫々接続した各ワイヤロープ21を前記各シ
ープ18,20を経由させ、該ワイヤロープ21
の端部を両側のカウンタウエイト22に夫々接続
して、該カウンタウエイト22を吊り下げるよう
にしてある。該カウンタウエイト22の重量は上
昇した下床面13に人やセツトが乗つても沈まな
い程度の支持力が得られるようにしておき、前記
ワイヤロープ21の長さは前記下床面13の最大
昇降ストロークの2倍以上としておくとよい。図
中、23は下床面13の一側端部に設けたストツ
パを示す。
以上のように構成したので、各直流モータ6を
駆動して減速機7を介して各ラツクピニオン8を
夫々同期させて回転させると、ラツクギア5が設
けられた各支柱3が上昇し、支持架構4及び床面
9が所定の高さまで上昇する。
支持架構4が上昇すると、下床面13にかかつ
ていた支持架構4による押付力がゼロになるの
で、カウンタウエイト22の重量が上回つて下降
し、各ワイヤロープ21の迂回長さが短縮され
て、各シープ18、支持ロツド16及び下床面1
3が一体となつて上昇せしめられる。
このとき、下床面13の裏面に取り付けられた
各ラツクピニオン24は、各支柱3のラツクギア
5と噛合して回転されるが、下床面13の長手方
向に向い合う一対のラツクピニオン24,24が
ベベルギア27,29を介して同一の軸28によ
り連結されているため、該一対のラツクピニオン
24,24は回転が完全に同期される。従つて、
下床面13は水平状態を保持したまま上昇され
る。
上昇した下床面13は隣接する主舞台迫りの床
面9′と同じ高さになつたところで、ストツパ2
3が該床面9′下側に当接して下床面13の上昇
が停止し、床面9上昇後の穴が直ちに塞がれる。
穴を塞いだ下床面13にはカウンタウエイト2
2により常に上昇方向の荷重がかかつているた
め、人やセツトが乗つても沈むことなく安定に支
持される。この場合でも、床面9の高さは任意に
変更することができる。
床面9及び支持架構4を下降させると、該支持
架構4が下床面13を上側から押し浸けるように
なり、カウンタウエイト22に荷重にまさつて支
持架構4が更に下降されて隣接する床面9′と同
じ高さになるため、下床面13は押付力を受けて
待機位置に戻る。
第6図及び第7図は本考案の第2の実施例であ
り、前記実施例と略同様の構成において、軸28
の途中にデイスク31を該軸28が貫通するよう
配設し、下床面13の裏側に、デイスク固定装置
32を設けた例である。
本実施例の場合は、デイスク固定装置32によ
りデイスク31を固定することにより、軸28、
ベベルギア29,27、軸25、ラツクピニオン
24の回転を停止することができ、下床面13を
任意の高さに停止させることもできる。
第8図及び第9図は本考案の第3実施例であ
り、前記第1実施例と略同様の構成において、軸
25の他端に設けたベベルギア27の代わりにス
プロケツト33を取り付け、下床面13の長手方
向に向い合うスプロケツト33,33にローラチ
エーン34を無端に掛け回した例である。
本実施例の場合には、ローラチエーン34及び
スプロケツト33によりラツクピニオン24,2
4の回転が同期せしめられ、下床面13が水平の
まま上昇される。
なお、本考案の二重床式舞台の水平度保持装置
は上述の実施例のみに限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の二重床式舞台の水平
度保持装置によれば、昇降する床面の下方に下床
面を支柱が貫通するように配設し、該各支柱に設
けたラツクギアに噛合するラツクピニオンを、同
期回転し得るように連結したので、床面が上昇す
ると下床面が直ちに隣接する床面レベルまで水平
度を保持したまま上昇し、床面上昇後に形成され
る穴が直ちに塞がれ、人やセツトの落下事故を防
止することができて安全であると共に舞台の一部
として使用することができ多様な舞台設定が可能
になる、又下床面を薄くすることができ主舞台迫
りの昇降ストローク等を大きくとれる等の種々の
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の第1実施例の説明図、
第2図は第1図の−方向矢視図、第3図は第
1図に示した装置の全体説明図、第4図は第3図
の−方向矢視図、第5図は第3図の−方
向矢視図、第6図は本考案の装置の第2実施例の
説明図、第7図は第6図の−方向矢視図、第
8図は本考案の装置の第3実施例の説明図、第9
図は第8図の−方向矢視図、第10図は従来
の昇降舞台の一例を示す図である。 1は固定床、3は支柱、4は支持架構、5はラ
ツクギア、8はラツクピニオン、9,9′は床面、
13は下床面、27,29はベベルギア、31は
デイスク、33はスプロケツト、34はローラチ
エーン、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要の大きさの床面を備えた昇降可能な支持架
    構に、前記床面と略同じ大きさの下床面を、該支
    持架構の各支柱が貫通して相対移動し得るように
    配設し、該下床面に前記各支柱側面のラツクギア
    と噛合するようラツクピニオンを夫々取り付け、
    対向する該各ラツクピニオンを夫々同期して回転
    し得るよう連結したことを特徴とする二重床式舞
    台の水平度保持装置。
JP19082887U 1987-12-16 1987-12-16 Expired - Lifetime JPH05515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19082887U JPH05515Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19082887U JPH05515Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

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Publication Number Publication Date
JPH0196000U JPH0196000U (ja) 1989-06-26
JPH05515Y2 true JPH05515Y2 (ja) 1993-01-08

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JP4697831B2 (ja) * 2001-04-04 2011-06-08 カヤバ システム マシナリー株式会社 小迫り装置
US9284533B2 (en) 2011-06-24 2016-03-15 Flugen, Inc. Influenza virus mutants and uses therefor

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JPH0196000U (ja) 1989-06-26

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