JPH0551216U - 焼肉器 - Google Patents

焼肉器

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JPH0551216U
JPH0551216U JP11074591U JP11074591U JPH0551216U JP H0551216 U JPH0551216 U JP H0551216U JP 11074591 U JP11074591 U JP 11074591U JP 11074591 U JP11074591 U JP 11074591U JP H0551216 U JPH0551216 U JP H0551216U
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iron plate
meat
grilled
shaped
slit
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JP11074591U
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正和 人見
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中部工機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、(イ)肉を焼肉鉄板上で燃焼ガスに
触れさせないで焼くこと、(ロ)鉄板上で臭気を含む煙を
出さないようにすること、(ハ)滴下するたれ汁の燃焼を
極力抑制して臭気を含む煙を発生しないようにすること
等の構成になる焼肉器を開発することを目的とするも
のである 【構成】 本考案は請求項1、2からなり、特定考案は
従前の構成を持つ焼肉器の棒状ガスバーナ10に多数の
火焔孔11を上方に穿ち、長方形の焼肉鉄板21は相対
する長辺両側を高く、中央部を低くした緩傾斜の傾斜面
22を形成し、前記中央部に前記長辺と直角で前記鉄板
21の全巾方向の約1/3以下の長さのスリット状の孔
23を多数列設するとともに、前記鉄板21の裏面にス
リット状の孔23の両端に沿ってリブ24、24を突設
した構成になる。請求項2の考案は、焼肉のたれ汁を受
ける水槽7の水面wを前記棒状ガスバーナ10より上位
にできるようにした構成になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は肉、野菜等を鉄板上に載せて焼く焼肉器に係り、請求項1の考案は 焼肉鉄板に関し、請求項2はガスバーナと水槽の水位との関係に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の焼肉器は、例えば実公平3−17800号、実公平3−3024 1号の各公報に開示しており、図4のように、燃焼室bに前後2列の棒状ガスバ ーナa、aと、燃焼室bの長さ方向に多数のスリット状の孔dを列設した平板形 で長方形の焼肉鉄板cを備えている。焼肉鉄板cに形成してあるスリット状の孔 dは該鉄板の横巾又は縦巾に近い長さになっていて、この上面に生肉等を載せて 焼くのであるが、前記の孔dを通過する燃焼ガスが直接肉に触れるから、この肉 から焼き汁が激しく燃えながら孔dから水槽fに落下するばかりでなく、水槽f が棒状ガスバーナaの配置位置より下方にあり、かつ火焔が燃焼室bの両側から 中央部に向けて走り、落下する焼き汁の燃え上がりを一層激しくする。このため 多量の煙が発生し、肉に焦げを生じる欠点がある。この煙対策として燃焼室bの 側壁上方で焼肉鉄板cより上から、前記のように発生した煙を排煙路gに吸込み 、浄化して排出する構成が知られているが、この構成では焼肉鉄板cの排煙路g の吸込み口から離れている中央部の煙は排煙路gに吸込まれることなくそのまま 上昇してしまうことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記した欠点を除き、(イ) 肉を焼肉鉄板上で燃焼ガスに触れさせな いで焼くこと、(ロ) 鉄板上での焼肉のたれ汁を速やかに集めて水槽に早く滴下 し、鉄板上でのたれ汁の燃焼を抑制して臭気を含む煙を出さないようにすること 、(ハ) 鉄板から水槽に滴下するたれ汁の燃焼を極力抑制すること 等の構成に なる焼肉器を開発することを解決の課題とし、本考案の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の考案は、燃焼室12の両側壁に夫々接近して配置した棒状 ガスバーナ10、10を備え、その上部に長方形の焼肉鉄板21を着脱可能に載 置し、該鉄板21の下方で前記燃焼室12の底部に焼肉のたれ汁を受ける水槽7 を配置した構成において、棒状ガスバーナ10に多数の火焔孔11を上方に穿ち 、焼肉鉄板21は相対する長辺両側を高く、中央部を低くした緩傾斜の傾斜面2 2を形成し、前記中央部に前記長辺と直角方向で前記鉄板21の全巾方向の約1 /3以下の長さのスリット状の孔23を多数列設するとともに、前記鉄板21の 裏面にスリット状の孔23の両端に沿ってリブ24、24を突設したことを特徴 とするものである。 請求項2の考案は、請求項1の構成において、焼肉のたれ汁を受ける水槽7の 水面wを前記棒状ガスバーナ10より上位に保つように配置したことを特徴とす るものである。請求項1、2は、いずれも前記した目的に合致するものである。
【0005】
【作用】
本考案の請求項1の考案は、燃焼室12の両側壁4、4に夫々接近して配置し た棒状ガスバーナ10、10の上部に長方形の焼肉鉄板21を着脱可能に載置し 、該鉄板21の下方で前記燃焼室12の底部に焼肉のたれ汁を受ける水槽7を設 ける一般的な焼肉器において、前記棒状ガスバーナ10、10に多数に火焔孔1 1を上方に穿ち、焼肉鉄板21は図2、3に示すように、その長辺側即ち前記棒 状ガスバーナ10、10と平行な両側を高くし、中央部を低くした緩傾斜の傾斜 面22を形成し、前記中央部に前記長辺と直角な全巾方向の約1/3以下の長さ のスリット状の孔23を多数列設し、前記鉄板21の裏面にスリット状の孔23 の両端に沿ってリブ24、24を突設しているので、棒状ガスバーナ10、10 の火焔孔11から直上に噴出して燃焼する火焔は、焼肉鉄板21を裏面から加熱 し、中央部方向に流れるものの内、リブ24、24のバッフル作用によって更に 下方に流れを変えられたものは、前記バーナ10、10から噴出燃焼する火焔に 吸込まれて対流を形成する。このように燃焼室12の両側に別々に対流が形成さ れ焼肉鉄板21はリブ24、24より外方の傾斜面22、22をそれぞれ効率よ く加熱される。 焼肉は加熱された傾斜面22、22上に載せて焼き、そのたれ汁は前記した緩 傾斜により孔23が存在する中央部に集められ、孔23からリブ24、24を伝 って水槽7の水面wに滴下する。これによって生肉は火焔に触れないので焦げる ことなく均一に焼かれる。一方たれ汁は落下する時にのみ火焔に少し触れるだけ で臭気を含む煙を出さないように抑制する。また、リブ24、24は孔23の列 設により強度を劣化する焼肉鉄板21を補強する作用をもつ。 請求項2の考案は水槽7の水面を前記棒状ガスバーナ10より上位にできるよ うに配置して孔23及びリブ24下端と水面wとの距離を短かくしているから、 焼肉鉄板21の孔23から垂れ落ちるたれ汁が、リブ24、24を内方に越え中 央部から上昇する火焔と接触することを極力少くすることができ、前記同様臭気 を含む煙の発生する機会を少なくする。
【0006】
【実施例】
添付図面は本考案の請求項1及び2を併せて示した実施例で、図1は平面図、 図2は図1のAーA線切断側面図、図3は縦断側面図である。
【0007】 図において2は卓台1と同水準にして焼肉鉄板21を載せる第1段部3、3を 設け、それから燃焼室12を構成するほぼ垂直の側壁4、4を設け、さらに棒状 ガスバーナ10、10の配置面を構成する水平の第2段部5、5を設け、その各 第2段部5、5から一段下がって底板6を設けた焼肉器フレームである。前記第 2段部5、5には二本平行の棒状ガスバーナ10、10を取付け、該各バーナ1 0の各上方に多数の火焔孔11を穿設する。 焼肉フレーム2には中央に中空胴8を高く突設した水槽7を取付け、これに充 填する水の水面wを前記第2段部5、5により構成するバーナ配置面及び棒状ガ スバーナ10、10の各火焔孔11より高く保つようにする。
【0008】 前記第1段部3、3に着脱自由に載せる焼肉鉄板21は長方形で、相対する長 辺の側壁を高くし、その中央部を低くした緩傾斜の傾斜面22、22を形成し、 全巾方向の約1/3以下の長さのスリット状の孔23を前記中央部に多数列設す るとともに、前記鉄板21の裏面にスリット状の孔23の両端に沿ってリブ24 、24を突設する。 焼肉鉄板21の前記中央部の下面には、その下面に形成した環形突起25によ り囲まれたサーモスタツト26を配置し、前記中空胴8内で底板6に立設した細 い円筒27を前記サーモスタツト26の脚とし、その内部にサーモスタツト26 から引出されたリード線を通し、棒状ガスバーナ10による焼肉鉄板21の加熱 温度を制御する。
【0009】
【考案の効果】
本考案の焼肉器の請求項1の考案は、燃焼室12の両側壁4、4に夫々接近し て配置した棒状ガスバーナ10、10を備え、その上部に長方形の焼肉鉄板21 を着脱可能に載置し、該鉄板10の下方で前記燃焼室12の底部に焼肉のたれ汁 を受ける水槽7を配置した構成において、棒状ガスバーナ10に多数の火焔孔1 1を上方に穿ち、焼肉鉄板21は相対する長辺両側を高く、中央部を低くした緩 傾斜の傾斜面22、22を形成し、前記中央部に長辺と直角な前記鉄板21の全 巾方向の約1/3以下の長さの多数列のスリット状の孔23を設けるとともに、 前記鉄板21の裏面にスリット状の孔23の両端に沿ってリブ24、24を突設 したことから、棒状ガスバーナ10、10の火焔孔11、11から噴き上げる火 焔は、焼肉鉄板21の傾斜面22、22裏面を加熱しつつ、前記の火焔孔11、 11から噴き上がるガス大焔の流れにより吸引されて上昇する対流を燃焼室12 の両側に生じ、傾斜面22、22を効率よく加熱する。これによって生肉を焼肉 鉄板21の両側の平板傾斜面22、22上で燃焼ガスに触れさせないで均一に焼 くことができ、焼肉のたれ汁を、傾斜面に沿って中央部に集めて孔23、リブ2 4から水槽7に早く滴下し燃焼ガスとの接触を少くして、臭気を含む煙を出さな いようにすることの各目的に適合させることができる効果がある。 請求項2の考案は、請求項1の構成において、焼肉のたれ汁を受ける水槽7の 水面wを前記棒状ガスバーナ10より上位にできるように配置したから、水槽7 の水面wを従来の型式に比べ前記ガスバーナ10より高くしたので孔23から滴 下するたれ汁の燃焼を極力抑制し、前記同様臭気を含む煙の発生を極力減少する ことの目的に適合させることができる効果がある。
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【考案の効果】
本考案の焼肉器の請求項1の考案は、燃焼室12の両側壁4、4に夫々接近し て配置した棒状ガスバーナ10、10を備え、その上部に長方形の焼肉鉄板21 を着脱可能に載置し、該鉄板10の下方で前記燃焼室12の底部に焼肉のたれ汁 を受ける水槽7を配置した構成において、棒状ガスバーナ10に多数の火焔孔1 1を上方に穿ち、焼肉鉄板21は相対する長辺両側を高く、中央部を低くした緩 傾斜の傾斜面22、22を形成し、前記中央部に長辺と直角な前記鉄板21の全 巾方向の約1/3以下の長さのスリット状の孔23を多数列設けるとともに、前 記鉄板21の裏面にスリット状の孔23の両端に沿ってリブ24、24を突設 てなる から、棒状ガスバーナ10、10の火焔孔11、11から噴き上げる火焔 は、焼肉鉄板21の傾斜面22、22裏面を加熱しつつ中央部に流れ、リブ2 4、24のバッフル作用によつて下方に向きを変えたものは、 前記の火焔孔11 、11から噴き上がるガス焔の流れにより吸引されて上昇する対流を燃焼室1 2の両側に生じ、傾斜面22、22を効率よく加熱する。これによって生肉を焼 肉鉄板21の両側の平板傾斜面22、22上で燃焼ガスに触れさせないで均一に 焼くことができ、焼肉のたれ汁を、傾斜面に沿って中央部に集めて孔23、リブ 24から水槽7に早く滴下し燃焼ガスとの接触を少くして、臭気を含む煙を出さ ないようにする本願の各目的に適合させることができる効果がある。 請求項2の考案は、請求項1の構成において、焼肉のたれ汁を受ける水槽7の 水面wを前記棒状ガスバーナ10より上位にできるように配置し、鉄板21と水 槽7の水面wとの距離を従来の型式に比べ著しく短くしたので孔23から滴下す るたれ汁の燃焼を極力抑制し、前記同様臭気を含む煙の発生を極力減少すること の目的に適合させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の請求項1及び2を併せて示した実施
例であって、
【図1】平面図
【図2】図1のAーA線切断側面図
【図3】縦断側面図
【図4】従来例の縦断側面図
【符号の説明】
1 卓台、 2 焼肉器フレーム、 3 第1段部、
4 側壁、5 第2段部、 6 底板、 7 水槽、
8 中空胴、10 棒状ガスバーナ、 11 火焔孔、
12 燃焼室、21 焼肉鉄板、 22 傾斜面、
23 孔、 24リブ、25 環状突起、 26 サー
モスタツト、 27 細い円筒、 w 水面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室12の両側壁4、4に夫々接近し
    て配置した棒状ガスバーナ10、10を備え、その上部
    に長方形の焼肉鉄板21を着脱可能に載置し、該鉄板2
    1の下方で前記燃焼室12の底部に焼肉のたれ汁を受け
    る水槽7を配置した構成において、 棒状ガスバーナ10は多数の火焔孔11を上方に穿ち、
    長方形焼肉鉄板21は相対する長辺両側を高く、中央部
    を低くした緩傾斜の傾斜面22を形成し、前記中央部に
    前記長辺と直角な前記鉄板21の全巾方向の約1/3以
    下の長さのスリット状の孔23を多数列設するととも
    に、前記鉄板21の裏面にスリット状の孔23の両端に
    沿ってリブ24、24を突設したことを特徴とする焼肉
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1の構成において、焼肉のたれ汁
    を受ける水槽7の水面wを前記棒状ガスバーナ10より
    上位に保つように配置したことを特徴とする焼肉器。
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