JPH0551400A - 短鎖コラーゲン - Google Patents

短鎖コラーゲン

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JPH0551400A
JPH0551400A JP3209606A JP20960691A JPH0551400A JP H0551400 A JPH0551400 A JP H0551400A JP 3209606 A JP3209606 A JP 3209606A JP 20960691 A JP20960691 A JP 20960691A JP H0551400 A JPH0551400 A JP H0551400A
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JP
Japan
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gly
pro
collagen
type
ile
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Pending
Application number
JP3209606A
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English (en)
Inventor
Yukio Kato
幸夫 加藤
Akitoshi Sanemitsu
章年 実光
Michio Nomura
道雄 野村
Koji Asahi
孝司 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規なX型コラーゲンを提供する。 【構成】 (Gly−a−b)nの繰り返し配列及び構
成アミノ酸としてヒドロキシプロリンとヒドロキシリジ
ンを有し、更に以下の特徴; 分子量:60,000±5,000ダルトン(SDS
−ポリアクリルアミド電気泳動による) N末端近傍のアミノ酸配列;Phe−Ile−Pro
−Tyr−Ala−Ile−Lys−Ser−Lys−
Gly−Ile−Pro−Val−Gly−Gly−G
lu−Gln−Gly−Ile−Pro−Gly−Pr
o−Gly−Gly−Pro−Ala−Gly−Pro
−Arg−Gly−z −Pro−Gly−Pro を有する、ウサギ由来のX型コラーゲン(a、bは、任
意のアミノ酸、zは不明アミノ酸、nは整数を表す)。
上記X型コラーゲンは、ウサギの肋軟骨および/または
長管骨の成長板より得た軟骨細胞を培養し、その培養物
から単離することにより、容易に多量に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウサギ由来の新規なX型
コラーゲン、その製造法及びその用途に関する。
【0002】
【従来の技術】コラーゲンは、高等生物の細胞外マトリ
ックスの主成分である。コラーゲンは皮膚、腱、骨、軟
骨、および組織の主構成成分であり、高等動物の全タン
白質の30〜40%を占めている。コラーゲンには、現
在までに少なくとも13種類の分子が発見されている
が、これらはアミノ酸組成や分子量を異にするばかりで
なく、その分布において、細胞あるいは組織特異性を異
にしている。
【0003】これらのコラーゲンの内、骨、皮膚、歯、
腱、血管などの細胞外マトリックスの主成分であるI型
コラーゲンは、各種コラーゲンの中でも最大の量を占め
るものであり、これまで医薬品や化粧品などの担体ある
いは構成成分として広範囲に用いられてきたと共に、生
体材料として、骨折、骨粗ショウ症、関節炎などの治療
に、また工業用材料としてコラーゲンを混ぜた塗料、プ
ラスチック、インク等、さらには細胞培養器材のコーテ
ィング剤など産業上で多様な製品として実用化されてい
る。しかし他のコラーゲン、特に軟骨細胞由来のX型コ
ラーゲンについては、産生組織の特異性から推測される
有用性が従来から考えられていたにもかかわらず、その
入手法の困難さから全く産業上の利用がなされていない
現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軟骨が骨化するとき、
および骨折後にできる仮骨では、X型の短鎖コラーゲン
が特異的に軟骨細胞によって産生され、コラーゲンが細
胞外マトリックスの石灰化、軟骨マトリックスの分解、
骨形成の誘導に不可欠な役割を果たしている可能性が考
えられている。従って、骨形成が関与する疾患への治療
にX型コラーゲンの応用が推測されるが、上記したよう
に、X型コラーゲンの産生が特別な部位に限られている
ことから、このコラーゲンを単離することが困難であ
り、また目的とするコラーゲンが得られたとしても極く
少量であるという問題点がある。このため、今までウシ
とニワトリのX型コラーゲンについてその極く小量が確
認されたに過ぎない。
【0005】従って、X型コラーゲンを産業上に応用す
る為には、上記問題点を解決することが必要であり、容
易にまた多量に入手できる方法を開発することが切に望
まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために種々の検討を重ねた結果、ウサギの肋
軟骨や長管骨の成長板由来の軟骨細胞を培養液中で培養
することにより、目的とするX型コラーゲンを単離する
ことに成功し、本発明を完成させるに至った。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0007】本発明の新規X型コラーゲンは、例えば下
記の方法によって調製できる。すなわちウサギ成長板よ
り分離した軟骨細胞を、通常の動物細胞培養に使用され
る培地、例えば10%牛胎児血清を含むアルファ−ME
M存在下でコンフルエントになるまで培養した後、アス
コルビン酸を強化したイスコフ培地(Iscove’s
modification of Dulvecc
o’s medium)に変えてさらに10〜14日間
培養し細胞層を採取する。採取した細胞層は0.1N/
NaOH中でホモゲナイザーにより粉砕し、酢酸での酸
性条件下、ペプシン消化することにより、夾雑蛋白が分
解し、ペプシン耐性のコラーゲン画分を得る。さらに通
常の生化学的手法、例えば高速液体クロマトグラフィ
ー、電気泳動、ゲル濾過などのクロマトグラフィーを行
い、SDS−電気泳動で分子量約60,000を示すX
型コラーゲンを精製できる。
【0008】本発明のX型コラーゲンのN末端近傍のア
ミノ酸配列は、Phe−Ile−Pro−Tyr−Al
a−Ile−Lys−Ser−Lys−Gly−Ile
−Pro−Val−Gly−Gly−Glu−Gln−
Gly−Ile−Pro−Gly−Pro−Gly−G
ly−Pro−Ala−Gly−Pro−Arg−Gl
y−z −Pro−Gly−Pro(配列番号:1)
である。この配列は、ペプシン消化により単離された精
製タンパク質のN末端部の配列であり、天然に細胞から
産生されるX型コラーゲンは、上記配列のN末端側にさ
らにアミノ酸配列を有するプレコラーゲンである。
【0009】上記N末端近傍の配列は、ウシのX型コラ
ーゲン(Biochem.J.273巻.141頁(1
991))及びニワトリのX型コラーゲン(J.Bio
l.CHem.261巻 5041頁(1986))の
cDNAから予想されるアミノ酸配列に類似しているが
部分的に異なっていた。また、コラーゲンに特徴的な
(Gly−a−b)nの繰り返し配列を有している
(a、bは、任意のアミノ酸、zは、不明アミノ酸、n
は、整数を表す)。
【0010】本精製蛋白のアミノ酸組成は、アスパラギ
ン酸、トレオニン、セリン、グルタミン酸、プロリン、
グリシン、アラニン、バリン、メチオニン、イソロイシ
ン、ロイシン、チロシン、フェニルアラニン、リジン、
ヒスチジン、アルギニン、ヒドロキシプロリン、ヒドロ
キシリジンを構成成分として含み、システイン、シスチ
ンおよびトリプトファンを構成成分として含んでいな
い。ヒドロキシプロリンとヒドロキシリジンとを構成成
分として含んでいることは、コラーゲン蛋白の特徴を示
している。また、アミノ酸組成比は、ウシX型コラーゲ
ン(Biochem.J.273巻 141頁(199
0))、ニワトリX型コラーゲン(J.Biol.Ch
em.261巻 5041頁(1986))とも異なっ
ていた。さらに、本精製タンパク質はコラーゲナーゼ処
理により完全に分解された。以上の結果より、本精製タ
ンパク質は新規なX型コラーゲンと同定された。
【0011】このようにして得られた本発明のウサギX
型コラーゲンは、軟骨基質の主要成分たるプロテオグリ
カンの合成を促進し、さらに軟骨細胞の増殖を促進する
ことが確認された。従って、生体特に人間の骨−軟骨形
成反応のメカニズムの解析や、骨折、骨粗ショウ症、関
節炎の治療剤として利用することができる。さらに、ウ
シI型、II型コラーゲンをリウマチ性関節炎のモデル動
物に投与した場合、その発症を抑えることがZ.Zha
ngら(J.Immunol.145巻.2489頁
(1990))により報告されているが、より関節炎に
関与することが考えられるX型コラーゲンは、より大き
な効果が期待できるのでリウマチ患者や他の関節の病
気、骨の病気の患者に対して、発症の予防及び治療効果
がつよく期待できる。
【0012】本発明のX型コラーゲンを治療剤として用
いる場合、局所注射あるいは固型として局所に埋め込む
か、または経口で投与あるいは静脈内投与が望ましい。
いずれの場合も、有効量は1μg〜100mg/日程度が
望ましいが、この有効量については当業者が適宜決める
ものとする。また本発明のX型コラーゲンは石灰化組成
の生体材料としても特に利用価値が高いので既知のI型
コラーゲンなどと組み合わせることによって、あるいは
ハイドロキシアパタイトと組み合わせることによって、
さらにまた単体でX型コラーゲン含有成形物を作製し骨
折部、人工関節、歯科インプラントなどの部位に各種の
補綴物として埋め込む生体材料として利用することがで
きる。
【0013】さらにまた、各種コラーゲンはインシュリ
ン、骨誘導タン白(Bone morphogenet
ic protein,GMP)などのホルモンや成長
因子と結合することによって、これらの生理活性物質の
作用を安定化、長期化させる。従って、本発明のX型コ
ラーゲンも、ホルモン、成長因子、薬物の担体(ドラッ
グキャリアー)として、その活性物質の安定化、作用の
持続化あるいは局所にその作用を限定させるものに利用
可能である。
【0014】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的かつ詳細に説明するが、本発明がこれに限定されない
ことは言うまでもない。
【0015】
【実施例】
[実施例1] (軟骨細胞の分離)軟骨細胞の分離は、Y.Katoら
の方法(J.Biol.Chem.260巻.2364
(1985))に従って行った。すなわち、6羽のウサ
ギの肋軟骨や長管骨から成長板を無菌的に切り出し周囲
の軟組織を取り除いた後、メスで細かく刻み、遠心管に
移して0.1%EDTA溶液を加えて37℃で20分間
処理した。次いで約10倍量のトリプシン溶液と交換し
て、37℃で1時間処理した。さらに軟骨重量の約20
倍量のコラーゲナーゼ溶液を加えて37℃で2〜3時間
消化した。その後、強くピペッテングして均一な細胞懸
濁液として、ナイロンフィルターで濾過して培養液を入
れた遠心管に受けた。1,500rpmで3分間遠心し
てその沈澱を再び培養液に懸濁し、ピペッテングしたの
ち、遠心した。この操作を3回繰り返してコラーゲナー
ゼを除き、最後に新しい培養液に分離した軟骨細胞を懸
濁して実験に用いた。
【0016】[実施例2] (軟骨細胞の培養方法)培養液としては、アルファ−M
EM(Flow Laboratories社)、ある
いは10%牛胎児血清、0.1mg/mlのL−システイン
・HCl−H2O、0.09μg/mlのビオチン、0.
2μg/mlのリポ酸(DL−チオクト酸)と50μg/
mlのアスコルビン酸を添加したイスコフ培地(Isco
ve’smodification of Dulbe
co’s medium.Sigma社)にペニシリン
(32U/ml)、ファンギゾーン(0.25μg/m
l)、ストレプトマイシン(40μg/ml)などの抗生
物質を加えて、さらに重曹2g/L(2mg/ml)を加え
て、pH7.1に調製した培養液(メジウムA)を用い
た。
【0017】細胞は、コーニング社の細胞培養用フラス
コ(225cm2)に成長板から分離した直後の軟骨細胞
を106個接種して、50mlの10%牛胎児血清を含む
アルファ−MEM存在下でコンフルエントになるまで培
養した。その後、培地を100mlのメジウムAに変えて
さらに10〜14日間培養する。なお培地は2日毎に交
換した。ただしアスコルビン酸は使用直前に溶かしたも
のを2日毎に添加した。
【0018】[実施例3] (コラーゲンの抽出と精製)細胞層は50mlのPBS
(生理的食塩水)にて6回洗浄した。さらにH2Oで2
回洗浄した。そして0.1NのNaOH(304ml)中
で細胞層をガラスホモゲナイザーにて徹底的に粉砕(1
0分間ぐらいかける)した。45分間静置した後、5M
の酢酸を60.8ml加えて酸性化した。その後に、6mg
/mlのペプシンを含む0.5M酢酸を9.35ml添加し
て、4℃で16時間攪拌した。以下の操作は全て4℃で
行った。この懸濁液を5,000rpmで15分間遠心
して上澄液を除き、次いで50mlの水を加えた後、超音
波を用いて徹底的に再懸濁した。懸濁液は再度遠心し
た。この操作を4回繰り返した。そして最後にできるだ
け少量の水で回収した後、凍結乾燥した。この段階での
ペプシン耐性画分をSDS−電気泳動にかけるとII型コ
ラーゲンと60kDコラーゲンのみが認められた。II型
コラーゲンと60kDコラーゲンを分離するには、SD
S−電気泳動後のゲルからのタンパク質の溶出と逆相や
分子ふるいなどの高速液体クロマトグラフィーを用いた
がいずれも有効であった。
【0019】[実施例4] (分子量の測定)前記、実施例3で得られた約60kダ
ルトン精製タンパク質画分を、還元剤存在下あるいは非
存在下、SDS−ゲル電気泳動(泳動条件;8%ポリア
クリルアミドゲルを用いて150vで1時間泳動、分子
量標準;ウサギ骨格筋由来ミオシン(200k)、E.
coli由来βガラクトシダーゼ(116k)、牛血清
由来牛血清アルブミン(66k)、ウサギ骨格筋由来ア
ルドラーゼ(42k)、牛赤血球由来カルボニックアン
ヒドラーゼ(30k))を行い分子量を測定した。その
結果、本条件下での精製タンパク質の分子量は60,0
00±5,000であった。
【0020】[実施例5] (N末端アミノ酸配列)実施例3で得られた精製タンパ
ク質(100pmol)のN末端アミノ酸配列を477
A/120Aプロテインシークエンサー(Applie
d Biosystems社)でN末端から34番目ま
で決定した。その結果、N末端部分のアミノ酸配列は次
の通りであった。
【0021】Phe−Ile−Pro−Tyr−Ala
−Ile−Lys−Ser−Lys−Gly−Ile−
Pro−Val−Gly−Gly−Glu−Gln−G
ly−Ile−Pro−Gly−Pro−Gly−Gl
y−Pro−Ala−Gly−Pro−Arg−Gly
−z −Pro−Gly−Pro(配列番号:1)
(zは不明であった)。
【0022】[実施例6] (アミノ酸組成)前記、実施例3で得られた精製タンパ
ク質のアミノ酸組成分析を行った。すなわち、試料10
0μgを真空封管下、4%チオグリコール酸(還元剤)
を含む6N塩酸で110℃、22時間加水分解した後、
塩酸を減圧乾固し、蒸留水で溶解した後、日立835型
アミノ酸分析計で組成の分析を行った。その結果を表1
に示した。
【0023】
【表1】
【0024】[実施例7] (コラーゲナーゼによる分解)実施例3で得られた精製
タンパク質100μgをコラーゲナーゼ(Sigma
社)で処理した後に、SDS−ゲル電気泳動分析を行っ
た結果、分子量60kダルトンの目的タンパク質は消化
していた。
【0025】[実施例8] (軟骨細胞の増殖促進作用)実施例3で得られ、実施例
5、6、7でX型コラーゲンと同定できた精製タンパク
質を0.01N HClに0.1μg/mlの濃度になる
よう溶解し、その30μlを直径16mmの組織培養用シ
ャーレ(コーニング社)に入れて16時間放置し、シャ
ーレにコーティングした。対照には、コラーゲンを含ま
ない0.01N HClを用いた。その後PBSで1回
シャーレを洗浄し、次いで1万個の軟骨細胞をまき、更
に10%血清を含むアルファ−MEM存在下で1週間培
養した。対照群のDNA含量は1.69±0.05μg
/シャーレであったのに対して、X型コラーゲンをコー
トした群では2.44±0.51μg/シャーレであ
り、X型コラーゲンは有意に軟骨細胞の増殖を亢進し
た。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、単離、精製された新規
X型コラーゲンが提供される。ウサギの肋軟骨および/
または長管骨の成長盤より得た軟骨細胞の細胞培養物を
用いることにより、上記X型コラーゲンが容易に多量に
入手可能となる。
【0027】
【配列表】
【0028】
【配列番号:1】配列の長さ:34 配列の型:アミノ酸 トロポジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/02 A 8214−4B //(C12P 21/02 C12R 1:91)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(Gly−a−b)nの繰り返し配列及び
    構成アミノ酸としてヒドロキシプロリンとヒドロキシリ
    ジンを有し、更に以下の特徴; 分子量:60,000±5,000ダルトン(SDS
    −ポリアクリルアミド電気泳動による) N末端近傍のアミノ酸配列;Phe−Ile−Pro
    −Tyr−Ala−Ile−Lys−Ser−Lys−
    Gly−Ile−Pro−Val−Gly−Gly−G
    lu−Gln−Gly−Ile−Pro−Gly−Pr
    o−Gly−Gly−Pro−Ala−Gly−Pro
    −Arg−Gly−z −Pro−Gly−Pro を有する、ウサギ由来のX型コラーゲン(a、bは、任
    意のアミノ酸、zは不明アミノ酸、nは整数を表す)。
  2. 【請求項2】ウサギの肋軟骨および/または長管骨の成
    長板より得た軟骨細胞を培養し、該培養物から請求項1
    に記載のX型コラーゲンを単離することを特徴とする、
    請求項1に記載のX型コラーゲンの製造法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のX型コラーゲンを有効成
    分として含有する骨あるいは関節疾患の治療又は予防
    剤。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のX型コラーゲンを有効成
    分として含有する生体材料。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のX型コラーゲンを有効成
    分とするドラックキャリアー。
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Cited By (3)

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